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Blender コンクリート壁の破壊アニメーション

2024-12-28 | 日記

Blender   コンクリート壁の破壊アニメーション

あまり寒いので家でBlenderを触っていた。今回も「破壊アニメーション」にした。破壊が好きか・・って?・・いいや・・破壊が好きではなくて、この動き方がいかにも3DCGらしくて好きなのである。以前にもいくつかの破壊や粉砕のアニメーションを作ってきた。作り方もいろいろあった。

 今回は分厚いコンクリートの真ん中に穴をあける。一瞬で粉々に砕けるアニメーションにした。砕けたかけらにも厚さを付けたかったので、アドオンの「Coppy  Attribles Menu」を使った。

 制作過程

最初はCubeから分厚いコンクリートを作った。

     

大きい面を選んでiキーで面を差し込んだり、Eキーで押し出しをして模様を作った。

     

裏面にも違う形態の模様を付けた。

     

このオブジェクトにサブディビジョンサーフェスで値を大きくしてかけ、すぐに適用する。ワイヤーフレームにして、見るとメッシュがこんなにも細分化されていた。

     

次に編集モードにして、透過モードで、Cキーで真ん中部分をドラッグして選択した。ここが穴の部分である。「P→選択」で分離させた。

     

オレンジ色の部分を非表示にすると、穴があいたことがよくわかる。

     

次は外側のCube部分を非表示にして、中の部分を触っていこう。

     

これを選んでオブジェクトメニュー→クイックエフェクト→クイック爆発を選ぶ。再生すると、この部分が崩れ落ちた。パーティクルに行き、数を1000,物理演算の物理タイプを「なし」にする。そしたらモディファイヤに戻り、適用する。

 次はこの中のオブジェクトを編集モードにして、「P→構造的に分離したパーツで」とする。するとヒビがいっぱい入った。

     

(アウトライナーでは分離されたパーツが恐ろしいばかりに並んでいたよ)

オブジェクトモードにして、これをCtrl+Aから全トランスフォームで適用しておいた。

 これから中身のパーツを触る。まず、原点設定から「原点をジオメトリへ移動」。上の写真のパーツには全くの厚みがない。ので、これから厚みを付ける。最初にかけらの1個を選んでソリッド化で厚みを付けた。そのまま全体を囲って選び、ここでアドオンを使う。「Copy Modifires」である。Ctrl+Cから出てきたコピーの種類からそれを選んだ。そうすると全部のかけらに厚みが付いた。

     

そしてオブジェクトメニューからリジッドボディ→アクティブ追加。再生すると先ほどより厚みのあるかけらが崩れ落ちるアニメーションになった。

 ここまでが大変だった。この後外側のCubuも表示する。平面も追加して、物理演算のパッシブもかけた。

 再生して・・よく見ると中身が崩れたとき、Cubeの端が薄くてペラペラ状態だった。これを直そう。それには崩れる中身の端を固めるという作業がいった。

パーツの1つのかけらを選択。次に中身の端を囲って選択する。そして最初に選んだパーツを選び、「アクティブからコピー」をする。これで、囲んだ部分がのこって、外は崩れ落ちるようになった。

 フ~!! ここまで大変だったよ。動画をゆっくりと見ながらやっていった。

ここから先は楽である。ICO球を中心に追加。大きさを決めたら、物理演算のリジッドボディのアクティブにする。アニメにもチェックを入れる。

この球は見せないのでHで非表示にした。ICO球を入れたことで、さっきよりも破片の散らばり方がダイナミックになった。この後レンダー設定、カメラ設定、出力設定、HDRI画像を入れた。

     

     

アニメーションレンダリングで終わりである。出力はCyclesエンジンである。  

Blender コンクリート壁の破壊アニメーション


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