lineでの文章は憶測を呼んだり誤解を招くことがある
たわいもないことだが、一つ事例を示そう。6~7人のグループlineのことである。ある人がクリスマス会をしたいと提案してきた。人によっては忙しくまだ読んでもいない人も多くいた。数時間たって「賛成です」と書いたついでに、「ウクレレとギターも聴きたいなあ~」と書いたら、その人は「ウクレレは嫌なので、この提案は取り消します」と書いて取り消してしまった。
たったこれだけのやり取りについて、私は会話とラインなどの文章のやり取りの違いをはっきりと知った。「ウクレレもギターも聴きたいナア」と書いたことに対する相手の受け止め方まで配慮できなかった私も悪かったが、これが面前の会話だったら、「そんな~~。自信ないわ・・」「これは無しにして先生のピアノだけにしよっ」となどに、話がすんなりといくのだろう。
line文章の取り消しを、まだ読んでいない人が「○○は取り消しました」というlineのメッセージを見たら、どう思うのだろう。勝手に想像して憶測もあるかもしれない。途中経過が全くわからないからである。
私は私で、ウクレレやギターをある程度弾けることを知っているので、会合(クリスマス会?)の時、それこそ気軽に先生のピアノに合わせてポロンとコードでも奏でてくれるとうれしいな・・・と思っての軽いlineをしたつもりだった。これが相手にはプレッシャーだったのだ。
今日他の会合でたまたま彼女の家に行く用事があったので、私の気持ちを忌憚なく話した。彼女もグループのみんながまだlineを見ていない前に削除したことの反省もしていた。要はウクレレを弾くこと自体が自信がなかったという。みんなとワイワイ楽しみの会を持ちたい最初の提案の考えは強く持っていた。
今日半日の出来事(たわいもないこと)で、やっぱり顔と顔を合わせての会話がいかに大切かを実感した。lineというツールは便利で、いつも気軽に使ってはいるが、ちょっとした文章とか行動が誤解を招いたり、憶測を呼んだりすることがあることも実感した。
今回の件は会ってお互いの考えなどを確かめ合ったので,誤解なく確認し合うことが出来てホッとしたのであるが。
文章は書き方一つで理解される時とそうでない時があるので、気を付けたいね。このブログでもつい、押し付けがましくなっているときがあるかもしれない。そんな時は「年寄りの冷や水」と思ってお許しを願いたい。