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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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【閉店】今日のラーメン(海老と野菜のスープ麺@謝朋殿 本店新宿110ビル店)

2020年11月04日 | 【閉店】ラーメン


今日は晴れ。今朝は東の空に薄い襞のような雲が少しかかっているものの、上空には暗い空が広がっていて、東の空がほのかにオレンジ色に染まっている。西の空には、明るく輝く月が浮かんでいた。今朝の気温は8℃で、木々の枝が揺れるほどに強い北西の風が吹いている。ベランダの外に出てみると、空気が凜としていて、風が冷たく感じられた。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定としている。平日と同じ5時に起床すると、ドリップコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った。その後、髭を剃って顔を洗い、朝刊を読んだりして朝の時間を過ごす。定時よりも少し前の時間になって、職場から持ってきた端末に電源を入れ、業務を開始した。

日が昇るにつれて、次第に空は青く染まってきて、明るくなってきた。西の空には雲が1つ2つ浮かんでいて、山々の稜線がくっきりと見える。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れて、業務端末の電源を落とした。端末をビジネスリュックサックに入れると、出勤の支度をして家を出る。
日野駅から中央線特別快速電車に乗って新宿に向かう。日中はほぼ快晴で、上空には澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は19℃で、空気は乾燥していて日影は空気が冷たかったが、日の当たるところに出ると陽光がポカポカと暖かく感じられた。

新宿に到着すると、時計の針は昼前を示していた。職場に行く前にお昼を食べていくことにして、地下街「京王モール」から110ビルに入る。このビルの1階には紳士服専門店「洋服の青山 新宿西口店」があるが、このビルの地下2階には中華料理店「謝朋殿 本店新宿110ビル店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店内は思った以上に広い。店員に案内されるままに2人掛けのテーブル席に座る。卓上には各席毎に湯呑み、箸、レンゲ、紙おしぼりが置かれている他、テーブルの脇には紙ナプキンと楊枝が置かれている。席に座ると温かいウーロン茶の入ったポットとランチメニューが卓上に置かれた。
湯呑みにウーロン茶を注ぎ、ウーロン茶を飲みながらランチメニューを眺める。メニューの最初の見開きを開くと「ランチミニコース」「ランチ『潤』コース」「フカヒレヌーベルランチコース」の3つのコースが記載されている。時間が無いのでコースを食べているヒマは無い。


次のページは「四川ランチ」「バランスランチ」「四川麻婆ランチ」「油淋鶏ランチ」「フカヒレあんかけ炒飯セット」「フカヒレセット」の各種セットが記載されている。いずれも4品から7品のセットメニューである。


次のページは各種麺のセットとアラカルトメニュー(一品料理、点心、麺・飯)がある。


その他に「レディースセット」「週替わり炒飯セット」もある。


店員を呼んで料理を注文する。ランチコースメニューも魅力的だし、ランチセットメニューもリーズナブルな価格だと思うが、如何せん、時間が無い。
散々悩んだ末、注文したのは「海老と野菜のスープ麺セット」である。このセットには「海老と野菜のスープ麺」の他にご飯とやわらか杏仁豆腐が付く。ご飯を大盛にすることができるということなので、ご飯を大盛で注文した。

ウーロン茶を飲みながら料理が出来るのを待っていると、しばらくして、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「海老と野菜のスープ麺」とご飯、やわらか杏仁豆腐が載せられている。店員が紙エプロンを持ってきてくれた。


紙エプロンを膝の上に広げ、紙おしぼりで手を拭くと、さっそく食べることにする。
最初に食べるのは「海老と野菜のスープ麺」である。「海老と野菜のスープ麺」の麺は中細麺で、上品な油が浮かんだ黄金色のスープに浸かっている。麺の上には海老の剥き身が5尾とシメジ、タケノコ、ニンジン、キヌサヤ、シイタケ、ほうれん草、白菜といったさまざまな野菜が載せられている。


まずはレンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。少し濁った感じの黄金食のスープは、さまざまな旨味が詰まっていて美味しい。一言で形容しがたいこの味わいは、深みがあって、塩がその旨味を引き立てているようである。
今度は箸を取り麺を食べる。スープがたっぷりと絡まった麺はもちもちとした弾力のある食感で、しかもたっぷりの野菜が絡まって口の中に入ってくる。野菜のさまざまな食感に麺の歯応えが加わって、食べ応えのある食感が美味しい。スープの旨味が全てを包み込むかのような味わいである。

野菜はどれも大きく立派である。カットされたキヌサヤの鮮やかな緑とニンジンの赤色がラーメンに彩りを与えている。大きなシメジはジューシーな味わいで美味しい。白菜のシャキシャキとした食感にニンジンのパリパリとした食感がアクセントになっている。海老の身はプリプリとしていて、甘くて美味しい。海老を1尾食べる毎に、麺をすすった。
麺があらかた無くなったところで、ライスを食べる。


レンゲでスープを掬ってライスに注ぎ、雑炊風にしてライスをかき込んだ。スープの旨味を纏ったライスはサラサラとして美味しい。あっという間にご飯が無くなってしまった。
今度はラーメン丼に残っているスープを飲む。スープは最後まで熱くて、スープを飲み干すと、額に汗が滲んだ。ビジネスリュックサックの中から汗拭き用のタオルを取り出すと、汗を拭った。

