11月最終日の今日は晴れ。今朝はやることがあって、6時過ぎに起床した。カーテンを開けると、上空に澄んだ青空が広がっていて、朝日が射し込んで次第に明るくなってきた。今朝は放射冷却で冷え込み、朝の気温はー1℃と今季初めての氷点下の気温となった。
窓を開けると凛とした冷気が室内に流れ込んできて、寝呆けた頭がしゃっきりとするかのようである。洗濯のためにベランダに出ると、吐く息が白く見える。西よりの風が吹いていて、真冬を思わせるような寒い朝である。
日中は快晴で、上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は12℃で、昨日よりは気温が上昇したものの、師走並の陽気となった。日射しが燦々と降り注いでいるものの、空気がカラカラに乾燥していて、強く吹く北よりの風が冷たく感じられる。
今日のお昼は外に食べに行くことにした。ちょっと出遅れて午後の遅い時間になってしまったため、帰りに買い物をしてくるつもりで、八王子のラーメン屋に行くことにした。今日も雑誌に掲載されていたラーメン屋に行くことにして、日野駅から中央線に乗って八王子駅で下車すると、改札を抜けて駅北口に出た。ところが、予定していた店に行くと、事前情報では営業時間中だったが、暖簾を下ろすところだった。あわてて、別の店を探すことにした。
八王子駅北口から西放射線ユーロードを歩いていくと、途中に三崎町公園という三角形の土地の小さな公園がある。この東側の道を南北に延びる駅前銀座通りを北に歩いていく。富士見通りを渡り、更に歩いていくと十字路にさしかかるが、その交差点を左に折れると、道路の右側の角から2軒目のビルの1階にラーメン屋「麺屋 土竜」がある。今日はこの店に入ることにした。
店に入ると右手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「らーめん」「味玉らーめん」「ワンタン付らーめん」「ドドドーンらーめん(角煮3個)」「スペシャルならーめん(わんたん、味玉付)」といった各種生醤油らーめんと「土竜つけ麺(香味野菜、味玉付)」「野菜とつけ麺」「肉つけ麺(角煮)」「野菜無しつけ麺」「女子つけ麺(麺半分)」といった各種濃厚魚介つけ麺、「八王子つけ麺(名物角煮、野菜付)」「生醤油の鶏つけめん(流行りの淡麗)」「王者の肉つけ麺(野菜付き)」「辛細つけ麺」といった各種麺類、つけ麺の「中盛券」「大盛券」「名物トッピング野菜(つけ麺専用)」、「味付玉子」「名物角煮」「炙りチャーシュー」「おつまみワンタン」といった各種トッピング、「ライス」「大ライス」「角煮丼」といったライス類、「スーパードライ小瓶」「ハイネケン」「コーラ」「黒ウーロン」「土竜ハイボール」といった各種ドリンク類、本日のサービス品として「そぼろ丼」等で構成されている。
ちなみに麺の量はらーめんは並のみ150gであるのに対し、つけ麺は並200g、中300g、大400g、特盛500gとなっている。つけ麺大盛りまたは特盛りの場合はつけ汁一杯おかわり無料となっている。
食券を買って店の奥に進んだ。店内は入口から見て右手奥に厨房があり、厨房に面してカウンター席が9席直線上に配されている他、入口付近に4人掛けのテーブル席が1卓配されている。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて一番奥のカウンター席に腰を下ろした。
席に着くとお冷やがカウンターの中から出されたので、食券をカウンターの上に並べて料理を注文する。注文したのは「ドドドーンらーめん(角煮3個)」と「大ライス」である。更に先日購入した雑誌「ラーメンぴあ2020首都圏版」に付いていた「角煮トッピングサービス」のクーポンを渡して、更に角煮を追加してもらうことにした。
実はラーメンを注文するとき、勘違いをしていて、全てのトッピングが入った「スペシャルならーめん(わんたん、味玉付)」を注文するつもりが、何を間違ったか、「ドドドーンらーめん(角煮3個)」のボタンを押してしまっていたのだ。食券を買ってから、それに気付いたが既に時遅しで、このままラーメンを注文した。
