goo blog サービス終了のお知らせ 

J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

独り呑み(@魚民 武蔵境北口すきっぷ通り店)

2019年03月20日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は6℃で弱い北風が吹いていて、風が冷たく感じられる。先日、散髪したこともあって、頭がスースーとする。冷気が清々しく感じられる朝である。
日中も良く晴れて上空には青空が広がった。昼間の最高気温は22℃まで上昇して、上着を着て外を歩くと暑いくらいである。湿度が低く、空気が乾燥しているので、日影に入ると涼しく感じられる。午後から南よりの風が吹いてきた。

今日は1日事務室で仕事をした後、夜になって帰宅する。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、明日は春分の日でお休みである。帰りに軽く呑んで行くつもりで、新宿駅から中央・総武各駅停車線に乗った。
スマホで店をいくつか検索していたが、これといって、決め手が無い。おそらく同じことを考えているサラリーマンも多いと思うので、どこの居酒屋も混んでいるだろう。できれば、空いている店があれば良いと思うのだが、どこか良さげな店は無いだろうか。

三鷹駅で中央線に乗り換えたところで、ふと、先日武蔵境のうどん屋「丸亀製麺 武蔵境店」で夕食を食べたことを思い出した。武蔵境駅前にも良さげな居酒屋があった気がする。今日は武蔵境駅で途中下車することにした。
区部を避けたつもりだが、西武線の乗換駅ということで、やはり駅前の居酒屋は混んでいた。駅北口に出て、駅前から北に延びるすきっぷ通りに入る。すぐに入れそうな店を探して歩いていくと、「魚民」の看板が見えた。実際には通りを右に入る角を曲がってすぐのビルの地下1階に居酒屋「魚民 武蔵境北口すきっぷ通り店」がある。見たところ、店は空いていそうな気がする。今日はこの店に入ることにしよう。


店に入る。店内は全て個室で構成されているとのことで、1人であることを告げると、出てきた店員に4人掛けの個室に案内された。店内は大小さまざまな大きさの個室になっているとのことである。


卓上にはメニューが広げられており、テーブルの脇に本醸造しょうゆ、こだわり直火焼き塩、楊枝、紙ナプキン、灰皿、コールボタンが置かれている他、テーブルの中央に重ねられた小皿があり、各席ごとに紙おしぼりと箸が置かれている。
とりあえず、紙おしぼりで手を拭き、メニューを眺める。メニューは刺身、寿司、サラダ、炉端焼、鉄板料理、焼き鳥、もつ鍋、ご飯もの、各種一品料理等のフードメニューとビール、ホッピー、ハイボール、サワー、焼酎、日本酒、カクテル、果実酒、ウイスキー、ワイン、ソフトドリンク等のドリンクメニューで構成されている。

コールボタンを押して店員を呼ぶと、「キリン一番搾り(生)大ジョッキ」を注文する。更に「鉄鍋餃子」を注文することにした。
さっそくビールとお通しが運ばれてきた。お通しは「ゴボウのマヨネーズサラダ」で、ゴボウの他に千切りにしたニンジンとコーンが何粒か入っている。


更に、テーブルの上にタブレットが置かれた。次回以降の注文はこのタブレットで注文するように言われた。
まずはビールで一人乾杯。日中は気温が上昇したこともあって、冷たいビールが美味しい。お通しのゴボウサラダを食べながらビールを飲んでいたのだが、いっこうに餃子が運ばれてこない。大ジョッキにしたので、ビールの量はたっぷりあると思っていたのだが、減りが早いので、ちょっと飲むのをセーブする。


単純に料理が出てくるのが遅れているだけだと思ったが、さすがに痺れを切らしてきた。お通しが無くなったところで、ちょっとビールを飲むのを止めて、デイパックの中から文庫本を取り出して読み始める。なんだか変な気分である。
ページを2、3ページほどめくったところで、ようやく「鉄鍋餃子」が運ばれてきた。


「鉄鍋餃子」にはタレと豆板醤が添えられた。


餃子は鉄板の上に8個並べられている。タレに豆板醤を溶かし、餃子を1つ箸で取って、タレに浸けると口に運ぶ。もっちりとした皮の中には豚挽き肉にニラを加えた餡が入っていて、ジューシーで美味しい。焼きが甘いのか、香ばしさはあまり感じられない。というか、冷凍餃子を温めたような餃子である。まあ、チェーン店なので仕方ないのか。


餃子を食べながらビールを飲む。この店は人手不足なのか、料理が出てくるのが遅いことが気になった。そこで、メニューをめくって、「爽快!ハイボールセット」を注文することにした。このセットは「ビームハイボール」と「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」「自家製若鶏の唐揚げ」がセットになっている。これなら、ドリンクが来て、料理がなかなか来ないなんてことはないだろう、と思っていたのだが、期待は裏切られた。
ビールジョッキが空になったところで、「ビームハイボール」が運ばれてきた。氷の浮かべられた「ビームハイボール」にはレモンのカットが添えられている。


