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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のラーメン(肉そば@田中そば店 武蔵境店)

2020年03月03日 | ラーメン(多摩)


桃の節句の今日は晴れ。今朝は東の地平線付近に薄い雲が浮かんでいるものの、上空に澄んだ空が広がっていた。東の赤い空の領域が次第に広がってきて、日を追う毎に、空が明るくなってくるのを実感できる。
今朝の気温は4℃で、出勤のために家を出ると吐く息が白く見えた。昨日降った雨で濡れた路面は生乾き状態で、空気もまだ、シメシメと感じられる。西よりの風が吹いていて、空気が冷たく感じられるが、むしろ朝の冷気が心地よく感じられた。

日中は上空に雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がった。昼間の最高気温は18℃で、昨日の真冬の寒さだった陽気とは打って変わって、3月中旬並みから4月上旬並みの陽気となったとのことである。空気は乾いていて、日陰は北よりの風が冷たく感じられるものの、日の当たるところは日射しがポカポカと暖かく感じられる。上空が黄色く見えるのは、花粉が大量に飛んでいるからだろうか。
今日も1日デスクワークをしていたが、夜遅くまで残る必要も無く、昨日よりも少し早く職場を出た。外に出ると、日が沈んだ空が少しずつ暗くなってきている。強い南よりの風が吹いていて、涼しいくらいの陽気である。この時間ならまだ帰宅ラッシュの時間帯にかからないだろうと、今日も新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。ホームに停まっていた電車は高尾行きの通勤快速電車だったが、幸い、吊革に掴まることが出来た。

今日は夕食を食べて帰ることにしており、以前、購入した雑誌「ラーメンぴあ2020首都圏版」に付いていたクーポン券を使ってラーメンを食べに行くことにした。今日行くことにしたラーメン屋は武蔵境駅北口にあるので、三鷹駅で中央線快速電車に乗り換えて、隣の武蔵境駅で下車した。
駅北口に出て、駅前から北に延びるすきっぷ通りに入る。昨年、独り呑みをした居酒屋「魚民 武蔵境北口すきっぷ通り店」に曲がる角の左手のビルの1階にラーメン屋「中華そば専門 田中そば店 武蔵境店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手の隅に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「中華そば」「中華そば(玉子入り)」「ねぎそば」「肉そば」「冷やかけ中華そば(夏限定)」「お子様らーめん(小学生以下のお子様」「山形辛みそらーめん」といった各種麺類、「特製肉めし」「小特製肉めし」「明太子ごはん」「小明太子ごはん」「韓国風明太子ごはん」「小韓国風明太子ごはん」「ごはん」「小ごはん」といった各種ご飯もの、「味付け玉子」「ねぎトッピング」「チャーシュー3枚」「メンマトッピング」「チャーシュー2枚」「麺の大盛」といった各種トッピング、「瓶ビール」で構成されている。ちなみにラーメンは「こってり(背脂入り)も出来ます」と書かれていた。
食券を買うと、自分の背後に店員が控えていて、食券を渡して料理を注文した。注文したのは「肉そば」「特製肉めし」である。更に雑誌に付いていた「大盛り無料または味玉1個サービス」のクーポンを渡して、「味付け玉子」のトッピングをしてもらうことにした。

奥行きのある店の奥に進む。券売機の脇には4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されており、その奥に厨房がある。厨房の前にはカウンター席が8席直線上に並んでいて、更にその奥には4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。
空いているカウンター席に座ると、冷水の入ったコップが置かれた。卓上にはブラックペッパーグラウンドと特製唐華といった調味料や薬味の他、箸とレンゲ、楊枝、冷水のポット、ティッシュボックスが置かれている。

お冷やを飲みながらしばらく待っていると、最初に「肉そば」がカウンターの中から出された。


続いて「特製肉めし」もカウンターの中から出された。


店員に紙エプロンがありますと勧められたので、紙エプロンをつけてラーメンを食べることにする。
白い丼に入った「肉そば」の麺は中太麺で黄金色に濁ったスープに浸かっている。麺の上にはトッピングの「味付け玉子」が1個と刻みネギ、メンマが丼の中央に載せられていて、その周囲を8枚のチャーシューが囲むようにして載せられている。


