石巻&東松島&女川復興情報 “石巻地域Again”

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〈本文は、敬称略〉

洋菓子店「えくれーる」 ~「いしのまき地域すいーつ」展示発表会参加店紹介シリーズ~

2013年12月10日 | 地域情報

 宮城県東部地方振興事務所では,慶長遣欧使節出帆400年を記念し,去る10月10日(木)宮城県慶長使節船ミュージアム(通称:サン・ファン館)を会場に,石巻製菓製パン同業組合と共催による「いしのまき地域すいーつ」展示発表会を開催しました

 ⇒取組内容については展示発表会参加店紹介シリーズの第1回目をご参照ください。

 

 ☆第4回目の紹介はこちらをクリック!

 

 第5回目は,洋菓子店「えくれーる」を紹介します

 

【震災からの復旧の状況】

 渡波地区は被害が大きく,店は約3mの津波に襲われ,ショーケースやオーブンなどは,水位の上昇で天井まで浮上しました。
 運良く流出せずに済んだ店舗へ徒歩や自転車で毎日通い,水も電気も無い中で修復作業を続けました。
  (写真は浜松町本店 H23.3撮影)

 

お店の方から一言

 「ボランティアの方々の温かい御支援により,平成23年7月30日,この地域では,どこよりも早く営業を再開し,地域に明かりを灯すことができました。御支援いただいた皆様にとても感謝しております。」

【現在の浜松町本店の様子】

 

【展示発表会へ出品した菓子】




支倉夢航路 価格115円/個(税込み) ※平成26年1月から販売予定

(慶長遣欧使節出帆400年を記念し「メキシコ,伊達,支倉常長等」をイメージさせる菓子です。)

 

お店の方から一言

 「支倉夢航路」は,メキシコをイメージした菓子ですが,石巻の地から支倉常長一行が出航したことから和風テイストを取り入れることにこだわりました。「和と洋の融和」を表現した新作の菓子です。 

 ローストしたアーモンドやくるみのほか,ライスパフをメレンゲに加えて香ばしさを出し,食感は,サクッとした中にも歯ごたえを残しました。

 また,メキシコの乾燥した土地をイメージし,サボテンの様にゴツゴツした形状に仕上げました。

 

【店長“イチオシ”スイーツ】

「エクレア」

お店の方から一言

 店名が「えくれーる」なので,是非,エクレアをお薦めします。
 シュー生地は硬めで,中には,チョコのカスタードクリーム,シューの上にはチョコレートのフォンダンを塗っています。

 

「フルーツパウンド」

 中のスポンジには,オレンジピュールを使っています。
 また,季節によってドライフルーツをトッピングしています。フランス菓子をイメージしたソフトなパウンドケーキです。是非,お試しください。

 

【作り手の想い】

 全国からのボランティアの方々や地域の皆様に支えられて,ここまで復興することができました。平成25年10月26日には,新たに国道45号線沿いに蛇田店をオープンいたしました。これも応援してくれた皆様のおかげです。感謝申し上げます。

   

(写真は,えくれーる蛇田店H25.11.22撮影)

 


作り手:(株)えくれーる 鶴岡 次雄 代表取締役

 

【お店情報】

浜松町本店

連絡先: 0225-24-0832

営業時間: 9:00~19:00

定休日 : 不定休(月2回) (元日休業)

住所: 石巻市浜松町5-57

 

蛇田店

連絡先: 0225-92-0181

営業時間: 9:00~19:00

定休日 : 不定休(月2回) (元日休業) 

住所: 宮城県石巻市蛇田字東道下237-6

 

【記載者コメント】

 支倉常長一行は,1613年10月(慶長18年)に石巻市牡鹿半島の月浦(つきのうら)からサン・ファン・バウティスタで出帆し,1614年1月にメキシコ西岸のアカプルコに入港したそうです!

 このサン・ファン・バウティスタの復元船や慶長使節の歴史等を展示している博物館「宮城県慶長使節船ミュージアム」(愛称:サン・ファン館)が,えくれーる浜松町本店から車で3分程度の場所にあります。
 「支倉夢航路」を食べながら,歴史探訪の旅などいかがでしょうか

 

☆宮城県慶長使節船ミュージアム

問い合わせ先 : 0225-24-2210

住所 : 〒986-2135 宮城県石巻市渡波字大森30番地2

ホームページ : http://www.santjuan.or.jp/

 

 

 次回は,(株)大沼製菓を紹介いたします

 

 

 

(toshi)



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