最後に杏仁豆腐を食べる。大きなクコの実が載せられた杏仁豆腐には小さい金属製の匙が添えられている。


匙を手に取ると、杏仁豆腐を食べた。杏仁豆腐はやや固めで、程良い甘さが美味しい。熱くなった体がヒートダウンしてくるかのようである。クコの実は、ほんのりとした甘酸っぱさがあって杏仁豆腐にアクセントを与えている。杏仁豆腐を食べてしまうと、最後に湯呑みに残ったウーロン茶を飲み干して完食。美味かった。満足である。
卓上に置かれた革製の札を持って入口近くのレジに進む。代金をクレジットカードで精算すると店を出た。食事を終えて熱くなった体を冷たい外気が包み込んで、なんだか気持ちがいい。

地下道を歩いて職場に向かう。途中、職場に行く前に売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後はあまり席を温めること無く、会議などであっという間に時間が過ぎ去った。日が傾いて南よりの風が吹いてくると、上空の所々に雲が浮かんできたものの、気持ちの良いくらいに青空が広がっていて、心地よいくらいに秋の日射しが降り注いでいる。日が沈むと、東の空に月が昇ってきた。

明日は久しぶりに終日テレワークの予定としている。仕事を終えたところで、端末をビジネスリュックサックの中に入れ、机上を整理すると職場を出た。新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。車内は比較的空いていて、中野駅で運良く座ることができた。おかげで、日野までぐっすりと寝てしまった。
駅を出て空を見上げると、薄雲に隠れた月が朧な光を放っている。夜になって、だいぶ冷え込んできたようである。


【閉店】今日のラーメン(ワンタン塩らぁ麺@らぁ麺いしばし)

2020年10月20日 | 【閉店】ラーメン


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に雲が広がっていたが、東の空は雲がほどけたように崩れて、黄金色に染まっていた。今朝の気温は9℃で湿度が高く、冷たい北よりの風が吹いている。昨夜降った雨で濡れた路面は所々が乾いていて、濡れた部分がシミのように黒くなっていた。冷たい空気が湿っぽく感じられる。
電車に乗って新宿駅に向かう。電車を降りると、朝の冷気が身を包んで、思わず身が引き締まるように感じられた。上空の雲は青空にマーブル状になって浮かんでいて、空が明るくなってきている。街路樹はまだそれほど色づいていないが、歩道上の落ち葉の量はいつもより多めに感じられた。

日中は晴れて、上空には薄いベールのような雲が所々にかかっているものの、青空が広がった。昼間の最高気温は20℃で、秋の日射しが燦々と降り注いでいて心地よく感じられたが、冷たい北よりの風が涼しく感じられる。湿度があって、外を歩くと少し汗ばむような陽気である。
お昼休みに職場のある建物のなかにある書店で雑誌「ラーメンWalker東京2021」を買った。昼休みに雑誌を見てみようかと思っていたのだが、自席に戻る頃には既に午後の始業時刻直前になっていた。雑誌を見るのは家に帰ってからにすることにした。

仕事を終えて窓の外を眺めると、暗い空に赤い三日月が浮かんでいる。今日の日没の時刻は16時59分である。夏に比べると、ずいぶんと暗くなるのが早くなったものである。外に出ると、弱い北よりの風が吹いていて、ヒンヤリとした空気が湿っぽく感じられる。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。さっそくお昼に買った雑誌に付いているクーポン券を使うことの出来るラーメン屋に行くことにして、クーポン券のページをめくり、目に止まった店に行くことにした。

新宿駅から中央線快速電車に乗ると、阿佐ヶ谷駅で下車した。駅南口に出ると左に折れて目の前の中杉通りを渡り、阿佐ヶ谷パールセンター商店街に入った。商店街入口から500mほど歩いていくと左手にスーパー「ピーコックストア阿佐ヶ谷店」があるが、この隣の建物の1階にラーメン屋「らぁ麺いしばし」がある。今日はこの店に入店することにした。


店内は奥行きがあって、入口から見て右手に厨房があり、その周囲にカウンター席が10席コの字形に配されている。左手の中程に券売機があり、ここで食券を購入した。
メニューは基本のメニューは「塩らぁ麺」「醤油らぁ麺」「つけ麺」となっており、スープは「塩らぁ麺」「醤油らぁ麺」の場合、「鶏ストレートスープ」と「鶏と煮干しのWスープ」の2種類があり、いずれかを選ぶ。「つけ麺」の場合は鶏白湯つけ麺(太麺)か、鶏淡麗つけ麺(塩または醤油、細麺)のいずれかを選ぶ。「塩らぁ麺」「醤油らぁ麺」を基本に各種「味玉らぁ麺」「ワンタンらぁ麺」「チャーシューらぁ麺」「全部のせらぁ麺」がある他、「つけ麺」を基本に各種「味玉つけ麺」「鶏チャーシューつけ麺」「全部載せつけ麺」がある。また季節の限定麺があり、今は秋の限定麺として「秋刀魚節塩らぁ麺」がある。ただ、券売機をみると、「鶏チャーシュー塩らぁ麺」「鶏チャーシュー醤油らぁ麺」「鶏チャーシュー鶏白湯つけ麺」「鶏チャーシュー鶏淡麗つけ麺」は売り切れとなっていた。

