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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のランチ(ざるそばとかやくごはんセット@勝美屋)

2020年07月13日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇り時々雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。昨夜一旦上がった雨は、その後も未明にかけて断続的に降ったようだ。今朝の気温は19℃で弱い東よりの風が吹いている。雨で路面がしっとりと濡れていて湿度が高く、湿った空気がヒンヤリと感じられる。
今日は1日テレワークである。出勤する日と同じ時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂った。今日は朝刊が休みなので、インターネットでニュースサイトを眺める。それから、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れると、業務を開始した。

日中も上空には厚い雲が広がっていて、すっきりしない空模様となった。昼間の最高気温は25℃を9日ぶりに下回り、暑い日々から解放された。午前中から吹いてきた南よりの風が次第に強まってきて湿度が高く、空気がシメシメと感じられる。少し蒸すような陽気である。
時計の針が12時を廻ったところで、お昼を食べに外出する。先日、自宅の周囲を散歩していると、日野自動車本社・日野工場の正門前に、甲州街道を挟んで蕎麦屋があるのに気付いた。この店ならお昼を食べに行っても、1時間で帰ってくることが出来る。そこで、今日はこの蕎麦屋「勝美屋」に行くことにした。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、正面に4人掛けのテーブル席を3卓並べた12人掛けのテーブル席が設けられている他、その両側に4人掛けのテーブル席が4卓ある。正面奥には小上がりが設けられていて、4人ほどが座れる座敷席が配されている。
先客はおらず、入口正面にある12人がけのテーブル席の入口側に腰を下ろした。店は女将さんと娘さんの2人で切り盛りをしているようだ。女将さんがお冷やを運んできてくれた。卓上には醤油と七味唐辛子、箸、楊枝が置かれている。メニューはテーブルが配された室内の壁面に掲げられている。お冷やを飲みながら、メニューを眺めた。

メニューは「もり又はかけ」「たぬき・きつね」「ざるそば」「玉子とじ」「大たぬき」「月見」「かき玉」「肉南ばん」「カレー南ばん」「力うどん」「天麩らそば」「鍋焼きうどん」「すき焼きうどん」「けんちんうどん」「味噌煮込うどん」「天ざる」といった各種うどん・そばに加え、「カツカレーサラダ付」「カツライス」「カツ丼」「親子丼」「玉子丼」「カレーライス」「うな重」「もつ煮定食」「肉どうふ定食」「カルビ焼定食」「しょうが焼定食」「肉じゃが定食」「アジフライ定食」「おでん定食」といった各種丼・定食類、「さば味噌煮」「肉じゃが」「もつ煮込」「肉どうふ」「おでん」といった各種おつまみ、「レモンサワー」、各種うどん・そばとご飯ものがセットになった各種セットものがある。
セットものは「たぬきうどん・そばかやくご飯セット」「きつねうどん・そばかやくご飯セット」「ざるそばとかやくごはんセット」「もり又はかけそばとミニカレーライスセット」「たぬきそば・うどんセット」「サバの味噌煮セット うどん又はそば付き」「ざるそばとミニ牛丼セット」「きつねうどん・そばミニ牛丼セット」「たぬきうどん・そばミニ牛丼セット」「カツ丼セット(ミニもり又はミニかけ付)」「親子丼セット(ミニもり又はミニかけ付)」「玉子丼セット(ミニもり又はミニかけ付)」で構成されている。

ちなみに冷たいそば・うどんは「もり」「ざるそば」のみとなっている。最初、「カツ丼セット(ミニもり又はミニかけ付)」を注文して、もりそばを大盛にしてもらおうと思ったのだが、それはできないとのこと。その場合は「カツ丼」と「もりそば」を注文することになるとのことだった。それでもいいのだが、「カツ丼」を注文すると、味噌汁が付く。「もりそば」があるので味噌汁は不要、というわけにもいかない。結局、いろいろと考えた末、「ざるそばとかやくごはんセット」を注文することにした。かやくごはんは大盛に出来ないが、ざるそばは別料金で大盛に出来るとのことなので、ざるそば大盛りで注文する。
料理を注文して、お冷やを飲みながら待っていると、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には大盛のざるそば、かやくごはん、薬味の小皿が載った蕎麦猪口、お新香が載せられている。


