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ツイノスミカ

猫ト戯レ 晴耕雨読
ソンナ暮ラシガ 理想デス

ベタベタと○○○のにおい

2008-06-11 | 
品種改良された数多くの園芸苗種が毎年世に出されている昨今、私の中で一番訳がわからなくなっているのが、ペチュニアです。
育苗会社や、他産業のメーカーがバイオ技術を使って品種改良し、色々な名前でペチュニアの苗を出しています。
私の知るだけでも、

  サフィニア、ミリオンベル(サントリーフラワーズ)


  キリンウェーブ、十二衣(キリンアグリバイオ)


  ドレスアップ、サルサ(タキイ)


  スーパーチュニア(白山貿易)


  ブリエッタ(第一園芸)


  ペチュニア(サカタ他)

など。これはほんの一部。
ペチュニアの小型のカリブラコアを含むと、一体どれだけあるのか見当もつきませんよ。

見た目はほとんど変わりません。っていうか私には区別つきません。
大きく違うところといえば、お値段です(苦笑)。メーカーの出しているものは、ちょっと高めです。
但し、それなりに品種改良されているので、初心者でも育てやすいという利点はあるんじゃないかと思います。

ペチュニア
Petunia hybrids
ナス科 ペチュニア属
半耐寒性多年草(一年草扱い)
アルゼンチン原産 
花期:4~10月
草丈:10~20cm
スーパーチュニアドレスアップ ラベンダー
スーパーチュニアドレスアップ
冬越しして咲きました

気付くと同じ色ばっかり選んでるなぁ…。


ペチュニアは、苗を植えたあと葉が茂って鉢の土が見えなくなるまでは、とにかく摘芯しまくることがポイントです。そうすればたった1ポットでこんもり咲かせることができるんですが・・・。

ベタベタするんです。茎も葉も。まるで蝿捕り紙。
摘芯するとき触らずにはおれないわけで、気持ち悪くてたまりません。
何故品種改良でこのベタベタを直さないんでしょうか。(直せない?)

それから、一番解せないのは、においです。
雨が当たったり水遣りのあとなど、濡れるとにおうんです。すごく臭い。特にブリエッタ。
はっきり言って、ウ○コのにおい。
何故にブリエッタは、ウ○コのにおいをさせているのか。
わざわざ品種改良で、こんなにおいをつけたんでしょうか。(まさか)

似たり寄ったりの品種に溢れていて、選ぶのに一苦労。
ベタベタして、花がらを摘むのも気持ち悪い。
ウ○コのにおいはするし、たとえ臭くなくても(ブリちゃん以外)いい香りもしない。
なのにどうしてペチュニアがこんなに人気があるのか、私にとってガーデニングの七不思議のひとつ。
もちろん花色も多くて花期も長い、簡単に咲かせられるなど、良いところもあるんですけどね。

あじさいの季節

2008-06-09 | 
雨降りの予報なのに晴れてみたり、その逆だったりと、梅雨のお天気は気難しいですね。
蒸しっと暑く、おさまりかけたバラのうどん粉病が心配です。
そんな中で元気なのは、あじさい。

ヤマアジサイのクレナイは、最初は白く、だんだん紅く染まっていく品種です。
山紫陽花 “くれない” 最初は白
中心の両性花が開かないうちは、まわりの装飾花は真っ白です。
両性花(白花)が開くにつれ、外側から少しずつ染まるように紅くなって・・・
山紫陽花 “くれない” 最後は紅赤
最後は真っ赤になります。
上と下の画像は、とても同じ花とは思えませんね。


うちの紫陽花は額咲きばかりです。穂状の柏葉を除いて、手毬咲きのタイプがありません。
西洋紫陽花の大きな手毬があまり好きではないという理由からです。




関連記事
 * 墨田の花火 ..........薄い水色の花火を思わせる花が優美
 * カシワバアジサイ ..........葉が柏の葉に似た穂状の花を咲かせる紫陽花

梅雨の晴れ間にぼやく

2008-06-05 | 
雨が降らないという予報の昨日、やっておかなきゃ!ということがたくさんあって、大忙しの一日でした。
メインは庭仕事なんだけど、近くのショッピングセンターの特別感謝デー初日というのも外せないわけで。

