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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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工場夜景撮影会

2020年01月18日 | 写真


今日は雪または雨のち曇り。昨日は久しぶりに午前様になってしまった。風呂にも入らずにそのまま布団に潜り込んで、目が覚めたのは昼前である。カーテンを開けると、窓の外は雪が降っていた。積もってはいないが、外はかなり寒そうである。
まずは風呂を沸かして湯に浸かり、髭も剃ってサッパリとした。その後、今日の撮影会に行くために、カメラ機材をカメラバッグに詰める。今日は寒そうなのでカイロを腰に貼り、ダウンジャケットを着込むなど防寒対策をして外出する。

昼間の気温は朝よりも低くなって、0℃まで下がった。冷たい北よりの風が吹いていて、外は凍えるような寒さである。午後になって雪は雨に変わったが、午後になっても雨は止む気配が無く、雨脚は強くなったり弱くなったりしながらも夜まで降り続いた。
今日の撮影会は工場夜景の撮影会である。集合場所の川崎駅に向かい、川崎駅からバスで30分ほど乗って、最初の目的地である東扇島東公園に向かった。東扇島東公園の中の屋根のあるあずまやの中でカメラ機材を取り出して撮影の準備をした。

視線の先には川崎航路を挟んで化学工場が見える。その左側奥には羽田空港もあるはずで、右側からひっきりなしに着陸態勢に入った旅客機が飛んできた。工場からは煙が吐き出されていて、旅客機はガスに隠れると、音だけを残して姿が消えてしまった。


今日の日没は16時53分でまだ暗くなるには早い時間だが、既に戦意は喪失していて、ひたすら寒さに耐える状況である。結局、その後、雨中での撮影は中止になって、公園から歩いて30分位のところにある川崎マリエンに向かうことにした。
川崎マリエンは川崎市のコミュニティー施設である。この施設には川崎港を一望することのできる展望室が設けられている。この展望室から川崎港の工場夜景を撮影する。

川崎マリエンに到着する頃には日も沈んで、周囲は薄墨に染まったように暗くなっている。展望室からは川崎港を一望することができて、周囲の工場や物流施設が見渡せた。
川崎マリエンの南側には出荷される自動車が絨毯のように並んでいるのが見える。ミニカーが敷き詰められているようで、なかなかの圧巻である。


西側にはコンテナヤードがあって、コンテナ船が接岸していた。ガントリークレーンがコンテナの積み卸しをしているのが見える。


週末の川崎港は車もあまり走っておらず、少し寂しい感じがする。しかも雨が降っているせいか、展望室内も客の姿はまばらだった。


展望室で1時間あまりを過ごした後、撮影会は終了となった。しかし、今回の撮影会で、工場夜景を撮影するためのスポット情報を得たので、あらためて後日、来てみたいところである。
川崎マリエンからはバスで再び川崎駅に戻る。40分ほどバスに揺られて駅まで戻ってきたところで解散。有志で川崎駅前の居酒屋で反省会をする。反省会が終わると、自分は南武線に乗って立川まで向かうと、立川駅で中央線に乗り換えて日野駅に向かった。

日野駅に到着する頃には雨も止んでいたが、北風が冷たかった。


飛行機撮影会

2019年12月14日 | 写真


今日は晴れ。今日は朝8時に起床した。カーテンを開けると、上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が射し込んでいる。今朝は風はほとんど無く、空気が凛として冷たくて、肌を刺すような寒さである。日が昇ってくると、次第に気温も上昇してきた。
今日は写真部の飛行機撮影会がある。布団から這い出すと、顔を洗って昨夜のアルコール分を体の中から追い出し、カメラ機材をカメラバッグに詰め込んで、集合場所の大森駅に向かった。

日中は快晴で、上空には気持ちの良いくらの青空が広がっている。昼間の最高気温は16℃で、日射しが燦々と降り注いでいた。午後になって強い南よりの風が吹いてきたが、湿度が低く、空気が乾いていて暖かい陽気である。
大森駅からバスに乗り、最初の目的地である城南島海浜公園に向かう。公園までは城南島循環行きのバスに乗っていくのだが、土曜日の昼間は1時間に1本くらいしかバスが走っていない。

バスに乗って、城南島四丁目バス停で下車すると、城南島海浜公園に歩いていった。公園に入って、飛行機の爆音にふと視線を上げると、松の木の茂みの中から飛行機が飛び出してくる。