白いお碗に盛られた「特製肉めし」は刻んだチャーシューの炊き込みご飯だろうか。茶色く染まったご飯の中にはたっぷりの刻んだチャーシューが入っている。
まずはレンゲを取って、スープを掬って口に運ぶ。ゲンコツや豚背脂などを2日以上炊き込んだというとんこつスープは、塩ベースながら、ほのかに醤油の風味も香る比較的あっさりとしたスープで、旨味が詰まっているような味わいで美味しい。

続いて麺を食べる。トリオ製麺製の麺は平打ちのちちれ麺で、つるつるとした喉越しにもちもちとした歯応えが味わえる。麺にはたっぷりのスープと刻みネギ、メンマが絡んで口の中に入ってきた。
麺の上に載せられたトッピングを食べる。最初は味付け玉子である。玉子にかぶりつくと、口の中にトロリとした食感の黄身があふれてきた。黄身は甘くて、濃厚な味わいである。白身もプリプリとした食感で美味しい。メンマは味が良く染みこんでいて、麺を食べていると、食感のアクセントになっている。ネギもシャキシャキとした歯応えで美味しい。

麺を食べながらチャーシューを食べる。脂身と赤身のバランスのとれたチャーシューは小降りながらも厚く、なかなか食べ応えがある。スープを吸った赤身は柔らかく、ジューシーな味わいで美味しい。脂身は甘く、舌の上でとろけるようである。チャーシューを食べながら麺を食べる。
途中で、「特製肉めし」を食べることにした。刻みチャーシューの入ったご飯は、チャーシューの醤油ダレの甘みに胡椒がきいていて美味しい。ご飯に入っている刻みチャーシューは肉質系で、味が良く染みこんでいて、存在感がある。

「特製肉めし」を食べてしまうと、再び「肉そば」を食べる。麺をあらかた食べ終えたところで、スープに沈んでいるチャーシューを食べ、最後にラーメン丼を傾けて、スープを飲み干す。
丼が空になると、体が熱くなって、額から汗が噴き出してきた。カバンの中からタオルを取りだして汗を拭くと、コップに残ったお冷やを飲み干す。もう1杯、コップにポットから冷水を注ぎ、1杯あおると、帰り支度をして店を出た。

外は東よりの風が吹いていて、熱くなった体に夜風が気持ちよかった。上空には暗い空に薄いベールのような雲がかかっている。雲の向こうからは上弦の月が朧な光を放っていた。
武蔵境駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。電車は比較的空いていたが、結局、立川駅まで座ることが出来なかった。

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今日のラーメン(味噌ラーメン@くう)

2020年02月25日 | ラーメン(多摩)


連休明けの今日は晴れのち雨。今朝は東の地平線付近には雲がかかっているものの、上空には澄んだ藍色の空が広がっている。朝の気温は3℃で弱い西よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、吐く息が白く見えた。
毎日、出勤時に空を見上げるだけでは、日の出の時刻が早くなっていることに気付かないが、週末を挟むと、急に空が明るく見えて、春が近づいていることを実感する。今日は夜、雨が降るとの予報に折り畳み傘を持って出勤した。

午前中に見えていた青空は、昼前に雲が広がってきてきて、日中は日射しが無くなってしまった。昼間の最高気温は14℃で、午後から南よりの風が吹いてきた。湿度が低く、風がヒンヤリと感じられるが、過ごしやすい陽気ではある。
今日は夜、写真部の例会があって、これに出席する。今日の午後は新型コロナウイルス感染症対策の基本方針が政府から発表された。そんなこともあって、例会後に開催していた懇親会も当面の間、中止となった。しかし、例会が終わった後は、反省会と称して有志で新宿駅西口の居酒屋で飲むことになった。居酒屋は閑古鳥で空いているだろうと思いきや、どの店も意外に混んでいた。

今日も1時間半くらいで中締めとなった。明日も仕事があるので、早く帰りたいところである。店を出ると、雨がポツリポツリと降っている。雨が降らない内に早く帰ろうと、新宿駅に向かうと、混雑を避けて、中央総武各駅停車線に乗る。電車は武蔵小金井行きで、終点の武蔵小金井駅でホームに降りた。
今日の飲み会で食べた料理はどちらかというと酒のおつまみ系が多くて、ご飯ものが少なかったこともあり、少々小腹が空いている。ということで、帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。

