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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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おうちで鳥撮影(オナガ&ツグミ)

2021年03月28日 | 写真


今日は曇りのち雨。今日は9時過ぎに起床した。カーテンを開けて空を見上げると、上空にはどんよりとした厚い雲が広がっている。雲と雲の合間からは青空が顔を覗かせていて、時折、薄日も射していたが、次第に雲の厚みが増してきて、日射しは無くなった。
日中は上空を雲が一面に覆っていて、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は20℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。空気がシメシメとしていて、少し蒸すような陽気であるが、風が心地よく感じられた。強い風に煽られて団地の前庭の桜の花が散って、花びらが風に舞った。


今日は午後、雨が降るとの天気予報もあり、家で過ごすことにした。
団地の前庭には時々、いろいろな鳥が来る。たまたま、オナガが飛んできたので、おうち写真と決め込んで、鳥の撮影に挑戦してみることにした。オナガは木々の間を器用に枝を縫って飛んでいく。なかなか撮影も難しいが、幸い、先日、ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1X」のファームウェアアップデートで、独自機能であるインテリジェント被写体認識AFの被写体に「鳥」が加わるなどの機能追加が行われたこともあり、その機能を使って撮影に挑戦した。


鳥は動かないときは全く動かないが、飛ぶときは何の前触れも無く飛ぶように見える。そこで、カメラのプロキャプチャーモードを使用して撮影する。これによりシャッターを押した瞬間から遡って記録できるので、これまで撮るのが難しかった野鳥が飛び立つ瞬間が撮影できるハズである。
オナガは木々の周囲を飛び回っていたが、やがて姿が見えなくなってしまったこともあり、撮影時間は短かったが、なんとか、その姿を収めることができた。


少し時間が経つと、今度はツグミが飛んできた。


椿の枝に隠れて、花をついばんでいたが、やがて地面に降りて虫をついばんでいた。


前庭を慎重にツグミが歩き回っている。


ツグミもしばらく経つといなくなった。
夜になって雨が降ってきた。


東日本大震災 復興応援ライトアップ

2021年03月11日 | 写真


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ空が広がっていて、日の出前の赤く染まった東の地平線から薄明るくなった西の空へのグラデーションが美しい。今朝の気温は0℃と冷え込んだ。湿度が低く、弱い北よりの風が吹いていて、空気が身を切るように冷たい。周囲は凍てついたように、しんと冷え込んでいて、まるで冷蔵庫の中にいるような陽気である。日中は暖かくなるとの天気予報だが、寒暖の差が大きくてまだコートは手放せない。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から乗った電車が新宿駅に到着すると、既に太陽は東の空に昇っていて、西新宿の高層ビル群が朝日に照らされてオレンジ色に染まってる。朝食をコンビニで買うと職場に向かった。西側の窓からは明るくなった東京の市街地の向こうにうっすらと山々の稜線が見える。白く雪化粧をした富士山が霞んで見えた。

日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は14℃で湿度は低く、昼前から強い南よりの風が吹いてきた。日射しが燦々と眩しいほどに降り注いでいて、天気予報によれば、4月上旬並みの陽気とのことである。日射しが暖かく、ヒンヤリとした空気が爽やかに感じられて、心地よく感じられた。
今日は東日本大震災からちょうど10年目の節目の年である。これにちなんで、夕方、都内の各施設で復興応援ライトアップが実施される。そこで、午後は特段急ぎの仕事もなかったので、時間休を取って、ライトアップの撮影に行くことにした。ライトアップは日没後の午後6時頃から実施されるが、時間は実施時間は各施設まちまちで、しかも、実施日は今日だけとなっている。

そこで、まずは調布にある味の素スタジアムに行くことにした。夕方、家を出ると、電車を乗り継いで飛田給駅に向かう。駅から味の素スタジアムに向かう途中で、午後6時を迎えた。


空はまだ明るく、ちょっとライトアップの色が映えなかったが、味の素スタジアムに着くと、スタジアムの施設が白く輝いていた。純白というわけではなく、少し赤みがかって見えた。


ライトアップはスタジアムの南側のみで、北側はライトアップされていないようである。


味の素スタジアム周囲を廻ると、再び飛田給駅から京王線に乗って新宿に向かう。新宿駅に到着すると、都庁に向かった。都庁のライトアップの時間は午後6時から8時まで。ギリギリ間に合ったといった感じである。
都庁が白一色でライトアップされたのを見るのは初めてである。復興ライトアップの白は「ホワイトのライトは人々の祈りと想い、未来への希望をイメージしています」とのこと。都庁のホワイトライトアップは少し青みがかって見える。


震災から10年経ち、ハードウェアの復興はだいぶ進んだとはいっても、復興はまだまだ道半ばである。目の前にはそのために白いキャンバスが描かれたに過ぎない。


ここにどのような未来地図を書いていくか。本当の復興はこれからである。


都庁を後にすると、今度は都営大江戸線に乗って、赤羽橋駅に向かった。
東京タワーのライトアップの時間は日没から12時までである。赤羽橋駅から一旦、桜田通りを南に下って、東京タワーを望む。東日本大震災から10年経った今日は、東京タワー復興応援ライトアップである追悼のあかり「ホワイトイルミネーション」が灯っている。


