Inkscape トレースの練習
InkscapeはWindows向けのグラフィックソフトである。以前に使ったことがあったが、もうすっかり忘れてしまっていたので、久々に初歩からやり直してみた。今日はペンツールを使ってトレースの練習をした。新しいバージョンのものを入れ直した。ついでに中身もカスタマイズした。画面の色を変えたり、フォントの大きさを少しだけ大きめにした。ツールのアイコンサイズも大きくして見やすくした。テンプレートを作り、ライン用のサイズも作っておいた。
さて今日の練習はペンツールでトレースをしてみた。キャンバスの中でまず文字「F」を入れた。これは「レイヤー1」になる。不透明度を20%ぐらいにして色を薄くした。このレイヤーは動かないようにロックをかけておく。
次に新しくレイヤーを追加して、名前を「F」とした。この新しいレイヤーで描いていくのである。ペンツールで描く。直線は簡単なのであるが、曲線部分は難しい。特に直線部分と曲線をつなぐところが、慣れていないので苦戦する。
クリック→クリックとか、曲線から直線に行く場合は、カーブを付けたらここで手を離さないでシフトを押しながら直線部分へと進み、最後にCtrキーを押す。など、実際にやってみないと納得がいかないことが多かった。上のFは直線ばかりであるのでこれは楽であった。トレースしてから次に色を付けた。
次はGに挑戦。これがトレース前で、Gを打ちこんだ場面である。
トレースして青色を付けた。
次は曲線ばかりのSで挑戦。見にくいが、黒い線がペンツールで描いた線である。
ペンツールで描いたままでは、はみ出した線がある。これを修正するために「ノードツール」を使う。
ノードツールで直した後が上の写真である。結構きれいにSがなぞれた。これに黄色を付けた。
トレースの基本はペンツールでいかにきれいに描けるかにかかっている。曲線と直線の融合がスラスラと描けるまで練習しないといけません。
Blenderもそうであるが、作品を作りながら慣れていかなければ、上達はないね。今日はInkscapeトレースの第一歩の日でした。
それではまた・・・