先生、東京であいましょうか。（誘うときの表現は「あいませんか」って教えたのになぁ。。。）
そんなメールで、丸ビルで待ち合わせ。
遠路九州から研究の方法を求めて東京まで来たドクターの学生さん。アフリカ出身。
フランス語の堪能な彼とアラカルトなフレンチを
。相変わらず体調が悪く、刺激物は厳禁のようで、メニュー選びに悩む。
その後は食べているよりずっとしゃべっていた。
「もう、研究生活はいいです。Drを実質2年で終わらせます。人間らしく生きたい。仕事がしたい。」
すごくその気持ち、わかるなぁ
。少し研究の話から離れたほうがいいと思って、将来の夢について話をする。
いつか自分の会社を作る。それはそんなに遠いことではない。
そう話しながらとても楽しそうだった。
気がつくと私の門限ぎりぎり。
やばいやばい。JRの改札で、何度も振り返って手を振る
。私も笑いながら手を振る
。まわりの人は私たちを不思議そうな顔で見ていた。
彼は、一緒にじっくり人生を語り合うことのできる初めてのアフリカの友人。
体にだけ気をつけて、そしてきっと夢をかなえて欲しい。きっと。
今日のお店
：RABYLINTHE（丸ビル５F）お料理はいまひとつだったけど、最後まで紳士的で、彼にも非常に敬意を持って接してくれた接客態度がすばらしかった
。
