セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

だんじり祭りを見てきました

2014-11-24 00:23:26 | 撮影散歩

数日前、初霜が降りました。

車がカッチカチで、慌ててお湯で溶かして……。

お湯がないと出かけられない日々の始まりです。


冬が始まったなぁとしみじみ。



昨日は長野・新潟あたりで大きな地震があり……。

お住いの方はほんとうに怖かったでしょうね……。




今日は、東北旅は一回お休み、近くであったお祭りの写真をアップします。


戸閉祭(とたてまつり)と呼ばれるだんじり祭りが、10月末に行われました。

宮入りが行われる夜の7時頃、てくてくとやってくると、賑やかな祭りの音が聞こえてきました。

この音を聞いているだけで、なんだか気分が盛り上がってきます。

カックイイ!!





夜店が立ち並ぶ路地の幅いっぱいに、美しいだんじりが止まっていました。




かわいい提灯が下がり、ぼんやりと暖かな光を放っています。




赤い幕には迫力ある刺繍が。








ハッピを着たお兄さんは、幕を見上げて、

「ずいぶんと古くなって、繕い繕いしながら使っています。
 
 新しいのにするのではなく、これからもこれを大切に残していきたい」

と、おっしゃっていました。

ちっとも古くなんて見えませんでした。

丁寧に縫われたキラキラの糸が、美しく並んでいましたよ。

優しいお兄さんの、素敵な心に触れることができました



このお祭りで特徴的だったのが、「伊勢音頭」と呼ばれる歌でした。

青年団の若者たちが輪になって歌い、踊り……。








旋律はとても懐かしい感じの日本のメロディで、昔からずっと歌い継がれてきたんだなぁと感動しました。

真ん中でメインで歌う人は順番にみんな回ってきて、周りで歌う人がそれに合わせ、集まり、みんなでポーンと持ち上げて。

協調性に団結心、思いやりなどなど、この歌を通じて大切なことを自然と学んでいくに違いないと、ジーンときました。



このあたりはたぶん昔から、稲作や畑などの農業に従事する人が多かったと思います。

稲の刈り入れが終わり、皆一年よく働いた。

さあみんなで酒を酌み交わそう、歌い踊ろう、そして、豊穣の神に感謝を捧げよう。

そんな、昔の人々の心から生まれたんだろうなぁと素直に思える、そんなお祭りでした。




4つの地区から曳かれてきただんじりは、神社の境内へ順番に入っていきます。

これから、歌を歌っていた若者たちが、いよいよだんじりを曳いていくのです。

勇壮な姿を一目見ようと人が続々と集まってきます。


円陣を組み、パワー充電!!




うお~~~!!やるぞ~~~!!!




熱気が伝わってきます。

私は、なるべく最前列に近い場所を確保して、ドキドキしながらその時を待ちます。


ピーっという笛の音とともに、太い縄を持ち、一斉に拝殿へと突進していきました!!

後ろからは、年嵩の大人たちも思い切り押して駆けていきます!

拝殿の前でピタッ!!と止めるのが、かっこいい宮入りの流儀だそうで、見事キマるとわっ!!と拍手の渦に包まれます。



バッチリ止められる地区もあれば、あ~あ、当たった~~という地区もあり。

することは4地区だいたい同じなのですが、それぞれに色があり面白かったです。


拝殿の前に到着~~




ここまで頑張って歌い続け、見事だんじりを曳いてきた若者たちは、この後拝殿へダイブ!!!

上から上から積み重なって中へ入ってしまいます!!

そして、シャンシャンシャンと巫女様に鈴と剣で祝福を受けるのです。

最高に楽しそうな笑顔でした


無事曳き終わったあとの伊勢音頭は、さらに盛り上がって力が入るようです。




こういった、古い伝統が残っている地域に生まれなければ、この輪には入れません。

わずらわしい人間関係もあるかもしれませんが、いいなぁ、羨ましいなぁって思っちゃいました。


途中、お酒をラッパ飲みしてベロベロの人やら、喧嘩で割り込んでくる人たちやら、あらあらというシーンもいくつかありました

でもなんか、そういうのが人間らしくっていいなぁって思います。

日本人って、日頃すっごく勤勉にコツコツと働いて、共同体の中で個を殺しつつ耐えて頑張る国民性だと思うんです。

農村部では特にそうでしょう。

それだからこそ、お祭りの日にははっちゃけすぎちゃう!

祭りを心の底から楽しんで。

そんな空気を感じ、嬉しくなりました。


喧嘩になっても大丈夫。

たくさんおまわりさんがいてくださるので、パッと対処してくださっていましたよ




4台全て宮入りが終わると、最後は4地区全ての若者たちが大きな輪になって、最後に長い長い伊勢音頭を歌います。






たくさんのはっぴ姿、古来の旋律……、まるで江戸時代くらいにタイムスリップしたかのように感じました。

若者の髪の色が黄色やら緑やらであることを除けば、ですが(笑)。


ほんとうに素敵なお祭りでした~~~、感動させていただきました。

この日はNHKの撮影もやってきていて、何気なく話をしたお兄さんが撮影隊のおひとりだったのにビックリ!!!

ご親切に、放送日を教えていただいて、無事テレビで見ることができました。

たくさんしっかりと取材をされて、長い時間をかけて撮影されたことがよくわかり、知らなかった祭りのことを勉強させていただきました。



地元のお祭りなのに見に行ったのは初めてだった戸閉祭。

行ってよかったです


動画をまとめましたので、よければご覧くださいね

(祭りの賑やかな音声が入っていますので、音量にお気をつけ下さい)





リンクはこちらです。




・・・・・・・・・・・・・・・





窓から入ってくる木漏れ日の下で。




お気に入りの阪神柄ティッシュボックスにもたれて。





この間、猫用おもちゃを買いました。




どなたかのブログで同じものを見かけた気がします。

コロコロとさせて、遊んでくれるかな~とイブちょに試してみましたが、ボールよりもヒモのほうが食いつきがいい。

今はこれで毎日ドタバタと遊んでおります。

ちなみにしろちゅは無反応


かなり長い時間遊んで、まぶたが重くなってきたイブちょ。

ヒモをクルクルと巻きつけたり、ボールを背中に乗せたり。

何をしてもぼーっとしてきたので。

ひょいっと。




そおっと手を離す……。




できた!!!

ついに我が家にものせ猫誕生だ~~!!!

うれしいな~~、うれしいな~~~


イブちょ、もう一回やらせて~~~




もう嫌です。


頭の上に乗せられるの、普段はぜったいに嫌だものね。

ありがとね。



それでは、また次回です~~~