土手をチャリンコ必死にこいでる女におんぶでもないだっこでもない必死にしがみついている。コアラの如く。荷台に腰かけたニケツではない二人乗り。河川敷側の空中に しているようなもので、いつ落ちても不思議ではない。気づくと霊山寺本山(あるのか?知らんが、)。境内、昼間なのに真っ暗で、雷が轟く。だっこされたまんまふたり倒れるのだけれども、俺をだっこしていた奴は男になっていた。天井に蜘蛛の彫刻。見たくないから急ぎ足。その後、同行していた連中と合流。寺の入場門から続く行列に同行していた奴らと並んでいたのだけれども、急にパンフが欲しくなって、取りに行って戻ったらもうみんないなくなっていた。ふと気づくと、オープンでエアーな二階建てバスの二階の最後部席。大阪から来た(と云う認識のある)柄の悪そうなあんちゃんちは実は優しく、 な口ぶりで、その土地の名所などを訊く為に声を掛けるとき、それについてよく知っているひとを見分ける方法を伝授して欲しいとのこと。必勝法などない、数打ちゃで、10人に訊いて、話を統合してそっから取捨選択すればインジャネーノ?と、テキトーに答えると、あ、なるほど。ここは名古屋らしいのだけれども、景色は香港じみている。前の席の背凭れ上部側面中央についていたゴム製のリングを、無性に引きちぎりたくなり、運転手がバックミラー越しに見ていないか?注意しながら喰いちぎる。バスを降りると、ノーメイクでバカ殿の衣装を着た志村けんが同乗していたことが判明。辻加護もいる。その頃か?駅前には巨大な廃墟。パルテノン神殿を破壊したみたいな残骸。パチパチと写メる。ま、ユングだったら
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