砂浜に出て上空を見上げると、羽田空港に着陸していく旅客機が頭上を飛んでいた。


かなりの迫力である。


高度を下げてきた飛行機が頭上をかすめるようにひっきりなしに飛んでいる。


視線の先には羽田空港があり、滑走路に降りていく。


飛行機はおよそ3分間隔でやってくる。まるで山手線のダイヤのようである。
着陸する直前の飛行機はギリギリまで速度を落として飛んでくるので、結構、写真が撮りやすい。しかも、かなりの低空で飛んでくるので、望遠レンズはおろか、標準レンズでも自分的には、十分満足な写真が撮れるのが嬉しい。


視界を転じて、海の先を見る。対岸は中央防波堤外埋立地で、中央防波堤外側コンテナ埠頭の青いコンテナクレーンが見える。


その先には東京スカイツリーが見えた。


城南島海浜公園では約2時間ほど時間を取って、写真を撮影した。
その後、バスと東京モノレールを乗り継いで羽田空港に向かった。羽田空港第2ターミナルビル5階の展望デッキから、飛行機を撮る。展望デッキは屋内と屋外がある。屋内はガラス窓を通して写真を撮ることになる。室内は暖かいが、写真を撮るには窓面の反射があるため、写真を撮りづらい。そこで、屋外デッキから飛行機を狙うことにした。


屋外デッキにはワイヤーフェンスが設けられている。このワイヤーフェンスのワイヤーとワイヤーの合間にレンズを突っ込んで写真を撮っている人もいたが、それではレンズが傷ついてしまうし、第一、マナー違反でもある。そこで、望遠レンズでこのワイヤーを前ボケさせて撮る。


飛行機はどのタイミングで離陸するか分からないので、基本的に流し撮りをすることにして、飛行機が滑走路を走り出すところで、飛行機の前輪に焦点を合わせて、飛行機を追いかけた。今回、撮影に使用したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」は飛行機などの特定の被写体に対する高精度な追尾を可能にしたインテリジェント被写体認識AFを搭載している。この機能を使って、流し撮りをすることにしたのである。


レンズの設定は150mm程度とし、シャッタースピードは1/50くらいにして、「連写L」で撮影をしてみた。この「連写L」では出荷時設定では10fpsとなっている。これよりも遅いシャッタースピードでは、全てブレブレの写真になっていた。自分的には流し撮りのシャッタースピードは1/50程度が限界らしい。ちなみに、マイクロフォーサーズの焦点距離150mmは35mm換算で300mmに相当する。
飛行機に焦点を合わせながら、体をねじる。運動不足の体には少々ツライ動作である。


うまくタイミングが合えばいいのだが、飛行機の離陸のタイミングも異なれば、飛行機のサイズも異なる。手前で離陸する飛行機もあれば、なかなか離陸しない飛行機もある。しかし、それが面白かったりする。
しばらくして日が暮れてきた。西側の空がオレンジ色に染まり、ターミナルビルのシルエットが映えて美しい。


エプロンに駐機している飛行機はオレンジ色の照明に照らされていて、それがまた美しい。


駐機している飛行機の向こうには、滑走路を離陸する飛行機が見えた。


しばらく飛行機を撮っていたが、やがて、撮影会も終了の時刻を迎えた。
その後は羽田空港から品川に京浜急行線で移動して、品川駅前の居酒屋で反省会をする。反省会も終了すると、三々五々に帰宅の途についた。


江ノ電沿線撮影会@江の島&鎌倉

2019年12月01日 | 写真


12月初日の今日は曇りのち晴れ。今朝は上空にどんよりとした雲が広がっていて、暗い朝となった。朝の気温は2℃で弱い西よりの風が吹いている。空気が冷たく、凍えるような朝である。
今日は写真部の例会を兼ねた撮影会が江ノ電沿線の江の島及び鎌倉であるので、朝は平日と変わらない時間に起床した。昨日準備した機材をカメラバッグに詰めて自宅を出る。日野駅から中央線で八王子駅に出ると、横浜線に乗り替えて町田に向かった。町田で乗り換えて、今日のために先日購入した小田急線の江の島・鎌倉フリーパスで集合場所の片瀬江ノ島駅に向かう。

集合場所となった片瀬江ノ島駅の駅舎は来年の5月の完成に向けて、改良工事を進めている。先日、片瀬江ノ島駅に来たときは、建物の姿は無かったが、既にブルーの網状のシートの内側には工事前の竜宮城のイメージが垣間見えている。新駅舎は従来の竜宮城のイメージはそのままに、寺社仏閣造りを取り入れた駅舎となる予定とのことで、完成が待ち遠しい。