改札を抜けて駅北口に出ると、外は雨は止んでいたものの、路面はしっとりと濡れていた。駅北口のMEGAドン・キホーテ武蔵小金井駅前店の北側を東西に延びる上の原通りに入ると、MEGAドン・キホーテ武蔵小金井駅前店のちょうど裏手付近にラーメン屋「九州らーめん くう」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、左手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「とんこつラーメン」「赤ラーメン」「味噌ラーメン」「味噌赤ラーメン」「つけ麺」「赤つけ麺」「味噌つけ麺」「赤味噌つけ麺」に加え、「野菜ラーメン」「野菜つけ麺」「月見つけ麺」にそれぞれ赤、味噌、味噌赤のスープの組み合わせた麺類や「和風つけ麺」「月見つけ麺」「生姜ラーメン」「和風ラーメン」「冷やしラーメン」「冷やしラーメン(赤or味噌or生姜)」「冷やしラーメン味噌赤」「温中華」といった各種麺類、各種トッピング、半ライス、ライス、ネギチャーシュー丼、生ビールその他ドリンクで構成されている。なお、この時期は「冷やしラーメン」各種は最初から赤い×のランプが点いていて、注文は出来ないようである。
食券を購入すると、店の奥に進んだ。店内は入り口からみて券売機の奥の左手に厨房があり、厨房を囲むようにしてカウンター席が9席配されている。

空いているカウンター席に座ると、店員がお冷やをカウンターの上に置いたので、食券を渡して料理を注文する。注文したのは「味噌ラーメン」である。ラーメンを注文すると店員に麺の太さを聞かれた。麺の太さは「細麺」「ちぢれ麺」「太麺」の3種類あるが、今回は「太麺」で注文することにした。
カウンターの上に置かれたお冷やは冷ジャスミンティーである。喉が渇いていたので、まずはコップの冷ジャスミンティーをゴクゴクと飲んでしまうと、空になったコップにカウンターの上に置かれているお冷やのポットから再び、冷ジャスミンティーをそそぎ入れて、卓上に置いた。

カウンターの上にはお冷やのポットの他に醤油と酢、ブラックペッパーグラウンドといった各種調味料と、レンゲ、楊枝が並べられている。卓上にはブラックペッパーグラウンドと紅ショウガ、おろしニンニクといった調味料や薬味の他、箸と楊枝が置かれている。席の背後の壁にはティッシュボックスが掛けられていた。
しばらくして、カウンターの中からラーメンが出された。「味噌ラーメン」の麺は太麺というよりも自分的には中太麺といった感じである。麺は豚骨味噌スープに浸かっていて、麺の上にはチャーシューが1枚と半個分の味玉、モヤシ、刻みネギが載せられていて、黒胡椒が振りかけられている。


あらためて、お冷やを少し飲んで喉を潤すと、まずはレンゲを取ってスープを掬って口に運んだ。スープはあっさりとした飲みやすい味噌スープで、表面に飴色の焦がしたニンニクの小片が浮かんでいる。ニンニクのコクがあって美味しい。
続いて麺を食べる。中太の麺は手もみ麺でつるつるとした喉越しともちもちとした食感をあわせ持つボリューミーな麺である。麺を食べていると、モヤシや刻みネギが麺に絡まって、口の中に入ってきた。モヤシのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、なかなか楽しめる。

麺を食べながらチャーシューを食べる。薄くて大きいチャーシューは肉質系で、スープを吸って箸で持ち上げると崩れるくらいに柔らかい。口の中に入れると、舌の上でホロホロと崩れるようである。味玉は黄身がとろけるように美味しかった。
麺をあらかた食べ終えると、丼を傾けてスープを飲み干し完食。最後にコップに残った冷ジャスミンティーを飲み干すと、席を立って店を出た。

再び武蔵小金井駅に戻ると、今度は中央線快速電車に乗って、帰宅の途につく。
日野駅に到着すると、弱い雨がパラパラと降っていた。

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今日のラーメン(みそらーめん@にんにくや)

2020年01月29日 | ラーメン(多摩)


今日は雨のち晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、雨がパラパラと降っていた。今朝の気温は8℃と昨日に比べてグンと暖かくなった。弱い北よりの風が吹いていて、湿った空気がヒンヤリと感じられる。今日は暖かくなるとの天気予報にハーフコートを羽織って出勤した。
電車に乗って新宿に着くと、雨は止んでいた。西の空は既に明るくなっていて、雲の切れ間から青空が見える。富士山は雲に隠れていたが、その手前の秩父山地から丹沢山地に至る関東山地の山々の稜線がくっきりと明るくみえた。