麺類以外には「味玉」「鶏節増し」「メンマ」「鶏チャーシュー」「麺大盛り」といった各種トッピング、「白ごはん」「鶏節茶漬け」「鶏ムネチャーシューごはん」「鶏モモチャーシューご飯」といった各種ご飯系、「特製餃子(2ケ又は4ケ)」「おつまみA」「おつまみB」といったサイドメニュー、「ハートランド(生ビール)」「ハイボール・ウーロンハイ・レモンサワー」「コーラ・ウーロン茶」といった各種ドリンクで構成されている。
食券を買うと、奥のカウンター席に腰を下ろして、カウンターテーブルの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「ワンタン塩らぁ麺(鶏と煮干しのWスープ)」「鶏モモチャーシューごはん(醤油ベース)」「焼き餃子(2ケ)」である。更に雑誌に付いていた「味玉1個無料」のクーポンで「ワンタン塩らぁ麺」に「味玉」を付けてもらうことにした。

カウンターテーブルの上には重ねられたコップの山を2つ入れた籠と箸、楊枝、レンゲ、コンパクトティッシュ、コショウ、小分けにした餃子のタレ、冷水のポットが置かれている。箸は割り箸で、紙の袋に入っている。コップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水をコップに注いで、まずは1杯飲み干した。渇いた喉を湿らせた後、再びコップに冷水を注いで卓上に置く。
しばらくして、「ワンタン塩らぁ麺」と「鶏モモチャーシューごはん」が先に出された。「焼き餃子」はしばらくかかるということなので、先に「ワンタン塩らぁ麺」を食べることにする。

「ワンタン塩らぁ麺」の麺は細麺のストレート麺で、白濁した鶏と煮干のWスープに浸かっている。麺の上にはトッピングの味玉が1個とワンタンが4つ、鶏モモチャーシューと鶏ムネチャーシューが1枚ずつとナルトが1枚、メンマ、ネギ、水菜が載せられている。


まずはレンゲでスープを掬って口に運んだ。山梨の信玄どり、岩手のさわやかあべどり、北海道の新得地鶏の3種類を使い分けた淡麗系の鶏清湯に煮干のダシをあわせているというスープはミネラルバランスの良いイオン水「πウォーター」で炊いているとのことで、実に滋養深い味わいで美味しい。塩だれにはゲランド塩など3種を配合し、仕上油には鶏油を使用しているとのことで、あっさりとした飲み口ながら鶏の旨味がしっかりと感じられる。
箸を取って麺を食べる。全粒粉入りの麺は小麦の味が豊かで、もちもちとした食感が美味しい。麺にはたっぷりのスープや麺の上にのせられた水菜やネギが絡まって口の中に入ってくる。奥深い味わいのスープを纏った麺は、なかなかの食べ応えである。水菜やネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。

餃子がカウンターの中から出された。長方形の皿には2個の大きなきつね色の餃子が載せられていて、皿の箸に藻塩が添えられている。餃子のタレを入れようかと思ったのだが、思いとどまって、藻塩で餃子を食べることにした。しかし、すぐには餃子を食べるのを止めて、引き続き、ラーメンを食べる。


麺を食べながら、麺の上に載せられたトッピングを食べる。トッピングの味玉はクチナシで黄色く染められていて、一目見ると味玉でないように錯覚するほどである。らぁ麺の塩ダレをベースに柚子を入れて香り付けをした味玉は、黄身が濃くて美味しい。メンマは極太で存在感を放っている。
二種類の鶏チャーシューを食べる。鶏モモチャーシューは厚みがあって、まるで鶏肉の塊である。肉質系のチャーシューはスープが良く染みこんでいて、ジューシーで美味しい。ガッツリとした歯応えに鶏肉本来の旨みとスープの旨みが絡み合い、存在感がある。思わず、夢中でかぶりついてしまった。一方、鶏ムネチャーシューは厚みがあって脂身が無く、柔らかい食感である。淡泊であっさりとした味わいながら、ジューシーで弾力のある歯応えが感じられる。スープの旨みに鶏肉の旨みが合わさって美味しい。

ワンタンも食べる。大きな皮のワンタンは、鶏モモとなんこつをミンチしたものとショウガや大葉をあわせて仕上げた餡が入っているとのこと。チュルンとしたワンタンの皮の喉越しに、鶏のさまざまな食感が楽しめる。なかなか美味しい。
麺をあらかた食べ終えたところで、「鶏モモチャーシューご飯」を食べることにした。「鶏モモチャーシューご飯」はお碗に盛られたご飯の上に醤油ベースのタレで味付けされた鶏モモ肉片が10切れほど載せられていて、ネギと刻んだ九条ネギがその上に載せられ、白ゴマがたっぷりとかけられている。


鶏肉片を1個口に放り込んだ。ジューシーな鶏モモ肉は適度な歯応えに鶏の旨味とタレの旨味が重なり合って美味しい。今度はお碗を手に持って、ご飯をかき込むようにして食べる。ほどよくジューシーな鶏モモ肉の歯応えにネギのシャキシャキとした食感がアクセントになって美味しい。
「鶏モモチャーシューご飯」を食べながら餃子にも箸をのばす。藻塩に餃子を適度に擦り付けると、餃子にかぶりついた。すると、たっぷりの肉汁が口の中に溢れ出てきた。これは美味しい。薄い皮の中にはキャベツと豚挽肉で作った餡が入っていて、豚肉の旨味を藻塩が引き立てているようである。しかも餃子は大きいので、食べ応えもある。2個の餃子だが、結構堪能出来た。