駅の改札を出ると、駅前のコンビニで朝食を買って、歩きながら朝食を摂る。コンビニの中にイートインスペースが欲しいところだが、そのスペースは無いので仕方ない。歩きながら片瀬橋まで向かい、片瀬橋から江の島を望んだ。


今日は国道134号線の江の島・二宮間をコースとした湘南国際マラソンがあるとのことで、朝8時くらいには交通規制が始まった。第1折返し地点となる江の島入口付近にはバルーンが飛ばされて、警官や報道関係が続々と集まってきた。
片瀬江ノ島駅前の集合場所に戻ると、まずは江の島と本土をつなぐ江の島弁天橋の江の島入口の西に広がる片瀬東浜に出る。今日のテーマはモノクロ写真ということなので、基本はモノクロ写真を撮ることにする。浜に出ると、上空には東の空の雲が切れて青空が広がっていて、雲の切れ間から差す光が天から海面に伸びている。


弁天橋を渡ると、江島神社の参道を行かずにヨットハーバーに行く道路を歩く。


途中から住宅街の中を突っ切り、階段を登って中津宮に出た。途中の住宅街ではひなたぼっこをしているネコを見かける。いきなり来たカメラの集団に取り囲まれて、困っているようである。


江島神社中津宮の脇にある展望台広場ウッドデッキからはヨットハーバーを一望でき、その先には小動岬から稲村ヶ崎に至る七里ヶ浜が広がっているのが見える。上空には悠然とトンビが舞っていた。


江の島サムエルコッキング苑のあたりで小休止。上空の空は雲が取れて、青空が広がり、日射しが燦々と降り注いできた。


ここから稚児ヶ淵に出る。西の空には青空が広がっていて、朝は雲に隠れていた富士山の白い姿が相模湾の海の向こうに見える。その手前には烏帽子岩がその姿を見せていた。


日中は晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は17℃まで上昇したものの、強い南よりの風が冷たく感じられる。日射しは燦々と降り注いでいて、写真を撮りながら歩いていると暑いくらいである。日中は上着を脱いで撮影してまわった。
稚児ヶ淵からは遊覧船べんてん丸にのって江の島弁天橋の江の島側入口に到着した。実はこの船に乗ったのは、湘南に住んでいたにも関わらず、初めての経験となった。乗船時間はおよそ6~7分ほど。今回はかなり慌てていたので、写真が上手く撮れなかったが、次回は落ち着いて乗ることにしたい。

ここから江の島弁天橋を渡り、江ノ電江ノ島駅に行くと、江ノ電に乗って和田塚駅に移動。駅から歩いて5分ほどの場所にあるイタリアンレストランでランチを食べる。サラダやガーリックトースト、パスタやドルチェを堪能した。
ランチ後は二手に分かれて、自分は江ノ電江ノ島駅から腰越駅に至る腰越電車通りで町歩きをすることにした。まずは江ノ電江ノ島駅前にある湘南モノレール湘南江の島駅の駅ビル5階にある「ルーフテラス」に登る。このビルは昨年12月にリニューアルされた建物で、「ルーフテラス」からは正面に白く輝く富士山を眺めることができる。


次にビルを降りて、腰越電車通りをゆっくりと写真を撮りながら歩く。


神戸川にかかる神戸橋の上の江ノ電を撮った。


その後、腰越駅から七里ヶ浜駅に向かう。


国道134号線と併走する線路に出ると、江ノ電の車内から、目の前に相模湾の青い海が広がった。その正面には大島のシルエットがうっすらと姿を見せていて、右手には江の島が見える。車内の窓には江の島のシルエットが映し出された。


七里ヶ浜駅に到着すると、浜辺に降りて三脚を立てて、カメラをセットした。上空には青い空にトンビが何羽も悠然と舞っている。観光客が食べ歩いているホットドッグやハンバーガーを狙っているのであろうか。おかげで、トンビの飛んでいる姿をカメラに収めることができた。今度来るときは、もう少し焦点距離の長い望遠レンズを持ってくる必要がありそうだ。