日中は上空には大きな雲が所々に浮かんでいるものの、穏やかに晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は19℃で昼前から弱い南よりの風が吹いてきた。1月とは思えないほどの季節外れの暖かさで、春のような気持ちの良い陽気となった。
今日は夜、新宿西口で宴席があって、これに出席する。会が中締めを迎えたところで、自分は昨夜も飲んでいることもあって、二次会は行かずにそのまま帰ることにした。

新宿駅から混雑を避けて、中央・総武各駅停車線に乗る。電車は武蔵小金井行きで、うまい具合に座れたので、席に腰を下ろす。
今日の宴席では途中で席を移ったこともあって、あまり食べられなかった。おかげで、お腹が空いてしまった。そこで、帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。ただ、既に時間も大分遅くなってしまっている。夜まで営業しているラーメン屋をスマホで探していると、東小金井駅の近くに深夜営業をしている店を見つけた。

東小金井駅で途中下車すると、改札を出て駅南口に出た。駅前のロータリーから南に延びる栗山通りを南に歩いていく。駅から7~8分ほど歩いたところで農工大通りと交差する東小金井駅入口交差点にさしかかった。ここで右に折れて3分ほど歩くと右手にラーメン屋「にんにくや」の看板が見えてくる。今日はこの店に入ることにした。


店に入るとすぐ右手に券売機があり、ここで食券を購入した。メニューは「らーめん」「のりらーめん」「チャーシューめん」「のりチャーシューめん」「みそらーめん」「みそのりらーめん」「みそチャーシューめん」「みそのりチャーシューめん」の8種類の麺類と「替玉」「大盛り」「チャーシュー皿盛り」「ビール」「黒ウーロン茶」「三ツ矢サイダー」で構成されている。
店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにL字形にカウンター席が10席配されている。空いているカウンター席に座ると、店員に食券を渡した。注文したのは「みそらーめん」である。

ラーメンを注文すると、券売機の隣に設置されている給水器の上に重ねられたコップの山からコップを1個手に取り、給水器で冷水を注ぐと、席に戻った。お冷やを飲みながら料理ができるのを待つ。卓上には醤油と白ごま、粗挽き胡椒、自家製辣油、紅ショウガ、生ニンニクといった調味料や薬味が置かれている他、箸とレンゲ、ニンニク絞り器、台ふきん、ティッシュボックスが所狭しと置かれている。
ラーメンは思ったよりも早くカウンターの中から出された。「みそらーめん」の麺は極細麺で、白っぽい豚骨味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが1枚と海苔が1枚、刻みネギ、茹でモヤシが載せられている。


レンゲを手にとって、スープを掬って飲んだ。白味噌系のブレンド味噌を使用しているのか、やや甘く感じられるスープは表面に背脂がたっぷりと浮かんでいて、少しドロリとしている。ニンニクの風味が感じられるスープはこってりとしているが、サラサラとした食感のスープである。
箸をとって麺を食べる。もちもちとした食感の細麺にはたっぷりのスープと背脂が絡まって口の中に入ってくる。海苔をスープに浸して、海苔を食べながら麺をすすった。しんなりとした食感の茹でモヤシが、食感のアクセントになっている。

麺を食べながらチャーシューを食べる。大きいチャーシューは薄く、脂身の少ない肉質系である。スープを吸って柔らかくなったチャーシューは味が良く染み込んでいる。
途中でニンニクを1個取り、ニンニク絞り器でラーメンに絞ったニンニクを投入する。更にニンニクの風味が増したラーメンは、ニンニクの旨みと辛みが加わって美味しい。

麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲み干し、完食。コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。美味かった。満足である。
再び東小金井駅に行くと、電車に乗って帰宅の途についた。家に着いたのは日付変更線をまたぐ直前である。明日は休暇を取得している。1日ゆっくり休みたい。

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今日のラーメン(前田利家@らあめん花月 立川北口店)

2020年01月28日 | ラーメン(多摩)


今日は雨。昨夜から雪が降るとの天気予報だったが、朝起きてみると、外は冷たい雨が降っていて、雪が降った形跡は見あたらない。今朝の気温は2℃で、強い北よりの風が吹いていた。傘を持つ手の指がかじかむような寒さで、湿った空気が氷のように冷たく感じられた。
日中も雨はほとんど止むことなく、降り続く生憎の空模様となった。昼間の気温は4℃で朝からあまり上がらず、冷たい北よりの風が吹いていて、凍えるように寒い1日となった。