余談だが、公道には三脚は立てられないので、直立不動の状態で、手持ちで撮影をする。ミラーレス一眼カメラ「OM-D M1 MarkⅢ」超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」を使用しての撮影だったが、シャッタースピードを最長10秒くらいまで遅くしても、ほとんどぶれずに東京タワーの写真が撮れるのは驚異的である。今回はマイクロフォーサーズの強力な手振れ補正の恩恵をフルに生かして撮影する。


今度はプリンス芝公園から東京タワーを望む。毎正時には、3分間の「純白の煌めき」を点灯する。トップデッキ上部の「ダイヤモンド・ティアラ」とメインデッキ上部の「ダイヤモンド・チョーカー」が、ピュアホワイトの光で煌めいた。


最後に東京タワー直下から東京タワーを望む。下から東京タワーを見上げると、17段の階層に設置された268台のLEDライトが、白い光を放っていた。


今日はここで、タイムアップである。今日は東京スカイツリー東京ビッグサイト駒沢オリンピック公園でもライトアップが実施されているとのことだったが、短時間でこれらの施設を廻ることはできない。先に東京スカイツリーに行けば良かったかも知れないが、そこまで思いつかなかった。
東京タワーを堪能すると、電車に乗って帰宅の途につく。

夜、日野駅に到着すると、上空には暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。


コールドムーン

2020年12月30日 | 写真


今日は雨のち晴れ。目が覚めたのは10時過ぎである。午前中に雨が降ったようだが、起床した頃には既に雨は止んでいて、路面はしっとりと濡れていた。上空には雲が広がっていたが、雲の合間から青空が広がってきていて、日が射し込んできた。外に出ると、しっとりと濡れた空気がヒンヤリと冷たく感じられる。
日中は晴れて、上空には青空が広がった。雲が西から東に流れているものの、日射しが燦々と降り注いでいて、午後になって吹いてきた南よりの風がヒンヤリと感じられる。昼間の最高気温は13℃で日射しの温もりが感じられて、心地よい陽気となった。

午後になって、久しぶりにカメラを持って、自宅近くの高台に昇った。先日購入した超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を試そうと考えたのである。


高台からは日野市街地が一望出来る。ここから多摩モノレール柴崎体育館駅を目標に写真を撮ってみる。
まず標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」のワイド端12mmで撮ってみる。35mm換算で24mm相当となる。中央に多摩都市モノレール柴崎体育館駅を入れて写真を撮ってみた。


続いて、標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」のテレ端40mm相当である。35mm換算で80mm相当となる。


次にレンズを交換して、撮ってみる。最初は超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」のワイド端100mmで撮ってみる。35mm換算で200mm相当となる。このレンズを装着すると、光量が落ちるせいか、画質の切れが失われてくるようだ。


次は超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」のテレ端400mmで撮ってみる。35mm換算で800mm相当となる。絞りはオートで撮っており、表示を見ると、テレ端での絞り値はF/6.3だった。


最後に、テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 2.0x Teleconverter MC-20」を装着して、テレ端800mmで撮ってみる。35mm換算で1600mm相当となる。駅は画面に収まりきらずに少し切れるほどである。ただ、テレコンを付けると、光量が2段落ちる(F/13)こともあり、少し画質の切れが甘くなるような気がする。


日が傾いてくると、西の空は雲が取れて澄んだ空が広がった。ダイヤモンド富士とはならなかったものの、富士山の南側の稜線に夕日が沈んでいくのが見えた。


一方、東の空は雲が広がっていて、月は見えなかった。
夜になって強い北よりの風が吹いてくると、雲の合間から満月が顔を出した。12月の満月は「コールドムーン」とも呼ばれており、今年最後の満月となる。超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 2.0x Teleconverter MC-20」を装着して、テレ端800mmで撮ってみる。手持ちで撮ったのだが、月の表面をくっきりと写真に撮ることが出来た。


夜になってぐっと冷え込んできた。写真を撮っていると、風が体温を容赦なく奪っていくかのようである。満月の写真を撮ると、早々に家の中に入った。


イルミネーション(東京ミチテラス2020@東京・丸の内)

2020年12月19日 | 写真


今日は晴れ。今日は9時過ぎに起床した。カーテンを開けて空を見上げると、東の空に薄い雲がかかっているものの、上空には青空が広がっていて、すっかり外は明るくなっている。外に出てみると、まるで冷蔵庫の中にいるかのような陽気で、透き通った冷たい空気が肌を刺すようである。凜として冷たい空気に、眠気が吹っ飛んだ。
昼前になって薄雲が広がってくると、日が陰ってきた。昼間の最高気温は10℃を下回るくらいで、冷たい北よりの風が吹いている。空気はカラカラに乾燥していて、風が冷たく感じられた。昼過ぎになって太陽が雲から顔を出すと、再び日が射して来たものの、東の空には大きな雲が浮かんでいる。陽光も次第に弱くなってきた。

