セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

木工教室 二回目

2015-02-27 12:46:05 | ワークショップ

こんにちは

二回目に行った木工教室のことを、今日はアップしますね。


今回は、三角にカットされた木に『突板』と呼ばれる薄くスライスされた板を貼り付けて、雛飾りと端午の節句飾りを作るというものでした。

おもてがお雛様、裏が端午の節句というように、ひっくり返して使えるスグレモノ。


教室へ行くと、こうしてもうキットが用意されていました。




置いてあったのは、飾りを収納できる箱をつくるためのものでした。

ボンドを使うので、指を拭えるように濡れた布もきちんと置いてくださっていました。



板をヤスリでスベスベにして、柔らかい感触と香りを楽しんだあとは。

まずはトンカチで釘をコンコン♪♪

キリで穴を開けてから打つと綺麗に入るそうで、あらかじめ開けておいてくださっていました。

箱が完成すると、いよいよ飾りに取り掛かります。


三角の木が二つと、型紙が配られます。




そして、さまざまな木の突板が真ん中にドーン!!

まるで紙のように薄く、色、柄、手触りに光沢、全てが違いました。


机には見本が置いてありました。






最初は簡単かな、と思っていたのですが、いざ現場で始めてみるととんでもない!!

ものを作るということにまったく慣れていない私は、型紙通りに切っていくだけでものすごく時間がかかる!!!

こうすると早くできますよ、ここは飾りカッターを使うといいですよ、などなど……。

隣の方にたくさん教えていただきました


ふと周りを見渡すと、上手な方はさっと自分流にアレンジして、オリジナルの柄やデザインに作り変えていました。

こんな風にしたい!!と、あちこち真似しつつ、ひとつひとつ切っては貼り、たまに間違えて慌てて剥がしたり


へたっぴいのくせにやたらと仕上がりにはこだわって。

ふちはちゃんと板に沿わせて飛び出さないように、左右対称に!!

自分でも細かいとわかっているのにやめられません。

縁にピタッと沿わせられると、よし!!って自己満足が満足してしまって(←変な人

どんどん時間が過ぎていきます。


「お昼食べてきてくださいね~~」

何度も声をかけていただきます。

しかし、早く進めなくちゃ、でも綺麗に仕上げたい!とテンパっていた私は、どうしても手を止める気になれず。

そのまま突き進みました。。。


教室の一階はワイルドなバーガーショップになっていて、いい匂いが漂ってきてよだれがジュル……

ううう、終わったら食べよう、終わったら!!

ごっついお肉が大好きな私がよく我慢できたなと思います


子供のお迎えが……と、数人が帰って行きました。

小さいお子さんがおられるお母さんが多くて、みんな大変だなぁ……尊敬しちゃいます。

赤ちゃんを背負って、乳母車で……、そんなお母さんもおられました。

みなさん、「楽しい、楽しい!!」と、ものづくりを満喫しておられました。



ひとり、またひとりと作り終える方が増えていきます。

焦るけれど難しくてなかなか進まない!!

気づけば最後のひとりになっていました。


最後に皆さんの作品を並べて記念撮影をしましょう。

そんな声が聞こえてきて、みなさん待っておられるのに~~ともう必死です。

ボンドがうまくくっつかずに何度も付け直して……。

ついに、完成しました!!!




ゼイゼイ……、なんとか失敗せずにできた~~~!!

ああ、なんて愛おしい……

手をかけただけ、愛おしさが増すのだな、と思いました。


無事みなさんの作品と記念撮影




これ私が作ったんだよね……、綺麗だなぁ……木目……。




富士山に鯉のぼりを立てちゃいました


できた作品をパシャパシャ撮っている間に、みなさんささっと片付けをしてくださっていて。

あああ、すみません


可愛い赤ちゃんと美人ママさんの笑顔を少し撮らせていただいて。

第二回目の木工教室、なんとか無事終了しました。


ごはん食べに行かなくて良かった!

とんでもなく遅れるところでした


テンパりがまだ抜けず、結局バーガーも食べずに帰ってしまいました。

駅に戻ったところで、首がカチカチで傾けられないことに気づき(笑)。

どんだけ力入れてたの~~~とひとりでクスクス笑ってしまいました。


今回の作品は、私にはかなりレベルが高いものでした。

けれど、ものすごく集中して最後まで手を抜かずに作れたことがしみじみと嬉しくて。

また作りたい!

すぐにそう思いました。




家に帰ってきて、いそいそとテーブルに並べます。

明るい外の光で、木の質感を撮りたかったんです。


ちょっと離れていると、もうチェックが入っていますよ。




カメラが向こうにあるので、急遽iPhoneで

女の子の節句だもんね、しろちゅ用だね



苦労した男雛、女雛。




色を塗るのではなく、木目を選ぶという飾り方。

心にふんわりと優しい空気を運んでくれる気がします。




いつの間にか、口ずさんでいました。


 あかりをつけましょ ぼんぼりに

  お花をあげましょ 桃の花
  
  五人ばやしの 笛太鼓
  
  今日はたのしい ひなまつり 



女雛さんの頭飾りなんですが、キラキラと光っているように一番薄い色を選んで一度作ったんです。

貼り付けてみたら、わあ、幽霊だ~~~!!!

おでこに白い三角布……

慌てて外し、扇と同じ突板で作り直しました。

すると、これが光の加減でピカッと光ることがわかり、これにして良かった!!って感動しちゃいました。

黒い模様は、電気の熱で焦がして書くペンを使いました。

他にも、小さな穴を開けたりとさまざまな道具を使わせていただき、とても貴重な体験でした。


女雛さんをひっくりかえすとカブトになります。




これ、どうしてもエジプトのピラミッドと砂漠にしか見えなくて

前の弓なりの形は、発掘された『太陽の船』。

月の世界へ運んで行ってくれそうな気がしました。


 月の砂漠を はるばると

  旅のらくだが ゆきました

  金と銀との くら置いて
 
  二つならんで ゆきました 



とうとうと流れるナイル川。

大昔の人が建てた、巨大な建造物。

それを前に、夜の月を眺めているような。

そんな気持ちになりました。













それでは今日のニャンコです~~~!!!

まずは、我が家のぎうぎうツーショット、三連発!!!









私もしろちゅをぎゅーーとしたいなぁ


ある日のしっぽ。




ブチ柄にツン。

なんとなくイメージがハートマーク


-ん?




おしりを撮られて若干迷惑そうな顔してますね~。

なんでもないよ~イブちょ



それでは、また次回です~~~