まずは朝一でお買い物。
気負って出かけたわりに、人の多さに辟易し大した収穫もないまま、お昼過ぎに帰宅。
若い頃からバーゲン苦手な体質は、ずうずうしいおばさんになった今も変わらず。
結局、和歌山県産古城梅M2キロで¥698というのが一番嬉しかったという庶民でございます(汗)

そうそう、青梅のシーズンですよ。
今年の梅仕事は、例年の梅酒・梅味噌・梅サワーに加え、梅干を漬けます。


  


午後から、メインの庭仕事。
どうしてもやっておかなければならないことは、ランの植え替え。
母の日の胡蝶蘭は、一ヶ月経つというのに未だ全く変わりない様子で咲いています。(フェイク?)
萎れかけたら切花にしようと思っているのに、このままで大丈夫でしょうか?植え替えのタイミングを逸してしまいそう。
実はこれと同じものがもう一鉢あります。母の日に、ついでに私にも頂いちゃったんです。
こちらはもう花を終えたので、植え替えます。



一鉢に5株入っているので5回植え替え・・・・・・計算に間違いがなければ5鉢に増えるんですね。
5鉢もどこに置くんでしょうね?(他人事か!)

その前に、ラン初心者のワタクシ、上手に植え替えできるでしょうか…。

鉢の表面を覆っている水苔を取り除くと、ビニールポット5株と、底と隙間を埋めているのは発泡スチロール。
ほほぉ~、軽いと思ったらこうなってるんですね。

まず、ビニールポットにぎゅうぎゅうに詰められていたのを、ひとつづつ取り出します。
よくぞここまでぎゅうぎゅうに!
     ↓
古い水苔を全部取り除き、傷んだ根を切ります。
白い良い根を折らないように。
     ↓
昨日のうちから水に浸しておいた新しい水苔をギュッと絞り、それに根を巻きつけ、
駄温鉢におさめて、水苔をさらに埋め込みます。

これを5回・・・アア、メンドクサイ。


実際は、経験者の母に半分以上手伝ってもらったわけですが(おぃ)
あともう一鉢(要するにあと5回)植え替えが残ってますよ・・・・(涙)
植え替え後の胡蝶蘭
夏の間は、日陰の戸外に置いても大丈夫そうですが、問題は冬。
温度と湿度の管理ができるでしょうか?
それよりなにより、マジでどこに置きますか?

友人知人にアゲルって言ってるんですけど、皆さん管理ができないからイラナイと…。



手間かけて管理して、愛情もって育ててあげるからこそ、綺麗な花が咲いてくれるわけですよ。
お米だって、お百姓さんが八十八の手間かけて育ててくれてるって言うじゃないですか。
ええ、やりますよ。やればいいんでしょ、やれば…
緑の指の本領を発揮しようじゃないですか!


ビオラだってね、もう終わりの季節なんだろうけど、切り戻して追肥してあげたら、ちゃーんと復活して咲いてくれるんですよ。
だからきっと私にだって、胡蝶蘭の世話ができるはず。(自分に言い聞かせてます)
切り戻し復活 軽井沢ビオラ・ブラックオパール切り戻し復活 ゆうちゃんビオラとスイートアリッサム

左は、切り戻して約1ヶ月。右は、スイートアリッサムと一緒に4月23日に切り戻したもの。
早春の花に比べると小さくなってしまったけれど、まだまだイケますよ。


でもほんと・・・猫に触られないように、どこに置く?