蕎麦は簀の子が敷かれたせいろに盛られていて、刻み海苔が散らされている。


艶々としたそばつゆは、ほんのりと甘みが感じられる濃厚なつゆである。


薬味はおろしわさびと刻みネギである。


かやくごはんは刻んだ鶏肉と椎茸、ニンジン、油揚げが入った炊き込みご飯である。


お新香は白いタクアンが2切れとキュウリの浅漬けが2切れ、小器に載せられている。


さっそく蕎麦を食べることにした。そばつゆに薬味を全て投入すると、蕎麦をそばつゆに浸けて口に運ぶ。蕎麦は白い細麺で、少し柔らかい歯応えである。口に入れるとほんのり甘く、つるつるとした食感である。そばつゆにたっぷりと浸けて口に運ぶと、そばつゆがたっぷりと絡まって蕎麦と一緒に口の中に入ってくる。シャキシャキとした刻みネギの食感におろしワサビの風味がアクセントになっていて、喉越しが良くて美味しい。
蕎麦を食べ終えたところで、今度はかやくごはんを食べる。鶏肉の旨みを纏ったご飯は少し固めに炊かれている。かやくごはんを食べながら、お新香をかじった。パリパリとしたタクアンや浅漬けは、それだけでご飯が進む。かやくごはんの中の油揚げや椎茸の旨みにニンジンの食感がアクセントになっていて、なかなかの食べ応えである。

かやくごはんを平らげてしまう頃には、お新香も無くなった。ここでそば湯をもらう。そば湯は赤い湯桶に入れて出された。


蓋を開けてみると、少し薄い色のそば湯が入っている。


そば湯をそばつゆに適量注いで、そばつゆを飲んだ。温かいそば湯の入ったそばつゆは優しい味わいで美味しい。蕎麦猪口の底に溜まった刻みネギがそばつゆに絡まって口の中に入ってくる。シャキシャキとした食感を楽しみながら、そばつゆを飲み干した。
そば湯はまだ少し残っているので、空になった蕎麦猪口にそば湯を注ぎ、そば湯を飲む。そば湯で口の中のそばつゆの旨みを全て洗い流すと、蕎麦猪口も再び空になった。最後にお冷やを飲み干し完食。美味かった。満足である。

厨房の入口で代金を払うと店を出た。店から家まで歩いてくると、額に汗が浮かんだ。デイパックの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら帰宅する。
家に到着すると、エアコンを除湿モードで運転して涼を取りながら、午後の仕事の準備をする。午後1時前に端末の電源を再投入すると、午後の業務を開始した。午後2時を過ぎたあたりから雨がパラパラと降ってきた。雨脚は次第に強くなってきたものの、その後は降ったり止んだりの空模様となった。

夕方、定時を過ぎた頃に予定していた仕事を終えると、職場に業務終了の連絡メールを送信して業務を終了した。
明日は出勤の予定なので、仕事で散らかした机上を整理して、カバンの中に端末をしまう。その後、風呂を沸かして湯に浸かると、ようやく今日も1日終えた気分になった。

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今日のランチ(冷したぬきそば@いろり庵きらく nonowa西国分寺店)

2020年06月15日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空を雲が覆っていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は21℃で、弱い西よりの風が吹いている。昨日降り続いた雨で路面はしっとりと濡れていて、湿度が高く、空気がシメシメと感じられた。風がほのかに涼しく感じられる朝である。
今日は午前中3時間のテレワークをした後、午後は都内に出張する予定となっている。朝、昨日と同じ時間に目を覚ますと、インスタントコーヒーを淹れて朝食を摂った。今日は朝刊が休みなので、窓の外を眺めながら熱いコーヒーをすする。西の方を見ると、雲が切れて青空が見えた。

午前中は日が昇るにつれて、次第に青空の領域が広がって、明るくなってきた。11時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れ、業務端末の電源を落とす。今日は午後、西国分寺と立川の施設の現場調査を予定している。今日は猛暑日になるかもしれないとの天気予報に、クローゼットから半袖のワイシャツを出して着ることにした。出勤の準備を整えて家を出ると、日野駅から電車に乗って西国分寺駅に向かった。
日中は上空の所々に雲がたなびいているものの、強い日射しが容赦なく降り注いでいる。気温も朝からぐんぐんと上昇してきて、昼間の最高気温は33℃と真夏日となった。昼前から吹いてきた強い南よりの風が熱風のように感じられる。