今日は写真部の撮影会があった。東京丸の内で開催されているイルミネーション「東京ミチテラス2020」を撮りに行くという企画である。集合が夕方なので、午後になって、カメラバッグにカメラなどの機材を詰め込んで、集合場所の東京駅に向かった。
「東京ミチテラス2020」の会場は東京駅前広場と行幸通り丸の内仲通り大手町仲通りとなっている。東京駅前広場の四隅にはハクチョウのアートカリグラフィのオブジェが設置されていて、「感謝」と「励まし」の言葉を表現している。


行幸通りでは、結婚式の前撮りか、花婿と花嫁の数組のカップルが結婚衣装で撮影をしているのを見かけた。風が冷たく、ダウンジャケットを着てこなかったのを後悔するくらいに寒かった。


今回は、昨日購入したクロスフィルターレンズと、以前から持っているR-スノークロスフィルターレンズを使って、イルミネーションを撮影する。クロスフィルターレンズを使用すると、強い光が強調されて、イルミネーションの光が神々しく見えるが、明かりが多いところだと、少し煩わしくも感じられなくは無い。


ただ、今日みたいに人が多いところでは、街を歩く人をうまくぼかす効果もあって、それはそれで印象的な写真も撮れた。


丸の内仲通りの沿道にはアート作品が設置されており、これらとのコラボレーション写真も面白い。


丸の内仲通りを走る赤い2階建ての観光バス「スカイバス」はイルミネーションの中を走って行く。まるで星の大海原を進んでいくかのように見えた。


夢中でシャッターを切っていると、時間があっという間に過ぎ去ってしまった。


撮影会は午後7時に終了で、その後は流れ解散となった。写真を撮りながら再び東京駅に歩いて行く。


帰りは東京駅から中央特快に乗って日野駅に向かった。日野駅前の定食屋「やよい軒 日野店」で夕食を食べて帰宅する。
家に着いて熱い風呂に浸かると、ようやく落ち着いた気分になる。浴室の窓から入ってくる冷気が心地よく感じられた。


部分日食

2020年06月21日 | 写真


夏至の今日は曇り時々晴れ。今日は8時半頃に目が覚めた。カーテンを開けると、上空には雲が広がっていて、路面がほんのりと濡れている。朝方に雨が降ったらしく、玄関のポストに投函されていた新聞はビニル袋に入っていた。既に雨は止んでいて、薄日が射している。北よりの風が吹いていて、窓を開けると、湿った空気がヒンヤリと感じられた。
午前中に不意に雲が切れて青空が見えてくると、日が射し始めた。昼間の最高気温は25℃で2日連続の夏日となった。風が涼しく感じられるものの、湿度が高めで蒸し暑いくらいの陽気である。

朝方は曇っていたので、部分日食の撮影は諦めていたが、こうなると少し希望が出てくる。tenki.jpの情報によると、東京における部分日食は16時11分頃から始まり、最大の食の時刻が17時10分、終わりは18時4分頃となっている。食分は0.47ということなので、太陽の半分くらいが欠けるということだ。
一縷の望みをかけて、部分日食を撮りに行くことにする。昨日戻ってきたミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」と昨日買ったNDフィルターレンズ、望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 Ⅱ」三脚等をカメラバッグに詰めると、14時過ぎに家を出た。

太陽の高度が分からないので、見晴らしの良いところを探して、多摩川の河川敷に出る。ここで、カメラのセッティングをした。基本的に太陽はかなりの光量があるので三脚は不要だが、セッティングするのに三脚を立てて、カメラをセットする。


ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 Ⅱ」を装着し、ステップアップリングを装着してNDフィルターレンズを装着した。今日は曇りなので、昨日買ったND500のフィルターレンズに以前購入したND64のフィルターレンズを装着する。これで、ND32000のフィルターレンズとして使うことが出来る。


多摩川の河川敷に着いたときは、多少日射しはあったが、いよいよ部分日食が始まる時刻になって、太陽が雲に隠れてしまった。


こういうときは仕方ない。太陽が出てくるまで待つしか無い。部分日食が始まって、3分後に太陽が顔を出した。写真を撮ってみると、下の方が少し欠けている。


太陽は再び雲に隠れてしまった。再び、太陽が雲から顔を出したのは16時28分である。太陽には雲がかかっていて、日射しも弱々しく感じられる。ND32000では暗すぎるように思われて、すぐに、ND64のフィルターレンズをND16のフィルターレンズに交換して撮影をした。見た目にも分かるくらいに太陽が欠けているのが見える。


太陽が姿を見せたのはこれが最後で、部分日食の終わる18時4分まで太陽を見ることが出来なかった。少々くすぶり感を感じながら帰宅する。今日は1年でもっとも昼間が長くなる日で、日の入りの時刻は19時である。上空は雲で覆われていたが、まだ明るかった。
夜になって南よりの風が吹いてきた。