スモークツリー * グレース *

2008-06-03 | 
スモークツリー ‘グレース’
Cotinus coggygria 'Grace'
ウルシ科 ハグマノキ属
落葉高木
南欧~中国原産 
花期:4~6月
樹高:3~4m
スモークツリー グレース

和名けむりの木。
画像最下部に、一箇所赤く煙っているところがわかるでしょうか。


この前の冬、雪除け作業の最中に、父が枝を折りました。もともとそんなに大きくなかったのが、さらにチビッコに…。
そして、地植え数年は枝を伸ばすのが優先のため花がつきにくいらしく、結局今年は花がひと枝しかつきませんでした。
しかもこんな下にですよ。枝が折れて、やる気なさげがみえみえですか。
まぁ、生長は早いらしいので、来年に期待。


赤く煙っているところは、こんな風になっています。
ふわふわモワモワと煙のようけむりの正体

ほそい糸のようなものに、さらに細かい毛が生えています。
これがふわふわと集まって、まるで煙のように見えるんですね。
スモークツリーはこの煙が花だと思われがちですが、そうではありません。
花が散ったあとに、この糸のような毛のようなものが伸びてくるんですよ。
花はとっても小さくて、ほんとに地味です。
煙が出る前の花は、こんなです4月下旬の花の様子


スモークツリーには、葉の色と煙の色違いの品種がいくつかあります。
私はこの銅葉と赤い煙が好きだったので、煙が出ている苗木を探して昨年迎えました。
他の品種には、葉の色が明るいライムグリーンの“ゴールデンスピリット”、ワインカラーの“ロイヤルパープル”、煙の色がパステルピンクの“ヤングレディ”、葉は緑色で煙の赤い“リトルルビー”など。
ただ、ロイヤルパープルは煙が出ないこと、ヤングレディとリトルルビーは小型であるなど、同じスモークツリーといっても色の違いだけではないため、好みの品種を探すと良いと思います。

スモークツリーは紅葉もします。茜色で綺麗なんですよ。⇒こちら

ペラルゴニウム * シドイデス *

2008-06-02 | 
今日は午後から雨降りですねぇ。そろそろ梅雨入りなんでしょうか。

ペラルゴニウム シドイデス
ペラルゴニウム シドイデス Pelargonium sidoides
フウロソウ科 ペラルゴニウム属
常緑多年草(非耐寒性) 南アフリカ原産
花期:4~8月 草丈:50cm


園芸店でドロンジョ様のようなペラルゴニウムの隣にいたのが、
ベルベッドのような深い色合いのこちら、ペラルゴニウム・シドイデス。
黒っぽい赤ワイン色。この色、大好き。
花茎までベルベッド状で、それがスーッと伸びて、その先に小さな花がつきます。
徒長してるのかと思ったけど、こういう性質らしいです。

ペラルゴニウム シドイデスの丸い葉葉っぱは丸くて、シルバーがかった、これもベルベッド状。
ペラルゴニウムは寒さに弱いものが多いけど、これはけっこう強いらしいところも、好っきー!(蚊に効くカトリス風)
そうそう、昨日蚊に刺されました。もうそんな季節ですよ!


ところで・・・
シドイデスって、きっと江戸っ子ですよ。
だってヒの発音がシになってる(違!!)


( ..)φメモ
 翌春も開花させるためには、5~7度の低温に1ヶ月以上あてること。

ニゲラ

2008-05-30 | 
ニゲラニゲラ
Nigella damascena
キンポウゲ科 クロタネソウ属
一年草
南欧原産 
花期:5~7月
草丈:40~80cm

決してふざけてニゲラニゲラ(?)してるわけじゃないんですけど、変な名前です。
英名は Love in a mist (霧の中の恋人)といって、こっちはなんとなくわかる気がします。
細かい糸のような葉を霧に例えて、その中に咲く花のことを恋人に…。
あ~、ニゲラニゲラしてしまう(おぃ)
ふわふらモワモワとした糸のようなニゲラの葉
叔母の家の庭に白と青のニゲラが咲いていたので種を頂いたのですが、なにぶん母の妹でズボラなところもそっくりで、白花の種なんだか青花の種なんだかわからなくなって、仕方がないのでそのまま蒔いておきました。
そしたらなんと、全部青花でした(汗)
そりゃ、青花、好きだけどね・・・・白花も欲しかったよ~(涙)


