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信州で夏休み vol.1

2008-07-23 | おでかけ
連休を利用しての夏休み、信州に行ってきました。
7月20日はハーフマラソン「小布施見にマラソン」があり、相方の大会参加を兼ねての信州旅行です。
(ウチの旅行はこのパターンが多いなぁ)

小布施のマラソンは、ちょっと面白いコースを走ります。
小布施の町中、民家の路地、田んぼのあぜ道もあり。
沿道には、自分の畑で取れた果物や野菜を置いた私設エイドがあったりします。
「うちで取れた桃だよ、食べてって」とおばあちゃん。
「ランナーの自己責任で」と書かれたワインの私設エイドもあったようです(笑)
ゴールでは、噴水をシャワー代わりに利用したり、取れたての野菜に信州味噌をつけて食べたのが楽しかったんだとか。
記録を気にしないで歩いてもいい、小布施の町を楽しむためのマラソンのようです。



北斎館パンフレット小布施の町は歴史を紐解くと、江戸時代後期、小林一茶を招いて句会を開いたり、葛飾北斎が晩年長く逗留したりと、文化の町だったんですね。

北斎館では、死の間際まで画業に情熱を燃やし続けた北斎の肉筆画を堪能できます。
祭り屋台の天井絵の鳳凰や龍は、生きて飛び出してきそうな迫力がありました。
北斎が85、86歳のときの作品だというのだから驚きです。

他にも豪商・高井鴻山の「高井鴻山記念館」や、小布施出身の現代日本画家・中島千波氏の「おぶせミュージアム・中島千波館」など文化施設、お洒落なカフェや栗の銘店が、こじんまりとした町に連なります。

歩道には栗の木の煉瓦が敷き詰められていて、歩いて回る足元も楽しいです。
高井鴻山記念館脇の「栗の小道」は、しっとり落ち着いた雰囲気が素敵でした。
町をあげて花を植えたり町並みを保存したりと、まちづくりに力を入れているのが伝わってきて、とても気持ちのいい町です。


フローラルガーデンおぶせ」の、ホスタ(ぎぼうし)の庭。
フローラルガーデンおぶせのホスタの庭
ちょっと嬉しかったりする



小布施といえば、栗が有名ですね。
お土産には、栗楽雁(小布施では“落雁”でなく“楽雁”)、栗鹿の子、栗羊羹etc どれも美味しいです。
小布施でお昼ごはんを食べるなら、やっぱり栗おこわ。
栗おこわ
コロコロの大きな栗に、モチモチごはんが美味しかったです。

デザートは、小布施堂の栗のアイスクリームがお勧め!
(暑くて速攻溶けだしたので、写真撮れませんでした)
濃厚なミルクの味と、栗の風味と粒々がたまりません。幸せがお口の中に広がりますよ。
外で食べていると、スズメが寄ってくるんですよ。ほんの目と鼻の先まで。
コーンのカスが落ちるのを狙ってるんですかね。

桜井甘精堂の栗の木テラスもオススメ。
何故か英国風の建物と内装。お洒落な小布施ということですか。
こちらでも、もちろんモンブランをいただきます。ああ、幸せ。秋なら新栗で、もっと美味しいんだろうなぁ。
紅茶も色々種類があって、ポットでサーブしてくれるので、ゆっくりティータイムを過ごせます。
(幸せな雰囲気に浸りすぎて、写真撮り損ねる…ブロガー失格)
大変混むので、並ぶの嫌なら午前中に行くと良いでしょう。



信州は涼しいかと思ったら、良いお天気で陽射しもきつく、やっぱり暑い!
日焼け止めローションと、日傘と、ロンググローブ(手甲が二の腕まで伸びた日焼け防止グッズといえばわかるでしょうか)で、しっかり日焼け対策もします。
ただ、木陰に入ればちょっと涼しい。湿度が違うのかな?
コンクリートジャングルと、周りに木々があるのとでは、こんなに違うんですね。


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2 コメント

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恥ずかしながら・・・ (odyssea)
2008-07-25 11:18:58
小布施って、どこ???状態だったのでググってしまいました(汗)
こんな小洒落た町があったんですね。
ワインの施設エイドはワイナリーがある関係でしょうか。
もし私が走ってたらガブ飲みして、そこでアウトでしたね(汗)
信州で夏休み、私も過ごしたい。
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ぶどう畑 (eowyn)
2008-07-25 20:27:42
◆odysseaさん
小布施は地域活性化まちおこしの成功例みたいですよ。
派手さはないけど、本当にいい町です。
長野ってりんごのイメージしかなかったんですが、小布施の隣、須坂あたりはぶどう畑がたくさんありました。
ワインの私設エイドは、たぶん小布施だけでしょうから、
>ガブ飲みして、そこでアウト
それはそれで、いい思い出になりますね(笑)
是非一度行ってみて下さい。
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