Blenderで3Dの日本語テキストを作った
Blenderではテキストが入れられる。ただし英語でしか入れられないと以前は思っていた。最近になって、ある工夫をすれば日本語でも入る裏ワザ?を知った。
Blenderは3Dのソフトである。テキストを入れ、ジオメトリの中でオフセットで文字の太さが変えられたり、「押し出し」から文字の厚みも変えられるのである。まずはデフォルトの英語でComputerと入れてみた。これはすんなりと入った。
日本語には対応していないので工夫が要る。最初はtextを先ずそのままで追加する。次にTextのデータプロパティでフォントを選択。標準Bfontの中でフォルダーを押し、日本語が使えるフォントを探してクリックする。そうすると、先ほど入力した文字が日本語対応のフォントに変わっている。(見た目ではあまりわからなかった)
ここでまた一つ工夫が要る。Blenderは日本語が打ち込めない。そこで新たに外部のツールを使う必要がある。今回は「メモ帳」で「テキスト」と入力し、それをコピーしておいた。
Blender画面に戻って、日本語対応のフォントで書いてあったTextという文字をBackスペースで消し、そこにCtrl+Vでメモ帳でコピーした日本語の「テキスト」という文字を貼り付けた。これでやっと日本語が打ち込めたのである。
BlenderのTextはメッシュでないので。このままでは3Dにならない。そこで「変換」からメッシュに直す。ここまで来たら後はいつものやり方でできる。色を付け、表面と奥行きの色を変えた。
これを画像レンダリングしたPNG画像が次である。
さて、次はBlenderで日本語テキストを入れたところまでは同じであるが、文字のアウトラインだけを表示して、光らせてみた。
上記と同じくメモ帳に「日本語でテキストをつくる」と日本語で入力し、コピーしておいた。Blenderに戻って、abcでもTextでもよいがまず英語で打っておく。先ほどと同じように日本語対応のフォントにしてからその英語文字を消し、Ctrl+vで貼り付けた。
日本語が入った。しかし長すぎたので、編集し直した。ここはワードと似ていた。段落~配置で中心とし、行間も直した。
次は前のやり方とは変えた。文字のアウトラインだけを表示することにした。テキストのデータプロパティの中のシェイプから設定する。色付けもベースカラーで選ぶのではなく「放射」の中で色を付けた。光の度合いも強くしたかったので、放射の強さもかなり上げてみた。さらに、レンダー設定でブルームの半径や強さを設定し、輝き具合を確かめた。
最後に書き出した画像がこれである。
たったこれだけの表現を作るのに、数々の手順が要ったのである。2枚目の画像は3Dにしなかった。これだけだったらPowerPointで簡単にできることを、今になって思い出したよ。やはり3Dの画像にした方がよかったかな。
まあ、何事も実験して、確かめることも大切と思うからね。・・・・今日はテキストを使ったBlenderの実験でした。