ニゲラの面白いところは、花の終わった後。
風船のように実が膨らむんです。
中には真っ黒な種が詰まっています。

( ..)φメモ
 ・種まきは9月が適期。
 ・嫌光性種子なので、覆土は厚くする。


ところで・・・

よくよく見ると、Dr.スランプアラレちゃんの
ニコチャン大王に見えませんか?
不思議な形のニゲラの実

ペラルゴニウム * フェアリーハート *

2008-05-22 | 
ペラルゴニウム フェアリーハートペラルゴニウム “フェアリーハート”
Pelargonium cordifolium (Cav.)Curtis
フウロソウ科 ペラルゴニウム属
常緑多年草(非耐寒性)
南アフリカ原産
花期:4~7月
草丈:100cm

ペラルゴニウムも園芸上の分類が色々ありますが、どうやらこれは原種系のようです。
“フェアリーハート”というタグがついて売られていました。
ハート型の葉と、5枚のうちの下3枚の花弁が極端に細く尖った花が、特徴です。
葉に香りはしません。普通に青臭い…(汗)ゼラニウムは、独特の刺激臭がするんですけどね。

花の形が面白くてずっーと見ていたら・・・・・

ドロンジョ様
青田赤道が思い浮かんだ私って
ですか?

<だんだん変な花に見えてくる…←マウスをのせてみてください

ねっ?

カーペットカスミソウ

2008-05-21 | 
ピンクのタイム青紫のアジュガに続くカーペットシリーズ、今回は白いカーペットです。
名前も、まさに“カーペットカスミソウ”。
オノエマンテマのカーペットオノエマンテマ
別名:カーペットカスミソウ
Gypsophila cerastioides
ナデシコ科 カスミソウ属
多年草
ヒマラヤ原産
花期:5~6月
草丈:5~15cm
( ..)φ
 多湿にやや弱い

オノエマンテマの花
1cm程の白い小さな花に濃いピンクのラインが入ります。
「カーペットカスミソウ」という流通名で売られていますが、かすみ草って感じがしないなぁと思ったら、うちにあるかすみ草は八重でした。一重のかすみ草はこんな感じらしいです(おぃ)

多湿に弱いということで、昨年の夏に蒸れてちょっと弱ってしまいました。
真ん中が枯れこんで、円形禿げ(ドーナツ禿げ、河童禿げとも)になってしまって(涙)
もっと広がるのかと思っていたのにそれ程でもなかったのも、このせいかも。
秋から冬は、とくに死んだ様子もなく、かといって育つわけでもなく、そっと様子を見守っていたら、春になると禿げていたところもフサフサとなってきて、また花を咲かせてくれました。
梅雨前に、株分けするといいのかもしれません。

アルメリア

2008-05-15 | 
昨日の小さい白い花は、はかんざし。
そして今日の紅い花は、はかんざし。
ややこしいです。
アルメリア
(別名 はまかんざし)
Armeria maritima
イソマツ科 アルメリア属
耐寒性宿根草
北アメリカ・ヨーロッパ原産
花期:3~4月
草丈:15~20cm
耐寒性:強 耐暑性:弱
( ..)φ
 痩せた土地を好む
 乾燥に強い
アルメリア

芝生のような葉っぱに、かんざしのような花が咲きます。
芝生代わりにグラウンドカバーにできたらと思うのですが、暑さに弱いようで、うちのあたりでは無理そうです。しかもあまり増えないらしいので、鉢で管理。
これもそろそろ終わりです。
花茎をちょっきんと切ったら、ただのひとかたまりの芝生みたい。次の春まで、ちょっとつまらんのぉ(汗)

アルメリアの花
このピンク色、なんだか素敵。こんなかんざし、つけてみたいかも。

あ、髪、短くしたんだった…。

はなかんざしの寄せ植え

2008-05-14 | 
はなかんざし
はなかんざし
Rhodanthe chlorocephala ssp. rosea
キク科 ローダンセ属
一年草
オーストラリア原産
花期:3~6月
草丈:30cm

花を触るとカサカサしていて、ドライフラワーのような手触りです。
まるっとした蕾も可愛いんですよ。
実はもうそろそろ終わりかけな感じなんですが、もともとカサカサしているので、ドライフラワー風にかなり長い間花が残っていそう。
しばらく様子を見てみようと思います。