西国分寺駅に到着したところで、お昼を食べることにする。炎天下の中を歩きたくなかったので、駅構内にある蕎麦屋「いろり庵きらく nonowa西国分寺店」に入店することにした。


店の入口の手前右手にタッチ式の券売機があって、ここで食券を購入する。券売機が2台あるが、1台は「使用不可」の紙が貼られていたので、1台しか稼働していない。何を食べるかあまり考えていなかったので、少しメニューを眺めていると、後ろに並んだ人から不満を言われた。順番を譲ろうとしたのだが、それも断られたので、結局、あまり熟考出来ずに食券を買う羽目になった。
購入した食券を手に店内に入る。店内は入口を入って正面に返却口があり、右手に注文口がある。注文口で食券を出して、料理を注文した。注文したのは「冷したぬきそば」「麺大盛り」と「ミニタルタルカツ丼」である。ちなみに後から気付いたのだが、「ミニタルタルカツ丼そば(温・冷)セット」があり、これに単品のたぬきを載せれば、こちらの方が安価だったのだが、暑さと急かされていたのとで、そこまで気が回らなかったのは失敗だった。

注文口の右手には蕎麦湯の入ったポットと空の湯桶が並んでいる他、紙ナプキンとスプーン、レンゲが置かれている。左手には重ねられたコップの山と給水栓、いなり寿司が2個入ったパックが並べられたカゴが置かれていた。
コップの山からコップを1つ手に取り、給水栓で冷水を注いで目の前のトレーの上に載せた。更に、空の湯桶に蕎麦湯を注ぎ、それもトレーの上に置く。それからしばらくして、「冷したぬきそば」「麺大盛り」と「ミニタルタルカツ丼」がトレーの上に載せられたので、トレーを持って、空いているカウンター席に運んだ。

入口から見て左手にはイートイン用のテーブル席が配されている。中央には仕切り板を設けた14人くらいが囲める立ち席用のカウンターテーブルが設けられている他、返却口の奥には2人掛けのテーブル席が3卓配されている。また、一番奥の壁に面してカウンター席が5席配されていた。
席に座る。卓上には七味唐辛子とミル付すりごま、醤油、箸、楊枝、紙ナプキン、台ふきんが置かれている。まずは冷水で喉を潤すと、箸を取り、さっそく蕎麦を食べることにした。

「冷したぬきそば」「麺大盛り」は丼の中に冷水でしめた蕎麦が冷たいそばつゆに浸かっていて、蕎麦の上には天かすと刻みネギが載せられ、丼の縁におろしワサビがトッピングされている。


まずは蕎麦と天かすや刻みネギ、おろしワサビを箸で軽くかき混ぜると、蕎麦を食べた。冷たい蕎麦はシコシコとした歯応えで美味しい。そばつゆを吸った天かすはジューシーな食感で、そばつゆの旨みをたっぷりと蕎麦に絡ませて口の中に入ってくる。そばつゆを吸っていない天かすはサクサクとした食感で香ばしく、蕎麦の食感にアクセントを与えている。刻みネギのシャキシャキとした食感におろしワサビのツンとした辛味が蕎麦に変化をもたらしている。
蕎麦をあらかた食べてしまったところで、「ミニタルタルカツ丼」を食べる。小さめのお碗に盛られたご飯の上には1枚のカツを半分にカットし、更に3切れにカットしたカツを載せていて、醤油ダレを垂らし、タルタルソースをトッピングしている。


元々のカツは長さ14センチ幅7センチの楕円形をしていたと思うのだが、目の前のカツはその半分の大きさである。カツの厚みは約2センチといった感じだが、衣が少し厚めで、肉の厚みは更に薄く感じられる。


カツを1切れ箸で持ち上げて、かぶりついた。脂身の無い肉は淡泊な味わいで美味しい。醤油ダレが衣に染みこみ、更にタルタルソースの酸味がサッパリとした味わいをもたらしている。カツにかぶりつきながらご飯をかき込む。タルタルソースとカツとの相性がこんなに良いとは思わなかった。カツにかぶりつきながら、ご飯をかき込む。
サクサクとした食感の衣に染みこんだ醤油ダレの旨みが肉の旨みと一体となって、これにタルタルソースの味わいが加わる。ミニ丼と言わず、一人前の丼で食べてみたいものだ。夢中で食べていたら、お碗の中が空になった。