今日は夜、写真部の例会があり、これに出席する。夜は写真家の先生を交えた懇親会が新宿駅西口の居酒屋であり、これに参加した。いつもだとかなり夜遅くまで飲んでいるのだが、今日は1時間半くらいで中締めを迎えた。明日も仕事があるので、これくらいの時間に終わると、だいぶ体が楽になる。
帰りは新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途に着いた。電車が立川駅に停車すると、一旦、ホームに降りて改札を抜ける。外はかなり雨が降っているが、今日も帰りに〆のラーメンを食べていくことにした。

駅北口に出るとペデストリアンデッキを歩いて、北口大通りに降り、北に向かう。緑川通りと交差する曙橋交差点にさしかかると、交差点を右に折れて緑川通りを国立方面に歩いていく。先日「スタミナ中華ソバ」を食べたラーメン屋「スタミナ中華ソバ とみ坂」の前を通り過ぎ、更に国立方面に歩いて行くと、左手に見えるMEGAドン・キホーテ立川店の正面付近にラーメン屋「らあめん花月嵐 立川北口店」の看板が見えてきた。今日はこの店に入ることにした。


店に入るとすぐ右手にタッチパネル式の券売機があり、ここで食券を購入して店の奥に進む。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房に面してカウンター席が合計して6席設けられている他、右手には4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている。
店員にカウンター席に案内されて席に座った。席に座ると、店員が来てお冷やを置き、食券を回収していった。注文したのは今月8日に発売になった期間限定ラーメン「前田利家」である。

注文を済ませると、お冷やを飲んで料理ができるのを待つ。カウンターテーブルの上には醤油と酢、ブラックペッパー、ラー油、一味唐辛子、秘伝のらあめんダレ、ゆかりといった調味料や薬味の他、箸と楊枝、紙ナプキン、お冷やのポット、メニューが置かれている。
やがて「前田利家」が運ばれてきた。ラーメンの入った白い丼はトレーの上に載せられていて、レンゲが添えられている。「前田利家」の麺は中太麺で、濃厚そうな味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが1枚と大きな車麩が1個、ナルトが1枚、おてまり麩が4個、モヤシ、刻みネギ、おろし生姜が載せられている。


まずはレンゲを取って、スープを掬って口に運ぶ。天然醸造した田舎味噌の豆粒味噌と豆粒味噌をさらに三年間熟成させた三年味噌の二種類の加賀味噌を合わせた加賀味噌タレに和風のダシを合わせた特製スープは濃厚な味噌スープで、サラサラとした食感で美味しい。寒い日に味噌スープは、体が温まって、格別に美味しい。熱々のスープの表面には背脂が浮いていて、ほのかにニンニクの風味が鼻腔に広がった。
箸を取って麺を食べる。中太の手もみ麺はやや固い歯応えで、もちもちとした食感が美味しい。麺にスープが絡み、刻みネギやモヤシが麺と共に口の中に入ってくる。麺を食べていると、麺の上に載せられたチャーシューの形が崩れ、おろし生姜がスープに溶けて消えた。

赤身と脂身のバランスのとれたチャーシューは薄く、その形が崩れてチャーシューの存在感があまり無いのは残念である。脂身は甘く、赤身は崩れて麺に絡んで口の中に入ってくる。スープをたっぷりと吸った車麩はジューシーで、存在感があって美味しい。
ナルトと共にラーメンに鮮やかな彩りを添えているおてまり麩は、見た目にもその色彩に存在感がある。口に入れると舌触りが滑らかで、スープを吸ってジューシーな味わいで美味しい。

麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲む。おろし生姜が溶けたスープは、濃厚な味噌に生姜の辛味が加わって、飲み応えのある美味しさである。スープを飲んでいると、額に汗が浮かび、これをタオルで拭った。スープを飲み干すと、体が火照るように熱く感じられる。最後に、コップに残ったお冷やを飲み干して完食した。
席を立つと店を出て、立川駅から中央線の電車に乗り、再び帰宅の途につく。

深夜になったにも関わらず、日中よりも気温が上昇していて、それほど寒くは無かったが、風と雨が強まっている。日野駅から歩いて自宅に到着する頃にはだいぶ濡れてしまっていた。

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今日のラーメン(味噌中華そば@味噌中華そば ムタヒロ 西国分寺駅前店)