さて、このコとペアになったお方はというと・・・
バーベナ
Verbena spp
クマツヅラ科 バーベナ属
宿根草
ヨーロッパ原産
花期:4~11月
草丈:15~20cm
花手毬

サントリーフラワーズの“花手毬・カーペット咲き”です。
本当は葉の繊細な“タピアン”がよかったんだけど、売ってなくて…。最近タピアン、見かけますか?
サントリーでは、バーベナを“花手毬シリーズ”と“タピアンシリーズ”として販売しています。
最初、花手毬やタピアンは、バーベナと良く似てるんだなぁと思ってたんですよ。
他の花も商品名で色々出されて、わけわかんないのは私だけでしょうか。
でもって、なんか苗のお値段高いと思うんですが・・・。


はなかんざしと花手毬の寄せ植え愚痴はさておき、

こんな風に、蛸壺の側面が割れちゃったみたいな鉢に寄せ植えしてあります。

お気づきの方もおられるかもしれませんが・・・
花期が揃ってない寄せ植えなわけで。
はなかんざしの花が終わったらどうしましょ。
って、もうすぐのことなんだな…。

ただ可愛いという理由だけで寄せ植えすると失敗しますよ、という手本です(汗)

ご利用と寄せ植えは、
計画的に!

独逸鈴蘭

2008-05-13 | 
ドイツスズランの花
まるでアンティークランプのようなコロンとした白い花が、とっても可愛いスズランです。
しかも甘い香りがして、それもまた魅力のひとつ。
「可憐」という形容詞が本当にぴったりですよ。

でもスズラン属には、コンバラトキシンと呼ばれる有毒物質が含まれていて、ジギタリス同様強心剤になるものの、一歩間違えば死に至るそうです。可愛い顔して、怖いですね(汗)

ドイツスズラン
Convallaria majalis
ユリ科 スズラン属
宿根草
ヨーロッパ原産
花期:4~5月
草丈:20~30cm
耐寒性:強 耐暑性:中
( ..)φ 痩せた土地を好む
ドイツスズラン

花が終わると丸い果実ができ、秋に赤く熟すのだとか。
へ~、知りませんでした。楽しみ♪


春花盛りで楽しいのは、甘い香りが庭に漂うこと。
スズランはそろそろ終わりです。
次は、ハゴロモジャスミンの出番です。でもこの香りは、私にはちょっとキツすぎたかも(汗)

アジュガのカーペット

2008-05-06 | 
アジュガのカーペット

アジュガ 
別名 ジュウニヒトエ セイヨウキランソウ
Ajuga reptans
シソ科 アジュガ属
匍匐性常緑多年草
ヨーロッパ原産
花期:4~6月
草丈:10~30cm


アジュガの花

ん~、実物の花の色はもうちょっと濃い青紫なんだけどなぁ…。
葉の色は、寒いときは銅葉です。春になると緑になってきたので、チョコレートチップという品種ではなさそう。

母の友人から数株頂いたのを、ランナーを出したのを株分けしながら増やしました。
レンガサークルのロンギカウリスタイムの反対側、こちらは半日陰なので、ホスタやアジサイなどの手前に2列に植えてあります。
片やピンクのカーペット、片や青紫のカーペット、なんて具合ね。
花のないときはぺったんこで地味なのに、にょきにょきと伸びて青紫の花が満開になると、なかなかの見応えです。


斑入りアジュガ・レインボーこれは今年迎えた斑入りアジュガ。
(レインボー Ajuga reptans'Rainbow')
只今プランターで増殖中。

すっかり暗い日陰には、この斑入りの葉は明るくなるし、花の色も明るめなので良さそうです。
花のない時期も、斑入りなら地味にもならないですね。

forget me not

2008-04-26 | 
中世ドイツでのお話。
金髪の美女ベルタとドナウ河のほとりを散歩していた騎士ドルフは、水際に咲く可憐な一輪の花を見つけました。
この花を、愛するベルタに贈ろうとして岸辺に降り、花に手が届いた瞬間、すべって落ちてしまいました。
彼は「私を忘れないで」と叫びながら花を高くかかげ、岸辺にいる恋人に花を投げたのち、急流に飲み込まれ帰らぬ人となりました。