丼に溜まったそばつゆにそば湯を入れて飲むことにした。


湯桶に入れたそば湯は少し薄めに見える。


これをそばつゆに適量注いで、そばつゆを飲んだ。そばつゆには天かすがまだ沈んでいて、天かすのジューシーな食感とサクサクとした食感がそばつゆの旨みと一体となって口の中から喉の奥に消えていく。器は口縁が大きく、少々そばつゆが飲みにくい。ここでこぼさないように注意深く器を傾けてそばつゆを飲み干した。
湯桶の中にはまだそば湯が少し残っている。これをミニカツ丼のお碗に注ぎ、全て飲み干す。美味かった。満足である。

最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って食器が一式載ったトレーを返却口に返却し、店を出た。
お昼を食べた後は、西国分寺駅の改札を出て、現場に向かう。西国分寺の施設には1時間半ほど滞在し、施設調査を行った。その後、西国分寺駅から電車に乗って立川駅に移動し、立川の施設で1時間半ほどかけて現場調査を行う。全ての予定を終えて、立川駅に戻ってきたのは午後5時過ぎである。

立川駅で解散し、自分は電車に乗って帰宅の途につく。中央線の高尾方面下りホームに降りると、駅のホームは帰宅客で混み合っていた。
東京都は先週の11日の木曜日に東京アラートを解除、更に12日0時から新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップの「ステップ3」に移行した。商業施設や店の一部は営業時間の短縮などに取り組んでいる一方、マスクが手放せなかったり、店先に置かれた消毒剤で手指を消毒するのは新型コロナウイルス感染症拡大前とは異なった習慣ではあるが、街中は既に感染症拡大前の状態に戻ったようにも思える。

車内が混み合った電車に乗って帰宅の途につく。久しぶりの現場調査はとても疲れた。

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今日の夕食(富士山もりそば@富士そば 国分寺店)

2019年10月20日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い空模様となったが、昼前になって雲の合間から青空が顔を覗かせると、次第に明るくなってきた。
昨夜は大学のゼミのOB会で遅く帰ってきたこともあり、寝るのが遅くなってしまった。そんなこともあって、今日、目が覚めたのは10時頃である。窓の外を見ると、薄日が射し込んでいて、弱い南よりの風が吹いていた。

今日は写真部の撮影会が川越であり、これに行くことにしている。川越まつりを撮りに行くという企画である。集合は西武線本川越駅に16時ということなので、すこし自宅でゆっくりと過ごしてから、出かけることにした。
日中は雲が多いものの、上空には青空が広がって日射しも出てきた。昼間の最高気温は24℃で、湿度がやや高いものの、北よりの風が吹いていて過ごしやすい陽気である。午後になって、再び雲が広がってきて、日も陰ってきた。

午後になって撮影会に行くため、外出する。集合場所の本川越駅までは中央線と西武鉄道を乗り継いで行くことにした。日野駅から中央線に乗って国分寺駅まで行くと、西武鉄道国分寺線に乗り換えて東村山駅まで行き、東村山駅で西武新宿線に乗り換えて本川越駅に向かった。
本川越は祭りで混んでいた。山車が曳行されるのが午後6時半頃からということで、集合した後は、祭りでにぎわう市中を撮りながら、歩くことになった。今日の日没の時刻は午後5時で、6時にはすっかり暗くなった。

やがて、山車が曳行され始めた。中央通りや各交差点で山車がすれ違う毎に、山車の囃子台の正面を向かい合わせにして、お囃子が競演される曳っかわせという光景が見れられる。2台の山車の間に入った曳き方衆の提灯の乱舞が迫力があって面白い。
撮影会は午後8時過ぎに終了し、本川越駅前で解散した。祭りはこれから最高潮に達しようかという時刻だが、明日は仕事があるので、早々に帰りたいところである。いつもの飲み会もなく、早々に本川越駅から西武新宿線と西武国分寺線を乗り継いで、国分寺駅に向かった。

