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二子城

2014-11-04 06:05:50 | 北海道・青森県・岩手県
 二子城

2014/9/20

岩手県北上市のお城めぐり

 和賀郡を治めた和賀氏代々の本城

≪ お城の概要 ≫

城名: 二子城
よみ: フタゴ
別称: 飛勢城
所在地: 岩手県北上市二子町渋谷
現状: 市立公園飛勢城跡・八幡宮・山
築城年代: 室町時代初期
築城者: 和賀氏
形式: 平山城
遺構: 曲輪・空堀
規模: 100m×500m、比高約70m
文化財:
訪城日: 2014/9/20


≪ 訪城記 ≫

花巻城から二子城に向かう。

花巻城薬研堀跡駐車場を出て花巻市役所前交差点信号を左折、南下して次の交差点信号を左折、東進して里川口交差点信号を右折、豊沢川を渡り、国道4号を南下、花巻東BP南口三叉路信号を斜め右折、国道4号奥州街道を南下、北上市に入り、北上工業団地口交差点信号を左折、JR東北本線を越え、北上工業団地を抜けた渋谷交差点信号を右折、約300m山中を進んだところに道の左側に木製の飛勢城趾標柱のある分かれ道を入った奥が二子城跡で前に駐車場がある。ここに車を駐車する。

駐車場から登ってすぐに説明板があり、その上に八幡宮がある。八幡宮の裏手に出ると広がった曲輪があり、北端に展望台があり、北上川の景色が絶景です。この展望台横を降りていくと空堀跡と出曲輪がある。
八幡宮のある曲輪の西側も空堀跡です。


二子城の詳細は ……… ここをクリック

≪ 歴 史 ≫

和賀氏の本城で、和賀郡最大の城郭。
天正十八年 (1590) 和賀氏が豊臣秀吉の小田原攻めに参陣しなかったため領地を没収され、二子城は秀吉の家臣浅野長政の管理下に置かれ、長政の家臣後藤半七が入れ置かれたが、仕置の軍勢が帰還した後、和賀氏の残党が蜂起して二子城を奪還する。
天正十九年 (1591) 再び奥州仕置軍の蒲生氏郷に攻められ、二子城は落城して当主和賀薩摩守義忠は逃亡途中で殺される。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の戦いの上杉景勝の兵乱に南部信直が最上に出陣した機に乗じて、和賀氏に遺児和賀忠親が蜂起した和賀一揆が起こり、いっとき二子城を奪うが、敗退して鎮圧される。


≪ 写 真 ≫


二子城跡の八幡宮


八幡宮裏側の曲輪


展望台


展望台から見る北上川


出曲輪


空堀


入口の飛勢城趾標柱


現地二子城見取図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR東北本線村崎野駅からバスで北上工業団地バス停下車、徒歩で約1.7㎞、約30分。
<車>
東北道北上江釣子ICを降りて国道107号を東進、有田町交差点信号を左折、国道4号を北上、北上工業団地口交差点信号を右折、JR東北本線を越え、北上工業団地を抜けた渋谷交差点信号を右折、約300m山中を進んだところに道の左側に木製の飛勢城趾標柱のある分かれ道を入った奥が二子城跡で前に駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

二子城(市立公園飛勢城趾)


紹介したお城の数 293城



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