え~っと、ロマンチックで悲しいお話なのですが・・・
ドルフのどんくさ加減にちょっと呆れませんか(おぃ)


ま、それはさておき、ドルフが命を賭けてまで摘んだ花は・・・
勿忘草 青花勿忘草 白花
ミオソチス・アスペルトリス(別名 ワスレナグサ/勿忘草)
Myosotis alpestris
ムラサキ科 ワスレナグサ属
秋蒔き一年草(本来は多年草)
ヨーロッパ原産
花期:4~7月
草丈:20~30cm(矮小種)、~50cm

夏の暑さに弱いので、一年草扱いになるようですが、こぼれ種で増えていくようです。
ツイノスミカの庭に植えたのは、たぶん矮性です。ドワーフという名前で流通しています。

実際のところ、ドルフが摘んだのは本種ではなく、Myosotis scorpioides(M.スコルピオイデス)のほうだとされています。花がもう少し地味なようです。
いずれにせよ、この青い花は人の心を惹き付けるんですよ、わかるわかる(笑)
で、白花好きの私は、白も植えました。ピンクもあるようですよ。


ところで・・・

ワスレナグサという名前は、英語名の forget me not を訳しています。
わすれなの「」は、禁止の意を表す助詞なので、「忘れないで」なんて優しい言い様じゃなくて、実は
決して忘れるなっ!!!
ということなんですね。

ビブルヌム・ティヌス

2008-04-24 | 
昨日、“でろりあん”になっていたビオラをざっくざくと切り戻し、ついでにスイートアリッサムも刈り込んでしまいました。
ダラダラしてるのが何となく許せない、そんなお天気だったので。
(今日は雨降りのお天気なので、私自身がダラダラしてますが無問題です 汗)
さて、さっさとupしないと花が終わってしまいそうなものが溜まっています…。




12月頃の真っ赤な蕾から次第に桃色に変わり、
柔らかな白い花咲かせました。
優しい甘い香りがします。




ビブルヌム・ティヌス
Viburnum tinus 
スイカズラ科 ガマズミ属
常緑低木
地中海沿岸原産
花期:4月
日向より半日陰ぐらいを好む
ビブルヌム・ティヌス

秋には青紫の実がなるはずなのに、昨年は空振り。あまり実付きがよくない種類なのかしら。それとも乾かし過ぎかも。
今日現在、もうほとんど花は散り、結実しているのかよくわかんないんですが…。

同じガマズミの仲間の落葉種は、赤い実がなります。
青紫の実と、リースなどに使ったら良さそうですよね。
ちなみに青紫の実は胃薬にもなるそうです。(そのまま飲むの?!)

冬の赤い蕾の様子はこちら⇒春を待つ蕾たち

ネモフィラ

2008-04-21 | 
白や青の花も好きですが、やっぱり黒花大好きです。
そんなわけで、ネモフィラも黒花を選びました。
ネモフィラ ペニー・ブラック
Nemophila menziesii var. discoidalis
'Pennie Black' 
ハゼリソウ科 ネモフィラ属
秋蒔き一年草
カリフォルニア原産
花期:3~5月
草丈:15~20cm
耐寒性:強
ネモフィラ ペニー・ブラック

黒(濃い紫)と白の縁取りのコントラストが綺麗です。
エゴノキの足元のスイートアリッサムを別の場所に移植したので、ここにネモフィラを。
こぼれ種でも結構出てくるということなので、それを期待します。
ペニー・ブラックの花

他に
 インシグニスブルー … 空色で大型のオオイヌノフグリのような感じ
 マキュラータ … 花弁の先に青紫のアクセント ファイブスポットという名で売られていることも 
 スノーストーム … 白に濃い紫の小さなそばかすスポット
どれも好きな色だけど、やはり一番はペニーブラック。





今庭で咲いている他の黒い花たち。チューリップ2種。
黒系チューリップ 白と寄せ植え紫のチューリップ