夕暮れに染まる赤い空に赤い海の向こうに江の島と富士山のシルエットが見える。富士山の頂上には笠雲がかかっていて、明日は雨になることが予想される。


日が沈むと、波打ち際が真っ赤に染まった。日が沈むといっそう海風が強く吹いてきて、三脚に固定したカメラも少しぶれているようである。


その直後である。大きな波が打ち寄せてきて、自分のいる場所まで海水が押し寄せてきたのは…。おかげで、くるぶしまで海水に浸かり、三脚の脚も海水に浸ってしまった。カメラは強い南風に煽られた海水の細かいしぶきがかかってしまった。
解散後、近くのコンビニでミネラルウォーターのボトルを買い、その水で三脚の脚を洗うと、持っていたタオルで拭って三脚をしまった。カメラも一応、拭いたが、明日はカメラのメンテナンスをすることになりそうである。まあ、明日は有休を取ったし、雨も降るようなので、1日家で過ごすことになりそうだ。

夜は江ノ電で藤沢駅に出た。駅前の居酒屋で反省会があり、これに出席する。反省会が終わると、小田急で帰る組とJRで帰る組に分かれて、それぞれ帰宅の途についた。
家に着くと、どっと疲れが出た。風呂に浸かって、汗と塩と砂を流すと、早々に布団に潜り込んだ。


水生物園@井の頭自然文化園

2019年09月23日 | 写真


3連休最終日の今日は曇り時々晴れ。今朝は上空に青空が広がっていたが、次第に雲が広がってきた。しかし昼過ぎには雲の合間から青空が顔を出し、強い日射しが降り注いできた。上空の雲が南から北に流れていて、日が出たり陰ったりする空模様となった。
今日は秋分の日ということで、昼と夜の長さがほとんど同じ長さとなるハズだが、ちなみに今日の日の出の時刻は5時29分で、日の入りの時刻は17時38分となっており、若干昼の方が長かったりする。

日中も雲が多いものの、青空が広がって、強い日射しが燦々と降り注ぐ厳しい残暑の1日となった。台風17号は今日の午前中に温帯低気圧になったとのことだが、この低気圧の影響で強い南風が吹き込み、昼間の最高気温は32℃まで上昇して真夏日となった。関東に台風は来なかったが、台風一過の陽気となった。湿度が高く、かなり蒸し暑い陽気である。
今日は昨日に引き続き、井の頭自然文化園カメラを持って、写真を撮りに行くことにした。日野駅から電車に乗って吉祥寺駅まで行き、改札を抜けてアトレ吉祥寺本館西口から外に出た。目の前を南北に伸びる吉祥寺通りを南に歩いていき、吉祥寺駅前交差点を越えて2つめの信号にかかったところで、左手に見える井の頭公園の入口から公園に入る。坂を下りていくと、左手に井の頭自然文化園の水生物園(分館)の弁天門入口が見えてくる。

昨日のチケットの切り取らなかった半券を入口の係員に渡して中に入った。橋を渡ると、正面に水生物館が見えてくる。まずはこの建物内に入った。この建物内には魚だけでなく、カエルなどの両生類、水生昆虫、水生植物など、淡水の生き物を展示している。
今日は連休であることに加え、外が暑いこともあって、涼しい館内は結構、混雑している。写真は改めて撮りに来ることにしよう。

建物の外に出て園内を歩く。園内は主に鳥の飼育舎が設けられている。園の中央にはツルやコールダックの飼育舎があり、その周囲にはクロツラヘラサギやコウノトリ、カモなどの鳥の飼育舎がある。
クロツラヘラサギは東アジアにのみ生息する世界的な絶滅危惧種で、クチバシがヘラ状になっている。水深の浅い水たまりを掬うようにかき回していた。


かつて日本の広域に分布していたコウノトリの野生種は48年前に絶滅してしまったが、現在は人工繁殖を経て、徐々に生息数が増加しているとのこと。目の前のコウノトリは優雅に歩きながら草にクチバシを突っ込んで、かき回していた。


水生物園の周囲は水辺の小道になっている。西側にはハクチョウやガンが羽を休めていた。


午後3時30分になって、コールダックの餌やりが始まった。飼育員が運んできた容器には野菜などをペレットにしたものが入っていて、コールダックが盛んについばんでいる。ペレットの餌の脇にはキャベツのカットや小松菜などが置かれていたが、見向きもせずに食べていた。


