松阪城
2013/6/23
三重県松阪市のお城めぐり
蒲生氏郷が総石垣造りで築城した居城 日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 松阪城
よみ: マツサカ
別称: 松坂城
所在地: 三重県松阪市殿町
現状: 松阪公園
築城年代: 天正十六年(1588)
築城者: 蒲生飛騨守氏郷
形式: 平山城
遺構: 本丸上段・本丸下段・二の丸・隠居丸・きたい丸・天守台跡・敵見櫓跡・金ノ間櫓跡・太鼓櫓跡・月見櫓跡・遠見櫓跡・藤見櫓跡・鐘ノ櫓跡・助左衛門御門跡・表門跡・中御門跡・裏門跡・井戸跡・石垣・土塁・御城番屋敷
規模: 500m×600m、標高38m
文化財: 県指定史跡
訪城日: 2011/9/12・2013/6/23
≪ 訪城記 ≫
自宅を出て三重県松阪城へ向かう。
伊勢道松阪ICで降りて松阪インター口を直進、県道59号を東進、曲町付近で道なりに右へ曲がり、阪内川手前の五曲橋西詰信号を左折、阪内川沿いに県道757号を北東に進み、新松阪大橋北詰信号を右折、新松阪大橋を渡り、新松阪大橋南詰信号を左折、少し進み道なりに右に大きく曲がったところに松阪公園の野球グランド前に無料駐車場がある。ここに車を駐車する。
駐車場から道沿いに南東方向に石垣沿いに歩いて表門へ、表門虎口の坂を登ると説明板と松阪城址碑があり、突き当り石垣を右坂を登ると井戸跡と歴史民俗資料館があり、資料館の入館料は100円で内部見学する。
資料館を出て坂を登ると、次の突き当り石垣が助左衛門御門跡で左へ進むと本丸下段へ行く。本丸下段には遠見櫓跡、月見櫓跡、太鼓櫓跡があり、本丸上段への虎口がある。一旦、中御門を通って二の丸、裏門へ出て隠居丸側の石垣と御城番屋敷を見に行ってから引き返し、途中、本居宣長旧宅がある隠居丸を通って本丸上段へ、本丸上段へ通じる虎口を抜けた先に本丸石碑があり、その裏側に金網を張られた井戸跡がある。井戸の右側に天守台跡と敵見櫓跡、石垣に囲まれた方形の本丸、本丸下段側に金ノ間櫓跡、井戸跡と天守台跡の間を南西に抜けるときたい丸へ、櫓跡と石垣沿いを見ながらぐるっと北へ向かうと藤見櫓跡と鐘ノ櫓跡、そのまま助左衛門御門を西へ、石垣沿いに南方向へ、きたい丸の石垣下をまわると城の南側に石垣ではなく土塁による切岸が見られる。
石垣の保存状態が非常によくすばらしいです。
≪ 歴 史 ≫
天正十二年 (1584) 近江国日野城主蒲生氏郷が松ヶ島城主として南伊勢に入る。
天正十六年 (1588) 蒲生氏郷が松坂城を築き松ヶ島城から移り、松坂としたが明治になって松阪と変わった。
天正十八年 (1590) 蒲生氏郷が会津若松へ移り、代わって翌十九年、服部采女正一忠が松阪城主となり、家臣石黒毛右衛門を城代として置く。
文禄四年 (1595) 服部一忠が関白豊臣秀次事件に連座して切腹、改易となり、代わって近江国日野城主古田兵部少輔重勝が城主となる。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の役で西軍の鍋島勝茂らの攻撃を受けたが、よく防戦する。
慶長十一年 (1606) 古田重勝が江戸城普請中に病死したので弟の重治が跡を継ぎ城主となる。
元和五年 (1619) 古田重治が石見国浜田へ転封、七月、松坂領は和歌山城主徳川頼宣の所領となり、長野九左衛門を代官として置く。
明暦三年 (1657) 大久保四郎右衛門が初代松阪城代となり、以後、明治まで城代が置かれる。
寛文十二年 (1672) 三の丸に城代役所が建てられる。
寛政六年 (1794) 二の丸に紀州御殿(徳川陣屋)が建てられる。
明治十年 (1877) 不審火で紀州御殿が焼失する。
≪ 写 真 ≫
松阪城表門入口
表門の松阪城址碑
表門
表門高石垣前の松阪城址碑
表門上の井戸跡
歴史民俗資料館
助左衛門御門と鐘ノ櫓石垣
金ノ間櫓登り階段
本丸下段
中御門跡
二の丸徳川陣屋跡
月見櫓の高石垣
二の丸
裏門跡
隠居丸の高石垣
御城番屋敷
御城番屋敷の屋敷街
太鼓櫓の高石垣
隠居丸の櫓跡
本丸上段
天守台跡
敵見櫓跡
金ノ間櫓跡
きたい丸の櫓跡
天守台の高石垣
きたい丸の高石垣
きたい丸石垣下の土塁跡
二の丸東側の高石垣
二の丸北側の高石垣
現地城跡案内図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR紀勢本線松阪駅から徒歩約15分。
<車>
伊勢道松阪ICで降りて松阪インター口を直進、県道59号を東進、曲町付近で道なりに右へ曲がり、阪内川手前の五曲橋西詰信号を左折、阪内川沿いに県道757号を北東に進み、新松阪大橋北詰信号を右折、新松阪大橋を渡り、新松阪大橋南詰信号を左折、少し進み道なりに右に大きく曲がったところに松阪公園の野球グランド前に無料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
松阪城
御城番屋敷
松阪公園駐車場
紹介したお城の数 98城
2013/6/23
三重県松阪市のお城めぐり