お冷やを飲みながら料理が出来るのを待つ。カウンターの上には冷水のポットとトマトと生姜の割りスープのポットが置かれている他、卓上には箸と楊枝、紙ナプキン、特製荒七味が置かれている。
しばらくしてカウンターの中から「ドドドーンらーめん」が出された。続いて「大ライス」も出された。
白い丼に入っている「ドドドーンらーめん」の麺は中細麺で、一見するとかなり濃そうな醤油スープに浸かっている。麺の上にはトッピングサービスで追加してもらった角煮と合わせて4個の角煮とネギ、春菊、ほうれんそう、ゴボウが載せられている。ラーメンにはシースルータイプのおしゃれなレンゲが添えられた。
大ライスは、茶碗にこんもりと盛られている。
まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。いわしのアゴや比内地鶏、羅臼昆布でダシを取ったスープと伊藤商店の傳右衛門 溜醤油とあきる野市近藤醸造の醤油を火入れせずに生のまま入れてブレンドした醤油ダレをあわせたスープは、あっさりながらも深い生の醤油のキレが感じられる味わいで、生醤油のあっさりとした旨味と鶏の香りやコクが味わえる。上品な和食のような味わいである。
続いて箸を取って麺を食べる。麺は菅野製麺所製のストレート麺で、もちもちとした食感とシコシコとした歯応えが美味しい。麺にたっぷりのスープが絡んで口の中に入ってくる。
食べながら麺の上に載せられた角煮を食べる。角煮は3センチ四方の大きさで、厚みが約4センチもある。薄い脂身と厚い赤身が交互に4層重なった分厚い角煮はまるで肉の塊である。赤身はジューシーでスープが良く染み込んでいる。箸で持ち上げると形が崩れるくらいに柔らかく、口の中でホロホロと崩れるような食感で美味しい。一方、脂身も舌の上で溶けるようなトロトロとした食感で、甘くて美味しい。
ネギはスープを吸ってジューシーで美味しい。ゴボウは歯応えがあってラーメンにアクセントを与えている。春菊やホウレンソウはシャキシャキとした食感で、麺に絡んで口の中に入ってきた。
麺をあらかた食べ終えたところで、スープををレンゲで掬ってライスにかけた。まだスープの中には角煮が2個ほど残っているので、角煮でライスをかき込む。まるで肉丼のようになったライスは、なかなか食べ応えがある。雑炊風にしたライスをサラサラと食べながら、角煮を食べていると、ライスを食べ終える頃には、角煮も無くなった。
最後にラーメン丼に残ったスープを飲み干して完食。美味かった。満腹である。
スープを飲み干すと、体が熱くなったので、コップに残ったお冷やを飲み干した。食器を全てカウンターの上に上げると、帰り支度をして店を出た。店を出ると、火照った体に冷たい空気が気持ちよく感じられる。一気にクールダウンするようである。
店から八王子駅に戻ると、電車に乗って隣の豊田駅に出た。豊田駅北口のイオンモール多摩平の森で買物を済ませて建物の外に出ると、既に日没の時間を迎えていて、空は暗くなってきている。西の空には白く光る三日月が浮かんでいて、少し幻想的に思える。
豊田駅から再び中央線に乗り、帰宅の途につく。家に帰ると、明日の写真部の撮影会に行く準備に取りかかった。
今日は雨のち曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、小雨がぱらつく生憎の空模様となった。朝の気温は8℃で、季節外れの暖かさとなった昨朝よりもグッと冷え込んだ。北よりの風が吹いていて、湿った空気が冷たく感じられる。今日はあまり気温が上がらないとの予報に薄手のモッズコートを着て出勤した。
雨は朝の内に上がった。日中は上空に厚い雲が広がっていて、日射しが無く、スッキリしない空模様となった。昼間の気温は8℃と朝からあまり変わらず、暖かかった昨日から14℃も下がって、寒い1日となった。冷たい北風が吹いていて、朝の雨で濡れた路面が乾ききっておらず、所々シミのように黒く見える。