帰宅する前に夕食を食べていくことにした。時間も遅いので、国分寺駅北口にある蕎麦屋「名代 富士そば 国分寺店」に入店することにした。店は先日「江戸味噌ラーメン」を食べたラーメン屋「一竜  国分寺店」と同じビルの1階にあって、ラーメン屋「一竜  国分寺店」の隣にある。


店に入るとすぐ左手に券売機が2台並んでいて、ここで食券を購入した。店内は奥に厨房があり、その手前に中央に仕切板を付けてカウンター席にした8人掛けの長いテーブル席が配されている他、奥の柱の周囲にカウンター席が4席、手前の窓際にカウンター席が5席配されている。席を確保し、奥の厨房に進んだ。
厨房の右手側にある注文口で食券を出して料理を注文する。注文したのは「富士山もりそば」と「肉富士ラー油丼」である。ちなみに券売機には「肉富士ラー油セット かけ又はもり付」というボタンと「大盛券(そば・うどん)」のボタンは有るが、「富士山もり」のボタンは無い。「富士山もりそば」と「肉富士ラー油丼」を一緒に食べるには、それぞれ単品で注文することになる。ちなみに、この店では各種丼を揃えているが、「肉富士ラー油丼」と「炭火焼親子丼」以外はミニ丼となっている。

料理を注文すると、注文口の左手にある給水器の下に重ねられたコップを1つ手に取り、給水器で冷水を注いだ。注文口上には、天ぷら、紅生姜天、コロッケ、春菊天、いか天といった5種類ほどの天ぷらやコロッケが並ぶケースが置かれている他、注文口のすぐ左下には塩とホワイトペッパーパウダー、イカリソースといった調味料とレンゲ、フォーク、子供用の小器、楊枝が置かれ、給水器の左隣には蕎麦湯のポットが置かれている。
冷水の入ったコップを持って、確保したカウンター席に戻った。カウンターテーブルの上の棚には特選丸大豆醤油と七味、紙ナプキン、楊枝、箸、台ふきんが置かれている。やがて、店員に呼ばれて注文口に行き、料理が一式載ったトレーを受け取って、席に戻った。

トレーの上には「富士山もりそば」と「肉富士ラー油丼」が載せられている。


お腹がペコペコに空いているということも手伝って、さっそく蕎麦から食べることにした。蕎麦は丼に山盛りに盛られていて、一見すると、かなりの量に思える。麺3玉を盛ると、これだけの量になるのだろうか。


蕎麦つゆの入っている蕎麦猪口の上に置かれた小皿に載せられた薬味はおろしわさびと刻みネギである。


薬味の載せられた小皿を下ろすと、蕎麦つゆの入った小さい蕎麦猪口がある。中に入っている汁は辛めのサラサラとした蕎麦つゆである。


「富士山もりそば」には蕎麦つゆの入った蕎麦徳利が添えられた。


蕎麦つゆに薬味を全部入れるのは少し多めに思えたので、薬味の半分を投入し、蕎麦を浸けて、蕎麦を食べた。蕎麦はやや固めに茹でられていて、コシがあってツルツルと喉越しが良い。店によって微妙に茹で方が異なるようである。ワサビがいつもより多めなこともあって、ツンとしたワサビの辛味が鼻腔に広がって、それがまた食欲をそそる。シャキシャキとした食感のネギがアクセントになっている。
蕎麦つゆが少なくなってきたので、蕎麦徳利から蕎麦つゆを足して、残りの薬味を全て投入した。蕎麦をひたすら食べていると、やがて、丼の底に敷かれたすだれが見えてきた。そのすだれは丼の3分の2位の深さに敷かれている。山盛りに見えた蕎麦は、食べてみると、それほどの量でも無かった。なんだか騙された気分である。


蕎麦を全部食べてしまうと、続いて「肉富士ラー油丼」を食べることにした。「肉富士ラー油丼」は丼に盛られたご飯の上に海苔を1枚敷き、その上に茹でた薄い豚バラ肉を敷いて、丼の中央に温玉を落として、刻みネギと白ゴマを散らし、食べるラー油を添えたボリューム感のある丼である。


