Blenderで湖からテキストが飛び出してくるアニメーションを作った
今日はComputer23という文字が湖から飛び出してくるというアニメーションを作った。細分化を100にまで細かくし、レンダーエンジンをCyclesに設定してレンダリングをしたところ、書き出しを始めて4時間を経過したところでエラーを起こしてしまった。しかたがないので、もっと軽く出力できるようにEeveeで作り直した。画像としたらCycles設定の方がきれいになるのだが、今回はあきらめて再度レンダリングをし直した。
経過を残しておこう
最初はテキストをBlenderに挿入。メッシュに変換した。モディファイヤーをりメッシュにして厚さを出した。次に湖の基になる平面を追加した。
この平面の細分化は100とした。波打つ表現をするために細かくしたというわけである。平面には物理演算から「ダイナミックペイント」の「波」、文字のテキストには、同じくダイナミックペイントの「ブラシ」を設定した。
ここから先がややこしい。カーブのベジェをテキストの下に入れ、モディファイヤーの「カーブ」からターゲットを「ベジェカーブ」とする。
上の写真ではわかりづらいが、オレンジ色のカーブを右に動かすとカーブの形に添って、テキストが1回上に行って、降りてくるという絵柄になった。どうしてかはわからない。コンピューターが計算した結果である。この後ベジェカーブの形を変えて、テキストが水平になるようにした。
アニメーションを付ける
ここからアニメーションを付ける。カーブを文字の左に動かしてキーフレームを打つ。今度は60フレームにして、カーブを文字の右端に持ってきてキーフレームを打つ。ワイヤーフレームにして再生し動きを確かめた。
次は、色付けである。シェーディングにし、ワールドに大気テクスチャを入れた。
大気テクスチャのノードで項目ごとに数値を入れた。そうしたら背景が水色っぽくなった。水面やテキストにもマテリアルをつけた。この後カメラ設定と出力設定をして、レンダリングをしたのである。
最初はCyclesでフレーム数も120にした。細分化が多かったのと、物理演算設定の数値で重くなりすぎたのだろう。4時間経過したところでパソコンが急にストップしてしまった。デスクトップのMP4のファイルは開くことができなかった。失敗である。
今度はEeveeにし、フレーム数も75と短くした。今度は出力できた。
文字が湖面から飛び出る時の波紋が、やはりCyclesでの表現の方がきれいだ。しかしパソコンが固まってしまってはどうしようもない。Eeveeでも一応波打つ感じが出ていたのでこれで良しとした。出来上がった動画は、動画ソフトに入れ編集した。
さあ、「湖からテキストが現れる」アニメーションをご覧ください。
Blender 湖からテキストが現れた