今日は1日技術発表会があり、今日はほとんどを会場で過ごした。夕方になって一旦、職場にもどって、電話を2、3本かけた後、夜の打ち上げの会場に向かう。
酒席は20時頃に中締めとなった。その後、流れ解散となり、自分は新宿駅から中央線に乗って帰宅の途につく。
酒席で出た料理はどちらかというと少なめで、帰宅途中に小腹が空いてきた。そこで、途中で〆のラーメンを食べて帰ろうと、国分寺駅で途中下車する。
先日、買った雑誌「ラーメンぴあ2020首都圏版」に付いていたクーポン券を使ってラーメンを食べて行こうと、改札を出ると駅北口に出た。先日「富士山もりそば」を食べた蕎麦屋「富士そば 国分寺店」の角を曲がり、大学通りを道なりに国分寺本町一丁目交差点を目指して歩いていく。蕎麦屋「富士そば 国分寺店」から3分ほど歩いていったところの右手にラーメン屋「鶏そばムタヒロ2号店」がある。今日はこの店に入ることにする。
店に入ると、入口右手の壁際に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「醤油鶏そば」「醤油つけそば」「塩鶏そば」「塩つけそば」の4種類の麺類を基本として各種「特製そば」「味玉そば」「肉そば」の組み合わせで構成されている他、「鶏担々麺」「鶏 油そば」「鶏マヨ炙り丼」「とろとろ親子丼」「替玉/ごはん(つけそばは大盛)」「トッピング(味玉、のり、皮わんたん、メンマ)」「瓶ルービー」「限定」で構成されている。ちなみに11月限定メニューは「海老ワンタン塩そば」となっている。
食券を購入すると、店内に進んだ。店内は入口から奥を見て、左側に厨房があり、その周囲をL字型にカウンター席が10席配置されている。既に先客がいて、店員に奥に詰めて座るように案内されて席に座った。席に座ると、食券を出してラーメンを注文する。注文したのは「塩鶏そば」である。これに雑誌に付いていた「トッピングサービス」のクーポン券を渡して、味玉を付けてもらうことにした。
席に座り、卓上に重ねられたコップの山からコップを1つ手に取り、カウンターの上に置かれた冷水のポットから冷水を注いで、まずは1杯飲み干した。あらためて空になったコップに冷水を注いで、卓上に置く。卓上にはコップの他に、一味唐辛子とミル付胡椒、すだちの酢といった薬味の他、箸と紙ナプキン、台ふきんが置かれている。
しばらくしてラーメンがカウンターの中から出された。「鶏塩そば」は白い平皿に載せられた白い丼に入っている。麺は平打ちの中細麺で、黄金色の濁ったスープに浸かっている。麺の上にはトッピングの味玉の他、豚ロースチャーシューが2枚と鶏ムネチャーシューが1枚、穂先メンマ、鶏挽き肉、刻みネギ、水菜が載せられていて、黒コショウが振りかけられている。平皿の上にはレンゲが添えられている。
まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。鶏と昆布でダシを取ったスープは熱々で、あっさりとしていながらも、鶏のコクが感じられる。黒コショウがパンチを効かせたスープは、旨みが濃くて美味しい。
続いて箸を取って麺を食べる。麺は全粒粉を使用した新宿だるま製麺製の平打麺で、もちもちとした食感で美味しい。麺を食べていると、麺に絡まって鶏挽き肉や水菜、刻みネギが口の中に入ってきた。
麺を食べながらチャーシューを食べる。チャーシューは2種類あって、比較的赤身が強い2枚のチャーシューが豚ロースチャーシューである。鶏ムネチャーシューに比べると薄めにカットされたチャーシューは脂身の少ない肉質系で、口に入れるとハムのような食感で柔らかい歯応えである。スープが良く染み込んでいて、ジューシーで美味しい。一方、やや厚めの鶏ムネチャーシューは脂身が無く、淡白な味わいである。柔らかく、スープをよく吸っていて、ジューシーで美味しい。