餃子を食べてしまうと、レンゲでスープを少し、「鶏モモチャーシューご飯」に注ぎ入れる。お碗の底に残っているご飯がスープに浸ったところで、雑炊風にして「鶏モモチャーシューご飯」を食べた。スープの旨味を纏ったご飯はサラサラとした食感で美味しい。鶏モモ肉の旨味にスープが合わさって、これだけでもなかなかの食べ応えである。あっという間にご飯が無くなった。
最後にラーメンのスープを飲む。洋食器を思わせる丼は口縁が広くて、中央に窪みがある。丼を持ち上げてスープを飲み干そうとするのだが、なかなか飲めないので、レンゲでスープを掬って口に運んだ。丼の底にはスープが絡まった粉状になった煮干粉がドロリと溜まっている。それをレンゲで掬って口に運ぶと、煮干しをまるごと食べているかのような味わいである。丼の底のスープまみれの煮干粉を残らず口に注ぎ入れてしまうと、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。

帰り支度をして席を立つと、店を出る。ラーメンを食べて熱くなった体に夜風が心地よく感じられた。元来た道を歩いて阿佐ヶ谷駅に向かう。夜も更けて、阿佐ヶ谷パールセンター商店街は人通りが少し減ったようである。阿佐ヶ谷駅まで戻ってくると、再び中央線快速電車に乗って、帰宅の途につく。
電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。駅西側のロータリーから上空を見上げると、小さな塊のような雲が暗い空に敷き詰められたように浮かんでいる。雲の合間から見える暗い夜空に星が瞬いているのが見えた。


【閉店】今日のラーメン(特製中華そば@中華そば 36)

2020年09月10日 | 【閉店】ラーメン


今日は曇りときどき晴れ。今朝は西の空に雲が広がっているものの、東の空には青空が広がっていて、薄い雲がたなびくように浮かんでいる。今朝の気温は23℃で湿度が高く、弱い南よりの風が吹いている。昨夜降ったらしい雨で路面は所々濡れていて、シメシメとした風が涼しく感じられた。南の空には白い半月が浮かんでいて、東の空から昇ってきた朝が眩しかった。
 今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。今日は6時前に起床すると、インスタントコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った。その後、髭を剃って顔を洗い、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れ、業務を開始した。

日中は雲が多いながらも、雲の合間から青空が見えていて、薄日が射している。南の空の高い位置には白い下弦の月が浮かんでいた。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れ、業務端末の電源を落とす。端末をカバンに入れると、出勤の支度をして家を出た。
電車に乗って新宿駅に到着すると、上空の雲の厚みが増していて、日が陰っていた。昼間の最高気温は32℃で、4日連続の真夏日となった。強い南よりの風が吹いていて湿度が高く、体にこたえるような蒸し暑い陽気である。職場に行く前に軽くお昼を済ませると、タオルで汗を拭いながら職場に向かった。

午後は職場で夕方までデスクワークである。午後、東京都知事の記者会見があり、事実上の都外への移動自粛解除の発言があった。今後は大手を振って、実家の方にも行くことが出来そうだ。今日は暑かったこともあるが、なんだか非常に疲れた。定時を廻ったところで、仕事にひと区切りをつけると、後片付けをして帰宅の途につく。
今日は帰りに夕食を食べて帰ることにしている。新宿駅から中央線通勤快速電車に乗ると、途中、立川駅で下車した。改札を抜けて駅北口に出ると、駅前のロータリーから線路沿いの柳通りを国立方面に向かって歩いていく。立川郵便局の手前の角を左に曲がると、左手にラーメン屋「中華そば 36」がある。


このラーメン屋は以前あったラーメン屋「二十九代目哲麺」の場所にある。ラーメン屋「二十九代目哲麺」が閉店した後、別のラーメン屋が営業していたが、それも閉店してラーメン屋「中華そば 36」が今年の2月1日にオープンした。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店の入口を入ってすぐ左手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「特製中華そば」「オロチョンラーメン」「煮干しそば」「煮干しつけ麺」「中華そば」「チャーシューそば」「味玉そば」「メンマそば」「ワンタンそば」「わかめそば」「つけ麺」といった各種麺類と「元祖36生チャーハン」「チャーシューエッグ丼」「ライス(小)」「ライス」「温玉ライス(小)」「温玉ライス」といった各種ご飯もの、「味玉」「スライス玉ネギ」「味付けメンマ」「海苔(5枚)」「自家製ワンタン」「わかめ」「自家製チャーシュー」といった各種トッピング類、「温泉卵」「おつまみメンマ」「味玉メンマ」「温野菜」「肉温野菜」「炙りチャーシュー」といった各種サイドメニュー、「キリンビール」「氷結」「ハイボール」「コカコーラ」「オレンジジュース」といったドリンク類で構成されている。麺類は全て「並」と「大盛」がある。
食券を購入すると、店内に進む。店内の造りは以前あったラーメン屋「二十九代目哲麺」と変わらず、間口の広い店の中央に厨房があり、その周囲を囲むようにL字形にカウンター席が12席配されている他、奥のスペースに6人がゆったりと座れるくらいのテーブル席が配されている。

空いているカウンター席に着くと、カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「特製中華そば(並)」「チャーシューエッグ丼」である。注文を終えると、席に座った。
カウンターの上に重ねられたコップが並べてあったので、コップを1つ手に取り、同じくカウンターの上に置かれている冷水のポットから冷水を注いで、1杯飲み干した。再び、冷水をコップに注ぐと、卓上に置く。カウンターの上にはコップと冷水のポットの他にスープ割ほうじ茶のポットが置かれている。卓上にはおろしニンニクと豆板醤、一味唐辛子、醤油、ブラックペッパーパウダー、卓上酢といった各種調味料の他、箸と楊枝、ティッシュペーパー、台ふきんが置かれている。

