時刻は授業開始五分前。登校して来るなり不振がる女生徒らの熱視線をフルシカトし徐に教室前後の扉の鍵を閉めて、そのまま掃除用具入れに収まるオレは学校指定鞄から素早く出刃庖丁を取り出しアドヴァンテージの如くするするするする、するっとその柄を左手でぐるぐる巻き庖丁を握り締めた右手と強固な熱い絆で結ばれる。カンフルぶっ込みニトロ注入、勢い良く飛び出し扉を開けて外界に降り立ち天を仰いで咆哮する禍々しい我は魔神(まがみ)気取り。ます。狂い狂ったジョバンニ。「グゥオゥワァァァァーーーーーー!!!!!」聾唖者にでさえ届くべくこの世界総てを呑み込む言葉にならない愛の言葉を吐き連続殺傷事件無理矢理発生させて。扉の鍵を必死でガチャガチャやってた女を一殺「イヤァーーーーー!!!!!!」窓から飛び降りようとしていた(当階は三階になります♪)男を二殺「ニヤァーーーーーーー!!!!!!」何故だか年中便所サンダルを履いていたパンチパーマの少年ヤクザが花瓶を投げつけて「殺すぞ、ゴラァ!?」震えながら必死に凄んでも無駄無駄。アドレナリン分泌しまくりでそんなの関係ねえね!関係ないから!関係ないから!へっ!はい三殺「サヤァーーーーーー!!!!!!」(中略)その後、惨殺が完了し血の海と化した@教室屍の山を越えてゆこうよ♪「キミシニタマフコトナカレ...」と黒板に血混じりのチョークで書き殴り、【或る小説の冒頭】
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