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星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

Harrods

2005年12月23日 05時17分54秒 | 出来事
Harrodsの帰りに、近くの日本食レストランに向かいました。
移動には、地下鉄を使いました。
二人の娘を連れて、風船とベビーカーを両手にリュックを背負って、
パートナーは肩からカバンを提げて、込み合う地下鉄に乗り込みました。

乗り込むのが難しかったから、とっさに乗り口を変えて、駆け込みました。
すると、パートナーの背後には、怪しいおばさん、僕の後ろには若い男が
ついてきました。
にこにこして、僕に対して愛想がいいので、少し怪しいなと思っていたら、
身体を入れ替えて、リュックの向き若い男と反対向きに変えました。
ずっと、その男の動きをチェックしていました。

僕が気づかなかったけれど、パートナーの背後についていたおばさんは、
自分の持っている紙袋をパートナーのカバンの上に覆いかぶさるように、
かぶせてきたそうです。
それに気が付いたパートナーは、おばさんのカバンを押しのけて、
下の娘を代わりに自分のかばんの上に覆いかぶさるように、押し付けていました。

すると、おばさんと若い男は、目配せするように、目で挨拶し、僕たちが
僕たちが下りた後も、そのまま、地下鉄に乗っていきました。

パートナーと二人で、大きなため息をついて、お互いの財布を確認しました。
何事もなかったので、ほっとしました。
家に帰ってからも、二人で、怖かったねと話していました。

客観的にみると、子供連れで、両手に荷物を持って、風船を手にして、
明らかに、スリや引ったくりに狙ってくださいと言わんばかりの姿でした。

狙われていることに、お互いが気が付いたから、ほんとによかった。