2020年01月22日 | ラーメン(多摩)


今日は曇り。今朝は上空に大小さまざまな大きさの雲が上空を覆っていて、雲と雲の合間から暗い空が顔を覗かせている。朝の気温は0℃を下回り、4日連続の冬日となった。冷たい北よりの風が吹いていて、冷凍庫の中にいるような寒さである。
出勤のため、電車に乗って新宿まで来ると、上空の空は次第に厚みを増してきた。既に日の出の時刻を過ぎているが、空は薄暗くて寒々しい空模様である。

日中は上空一面を厚い雲が覆って、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は5℃で冷たい北よりの風が吹いて、底冷えのする寒い1日となった。
今日は午後、現場視察のため、外出する。新宿駅から中央線快速電車に乗って、西国分寺駅に行くと、駅から現場まで歩いて移動した。

現場視察の後は、西国分寺駅南口にある居酒屋で懇親会があり、これに出席する。懇親会も中締めを迎えると、三々五々に店を出て駅に向かった。自分も西国分寺駅に向かう。
帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。西国分寺駅の改札を通らずに駅北口に出ると、駅前のロータリーの手前で左手に折れた。駅の5軒隣にラーメン屋「味噌中華そば ムタヒロ 西国分寺駅前店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入るとすぐ右手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「味噌中華そば」「煮干中華そば」「味噌つけ麺」の3種類の麺類にそれぞれ「特製そば」「味玉そば」「チャーシュー麺」を組み合わせた各種麺類に加えて「味噌五郎」「台湾ラーメン」といった各種麺類、「替玉(つけ麺・味噌五郎は大盛)」「トッピング(味玉・のり・辛玉・ねぎ・メンマ)」「ごはん」「肉味噌そぼろ飯」「瓶ビール」「レモンサワー・ハイボール」「コーラ」で構成されている。
食券を購入すると、店の奥に進む。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が9席配されている。券売機の隣に紙エプロンと紙おしぼりがまとめて置かれていて、紙おしぼりを1つ持って、空いているカウンター席に座った。

カウンターの上に食券を置いて料理を注文する。注文したのは看板メニューの「味噌中華そば」である。
お冷やはセルフとなっていて、料理を注文すると、カウンターの上に重ねられたコップを1つ手に取り、同じくカウンターの上に置かれた冷水のポットから冷水を注いで、1杯あおった。空になったコップに再び冷水を注いで卓上に置く。卓上にはコップの他に一味唐辛子とコショウ、にぼ酢(煮干しの入った酢)、おろしショウガといった調味料と、箸と楊枝、紙ナプキン、ヘアバンド、台ふきん、ポイントカードが置かれている。

しばらくしてラーメンがカウンターの中から出された。平皿に載せられた丼に入った「味噌中華そば」の麺は中細麺で、背脂の浮かんだ味噌スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューとナルトが1枚ずつとメンマ、肉味噌そぼろ、刻みネギが載っていて、大きいミツバが添えられている。ラーメンにはレンゲが添えられた。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、レンゲを取って、スープを掬って飲んだ。サラリとした味わいの味噌スープは、豚骨と鶏ガラで炊いたスープにニンニクと生姜を使用した味噌ダレをあわせているとのこと。味噌ダレには九州の麦味噌と仙台の赤味噌を使用していて、麦味噌の甘みに煮干し油の風味が効いている。、更に粗挽きコショウがパンチを加えていて、濃厚な味わいである。ミツバの香りがアクセントになっている。
続いて箸を取って、麺を食べる。新宿だるま製麺製の中細麺は固めで、しっかりとしたコシがある。もちもちとした食感の麺は存在感があり、スープに負けない味わいが美味しい。麺に絡んで肉味噌そぼろや刻みネギが口の中に入ってきた。

麺を食べながらチャーシューを食べる。厚みのあるチャーシューは脂身の少ない肉質系で、箸で持ち上げると崩れるように柔らかく、口の中に入れるとジューシーで美味しい。メンマは小さいながらもジューシーな味わいで美味しい。
麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。

最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、丼とコップをカウンターの上に上げて席を立ち、店を出た。
西国分寺駅から中央線の電車に乗って帰宅の途につく。日野駅は3駅隣である。あっという間に着いてしまう。

日野駅に到着すると、改札を出て家路を急ぐ。
夜も更けて、一段と冷え込んできた。上空の雲の厚みも更に増しているように感じられた。

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