穂先メンマはスープをたっぷりと吸っていて、これまたジューシーで美味しい。柔らかく、しかも大きくて存在感を誇示している。味玉もよく味が染み込んでいて、黄身がトロリとしている。味玉を食べながら、麺をすすった。
麺をあらかた食べ終えたところで、丼を傾けてスープを飲み干し、完食。熱々のスープに黒コショウが効いていて、すっかり体が熱くなってしまった。額に浮かぶ汗をカバンの中からタオルを取り出して拭うと、コップに残ったお冷やを飲み干した。
席を立って店を出る。外に出ると、冷たい空気が体を包み込んで、一気にクールダウンした気分である。店から国分寺駅に戻り、高尾行きの電車に乗り込んだ。
寝過ごさないように、電車の車内では立ったまま、日野駅に到着する。今日はほとんど1日立ちっぱなしだったこともあって、足が少々辛い。自宅に到着すると、熱い風呂に浸かった。ようやく1日が終わったという気分になった。
今日は晴れのち曇り。昨夜遅く帰ってきて寝たのが遅かったこともあり、目が覚めたのは朝9時を回った頃である。カーテンを開けて空を見上げると、上空には細い雲がたなびいているものの、気持ちの良いくらいに青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注いでいる。風はほとんど無く、湿った空気がヒンヤリと感じられた。
昼前から南寄りの風が吹いてきて、次第に気温が上がってきた。日中の最高気温は24℃で、湿度は朝に比べると低くなったものの、歩くと少し汗ばむような陽気である。午後になって雲が広がってくると、太陽が雲に遮られて日射しが弱くなってきた。
今日のお昼は買物ついでに、外に食べに行くことにした。今日も雑誌に掲載されていたラーメン屋に行くことにして、日野駅から中央線に乗って八王子駅で下車すると、改札を抜けて駅北口に出た。正面斜め左正面に東急スクエアビルがあるが、その左手を北に延びるジョイ5番街通りを歩いて行く。甲州街道を渡り、1つめの左に折れる角を過ぎた左手の建物の1階にラーメン屋「煮干鰮らーめん 圓」がある。今日はこの店に入店することにした。
店に入ると、右手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「煮干らーめん薄口醤油味」「昔ながらのらーめん濃口醤油味」「塩らーめん」「つけ麺小130g」「つけ麺並200g」「つけ麺中250g」「つけ麺大350g」を基本に各種特製ラーメン(具が2倍)がある他、「大盛(麺1.5倍」「味玉(1/2個)」「特製トッピング(具2倍)」「肉増し(+3枚)」「コシヒカリ白めし180g」「コシヒカリ白めし大270g」「メンマトッピング60g」「ネギトッピング60g」で構成されている。
食券を購入すると、店員が出てきて食券を回収された。ちなみに注文したのは「特製煮干らーめん薄口醤油味」と「コシヒカリ白めし大270g」である。店内は正面に厨房があって、厨房に面するようにカウンター席が7席配されている。券売機の隣には冷水器が置かれていた。席は全て満席だったので、窓際にある椅子にかけて、待つように店員に案内された。
しばらく経って、席が空いたところで、店員がお冷やのコップを置いた端のカウンター席に案内されて、席に座った。カウンターの上にはレンゲと台ふきんが置かれている他、卓上には箸と胡椒の入った金属製の容器が置かれている。お冷やを飲んで、料理ができるのを待った。
しばらくして、最初に「特製煮干らーめん薄口醤油味」がカウンターの中から出された。続いて「コシヒカリ白めし大270g」もカウンターの中から出された。
「特製煮干らーめん薄口醤油味」の麺は細いストレート麺で薄色の濁った琥珀色のスープに浸かっている。麺の上には2つに折り畳まれたチャーシューが4枚と縦半分に割った味玉が1個、極太のメンマ、刻みネギが載せられている。
「コシヒカリ白めし大270g」はお碗に盛られている。