ところが、料理がなかなか運ばれてこない。ドリンクを飲みながら酒の肴をつまみたいのに、先にドリンクを飲んでしまって、ドリンクが無くなってしまっては、意味がないのだ。仕方ないので、再び、文庫本を読みながら、料理が運ばれてくるのを待つ。
文庫本のページを5、6ページほどめくっただろうか。ようやく「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」が運ばれてきた。


「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」には醤油用の小皿が添えられた。


長細い平皿に盛られた「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」はダイコンのツマを敷き、中央にワカメとトサカノリ、茎ワカメを僅かに盛って、その左手に〆鯖を6切れ、右手に炙り〆鯖を6切れ載せており、カイワレとおろしワサビ、小さなスライスレモンを1切れ添えている。


おろしわさびを小皿に取り、卓上の本醸造しょうゆを小皿に垂らした。


スライスレモンを炙り〆鯖の上から絞り、炙り〆鯖をわさび醤油に浸けて食べる。炙り〆鯖は皮が香ばしくて、旨みが詰まっている。身厚で美味しい。
ハイボールに添えられたレモンのカットを絞り、炙り〆鯖を食べながらビームハイボールを飲む。ハイボールはすっきりとした飲み口で、炙り〆鯖ともよく合う。

炙り〆鯖を食べてしまうと〆鯖を食べる。〆鯖も身がぎゅっと締まっていて美味しい。さっぱりとした味わいで、ハイボールもグラスの半分くらいにまで減ってしまった。ところが、肝心の「自家製若鶏の唐揚げ」が来ない。ハイボールを節約しながら飲んだ。
〆鯖を食べてしまうと、ダイコンのツマと海草類を片づけた。いっこうに料理が運ばれてこないので、再び、デイパックから文庫本を取り出し、本を読む。居酒屋で酒を飲みながら本を読むというのも、変な光景である。サクッと飲んでサクッと帰りたいところなのだが、時計の針は店に入ってから2時間が経過しようとしている。

文庫本のページを更に5、6ページほどめくっただろうか。ようやく「自家製若鶏の唐揚げ」が運ばれてきた。


皿に紙を敷いて盛られた「自家製若鶏の唐揚げ」は一口大の唐揚げが5個載せられていて、カットレモンが添えられている。


カットレモンを搾り、唐揚げを食べながら、ハイボールを飲んだ。サクサクとした衣閉じ込められた鶏肉はジューシーで美味しい。軽い塩味で、スナックのような味わいである。ハイボールともよく合うが、残念ながらハイボールはグラスの半分以下に減ってしまっている。
最後に〆のご飯を食べることにした。唐揚げを食べながら、タブレットを操作して、「魚民流!海鮮玉子ごはん」を注文することにした。ご飯大盛りで注文したいところだが、大盛りにはできないようだ。ついでに無料サービスの中から緑茶をもらうことにした。

唐揚げを食べながらハイボールを飲んでいると、緑茶の入った湯呑みが運ばれてきた「海鮮玉子ごはん」を食べながらお茶を飲みたいのに、先に運ばれてきても、お茶が冷めるだけである。そんなことを言っても、店員に不評を買うだけなので、黙って湯呑みを受け取った。唐揚げを食べ終えてハイボールのグラスが空になっても、いっこうに「海鮮玉子ごはん」が来る気配は無い。
再び、文庫本のページをめくって本を読んでいると、やっと「海鮮玉子ごはん」が運ばれてきた。


「魚民流!海鮮玉子ごはん」は丼に盛られたご飯の上に卵黄を載せ、その周囲にマグロとサーモンのぶつ切りを載せている他、細く切ったイカとウニ、いくら、かつおぶし、海苔、刻みネギを載せ、おろしわさびが添えられている。


「魚民流!海鮮玉子ごはん」には瀬戸内海小豆島産味醤油が添えられた。


おろしわさびの上から味しょうゆをかけ、軽く丼の上の具をかき混ぜて、ご飯と一緒にかき込む。マグロの濃厚な旨みやサーモンのトロリとした舌触り、ねっとりとしたイカの食感や海苔の磯の風味、甘いウニやイクラのジューシーな味わいなどが渾然一体となりながら、それらを卵黄がまとめ上げるようにして、ご飯と絡まって口の中に入ってくる。サラサラと食べながら、すっかり冷めている緑茶を飲んだ。
あっという間に丼は空になってしまった。最後に緑茶を飲み干して完食。美味かったが、なんだか物足りない。

これ以上、この店にいても、なかなか料理が来なくて時間だけが無為に過ぎるだけなので、会計をして、店を出ることにした。会計をお願いしようとコールボタンを押したが、店員はなかなかやって来ない。既に卓上には食べるものは無く、飲むものも無い。耐えきれずに、入口まで行こうかとしたところで、奥の個室から空の皿を重ねて持ってきた店員を見つけて、声をかけて会計をしたい旨伝えると、そのまま店員の後について入口に向かった。
入口脇のレジで会計を済ませて、店を出た。

武蔵境駅に戻って、中央線に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着すると、上空には丸い月が明るい光を放っていた。


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日の夕食(チーズトマト厚... | トップ | 今日のドーナツ(桜の花ドー... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。