最初にカウンターの中から出されたのは「チャーシューエッグ丼」である。小さめの丼に盛られたご飯の上に小ぶりのチャーシューが2枚と温玉が載せられていて、タレがかかっている。「チャーシューエッグ丼」にはレンゲが添えられた。


続いて「特製中華そば(並)」が出された。「特製中華そば(並)」の入ったラーメン丼は金属製の皿に載せられていて、黒いレンゲが添えられている。「特製中華そば(並)」の麺は中太麺で、黒いスープに浸かっている。麺の上には豚ロースチャーシューが2枚と豚バラチャーシューが1枚、半個分の味玉、スライス玉ネギ、味付けメンマが載せられていて、海苔が2枚添えられている。


さっそくレンゲを取ってスープを掬って口に運んだ。豚の清湯スープに特製醤油ダレをあわせた黒いスープは、見た目に反してあっさりとしている。豚の旨みと深みを引き出たスープで、キリッとした後味に旨みが濃くて美味しい。
箸を取って麺を食べる。麺は平打麺のような扁平麺でコシがあり、もっちりとした歯応えとツルツルとした喉越しが良くて美味しい。麺にはたっぷりのスープと、麺の上に載せられたスライス玉ネギと味付けメンマが絡んで口の中に入ってくる。タマネギのシャキシャキとした食感に辛味がアクセントになっている。極細の味付けメンマは味が濃くて美味しい。

麺に載せられたチャーシューを食べる。大きなチャーシューは厚みがあまり無いながらも、なかなかのボリュームである。豚ロースチャーシューは脂味の少ない肉質系で、スープを吸ってジューシーな味わいである。一方、豚バラチャーシューは脂身と赤身が半々で、脂身が甘く、舌の上でとろけるような味わいが美味しい。麺を食べながらチャーシューにかぶりつく。口の中では麺とトッピング、スープのオーケストラが奏でられているようである。
麺があらかた無くなったところで、「チャーシューエッグ丼」を食べる。「チャーシューエッグ丼」に載せられたチャーシューはラーメンに載せられているチャーシューに比べて厚みがある。タレは甘く、ニンニクが効いている。


チャーシューを食べながらご飯をレンゲで口に運んだ。チャーシューは肉質系で、脂身は甘く、赤身は柔らかい。タレが絡んだチャーシューは、肉の旨味が濃くて美味しい。もう少しご飯が欲しいところである。ラーメンに添えられた海苔をスープにたっぷり浸して、ご飯を包むようにして口に運ぶ。スープの旨味がたっぷりとご飯に染みこんで、とにかく美味い。2枚の海苔を食べてしまうと、温玉を崩してTKGのようにしてご飯を食べる。タレの甘みが加わって、なかなか食べ応えがある。
「チャーシューエッグ丼」の丼が空になったところで、ラーメン丼を傾けて、残ったスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、カウンターの上に食器を全て上げ、店を出た。

立川駅から電車に乗って、帰宅の途につく。夜になって、昼間よりは気温が下がってきたものの、まだまだ暑い。強い南よりの風が吹いていて、湿度も高く、ムシムシとした陽気である。駅から家まで歩いてくると、汗が全身から噴き出すように感じられた。ワイシャツも汗で濡れて気持ちが悪い。
家に着くと、早々に風呂に入って汗を流す。ようやくスッキリした気分である。


【閉店】今日のラーメン(でんやす式ざる〆茶漬けセット@でんやす)

2020年07月07日 | 【閉店】ラーメン


今日は曇り時々雨。今朝は上空に厚い雲が広がっているものの、雲の一角に穴が空いていて、青空が顔を出していた。薄日が射していて、少し空が明るくなってきている。しかし、雨がパラパラと降っていて、妙な空模様である。今朝の気温は24℃で南よりの風が吹いている。湿度が高く、蒸し暑い朝となった。
今日は1日出勤である。電車に乗って新宿に到着すると、雲の合間から強い日射しが降り注いでいた。都心では、昨夜、今年初めての熱帯夜となったようだ。強く吹く南よりの風が生温く感じられて、かなり蒸し暑い陽気である。

昼間の最高気温は29℃で2日連続の夏日となった。七夕の今日から二十四節気「小暑」となる。この頃から暑さが本格的になってくるとのことだが、既にかなり暑い日が続いている。
日中は上空に厚い雲が広がって、時折小雨がぱらつく生憎の空模様となった。所用で外に出ると、南風が強く吹いていて湿度が高く、水分をたっぷりと含んだ重い空気が体にまとわりつくように不快に感じられた。

定時を廻って夜まで仕事をした後、机上を片付けて職場を出た。外は雨がぱらついていて、雨に濡れるのを避けて地下道を歩いて新宿駅に向かう。新宿駅から中央線快速電車に乗って、立川駅で下車した。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。改札を抜けて、駅南口に出るとペデストリアンデッキを歩いて、アレアレア2の3階にあるラーメンスクエアに足を向けた。

入店したのは先月1日にオープンしたラーメン屋「潮ラーメン でんやす」である。この店のあった場所には以前ラーメン屋「Seattle Ramen Stand」があったが、1年余で閉店した。