まずはお冷やで喉を潤すと、まずはラーメン丼に添えられたレンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。スープは九十九里産の脂身の少ないカタクチイワシの煮干しを使用し、鶏ガラ、煮干し、昆布ダシで煮込んだものと煮干しと昆布を水出しした2種類のスープをブレンドしているとのことで、仕上油は煮干し鶏油を浮かべているとのこと。スープは煮干しの上品な旨みをたっぷり含んでいて、煮干しの凝縮した力強い味わいに仕上油の甘みが感じられる。
続いて、箸を取って麺を食べる。麺は3種類の小麦粉をブレンドし、全卵を多めに入れて打った自家製玉子麺で、千葉産の発芽小麦も加えており、風味豊かな味わいが感じられる。もちもちとした食感で、滑らかな舌触りと喉越しが楽しめる。麺にはたっぷりのスープと刻みネギが絡まって口の中に入ってきた。
麺を半分くらいまで食べてしまったところで、麺の上に載せられた具をおかずにして、「白めし」を食べる。最初に味玉でご飯を食べた。味玉の黄身はトロリとしている。口に入れると濃厚な黄身の甘さが口の中に広がった。これでご飯をまずはかき込んだ。
続いてチャーシューである。大きなチャーシューは厚みは薄い。煮豚ではなく、オーブンで焼いているというチャーシューは脂身が少なく、ハムのような食感で、肉汁の旨みと脂身の甘みが感じられた。
「白めし」が半分くらいにまで減ったところで、レンゲでラーメンのスープを掬って、「白めし」に注ぎ、雑炊風にして食べる。ご飯がスープの旨みを吸って美味しく、サラサラとご飯をかき込むようにして、食べてしまった。
「白めし」を食べてしまうと、再び、麺を食べる。麺の上に残ったメンマは極太で歯ごたえがあって美味しい。麺を食べてしまうと、最後に丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。お腹もいっぱいになった。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。
帰りは甲州街道を渡って、すぐ左手にあるイオンフードスタイル八王子店で買い物をして帰宅する。
夕方になって日が沈むと、西の空に浮かぶ雲が赤紫色に染まった。
今日は雨のち晴れ。今朝は上空に雲が広がっていて、弱い雨が降っていた。朝の気温は22℃で強い南風が吹いていて、空気が湿っぽく感じられる陽気である。雨が降っていたのは朝だけで、9時前に雨が上がると、空が切れて急速に青空が広がり、日射しが降り注いできた。
今日は所用があり、1日休みを取った。基本的に作業は家で行うため、特に出かける予定はないため、すこしゆっくりとした朝を過ごす。起床すると、顔を洗って、モーニングコーヒーを淹れた。それから朝刊に目を通して、作業開始である。
日中は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、青空が広がった。日本海側を進んだ台風18号は温帯低気圧になったとのことだが、その影響で関東には、暖かく湿った空気を伴った強い南風が吹き込んだ。昼間の最高気温は30℃で、10日ぶりに真夏日になった。湿度も高くて、体に応える暑さである。
昼間は冷房を点けて、自宅に籠もっていたが、正午を過ぎて空腹を感じたこともあり、お昼を食べに外出することにした。お昼は自宅の近くで済ませることにして、昨年「カツオ漬丼」を食べた寿司屋「日野寿司」の並びにあるラーメン屋「八王子ラーメン専門店 こうじ」に入店することにした。
店に入る。間口の広い店内は通りと対するように厨房があり、厨房の前にカウンター席が7席直線上に配されている。空いているカウンター席に座ると、カウンターの正面に貼られているメニューを見て、料理を注文する。
メニューはラーメン(1玉、1.5玉(大盛)、2玉(特大)、2.5玉(超特)、3玉(メガ盛))、つけ麺(1玉、1.5玉(大盛)、2玉(特大)、2.5玉(超特)、3玉(メガ盛))、ライスで構成されている。
注文したのは「つけ麺」「3玉(メガ盛)」である。ちなみに1玉の麺の量を店主に聞いてみたのだが、知らないとのこと。したがって、メガ盛りの麺の量はわからないが、残す羽目にはならないだろう。
