セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

やあ、ジュニア。

2013-07-28 17:29:56 | 
我が家の垣根は足元がスカスカ。

猫たちが入り放題です。

だいたいの家がそんな感じなので、猫たちは庭伝いに自由に行き来しています。


たまに怖いヤツもいますが、だいたいが可愛い子なので楽しみに待つ日々。


ここのところよくやってきていたのは、のらじょでした。







中を覗いて口をペロペロ。じい~っとこちらを見るものだから。

可愛さに負けて、ごはんをあげるようになっていました。





そうなれば当然、しょっちゅう庭にやってくるようになって。

イブちょはのらじょが大好きだからトラブルもなく。

のらじょはしばらく、ごはんをおいしくカリカリお水をペロペロして帰っていました。









1~2日に一度、食べに来ていた可愛い姿。

姿を見なくなりました。


ごはん、安物だったから美味しくなかったのかな。

気まぐれに別のエリアへ行ってしまったのかな。

飽きたのかな。。。



ちょうどその頃。


車の運転中に、我が家から少し離れた道路の上で、よく似た背中を見ました。

そうだとは思いたくなくて、またしばらくしたらひょこり姿を見せてくれるんじゃないかとどこかで信じて待っているところです。

泣かないぞ! 泣くもんか!!

そんな心境がずっと続いています。


イブちょたちを飼いはじめてからずっと、忘れた頃にひょっこりやってくる子だったのらじょ。

どうか元気で幸せでいて。








そんな期間が1ヶ月……、もう少しかな、続いた頃。

夜のことでした。


イブちょの急なうなり声。

うううう~~~~~!!!


久しぶりにヤツが来たのか!? と、バンバン!と音を立てられるように本を手に、網戸に急行します。




イブちょはお外に釘付け。


うん?どこ?どれ!?

網戸に影を作って、お外に目を凝らすと。


あ、いた!!




まだ少し華奢な、若いオス。

大人しいです。

こちらをじい~~~~っと見て、けっこう慕わしげな表情をしています。


イブちょは大警戒していましたが、あちらは人慣れしているらしく、けっこう落ち着いていました。


うろうろしている姿を見ると、この子も白猫系、ちょっとシャムが入っているような感じがします。

青い目、白い体、後ろ足の裏側が黒くて。


この子もなんだか身内みたい~~~。



後日、昼間にやってきたのでよく見てみました。





のらじょカラーに似ているし、顔や全体の形はイブちょにそっくり。

腕と足のシマシマ模様が美しいです。




どうネーミングしようかなぁと一日くらい考えて、のらじょの子だったらいいなぁと思い、ジュニアにしました。

もしかして、のらじょの匂いをたどってここまで来たのかなぁって、ちょっと思ったりして。

のらじょと同じように、網戸の前まですっと上がってきましたしね。




可愛いし、鳴き声はピカイチにかわゆくて、ついつい猫なで声で話しかけてしまう私。

うちの庭ででん!とくつろぐように。





ところが困ったことに、イブちょがもうずっと唸り続けで。

警戒を解いてくれなくて。

しっぽはずっとぷくぷく。


いいかげんご近所迷惑だよ、仲良くしてよ。

何度言ったか知れません。



しかも、最近はジュニアがだんだん強く出るようになってきて。

イブちょに合わせて威嚇の声を出すようになり、こちらにせまってくるようになり。

1日に1回くるかどうかだったのが、2回3回と訪問回数が増えてきて。

ついに1日5回!!

もうこの辺りに住んでるやろ!あんた!!

あきれかえりました。

ごはんあげたりしてないのになぁ……。


その頃の動画はこちらです。

ちょっとイブちょの声がうるさいので、音量お気をつけ下さいね。


イブちょとジュニア、網戸越しの攻防




リンクはこちらです。

動画『イブちょとジュニア、網戸越しの攻防』



イブちょのうなり声に、むむむ……!と立ち向かって来ていますね。

強い子です。



その次の日。

ひときわ激しいイブちょの叫び声が聞こえて、ドキッ!!として慌てて行くと。

聞こえてくるのは低~~~~~い静かなうなり声。


何この声~~~!?


よく見ると、ジュニアともう一匹、茶トラのフサフサして大きなオスが!!

なんなの~~、うちの庭、もしかしてボス争いの戦場になってるの!?



この時初めてサッシを閉めました。

怖すぎて。

そのまま玄関からお外に出て、本でバンバン!と音をたてて。

2匹とも退場願いました。


その後も数日はジュニアの訪問が続いて。

そして昨夜、お風呂に浸かっていたら。


ふうううう~~~~!

うにゃあ~~~~!!


少し離れた場所からおそらくあの2匹の戦う声が響いてきました。


どうやら本格的にボスの座をめぐる一騎打ちが始まったようです。


何度か唸り合う声が聞こえ、やがて夜に静けさが戻ってきました。


どっちが勝ったのかなぁ……。

ジュニアのほうが華奢だったからなぁ……。

怪我をしていないかなぁ……。


猫の社会って大変だよねぇ……。

イブちょに話しかけました。

窓を閉めていたのでイブちょにはあまり争う声が聞こえなかったようで。

タワーですやすや寝ていましたよ。



今日はまだ、一度もジュニアは姿を見せていません。

またぶらっと、遊びに来てくれるといいなぁ。



それでは、また次回です。



 追記。

今またやってきました。ジュニアさん。

せいだい唸り合って、帰っていきました。

前足が今にもネコパンチをしたそうにフラフラしていて、イブちょの顔は網戸に近過ぎるし。

爪がかからないかとドキドキしながら、真横で見守っていました。

目立った怪我はないようで、そこはホッとしました。


去っていったジュニアが垣根を越えて向かった先は……、

イブちょの森!?


ボクのお気に入りの場所が奪われる~~~~!!!

いてもたってもいられないイブちょの様子に、私が変わりにさりげな~く森の周りを歩いて、縄張り主張。

猫社会にどっぷり浸かっていますねぇ、私(笑)。


これは当分まだ、ジュニアはこの辺りをうろうろしそうですね。

イブちょをお外に出せない日が続いています。。。