丼を持ち上げると、ご飯をかき込みながら豚バラ肉を食べる。淡泊な味わいの肉は、甘みがあって、その後からラー油の辛味と香ばしさが押し寄せてくる。温玉の甘みに白ゴマとネギの食感がアクセントになっていて美味しい。ひたすら丼をかき込んだ。
豚バラ肉と温玉が無くなると、ご飯だけが少し余る。もう少しラー油を載せてもらいたいところだが、それは望めないので、蕎麦徳利に残った蕎麦つゆをご飯に垂らして、サラサラとご飯をかき込んだ。ご飯が無くなったところで、蕎麦猪口に残った蕎麦つゆを丼に移した。丼を持って、厨房の給水器脇に置かれたそば湯のポットからそば湯を適量注ぎ、席に戻る。箸で軽く丼の中のそば湯で割った蕎麦つゆをかき混ぜると、丼を傾けて飲み干した。

美味かった。満腹である。最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、空になった皿の載ったトレーを返却口に運び、店を出た。
明日は仕事である。急いで、国分寺駅に戻ると、電車に乗って帰宅の途についた。充実した気分だが、体はすごい疲れた気分である。

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今日の夕食(かつ丼セット@蕎旬 立川店)

2019年09月10日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。今朝は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、突き抜けるような青空が広がっている。朝の気温は24℃で風は無く、湿度が高くて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられる。しかし、昨日の余韻のような強い日射しが降り注いでいて、既に暑いくらいの陽気である。
日中は朝よりも少し雲が多くなってきたものの、上空には青空が広がっていて、真夏のような強い日射しが照りつけている。昼間の最高気温は36℃と2日連続の猛暑日となった。9月に2日連続の猛暑日となったのは実に27年ぶりとのことである。昼間では弱い北よりの風が吹いていて、どことなく秋めいた陽気だったが、午後になって南よりの風が吹いてきた。過ぎゆく夏を惜しむように、公園の方からセミの鳴く音が聞こえた。

今日は1日仕事をした後、夕食を食べて帰ることにした。職場を出ると、新宿駅から中央線快速電車に乗って、立川駅で下車する。季節はずれの暑い日が続いたので、あっさりしたものが食べたくなった。改札を抜けて駅南口グランデュオ立川7階のレストランフロア「ごちそうダイニング」に向かう。今日はこのフロアの一角にある蕎麦屋「蕎旬 立川店」に入ることにした。


店に入ると店員が出てきて、カウンター席に案内された。店内は入口から見て左手奥に厨房があり、中央の柱を囲むようにしてかうんたーせきが4席配されている他、その左右に4人掛けのテーブル席が7卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。
卓上にはメニューが置かれている他、カウンターの上には七味と楊枝が置かれている。席に座ると温かい緑茶と紙おしぼりを運んできたので、緑茶を飲みながらメニューを眺めた。

メニューは各種「御膳もの」「上天ぷら」「セットもの」「丼」「冷たいそば・うどん」「温かいそば・うどん」「和サラダ」「だし料理」「甘味」の他、ソフトドリンク、アルコール類等で構成されている。
お腹が空いていたので、ガッツリ食べたい気分になって注文したのは「かつ丼セット」である。このセットはかつ丼に蕎麦又はうどん、減塩みそ汁のいずれかがセットになっている。蕎麦又はうどんは温かい蕎麦又はうどんか、冷たい蕎麦又はうどんが選べる。

冷たい蕎麦を注文することにして、「かつ丼」と「蕎麦」をそれぞれ大盛りで注文した。
しばらくして、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「かつ丼」と二段に重ねられたせいろに「ざるそば」が盛られている他、薬味の小皿が載った蕎麦猪口、お新香、レンゲ、箸が所狭しと載せられている。


