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ツイノスミカ

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ソンナ暮ラシガ 理想デス

これも花

2009-04-21 | 
地味な花が続きます。
これも相当地味。

ヤマモモの花
ヤマモモの花です。今年はじめて咲きました。
これは雌花のよう。雄花はもっとモコモコとこぶの様につくようです。
(「ヤマモモの花」で検索すると、簡単に雄花が見つかるので興味のある方はどうぞ)

ヤマモモの雌花
まるで糸くずのようにチョロッと出ためしべが、風に乗ってきた花粉をとらえて結実するんですね。
ツイノスミカのヤマモモは‘瑞光’という品種で、ヤマモモ酒やジャムに向いているようです。
近くの街路樹にヤマモモ(おそらく雄木)が植えられているので、うまく受粉して実ると嬉しいなぁ。


( ..)φ
  ヤマモモ
  Myrica rubra
  ヤマモモ科 ヤマモモ属
  常緑高木 雌雄異株

これが花

2009-04-20 | 
ハート型の葉が愛らしいカツラ。
新緑の瑞々しい色はたいそう美しく、また秋の落ち葉はカラメルソースの甘い香りがします。
この独特の香りから、別名をコウノキ(香の木)とも。
    篭に入れた落ち葉のポプリカツラのポプリ


枝の葉の出ているところに、変なもの発見。
これがカツラの花

これがカツラの花なんですと。
これはもう葉が出ていますが、葉の出る前に、雄の木には雄花、雌の木には雌花が咲くのだそうです。

カツラの雌花
どうやらこれは雌花のよう。
ヘビの舌みたいにチロッと出ているのがめしべでしょうか。
雄花はおしべがわんさか出て、枝がピンクに見えるようです。
うちのは雌の木なんだ。

しかし地味ですね~。
カツラの花は、風で花粉が運ばれる風媒花(ふうばいか)です。
虫の注意をひくための花弁や甘い蜜は必要ないので、地味な姿なんですね。


( ..)φ
  カツラ
  Cercidiphyllum japonicum
  カツラ科 カツラ属
  日本と中国にのみ自生
  落葉高木 雌雄異株

Spring Blue

2009-04-17 | 
開花中のブルー系の花たち。


わすれな草
ワスレナグサ
矮性のわすれな草です。カーペットのように広がり、いい雰囲気になりました。
白花も植えたはずなのに、青花ばかりになってしまいました。


ベロニカ・オックスフォードブルー
ベロニカ・オックスフォードブルー
こちらも青の絨毯。
冬の間は寒さで銅葉になっていたのが、すっかり若緑色に。
夏の蒸れが心配だったけれど、刈り込みと、半日陰のこの場所が気に入った様子。


エレモフィラ ニベア
Eremophila nivea.
ハマジンチョウ科 エレモフィラ属
オーストラリア原産
半耐寒性常緑低木
花期:3~5月
エレモフィラ ニベア


グレコマ
グレコマ 恐ろしいほどの繁殖力。
ちぎっては投げ状態ですよ!
葉の香りと花の可愛さで許すけど。



~関連記事~

 ツイノスミカ内の各解説記事にリンクしています。

  * ワスレナグサ
  * ベロニカ・オックスフォードブルー
  * グレコマ

Spring Pink

2009-04-16 | 
開花中のピンク系の花たち。


ハナモモ‘照手桃’
照手桃


アルメリア(はまかんざし)
アルメリア
鉢一杯になっていたので、3月に株分けしました。
「するめを裂くように」分けると書いてあったのですが、それが難しくて(汗)
ちゃんと花が咲いたので、うまくできたようです。


イソトマ‘アバンギャルドピンク’
Laurentia axillaris.
キキョウ科 ソレノプシス属
オーストラリア原産
宿根草
花期:6~10月
( ..)φ 乾燥気味に
イソトマ


オステオスペルマム
オステオスペルマム・プラム オステオスペルマム・ピンクスプーン
プラム ピンクスプーン
プラムはもう何年ものだろう?かなり大株になっています。
切り戻す時期さえ間違わなければ、長い期間花が咲いてくれるのが嬉しいです。


