広島に来ている。バス停で手を挙げて高速バスを止めようとしていたら、並走していた路線バスの中の女の子がオレらに気づき、運転手に直談判してその路線バスを止めてくれた、その一部始終をオレは完全に把握していた。洞窟のような狭く入り組んだ道筋をバスは進み、サンダーバードの基地に於ける発射台のような、地下から地上にエレベーティングして発射するような装置の上にバスが停車し、オレはバスから降りていて、バスが地下に降下してゆくさまを見ていた。バスがいなくなった装置の上部@天井から俄にベビーベッドが降りて来て、それには新生児が寝ていた。さっき、路線バスを止めてくれた女の子があやしてい、母親らしい。昨日、生まれたばかりと云う認識がある。また、その母親は広島を終の棲み処にすることを何故かオレは知っている。そして、昨日生まれたばかりにもかかわらず、新聞の読者投稿欄“こんにちは赤ちゃん”みたいなコーナーに掲載された切り抜きが飾って在った。その母親は、オレと一緒に広島に来ていたオレの母親に子育てのアドバイスを受けてい、熱心にそのアドバイスに対して耳を傾けていた。ま、ユングだったら、
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