蕎麦は簀の子が敷かれた小振りのせいろに盛られている。薄い褐色の蕎麦は太めの麺で平打ちのような麺である。蕎麦の上には刻み海苔がトッピングされている。


二段目の蒸籠にも同様に蕎麦が盛られている。


薬味はおろしわさびと刻みネギである。


薬味の小皿の下にはそばつゆの入った蕎麦猪口がある。艶々としたそばつゆはほのかに甘みが感じられる濃厚なつゆである。


高い高台の赤い丼に盛られた「かつ丼」はご飯が盛られた上にタマネギと玉子をダシで煮たものを載せ、その上に6切れにカットしたカツを載せて、ミツバを添えている。


お新香は小器に野沢菜と桜漬けダイコンが入っている。


さっそく蕎麦を食べることにした。そばつゆに薬味を全て投入すると、蕎麦をそばつゆに浸けて口に運ぶ。石臼挽きそば粉を使用したというこだわりの手打ち蕎麦は、平打の太めの麺で弾力があり、もちもちとした歯応えがあって美味しい。蕎麦を食べていると、蕎麦本来の味と風味が口の中に広がって、食べ応えがある。
厳選した昆布かつおから毎日丁寧に取った出汁を使用しているというそばつゆが蕎麦にたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。薬味の刻みネギがシャキシャキとした食感でアクセントを与えている。せいろ1枚分の蕎麦でそばつゆがほとんど無くなってしまった。

ここでそばつゆを追加できるか、店員に聞いてみると、奥から蕎麦徳利が運ばれてきた。


蕎麦徳利から蕎麦猪口にそばつゆを足し、更に2枚目の蕎麦を食べる。つるつるとした喉越しで美味しい。やがて、2枚目のせいろに載った蕎麦も無くなってしまった。
ここで、「かつ丼」を食べる。「かつ丼」に載せられたカツは四元豚を使用しているとのこと。厚みが1cmほどの脂身の少ない豚肉を、米油をブレンドした油で揚げている。カツにかぶりつくと、淡泊な豚肉の旨みと甘みが口の中に広がった。カツの衣はさらっと軽く、香ばしい味わいである。カツの下の玉子はふんわりとした食感で甘い。しんなりとしたタマネギもまた甘くて美味しい。玉子やタマネギをご飯と一緒にかき込み、カツを食べながらご飯をかき込んだ。


箸休めにお新香でご飯を食べる。何気にお新香はジューシーで美味しかった。
「かつ丼」を食べてしまうと、店員を呼んでそば湯をもらうことにした。やがて奥の厨房からそば湯の入った湯桶が運ばれてきた。


白いそば湯は熱々で、サラサラとした食感である。そば湯を蕎麦猪口に残っているそばつゆに注いで飲み干す。美味かった。満腹である。


最後に湯呑みに残った緑茶を飲み干すと、伝票を持って入口脇のレジで代金を払い店を出た。既に1階~6階と8階のフロアは閉店している。エレベーターで下に降り、駅の改札に回って、駅の構内に入った。
中央線下りホームに降りると、ちょうど目の前に高尾行きの電車が止まっているので、この電車に乗り込む。

電車が日野駅に到着すると、改札を出て自宅まで歩いて帰る。
夜になって雲が広がってきた。

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今日のランチ(鶏つけ蕎麦@BONSAI 立川北口店)

2019年08月17日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。朝、目が覚めてカーテンを開けると、上空のところどころに小さな雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、真夏の強い日射しが降り注いでいた。今朝は熱帯夜から解放されたようだが、午前9時には30℃を越えてかなり暑くなっている。風は無く、湿度が高くて、朝から蒸し暑い。
日中は少し雲の塊が大きくなってきたものの、青空が広がって灼熱の太陽が強烈な日射しを降り注いだ。昼間の最高気温は35℃を越えて再び、猛暑日となった。午後から熱風のような南風が吹いてきて、意識が朦朧とするような厳しい暑さである。

昨日IKEA立川で見てきた収納ケースについて、家で寸法を確認した結果、棚にピッタリの寸法だったので、収納ケースを買いに行くことにする。ついでにお昼を食べるつもりで昼前に家を出た。
既に外は暑くて、外出したことを後悔するような陽気である。駅に着く頃には、汗だくになってしまっていた。

電車に乗って立川駅に到着する。お昼は駅北口の立川タクロスと昭和記念公園通りを挟んで反対側にある蕎麦屋「つけ蕎麦 BONSAI 立川北口店」に入店することにした。この店は5年前に「ごまだれ鶏つけ蕎麦」を食べた立川南口店と同じ系列の店である。