料理を注文すると、カウンターの上に紙コップとペットボトルに入った冷水が出された。ペットボトルの栓は既に開いているので、ポット代わりに使っているのだろう。既に外は暑くて、汗だくになっているということもあり、紙コップに冷水をなみなみと注ぐと、お冷やを飲み干す。2杯続けてお冷やを飲むと、再び、冷水をコップに注いで卓上に置いた。
カウンターの上にはレンゲが置かれており、卓上には一味唐辛子とホールブラックペッパー、箸、楊枝が置かれている。
しばらくして、「つけ麺」がカウンターの上に置かれた。「つけ麺」の麺は太麺で、小さい海苔が1枚添えられている。
薄い土色のスープの表面には膜が張っている。スープの中にはチャーシューが1枚とメンマ、刻みタマネギが入っていて、魚粉が入っている。
まずはレンゲでスープを掬って飲んでみることにした。スープは素材を圧力鍋で乳化させた後に鶏ミンチを加えて煮込んで作っているとのことで、これに加えるタレは、鰹節をベースに溜まり醤油、薄口醤油、ナンプラーで煮出し、酢で味を引き締め、にがりで塩角を整えてからしばらく寝かせて出しているとのことである。また、香味油は鰹本枯れ節の薄削りに豚背脂と鶏皮油を合わせているとのこと。タレは開店当初から継ぎ足しているとのことである。
スープは少しドロリとしていて、魚粉の香りはあまり感じられず、醤油の味がやや濃く感じられた。
スープの中に入っているチャーシューを麺の上に待避させて、麺をたっぷりとスープに浸け、口に運んだ。つるつるとした喉越しの太麺はもちもちとした食感で美味しい。1本の麺はボリューミーで、3玉はなかなか量がある。
スープの中に入っている刻み玉ねぎは外側2枚を除いた柔らかい部分だけを使用しているとのこと。辛味があまり感じられず、そのかわり食感がアクセントになっていて美味しい。メンマは味がよく染み込んでいて、麺に絡まって口の中に入ってくる。ひたすら麺を食べていると、スープがだいぶ減ってきた。
何も言わなかったが、店主が二杯目のスープをカウンターの上に載せてくれた。二杯目のスープにもメンマと刻みタマネギが入っていて、魚粉が浮いている。
ここで、チャーシューをスープに浸して食べることにした。大きいチャーシューは分厚くて、なかなかのボリュームである。脂身が少なく、肉質系のチャーシューはまるで肉塊のように見える。口に運ぶと、柔らかく、分厚いハムを食べているような味わいである。チャーシューにかぶりつきながら、麺を食べた。ちなみに海苔はいつの間にか、麺と一緒に食べてしまったようである。
麺を食べ終える頃にカウンターの上にはスープ割りが小さい器に入れられて出された。表面に膜の張ったスープ割りは、動物系のスープで、魚粉が入っている。
1杯目のスープはだいぶ減ってしまっているので、1杯目のスープを2杯目のスープ碗に注ぎ、ここにスープ割りを全て注ぎ入れた。かなりの量になってしまったが、これを箸でかき混ぜて飲み干す。さすがにお腹もいっぱいである。
少々、醤油が濃いめで、醤油辛かったので、紙コップ残ったお冷やを飲み干すと、もう1杯冷水を注いでお冷やを飲み干した。
食器を全てカウンターの上に載せると、勘定を済ませて店を出た。
午後は再び自宅で作業に取り組む。日が傾いてくると、次第に雲が増えてきて、西の空に浮かぶ雲がオレンジ色に輝いているのが見えた。
夕方になって、買い物のために再び外出する。夜になって、北よりの風が吹き始めた。
今日は晴れのち曇り時々雨。上空の所々に雲がかかっているものの、青空が広がっていて、東の空に昇ってきた朝日が眩しい。今朝の気温は22℃で、弱い北よりの風が吹いている。少々、湿度が高くて、少しムシムシと感じられる陽気である。
日中も青空が広がっていたが、午後になって南よりの風が吹いてくると、次第に雲の量が増えてきた。昼間の最高気温は31℃で、2日連続の真夏日となった。日射しは弱くなったものの、少し蒸し暑く感じられる。