そして、現在ブログのヘッダー画像にもなっているロンギカウリスタイム。
もう数日で、ピンクカーペットになるでしょう。
昨年のタイムのカーペット→こちら


おまけ
サクラソウ
サクラソウが、レンガの目地からこぼれ種で咲いています。
昨年はこの付近にサクラソウはなかったはず。蟻がサクラソウの種を運んだのかな。


~関連記事~

 ツイノスミカ内の各解説記事にリンクしています。

  * 照手桃
  * アルメリア
  * オステオスペルマム プラム ・ アンティーク ・ ゴールデンセレナ
  * ロンギカウリスタイム

Tulipa

2009-04-15 | 
今年のチューリップ。
2009チューリップ
普通の種類を植えたはずなのに、
原種系風だったり、クシュクシュ系だったり、パーロット風だったり。
球根は、予想外のものが咲いたりするうちの庭…。

スイセン

2009-04-14 | 
庭の花が次々に開花。画像は溜まっているのですが…。
テンパってて、どれからupしようか訳わかんなくなってます。

時期遅れになりつつも、とりあえず本日はスイセン。
やっつけ仕事風にupです(汗)
大杯水仙‘ピンクチャーム’ 八重咲き水仙‘ピンクパラダイス
大杯水仙
‘ピンクチャーム’
八重咲き水仙
‘ピンクパラダイス’

口紅水仙?の不明

大杯水仙‘キャメロット’ 房咲き水仙
大杯水仙
‘キャメロット’
房咲き水仙

黄水仙‘糸葉スイセン’
黄水仙
‘糸葉スイセン’

スイセンは園芸品種が1万数千種もあるんだそうで。
私の管轄外なので品種名はよくわかりません。(どうも球根植物は、苦手…)
でも母が知らぬまに色々と増やしており、今年も春先の庭をにぎわしてくれました。

花詣で

2009-03-19 | 
今日は暖かいというよりむしろ暑かったですね~。
この暑さの中、春の恒例行事「フラワーセンター詣で」に行ってまいりました。

今回はお会計を終わってみると、小さめ地味めおとなしめのものばかり。
雪割草、岩鏡だまし、すみれ(3種)、宿根かすみ草、多肉(3種)、斑入りのローズマリー、エキナセア、パンジーゼラニウム…
バラだとかクレマチスだとか華やかな花々には食指が動かず。
何故だ、何故なんだ?
花粉予防のマスクして、暑すぎてグッタリしてたせい?



あついといえば、キューバ戦も熱かったですね。
イチロー復活と言ってよろしいでしょう。
この調子で、明日も快勝!

サンシュユ

2009-03-10 | 
サンシュユ2009
今満開です。
年明けあたりから硬い小さな蕾で寒さを乗り切って、暖かくなりはじめると、
外側の殻がパンとはじけるように開いて、中の小さな花がプチプチ開くのが可愛い。

秋には赤いグミに似た実をつけます。今年も沢山の実をつけてくれそう。
去年の実は、お酒に漬けました。そのときの様子→こちら
3ヶ月以上たつのにまだ飲み辛いのは、漢方薬のようなもんだから?


おまけ。
沈丁花も甘い香りを放っています。こちらは満開まであと少し。
沈丁花2009

寒肥

2009-02-06 | 
2月とは思えないポカポカ陽気が続いています。
この時期にやらなければならない庭の手入れ、寒肥をやっておきましょう。


発酵鶏糞と油粕を、枝の先あたりの土を掘って入れます。
ニゲラ、ガウラ、スイートアリッサム、ネモフィラなど、こぼれ種からたくさん芽吹いたものたちがいますが、ごめんなさいよと土を掘り、戻せるものはまたそっと戻しておきました。
てんでばらばらに芽吹いているので、もう少し育ったら集めてあげましょう。


今日は少し北風が吹いていましたが、日差しの方が勝って、それほど寒さを感じずにすみました。
これで冬の庭仕事は一応完了。


           


