Krita (クリタ)で絵を描く練習
Krita というのはオープンソースで開発されている無料のペイントツールである。今年の3月に公式サイトからダウンロードして使い始めた。まだまだ使い方を覚えきっていない。最初は設定から「ドッキングパネルを表示」させ必要なところだけチェックを入れた。ツールもたくさんあって使いきれない。まずは「ブラシ」の体験をすることにした。とはいってもブラシオプションの使い方を少し確認した程度である。背景色・描画色のところの位置や、その切り替えボタンの使い方など・・・Kritaの基本的な使い方だけをみていった。基本の基本っていったところかな。
さて、まずは自分で描いたイラストをKritaに入れた。それを先ず「線画」にするのである。ファイルダブ→調整→レベル補正。この窓でスライダーを使って左側にドラッグしておく。さらに背景として入れた写真の不透明度をつけたいので、フィルター→色→色をアルファーにする。そうすると市松模様にイラストが映ったのである。これが次の画面だ。
まだ怖いね。私は以前飼っていたアメリカンコッカースパニエルの「カトリーヌ」を描いたつもり。もうだいぶ以前に亡くなっているのだがかわいい犬だった。取り入れた写真をうすく写して、新しいレイヤーを出し、線で描く。これを「線画」というよ。このようにして線画を描いた。
次はここの中に色を付けていく。人によっては1枚のレイヤーの中に塗りつぶすこともある。また部位によって何枚もレイヤーを作っていく方法もある。ブラシツールもたくさんあって、どれを使うかは実験して試さないと使い方がわからない。
私はまず犬全体に薄い茶色で全部を塗った。そのあと、レイヤーを新規で作り、ブラシの細いので曲がった短い線をいくつも描いていった。べたっと塗りつぶす方法もよいが、今回は思い付きで点描ならぬ曲がった線をいくつも描き足していった。鼻と口、目は普通にブラシで塗った。
この後、またレイヤーを出して、背景にグラデーションカラーを入れてみた。犬の絵とマッチするような配色にした。
可愛いカトリーヌちゃんが、威嚇しているような怖い絵になってしまったね。このウネウネは、毛並みがこんな感じだったから、思いついて描いたのであるよ。まあ、いろいろな塗りを体験しないといけません。次回はこのイラストを基にして色塗りの方法を変えてやってみよう。薄い色から始めて、水彩画のように色を加えていくことも体験しようと思っている。
今回PNG画像に書き出したものが次の写真だ。
こんなに大写しにすると、アラが見える。薄い線はレイヤーをたどって消すかな。そのレイヤーも考えずに適当に色を入れてしまったのでわかりずらい。こんな時は下の線は消さないで、上からまた何かの絵を描き足せばよい。いつも難しく考えない私の性格が表れた絵となりました。
それではまた・・・