閉園は本園と同じ午後5時である。少し早めに水生物園を出て、公園内を歩く。井の頭池には4羽のカイツブリが泳ぎ回っていて、池に潜ってはエサをついばんでいた。


井の頭公園からの帰りは玉川上水沿いに御殿山通りを歩いて、三鷹駅に出た。沿道には山本有三記念館があり、後日、行ってみたいところである。三鷹駅に出ると、電車に乗って帰宅した。
日野駅から自宅を目指して歩いていると、西の空が夕日で赤く染まっている。明日はいい天気になりそうである。


動物園@井の頭自然文化園

2019年09月22日 | 写真


今日は晴れのち雨。昨日の天気予報では今日は雨が降るということだったので、10時くらいまで布団の中で寝ていた。カーテンの外が明るくなっているのに気づいて目を覚ますと、カーテンを開けて窓の外を眺めた。すると、外は明るくなっていて、上空には雲が所々に浮かんでいるものの青空が広がっている。
日中は雲が多いものの、日が射して気温も27℃まで上昇し、夏日となった。北よりの風が吹いているものの、湿度がやや高く、少し蒸し暑く感じられる陽気である。こんなに晴れるなら写真を撮りに行こうと、先日購入したカメラバッグミラーレス一眼カメラ交換レンズを入れて外出することにした。

今日は日野駅から電車に乗って吉祥寺駅まで行く。駅南口を出て、井ノ頭通りに出ると西に歩いていき、吉祥寺駅前交差点で左折して吉祥寺通りに出た。吉祥寺通りを南に歩いていくと、交差点から10分ほど歩いていったところの右手に井の頭自然文化園がある。今日はここで写真を撮ることにした。
井の頭自然文化園の動物園(本園)の入口で入場券を買い、動物園(本園)に入った。井の頭自然文化園は動物園(本園)と水生物園(分園)に分かれていて、それぞれの入場券が1枚になっている。係員の話では1日に両園に入らなくても、別々の日に入園することもできるとのこと。それなら、たとえ、動物園(本園)で1日潰してしまっても、後日、水生物園(分園)を楽しむこともできそうである。

動物園(本園)は入口から見て中央にヤクシカやツル、イノシシのいる大放飼場があり、その周囲に野鳥の盛りやペンギン、カピバラ、モルモットなどの動物のいるエリアが点在している。まずはぐるりと1周してみることにした。
入口付近にはモルモットふれあいコーナーがあり、ここではモルモットをだっこできるとのことで多くの家族連れが行列を作って待っている。モルモットふれあいコーナーを右目に見ながら進むと、ミーアキャットのいる飼育舎に向かう。ミーアキャットは直立不動の状態で立っていた。


ミーアキャットのいる飼育舎を過ぎると、フェネックの飼育舎に向かう。耳の大きなフェネックはイヌ科キツネ属に分類される北アフリカに生息する動物である。石でできたトンネルをくぐって、すばしこく動き回っていた。


ミーアキャットのいる飼育舎の裏にはカピバラの飼育舎がある。大きなカピバラは穏やかな性格で、あまり動きもしていない。


更に奥に進んで、アカゲザルのサル山に到着する。もう午後になって、天気も悪いからなのだろうか。サルもひとかたまりになって寝たりしている。目の前の2匹はシラミを取っているようである。


サル山の奥のリス園に入った。二重に設けられた扉の奥ではリスが走り回っている。写真を撮っていると、3回くらいリスが、自分の足をよじ登り、背中とリュックの間に潜り込もうとしたり、肩や頭の上に上ったりした。なかなか写真を撮るのも楽しい。


午後4時を回り、園内もだいぶ空いてきた。閉園時間は5時なので、帰って行く家族連れも多い。モルモット舎の前を通ると、撫でられ過ぎて、ぐったりと疲れたらしいモルモットが飼育舎の中で寝そべっていた。


カメラバッグの調子は良かった。カメラも取り出しやすいし、レンズ交換もしやすい。ただ、ちょっと大きいこともあって、サイドポケットへのアクセスが少々煩わしい。使っている内にだんだんと、カバンの生地も馴染んでくると期待したい。
閉園時間になって、動物園を出た。水生物園(分園)はまた後日、行くことにする。動物の写真撮影は難しいが、楽しい。これなら年間パスポートを買ってもいいような気がしてきた。ちなみに年間パスポートは1600円で、4回行けば元が取れる。まあ、今日のところはまだ水生物園(分園)にも行っていないので、年間パスポートを買うのは見合わせた。

夕方になって雨がポツリポツリと降ってきた。動物園を出ると、吉祥寺駅に戻り、中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。
夜になって、まとまった雨が降ってきた。