店に入ると左手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「鶏つけ蕎麦」「ごまだれ鶏つけ蕎麦」「辛豚つけ蕎麦」の3種類のつけ蕎麦を基本に各種トッピング、ごはんもの、お酒、コーラ、オレンジジュースで構成されている。各種つけ蕎麦は麺の量が「少」(200g)、「並」(300g)、「大」(400g)、「特」(500g)となっている。また、ランチタイムは「炊き込みごはん」「卵かけごはん」「白ごはん」が通常価格より50円引きとなっている。
食券を購入すると、店の奥に進んだ。店内は入り口から見て右手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が14席L字形に配されている他、右手道路側に2人掛けのテーブル席が2卓と左手奥に4人掛けのテーブル席が3卓配されている。

奥のカウンター席に座り、食券を店員に渡して料理を注文する。注文したのは「鶏つけ蕎麦(特)」「炊き込みごはん」である。店員に「おつゆは温かいおつゆ、冷たいおつゆ、どちらにしますか」と聞かれて、「冷たいおつゆでお願いします」と答えた。
料理の注文を終えると、卓上に重ねられたコップを1つ手に取り、カウンターの上に置かれている冷緑茶のポットから冷緑茶を注いで、ゴクゴクと1杯飲み干してしまった。再び冷緑茶をコップに注いで卓上に置く。濃い緑色の冷緑茶である。

カウンターの上には冷緑茶のポットの他に割りスープのポットが置かれている。また卓上にはコップの他に酢と七味、特製スパイス、ごま、あげねぎといった調味料や薬味の他に箸と楊枝、ティッシュボックスが置かれている。
しばらくお冷やを飲みながら待っていると、料理が一式載ったトレーが運ばれてきた。トレーの上には蕎麦とつけ汁、炊き込みごはんが載っている。

丼に盛られた蕎麦は太めの蕎麦で、刻み海苔がたっぷりと載せられ、貝割れ大根が添えられている。


つけ汁は濃いおつゆに鶏肉の小片が8切れほどとネギが入っていて、ゴマがたっぷりと浮かんでいる。蕎麦を特盛にしたことも手伝ってか、つけ汁はたっぷりとお椀に入っている。


炊き込みご飯はひじきが入っているようである。炊き込みご飯の上には白胡麻と擂り胡麻がたっぷりとトッピングされていた。


さっそく蕎麦を食べる。蕎麦をつけ汁に浸して、蕎麦をすする。蕎麦はコシがあり、弾力のある歯応えを感じながら麺を食べた。なかなかボリューミーで、つるつると喉越しも良く、美味しい。
つけ汁は厳選素材を使用し丁寧に抽出した出汁とじっくり寝かせた自慢の返しをベースに鶏皮とネギからとった鶏油と山椒を少量加え、香り、風味、旨みを引き出したとのこと。さっぱりとした味わいで、暑い夏にはちょうどいい。

つけ汁の中に入っている鶏肉は、脂身が無い肉質系で、柔らかくて旨い。鶏肉の旨みにつけ汁の旨みが合わさって、小さいながらも食べ応えがある。
途中で薬味のあげねぎをつけ汁に入れて食べる。サクサクとした食感のあげねぎは、食感のアクセントを蕎麦に与えていて、また気分が変わって美味しい。

そばがあらかた無くなったところで炊き込みごはんを食べた。ダシの旨みをまとったご飯が、米粒が艶々としていて美味しい。途中でつけ汁を少し注いで、雑炊風にして食べる。サラサラとご飯をかき込んでいると、あっという間にお碗は空になった。
最後につけ汁に割りスープを入れて飲み干す。割スープは魚介スープのようである。これを箸でかき混ぜながら、つけ汁を飲み干した。

つけ汁を飲み干すとかなりお腹もいっぱいになった。満足である。
コップに残ったお冷やの冷緑茶も飲み干すと、席を立って店を出た。

店を出た後はIKEA立川に行って、目的の収納ボックスを買う。IKEA立川では商品を買っても、レジ袋はくれないので、収納ボックスの本体と蓋をセロテープで固定し、ビニル紐を巻いて持って帰ることになる。とりあえず1個買って、自宅で様子を見ることにした。
IKEA立川から立川駅まで歩き、電車に乗って帰宅の途につく。家に着くと、Tシャツは汗でぐっしょりと濡れていて、気持ちが悪いほどである。さっそく冷房をつけて服を着替えると、スッキリした気分になった。

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