Blender リジッドボディの練習「ボールが落下してスザンヌ君が吹っ飛んだ」
実は今日他のアニメーションを作っていた。リジッドボディのパッシブに指定したにも関わらず、突き抜けてしまうという現象が起こった。原因がわからない。そこで、リジッドボディについて復習してみた。簡単な部分だったのでこちらは難なくできた。
黄色のボールが上から落ちてきて、スザンヌ君が飛んでしまったというアニメーションを作った。
制作過程
シーソーのつもりで板と支柱を作る。
蝶つがい部分の支柱は動かないので、物理演算のリジッドボディ、タイプは「パッシブ」にする。板は動くのでタイプを「アクティブ」にする。
板にはさらに「リジッドボディコンストレイント」を開いて、タイプを「ヒンジ」に変える。対象のオブジェクトを板と支柱のオブジェクトに選んだ。
次にUV球を入れた。
このボールは動くので、リジッドボディのアクティブにする。これで再生して見るとボールが落ちてきて、板に当たり、くるっと板が回った。
次に板が回りきらず、一定の角度で止まる設定をする。板を選んでリジッドボディコンストレイントのz軸角度を有効にして、上限45度、下限ー45度とした。
次はボールを選んで、アニメーションを付けていく。1フレーム目・・・物理演算の設定の中で、アニメにチェックを入れ、ここでキーフレームを挿入する。そして画面のボールのところにマウスカーソルを合わせてiキーを打った。
フレームを進めて、ボールの位置を下にずらしiキーを打つ。1フレームだけ進めて、ここでアニメのチェックを外す。ここの場所でキーフレームを打つ。
動きを再生して確かめる。シーソーの反対側にはBlenderのマスコットであるスザンヌ君を置いた。スザンヌ君にもリジッドボディのアクティブに設定する。再生すると、ボールが落下するとスザンヌ君が飛んだ。ここまで出来ればあとは色を付け、カメラ設定と出力設定で終わりに近づく。
今回はEeVeeエンジンでアニメーションレンダリングをした。
Blender リジッドボディの練習「ボールが落下してスザンヌ君が吹っ飛んだ」