蒲生氏郷が総石垣造りで築城した居城 日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 松阪城
よみ: マツサカ
別称: 松坂城
所在地: 三重県松阪市殿町
現状: 松阪公園
築城年代: 天正十六年(1588)
築城者: 蒲生飛騨守氏郷
形式: 平山城
遺構: 本丸上段・本丸下段・二の丸・隠居丸・きたい丸・天守台跡・敵見櫓跡・金ノ間櫓跡・太鼓櫓跡・月見櫓跡・遠見櫓跡・藤見櫓跡・鐘ノ櫓跡・助左衛門御門跡・表門跡・中御門跡・裏門跡・井戸跡・石垣・土塁・御城番屋敷
規模: 500m×600m、標高38m
文化財: 県指定史跡
訪城日: 2011/9/12・2013/6/23
≪ 訪城記 ≫
自宅を出て三重県松阪城へ向かう。
伊勢道松阪ICで降りて松阪インター口を直進、県道59号を東進、曲町付近で道なりに右へ曲がり、阪内川手前の五曲橋西詰信号を左折、阪内川沿いに県道757号を北東に進み、新松阪大橋北詰信号を右折、新松阪大橋を渡り、新松阪大橋南詰信号を左折、少し進み道なりに右に大きく曲がったところに松阪公園の野球グランド前に無料駐車場がある。ここに車を駐車する。
駐車場から道沿いに南東方向に石垣沿いに歩いて表門へ、表門虎口の坂を登ると説明板と松阪城址碑があり、突き当り石垣を右坂を登ると井戸跡と歴史民俗資料館があり、資料館の入館料は100円で内部見学する。
資料館を出て坂を登ると、次の突き当り石垣が助左衛門御門跡で左へ進むと本丸下段へ行く。本丸下段には遠見櫓跡、月見櫓跡、太鼓櫓跡があり、本丸上段への虎口がある。一旦、中御門を通って二の丸、裏門へ出て隠居丸側の石垣と御城番屋敷を見に行ってから引き返し、途中、本居宣長旧宅がある隠居丸を通って本丸上段へ、本丸上段へ通じる虎口を抜けた先に本丸石碑があり、その裏側に金網を張られた井戸跡がある。井戸の右側に天守台跡と敵見櫓跡、石垣に囲まれた方形の本丸、本丸下段側に金ノ間櫓跡、井戸跡と天守台跡の間を南西に抜けるときたい丸へ、櫓跡と石垣沿いを見ながらぐるっと北へ向かうと藤見櫓跡と鐘ノ櫓跡、そのまま助左衛門御門を西へ、石垣沿いに南方向へ、きたい丸の石垣下をまわると城の南側に石垣ではなく土塁による切岸が見られる。
石垣の保存状態が非常によくすばらしいです。
≪ 歴 史 ≫
天正十二年 (1584) 近江国日野城主蒲生氏郷が松ヶ島城主として南伊勢に入る。
天正十六年 (1588) 蒲生氏郷が松坂城を築き松ヶ島城から移り、松坂としたが明治になって松阪と変わった。
天正十八年 (1590) 蒲生氏郷が会津若松へ移り、代わって翌十九年、服部采女正一忠が松阪城主となり、家臣石黒毛右衛門を城代として置く。
文禄四年 (1595) 服部一忠が関白豊臣秀次事件に連座して切腹、改易となり、代わって近江国日野城主古田兵部少輔重勝が城主となる。
慶長五年 (1600) 関ヶ原の役で西軍の鍋島勝茂らの攻撃を受けたが、よく防戦する。
慶長十一年 (1606) 古田重勝が江戸城普請中に病死したので弟の重治が跡を継ぎ城主となる。
元和五年 (1619) 古田重治が石見国浜田へ転封、七月、松坂領は和歌山城主徳川頼宣の所領となり、長野九左衛門を代官として置く。
明暦三年 (1657) 大久保四郎右衛門が初代松阪城代となり、以後、明治まで城代が置かれる。
寛文十二年 (1672) 三の丸に城代役所が建てられる。
寛政六年 (1794) 二の丸に紀州御殿(徳川陣屋)が建てられる。
明治十年 (1877) 不審火で紀州御殿が焼失する。
≪ 写 真 ≫
松阪城表門入口
表門の松阪城址碑
表門
表門高石垣前の松阪城址碑
表門上の井戸跡
歴史民俗資料館
助左衛門御門と鐘ノ櫓石垣
金ノ間櫓登り階段
本丸下段
中御門跡
二の丸徳川陣屋跡
月見櫓の高石垣
二の丸
裏門跡
隠居丸の高石垣
御城番屋敷
御城番屋敷の屋敷街
太鼓櫓の高石垣
隠居丸の櫓跡
本丸上段
天守台跡
敵見櫓跡
金ノ間櫓跡
きたい丸の櫓跡
天守台の高石垣
きたい丸の高石垣
きたい丸石垣下の土塁跡
二の丸東側の高石垣
二の丸北側の高石垣
現地城跡案内図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR紀勢本線松阪駅から徒歩約15分。
<車>
伊勢道松阪ICで降りて松阪インター口を直進、県道59号を東進、曲町付近で道なりに右へ曲がり、阪内川手前の五曲橋西詰信号を左折、阪内川沿いに県道757号を北東に進み、新松阪大橋北詰信号を右折、新松阪大橋を渡り、新松阪大橋南詰信号を左折、少し進み道なりに右に大きく曲がったところに松阪公園の野球グランド前に無料駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
松阪城
御城番屋敷
松阪公園駐車場
紹介したお城の数 98城
日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ) | |
福代徹,日本城郭協会 | |
学習研究社 |
三重の山城ベスト50を歩く | |
福井 健二,竹田 憲治,中井 均 | |
サンライズ出版 |