今年は暖冬だったおかげで、うちのペチュニアは秋以降もずっと花が咲いていました。
寒さで生長が悪いので切り戻しができず、でろでろに伸びきった先に先にと蕾がついて、株元はハゲハゲですが。
それが最近になって、株元に新しい芽が出始めました。(白丸のところ)
芽が出たよ~♪
よっしゃ~!冬越し成功!
もう少ししっかりしたらピンチして、こんもり仕立てにしてあげましょう。

日、一日と春の足音が聞こえてきて、嬉しいですね。

一本ですが

2008-12-22 | 
胡蝶蘭の花茎がにょきにょきと母の日に贈った胡蝶蘭。 ⇒そのときの花の様子

梅雨の時期に植え替えて、10鉢ありました。
伯父に3鉢差し上げて、現在7鉢を室内で管理中。
そのうちの1鉢から、花茎が伸びてきました。
他の鉢は伸びてきません。
うまく花芽ができなかったのでしょう。

2鉢ほど軟腐病が出てしまいました。
葉に水を貯めたつもりはなかったのに。
今は新しい葉が出て育っていますが、まだ健康とは言えないのかな。



部屋がとても乾燥しています。室温も、夜明け頃は15度を切っているかも。
温度も湿度も厳しい環境で、花芽を望むのは難しいですね。
となると、花はこれ1本かなぁ。
2、3年かけて、我が家の環境に慣れてくれるといいけど。

全然咲かないかと案じていたことを思えば、1本でも咲いてくれたら、それで十分です。

火恋し

2008-11-19 | 
吹く風が冷たく、気がつけば11月も後半です。
最低気温が5度を割る予報が出たので、大急ぎでコリウスを剪定しました。
もっと早くに挿し芽をして小さく仕立てておけばよかったのに、放置のため大株で、このままじゃ部屋に入れられません。
太く木質化した株元近くまでバッサリ切り込み。ダメになったら、その時ゃその時さ~。


バサバサ思い切り剪定するのは、意外とストレス解消になることに気がつきました。
興が乗って、ポットのまま放置してあった(おぃ)黒法師とネメシアも、ちゃんと鉢に植えました。

風がなければ、まだ陽だまりは暖かなんだけどな。


ハンカチの木の実すっかり葉を落とした寒そうなこの木の枝の実は、先日の花フェスタ記念公園で見つけた、‘ハンカチの木’の実です。
春に木の枝に白いハンカチを吊るしたような花は見たことがありましたが、実を見たのは初めて。胡桃ぐらいの大きさでした。


そういえば、ツイノスミカのカツラも、今年は綺麗な黄色に色づき、あの甘い香りも風に乗って届くようになりました♪
日一日と寒さが進む季節の中、こんな少しの楽しみでも、あると嬉しいものです。





ビオトープ

2008-10-07 | 
去年の初秋に、まとめ売りの花苗の中にあったウォーターバコパ。
小さな瓶の水苔に植えて、それを一回り大きい瓶で腰水にして、キッチンの窓辺に置いていました。
良く育つのでメダカの水鉢に入れたところ、夏のあいだにこんなに増えました。
もともと入っていたシペラス* が、窮屈そう。
ツイノスミカのビオトープ
* シペラス:画像上の方に見える、カヤツリ草




ウォーター・バコパ
Bacopa caroliniana

分布 北米

Bacopa caroliniana
熱帯魚などの水槽に入れる、一般的な水草のようです。
水上葉には、可愛らしい青い花が咲きます。
1~2日で落ちてしまうのが残念。涼しくなってきたので、そろそろ終わりかな。
脇芽を出さずにどんどん直線的に伸びます。
切り戻すか、途中で切って水苔に挿すだけで簡単に増えます。
葉には、ハーブのような爽やかな香りがあります。

メダカと共存共栄。(うわっ、ピンボケ 汗)メダカ

メダカの産卵場所、稚魚の隠れ家にと役に立っているようですが、ちょっと増えすぎかな。

癒しの花

2008-09-17 | 
食品の偽装問題、政治の不信など、何一ついいニュースの無い近頃の日本。
円高だけでも困ったことなのに、それに加えてリーマンの破綻。
AIGの動向も目が離せません。
この先、どうなっていくのでしょう。



