25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

美脚、姿勢、心、日本の進展の遅さ

2018年01月28日 | 文学 思想
 TSUTAYA に行くと、一等置き場に美容と健康のグッズが入った本が平積みにされている。
この頃は「美脚」ものが多い。姿勢と歩き方に注目だ集まっているのはよいことだ。グッズでよくなると思えないが、意識が出てきたことはよいことだ、あまりにも日本の女性の脚はひどい。O脚はまだいいが、XO脚本の複雑さには現在の若い女性の特徴である。
 
 これを直すには普段の歩き方を30度にし、内くるぶしと足指2番目のところから線を伸ばして交わったところが重心点であるから、そこで立ち、そのポイントを意識して歩くことである。そのときの足先は15度から30度である。
 
 若い人なら意識して歩いていれば2週間もすれば脚の形が良くなってくる。だからこのポイントが意識できつ中敷きグッズがあった方がいいのかもしれない。
 正しい歩き方ができるようになれば、背筋も伸び、骨盤も安定し、一番は膝を傷めることがない。日本人に膝を傷める火とが多いのは足先物を内側に捻るからである。
 ウォーキングをやっていて、常に膝を捻っていると思うと、やめとけよ、と言いたくなる。

 ひと頃は「骨盤矯正」、その前は「エクササイズ用の長いバンド」のようなものが置いてあった。おそらく、今後「外反拇趾に」やサンダル履きが多い人にある「浮き指」、それから生じる足首のこうか用グッズが出てくると思う。「ヒールでの正しい歩き方」も出てくることだろう。ぼくは約十年こういうことを講習してきた。それがグッズとなって現れていることに感慨深いものがある。
 また誰で気楽に美容と健康のエクササイズや美顔マッサージなどができる施設を作ってはどうかと、講習生によく言っていた。
 ファミリーマートがコンビニの二階を使って、この分野参入するという。
ここまで来るのに、十年かかるのか、という思いである。
 
 ぼくは1997年から、介護の問題はいずれ施設のハード面から介護する側のソフトの面に移ると予想していた。その過程で、副産物として生まれたのは「心のチューニング」という膨大なカウンセリング本を書いて、講習を行った。介護施設で介護するものが精神的病に陥る事例がでてきたので、やっとその時代がきたか、と思っているが、まだまだ、介護分野はそこまでに至らず、介護労働者の不足とか賃金値上げのところで停滞している。
 
 世の中の移りははやいようで遅い。新サービスなどいくらでもある、とぼくは思う。
 長年エイビーシーとアルファベットを教えてきた英語教育も、ぼくが提唱した音素読みであるフォニックスがNHKに登場するまで、30年かかったのである。ベネッセも同様である。日本は時間がかる。英語雑誌は古い、権威だけを振りかざす大学の教師達が利権のごとくばっこしていたのを思いだす。