店の入口手前左手にある券売機で食券を購入して、店内に入る。メニューは「澄まし潮ラーメン」「琥珀潮ラーメン」「でんやす式油そば」「でんやす式極つけ麺」「でんやす式ざる」の5種類の麺類を基本に味玉・肉増し・メンマ増しをトッピングした各種「特製」メニューを組み合わせた10種類の麺類、「〆茶漬け(並)」「〆茶漬け(小)」「〆バターごはん(並)」「〆バターごはん(小)」「ごはん大盛り」「ごはん」「チャーシューごはん」「鯛ごはん」といった各種ごはんもの、「替玉」「半替玉」「和え玉」「麺大盛り」「海老塩味玉」「葱増し」「メンマ増し」「肉増し」といった各種トッピング・替玉、「鯛皮せんべい」「揚げたてじゃこ天」「ピリ辛メンマ」「手羽中唐揚」「手羽中あまから」といった一品もの、「生ビール(大)」「生ビール(中)」「生ビール(小)」「生レモンサワーor生レモンハイボール」「ソフトドリンク」「日本酒A(一合)」「日本酒A(半合)」「日本酒B(一合)」「日本酒B(半合)」などのドリンク類と5種類の麺類と〆のご飯を組み合わせた各種ラーメンと〆のご飯セットで構成されている。
店内は入口から見て左手奥に厨房があり、正面から右手奥にかけて、4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が7卓配されている。各席上には箸が並べられている他、卓上には、山椒と胡椒、紙ナプキン、楊枝が置かれている。テーブルとテーブルの間には透明なビニルシートがかかっていて、新型コロナウイルス感染症予防の対応がされている。

店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、店の一番奥の4人掛けのテーブル席に座った。店員が食券を取りに来たので、購入した食券を並べて料理を注文する。
注文したのは「特製でんやす式ざる」「麺大盛り」と「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」である。ちなみに各種ラーメンと〆のご飯セットはラーメンと〆のご飯を単純に組み合わせたもので、セットにすることで値引きにはならない。そこで、特製ラーメンを食べたかったので、全て単品で注文した。

お冷やはセルフサービスとなっている。冷水器は入口を入ってすぐ右手にあり、その隣にコップが重ねて置かれている。コップを1つ手に取ると、冷水を注いでまずは1杯冷水をあおった。再び冷水で満たしたコップをテーブルに運ぶ。
しばらくして、「特製でんやす式ざる」「麺大盛り」が運ばれてきた。やや間を置いて、「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」が運ばれてきた。


麺は極細麺で、麺の山の頂には鯛皮せんべいが載せられている他、周囲に豚バラチャーシューが4枚と肩ロースチャーシューが4枚、味玉が1個、穂先メンマが2本、白髭ネギ、カイワレが載せられていて、昆布海苔が1枚添えられている。ちなみに麺の量は並盛(製麺時)が約180g、大盛りは約240gとのこと。


麺にはつけ汁と2種類の薬味、塩が添えられた。
つけ汁は艶がかった濃いめの醤油ベースのスープである。


薬味はゆず皮とおろしワサビである。おろしワサビは注文ごとに天然ワサビをおろして出しているとのこと。


塩は鞆浦産の自然海塩とのことである。


「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」はお碗にご飯が山盛りに盛られていて、その上にあられとカラスミが少量載せられ、カイワレが散らされている他、刻んだ柴漬けがお碗の隅にこんもりと盛られ、お碗の縁にはおろしワサビがトッピングされている。


「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」にはスープが添えられた。少し白く濁っているスープは魚介ダシのスープのようである。


店員が1枚のラミネートされたシートをテーブルの上に載せて、食べ方を教えてくれたので、まずはこの通りに食べてみることにする。


最初は「麺をそのままダイレクトにすすり、麺そのものの味わいと余韻を」とあるので、まずは麺をそのまま食べてみる。北海道の小麦粉「はるゆたか」を中心に独自ブレンドした小麦粉で打ったという特注麺は麺を茹でた後に冷水でしめている。もちもちとした食感の麺は、小麦粉の風味にほのかな甘みが感じられた。
続いて塩や本わさび、柚子皮等の薬味を麺に載せて食べる。塩をつけた麺は麺の甘みが増すように感じられて美味しい。柚子皮や本わさびは麺に載せてみたが、うまく載らないので、そのままつけ汁に投入してしまった。そのつけ汁に麺を浸けて食べる。

瀬戸内産の真鯛から取った出汁をブレンドした特製つゆは極限まで濾過した純水で作られているとのこと。そのおかげか、出汁の旨みが濃く、ストレートに伝わるような味わいで麺の旨みをしっかりと受け止めている。つけ汁に入れたおろしワサビはツンとした風味と辛味で、麺にアクセントを与えている。柚子皮の風味が清涼感をもたらしてくれていて美味しい。
麺を食べながら麺の上に載せられたトッピングを食べる。味玉は中の黄身がトロリと舌の上でとろけるような食感と濃い味わいで美味しい。特大の穂先メンマは特製つゆに浸して食べた。スープを吸ったメンマはジューシーで美味しい。ボリュームもあって、なかなかの食べ応えである。カイワレと白髭ネギはつけ汁に浸して、麺と一緒に食べた。カイワレと白髭ネギのシャキシャキとした食感に、小麦の麺のもちもちとした食感の組み合わせが美味しい。つけ汁がみるみる内に減ってしまった。

残りの麺を食べるにはつけ汁が少なすぎる。店員を呼んで、つけ汁を追加できるか聞いてみると、新しい蕎麦猪口につけ汁を入れて持ってきてくれた。これなら残りの麺もたっぷりとつけ汁に浸けて楽しむことが出来る。