一昨日、歯の被せものが取れて、午後1時間休を取ると、歯医者に行った。時間休を取った午後3時頃には雨が降り、気温がぐっと下がった。短時間に路面の所々に水たまりができるほどの雨だったが、雨はすぐに止んで、上空には再び青空が広がってきた。雨が止むと湿度が急に高くなり、雨上がりの空気がシメシメと感じられた。
今日は夜、写真部の例会があり、これに出席する。先月は無かったので、2ヶ月ぶりの例会である。夜は例会の講師を交えた懇親会が新宿駅西口の居酒屋であり、これに参加した。久しぶりにたらふく飲んだ後、流れ解散となった。
帰りは新宿駅から中央線快速電車に乗った。途中、席が空いたので座ってしまった。いつの間にか寝てしまったらしい、ふと、目が覚めて、一瞬、どの駅にいるのか分からずに、電車を降りてしまった。ドアが閉まったところで、目の前の駅名標を見て、自分は東小金井駅に降りたことを知った。
後続の電車を待っていたが、ふと小腹が空いたことに気付いて、〆のラーメンを食べようと駅の改札を抜けて駅南口に出た。駅南口の駅前ロータリーから南に延びる栗山通りを南に歩いていくと昨年「淡路島玉ねぎの牛カレー」を食べたカレー屋「Coco壱番屋 東小金井駅南口店」が見えてくる。この店の前を通り過ぎると、3軒隣のビルの1階にラーメン屋「らあめん花月嵐 東小金井南口店」の看板が見えてきた。今日はこの店に入ることにした。
店に入るとすぐ左手に券売機があり、ここで食券を購入して店の奥に進む。店内は入口から見て右手奥に厨房があり、手前の右手壁際にカウンター席が5席設けられている他、厨房に面してカウンター席が4席設けられている。左手の手前には2人掛けのテーブル席が2卓設けられている他、奥の右手には4人掛けのテーブル席が3卓配されている。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、厨房に面したカウンター席に腰を下ろした。席に座ると、店員が来て、お冷やを出してくれた。そのタイミングで食券を店員に渡す。注文したのはいつの間にか新しくレギュラーメニューに加わった「家系ラーメン藤崎家」である。
注文を済ませると、お冷やを飲んで、料理ができるのを待つ。テーブルの上には醤油と酢、一味、ラー油、嵐げんこつらあめん専用秘伝のらあめんダレ、三島のゆかり、激辛壷ニラといった調味料や薬味の他、箸と楊枝、冷水のポット、メニュー、紙ナプキンが所狭しと置かれている。
やがて「家系ラーメン藤崎家」が運ばれてきた。金属製のプレートに載せられた丼に入ったラーメンの麺は太麺で膜の張った薄い土色のスープに浸かっている。スープの上には刻みネギが浮かんでいる他、麺の上にはチャーシューが2枚とほうれん草が載せられていて、その上から黒コショウが振られており、海苔が3枚添えられている。金属製のプレートの上にはレンゲが添えられている。
まずはレンゲを取って、スープを掬って口に運んでみる。鶏油が浮いた濃厚な豚骨醤油スープはこってりめのトロリとしたスープである。醤油の旨みに豚骨の甘みが感じられて美味しい。
箸を取って麺を食べる。太い手もみ麺はもちもちとした歯応えとつるつるとした喉越しが美味しい。麺に絡んでほうれん草や刻みネギが口の中に入ってきた。海苔をスープに浸し、麺と一緒に食べる。スープを吸った海苔はジューシーで美味しかった。
チャーシューを食べる。小さめで薄いチャーシューは炭火で薫していて、香ばしい味わいである。脂身と赤身が半々で、ハムのような歯応えのチャーシューである。チャーシューを1枚食べる毎に麺をすすった。
最後に丼を傾けてスープを飲み干す。黒コショウがガツンとしたアクセントをラーメンに与えていて、なかなか飲み応えがあった。スープを飲み干すと、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。
席を立つと、店を出て帰宅の途につく。東小金井駅から中央線の電車に乗って日野駅に到着すると、既に日付変更線を越えていた。
駅改札を抜けると、少し急ぎ足で自宅までの道を歩く。近くの団地の草むらから秋虫の鳴く声が盛大に聞こえてきた。