それから、来ないと思っていた台風が、直撃コースでやって来そうです。
しかも週末に向けて。
弱まった太平洋高気圧のへりにそって、海上を進んでいってくれるといいんだけど。


ジョンソンズブルーとペチュニア
どうしたことか、ジョンソンズブルーが、また咲き出しました。
好きな花なので、嬉しい。
ただ、台風の風で倒れてしまいそう。

切り戻したペチュニアも、10日もたたないうちに、また満開に。
これも台風の雨風でやられてしまうと思う。
もう少しこんもりさせるためにも、もいちど切り戻してあげようかな。


不安な気持ち、すっきりしない気持ちのときでも、植物を触っていると不思議と癒されます。



ジョンソンズブルー ....... ゲラニウムの青い花

ダリア

2008-07-07 | 
梅雨が明けていないのに、エアコンをつけてしまいました。無念!

代表的な夏の花のひとつ、ダリアです。
ダリア
Dahlia hybrida
キク科 ダリア属
多年草球根植物
メキシコ、グァテマラ原産 
花期:7~10月
草丈:20~120cm


ダリア

花の大きさから形や色や草丈まで、非常に多くの園芸種があります。
花の形は16種類もあるんですよ。

これは昨年、一重の花と黒っぽい葉が気に入って迎えました。
色もピンクのグラデーションが綺麗。
ダリアの花
昨年の夏、花つきの苗を植えたところ、一番花後に枯れたようになって、もうダメかと思っていたのです。
諦めて球根を掘りあげることもせず冬を越しましたが、春になったら芽が出てきました。
今年はにょい~んと花茎を伸ばして、蕾がたくさんついています。

これは「八ヶ岳ダリア」というタグがついていましたが、品種名じゃないですね。
日当たりが好きだけど、暑すぎるのもダメということで、八ヶ岳あたりがお気に入りということなんでしょうか。
今年の夏も猛暑なら、暑さ対策をしないといけないかもしれません。

コレオプシス

2008-06-28 | 
コスモスにとても良く似ています。
中心に大きく紅を差した花の色がとても綺麗で、コスモスよりも華やかで目を惹きます。
コレオプシス ‘グレイスフルドリーム’
コレオプシス ‘グレイスフルドリーム’ Coreopsis 'Graceful Dream'
キク科 コレオプシス属
耐寒性多年草 北米原産 
花期:6~11月 草丈:40~50cm

手間いらずで丈夫です。むしろ茂りすぎで、どうしたものやら。
草丈も、50cmを裕に超えており(肥料貰いすぎ?)、植える場所を間違えたか(汗)
冬に枯れた地上部を刈っておけば、地下茎でどんどん増えるんだとか。
植え替えたほうがいいかも。(植え替えは11月)

同じ仲間で、こんなことになってるものもあるんです。
刈っても刈っても花畑、体育祭ピンチ! 高知の中学校 - asahi.com
黄色い花が一面に咲くお花畑――。信じられないかもしれないが実は、東洋町野根の町立野根中学校(松井章弘校長)の校庭だ。コスモスに似た「雑草」に占領されてしまい、関係者らは頭を抱えている。
教師や生徒たちが、図鑑で調べてみると、北米原産のハルシャギクらしいことが分かった。繁殖力の強いコスモスに似たキク科の花で、茎の高さは30~60センチ。5~8月ごろにかけて、黄色に濃赤色が蛇の目模様に入った花を咲かせる。

マジでヤバイ?!

そういえば、オオキンケイギク(同じく仲間)も、道路沿いや河川敷でよく見かけます。
ただ、オオキンケイギクは特定外来生物に指定されていて、栽培・販売・譲渡など原則禁止になっています。(詳しくは環境省のサイトを参照)
勝手に増えてるんだね?
いや~、帰化植物って強健すぎ。