ふと、最初につけ汁だけで麺を食べなかったということに思い至り、新しいつけ汁に麺を浸けて食べる。濃い旨味のダシは麺にたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。薬味が無いので、鯛の風味がストレートに口腔に広がった。もっちりとした麺はお互いに絡みあい、スープをたっぷりと吸って口の中に入ってきた。ジューシーな味わいで美味しい。
今度はチャーシューを食べる。やや厚みのあるチャーシューは豚バラチャーシューである。小ぶりなチャーシューは赤身と脂身がほぼ半々で白っぽく見える。1枚をつけ汁に浸して口に運ぶと、舌の上で脂がとろけるように美味しい。麺と一緒に食べると、チャーシューが口の中で崩れて麺に絡まって喉の奥に消えていく。脂の甘さと香ばしい風味が感じられた。

薄いハムのようなチャーシューは肩ロースのチャーシューである。脂身は少なく、そのまま食べるとハムのような食感だが、つけ汁に浸して食べると焼豚のような味わいで美味しい。麺と一緒に食べると、柔らかい歯応えに麺の食感が絡まって、なかなか食べ応えがあった。
麺の上に載せられていた鯛皮せんべいを食べる。これはつけ汁に浸けても柔らかくならないので、そのままかじった。パリパリとした食感の鯛皮せんべいは香ばしくて美味しい。鯛皮せんべいを食べながら麺を食べる。昆布海苔もつけ汁に浸し、麺と一緒に食べた。磯の香りが濃く、ダシの旨味とあわさって、また異なった味わいと食感である。

麺をおおかた食べ終えたところで、ダシ茶漬けを食べることにした。先ほどの食べ方が書かれたシートを見ると「スープにつけ汁をお好みで入れ、スープとして飲み、〆茶漬けを入れてお召し上がり下さい」とある。
目の前には2つの蕎麦猪口があり、1杯目の蕎麦猪口には底に少しだけつけ汁が残っている。この蕎麦猪口のつけ汁を大胆に「〆茶漬け(並)」に注いだ。そして、2杯目の蕎麦猪口に残っているつけ汁もまた適量「〆茶漬け(並)」に注ぐと、その上からスープを注いだ。

2杯目の蕎麦猪口に残したつけ汁にもスープを注ぎ、まずはスープを注いだつけ汁を飲む。魚介ダシのスープを注いだつけ汁は、魚介の旨味が濃くて美味しい。麺を食べているときに蕎麦猪口の中に残った具や細かい麺の切れ端がスープと共に口の中に入ってきて、思いがけず美味しかった。
続いて「〆茶漬け(並)」を食べる。つけ汁とスープが軽く混ざり合った出汁に浸ったご飯の山はかなり美味そうだ。おろしワサビと刻んだ柴漬けを軽くご飯に絡ませながら、ご飯をかき込む。


ネットリとした食感と塩気の強いカラスミは少量ながらもお茶漬けの中で存在感を誇っている。香ばしいアラレはダシを吸って、程よくジューシーで食感のアクセントになっている。刻んだ柴漬けのシャキシャキとした食感におろしワサビのツンとした風味が一陣の清涼感をもたらしてくれる。ダシの旨味を纏ったご飯は表現しがたいほどに美味しい。サラサラとご飯をかき込んでしまった。
あっという間にお碗の中は空になった。最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。

帰り支度をして、店を出た。
外は雨は止んでいた。上空には雲が切れて、暗い空が顔を出していた。


【閉店】今日のラーメン(ネギチャーシューメン@ラーメン チャチャチャ)

2020年04月24日 | 【閉店】ラーメン


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に小さな雲が敷き詰められたように浮かんでいたが、雲と雲の合間には青空が見えていて、東の空に昇ってきた朝日の日射しが雲の合間からこぼれるように射し込んでいる。今朝の気温は7℃で風はほとんど無く、早朝の空気がヒンヤリと感じられる。玄関の扉を開けると、冷蔵庫を開けたような冷気が室内に流れ込んできた。
今日は自宅で午前中、半日テレワークの予定としている。平日より少し遅い時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂った。玄関のドアポストに投函された朝刊を開き、記事に目を走らせながら、コーヒーを飲む。それから、端末に電源を入れると、業務を開始した。

午前中は日が昇るにつれて、上空の雲が取れて青空が広がってきた。南よりの風が吹いてくると共に、気温も上昇して昼間の最高気温は17℃まで上昇した。日中は大きな綿あめのような雲が上空に浮かんでいるもの、青空が広がって、日射しが燦々と降り注いでいる。湿度が低く、空気がカラカラに乾いているせいか、強く吹く南よりの風が冷たくて、涼しく感じられる陽気である。
お昼過ぎになって職場にメールで業務終了の連絡を入れて業務を終了する。今日はこれからお昼を食べてスーパーに買い出しに行くことにしている。

昨日、東京都から都民の「買物における外出時間を分散するため、3日に1回程度のお買い物を呼びかけ」があったこともあって、休日のスーパーでの買物はしばらく控える。しかし、それでは普段仕事をしていると、買物に行く機会も無くなってしまうので、平日に休みを取って買物に行くこととした。今日、午後半休を取ったのはそのためである。
買い物に行く前にお昼を食べることにした。まずは、電車に乗って日野駅から隣の立川駅に移動する。改札を抜けて駅南口に出ると、ウインズ通りを歩いて立川アーバンホテル1階にあるらーめんたま館に足を運んだ。


