Blender モデリング(プールの中で遊ぶモンキーたち)
今回はプールをモデリングして、水の入った表現をしたかった。プールのモデリングまではすんなりとできていった。私はver.4.2.2で作成していた。水面を作る時、参考にしていた動画はver.3.3であった。4.2のシェーディングではマスグレイブテクチャがなかった。そこで私はマスブレイブテクチャがある4.0のBlender を出して最初から作り直した。
完成がこれである。
制作過程
まずプールの作成である。平面を追加して3辺を上に伸ばした。これに模様を付けるためにシェーディングに行く。
レンガテクステャを入れた。これから模様をどんどん変えていくよ。次にUV展開に行く。
右側でAで全選択。UVから「スマートUV投影」を選ぶ。すると左側にUVが現れた。こうなればよい。シェーディングに戻る。レンガテクスチャにCtrl+Tでマッピングとテクスチャ座標ノードを出す。下のようにノードをつなぎ直すと、模様が変わった。
次はレンガの色を直す。
グレーが無くなった。今度はタイルの目の大きさを小さくする。
次は水面を作る。平面を追加したら、プールの大きさに合わせてS10とする。上に置く。この水面にマテリアルを付けよう。
この時にマスブレイブテクスチャを使う。上のようにノードをつないだ。まだマテリアルビューなので水面がまだら模様に見えるが、これをcyclesエンジンにして、レンダービューにするとプールの中まで色が反映されている。
ライトはサンを入れて上に上げ、強さを10でかなり明るくした。カメラは焦点距離を20mmにして広角のようにした。モンキーとトーラスも入れた。
レンダービューにする。
だいぶノイズが入っているが、これで画像レンダリングをする。
これが完成画像である。水面もわかる。プールの中ということもわかって、思い通りの画像となった。
しかし、新しいバージョンではどうなるかな?・・実験したくなった。ノイズテクスチャでできるらしい。ところが使用方法がわからない。手探りで自分流にノードを触ってみた。ノイズテクスチャの係数とバンプの高さをつないだ。
プールの中にモンキーやトーラス、円錐も追加した。
水面に付けたマテリアルで青色がプールの中に反映されている。水の中もきれいだ。ところが水面の上部分が色がついていなかった。これを画像レンダリングした。
新しいバージョンではこんなにも色はきれいに出る。しかし・・・水面の色が気にいらないよ。水面からの上の色も青系の色になってほしいと思う。きっと違うノードを組み、加えることがいるのだろうか?
マスブレイブテクスチャに代わる方法を知っている人がいたら、ぜひともご伝授してほしい。4.2で作った画像でも、こんなデフォルメもあると思えば・・それなりに面白いかもしれないが・・・。今日はここまでにしよう。