25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

何が意味ある成長に必要か

2018年01月22日 | 社会・経済・政治
 今日はいつになく冷たい日になった。金魚もメダカもじっとしている。コメリにいくと、植物のコーナーからパンジー、クリスマスローズやシクラメンが消え、梅の花が咲いた鉢が並んでいる。そう言えば、2月には蕗のとうが出て梅が咲く。28年ほど前、国道の路肩でカニを売っている販売車がいて、友人と二人でカニを買って、白石湖近くの梅林で、カニを食べながら梅見物をし、友人と未来を語っていた。そのうち彼は転勤となり、さらに転職し、中国に渡ってしまった。ぼくのほうにもいろいろあり、音信が途絶えたと思っていたらバリ島のぼくの事務所に突然びっくりさせようと思ってか、やってきた。また交流が始まった。
 この前の知らせによると会社を立ち上げたという。同じ場所にいたらぼくはきっと役立つだろうと思う。しかしそうはいかない。母親の面倒見がある。
 ぼくは今やものを書きながら半分解決屋のようなことをやっている。助っ人屋と言った方がいいかもしれない。

 尾鷲市にバイオマス発電所ができるというニュースを妻から聞いた。それができるとよい、と小説にも書いたことがある。ただし、それは水素発電所のための電源としてであるとぼくは書いた。一万キロワットなら、将来の水素発電所十分なのだろうか。現在の火力発電所は老朽化で稼働しなくなるらしい。その場所に水素発電所がほしい。
 アベノミクス効果がないのはもっぱら消費意欲がないからであり、企業は設備投資をしないからである。車も中国のEV車攻勢で、日本側もいっそ水素車で対抗していけばいいと思う。規制を破り、白タクを合法化するとか、規制を緩和して、あらたな産業、新技術を早急に育てないと日本には時間がない。それを思うとアメリカは、アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグルなどとよく育てたものだ。
 日本ほど閉鎖的で、保護主義の国はないのだが、成長産業を育てることに開放的でなければならない。既得権益団体に遠慮していたら、なにも動かないし、進まない。
 アベノミクスの第三の矢は成長戦略である。つまりは規制緩和と新産業の育成ができる環境作りである。