先週は入口左手にあるラーメン屋「煮干豚骨 くぼ鷹」で「煮干豚全部のせ」を食べたが、今日は入口右手にあるラーメン屋「ラーメン チャチャチャ」でラーメンを食べることにした。


店の作りは以前と変わっていないが、店のスペースを区切るボードが無くなっていて、暖簾で店のスペースを区切っている。店の左手の柱の脇に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「ラーメン(並・中・大)」「ネギラーメン(並・中・大)」「ネギチャーシューメン(並・中・大)」「つけ麺(並・中・大)」「激辛みそ味ネギラーメン」「ネギ冷やし」「ラー油ネギ冷やし」といった各種麺類と、「太麺変更」「味噌変更」「チャーシュー厚切り」「チャーシューW」「チャーシュー」「ネギ」「ネギW」「ワカメ」「味玉」「コテコテ」「生卵」「のり(5枚)」「バター」「コーン」といった各種トッピング、「チャーハン」「ライス(小)」「ライス」「ネギライス(並・大)」「黒カレー(並・大)」「チャーハン(並・大)」「うな丼(豚)(並・大)」「チャーシュー丼(並・大)」といった各種ごはん物、「ビール」「濃いめ!ウーロンハイ」「黒ウーロン茶」といった各種ドリンクで構成されている。ちなみに各種ラーメンの麺の量は並が150g、中が225g、大が300gとのこと。またライスは並が200g、大が300gとのことである。
店は厨房を囲むようにカウンター席が10席L字形に配されている。券売機で食券を買うと、カウンター席に座り、カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは店のオススメである「ネギチャーシューメン(並)」と「チャーシュー丼(大)」である。

料理を注文すると、カウンターの上にお冷やの入ったコップが置かれたので、まずはコップを傾けて、渇いた喉を潤した。冷たくて、僅かに清涼感も感じられて美味しい。カウンターの上に置かれた冷水のポットを見ると、中の水には氷が浮かべられていて、レモンのスライスが1枚入っている。再び冷水をポットに注ぐと卓上に置いた。カウンターの上には冷水のポットの他にレンゲと台ふきんが置かれている。
卓上には醤油とおろしニンニク、豆板醤、ブラックペッパーグラウンド、お新香、お新香用魔法の粉といった各種調味料や薬味の他、箸と楊枝が置かれている。ちなみにお新香はダイコンとキャベツの浅漬けである。カウンターテーブルの下にはティッシュボックスが置かれていた。

しばらくして、「チャーシュー丼(大)」がカウンターの中から出された。続いて「ネギチャーシューメン(並)」がカウンターの中から出された。
「ネギチャーシューメン(並)」は口縁の大きな平たい丼に入っている。麺は中細のストレート麺で、膜の張った豚骨醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが5枚と白髭ネギ、ワカメが載せられていて、海苔が2枚添えられている。スープには刻みネギが浮かんでいる。


カウンターの上に置かれたレンゲを1つ手に取ると、スープを掬って口に運んだ。スープはこってりめで、バランスの取れた旨味と甘みが美味しい。仕上油の香ばしさが鼻腔に広がった。
続いて箸を取って麺を食べる。村上朝日製麺所製の麺はモチモチとした食感で美味しい。麺にはスープをたっぷりと絡まって口の中に入ってきた。更にワカメと白髭ネギが麺に絡んで口の中に入ってくる。ふんわりとしたワカメはボリューム感があり、更にスープをたっぷりと吸って、ジューシーで美味しい。白髭ネギはシャキシャキとした食感に、素材の辛味がアクセントになっていて美味しい。

麺を食べながらチャーシューを食べる。やや小ぶりの豚バラチャーシューは厚めにカットされている。脂身と赤身のバランスが良く、スープが良く染み込んでいて、柔らかくジューシーで美味しい。チャーシューは5枚もあるので、なかなかのボリュームである。
麺をあらかた食べ終えたところで、「チャーシュー丼(大)」を食べる。「チャーシュー丼(大)」もまたチャーハンを盛り付けるような口縁の大きな平たい器に盛り付けられている。ご飯の上に12切れの短冊状のチャーシュー片を載せて、その上からタレをかけ、ブラックペッパーを振りかけている。


ラーメンを食べるのに使ったレンゲを使って、「チャーシュー丼(大)」を食べた。ライスはやや固めに炊かれていて、タレがライスにも良く染みこんでいて、美味しい。甘辛いタレが肉の旨味と絡み合い、更にコショウでパンチが効いていて美味しかった。
ラーメンに残しておいた海苔をスープに浸して、ライスとチャーシューをくるむようにして口に運ぶ。チャーシューの旨味にスープの旨味が一体となって、口の中に広がる。ジューシーで美味しい。箸休めにお新香をライスの上に載せて食べる。お新香はあっさりとした味わいで、パリパリとした食感がアクセントになっている。最後は、丼をレンゲでかき込むようにして食べてしまった。

「チャーシュー丼(大)」の皿が空になると、あとはラーメンのスープをレンゲで掬って飲む。丼の底に溜まった具を食べてしまうと、レンゲを置き、丼を両手で持ち上げてスープを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干して、器を全てカウンターの上に上げると、席を立って店を出た。

らーめんたま館を出て立川駅に戻ると、電車に乗って2駅隣の豊田駅に向かう。豊田駅北口にあるイオンモール多摩平の森で買い物をすると、帰宅の途についた。
日が傾いて雲が広がってくると、次第に日射しが無くなってきた。日が沈むと、風向きが北よりに変わって、気温がぐっと下がってきた。