25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

介護用品

2018年01月12日 | 日記

 ケアマネージャーのHさんも、介護用品を扱うTさんも母親の回復ぶりにびっくりしていた。

「さすが、今度は車椅子かち思いました」

 両側についた廊下の手すりは幅が広く、それでも両手を使って歩いていたが、Tさんがとても便利な車輪なしで、手で持ち上げて前に進む歩行器をもってきてくれた。それがもっも安定するようで、母は器用に使いこなした。

  夜のトイレ病院と同じもので、尿も吸いとってしまい、ポイとゴミいれにすてるだけでよいらしい。トイレはトイレの部屋にいくものと認知でぃている母はベッドのそばに置いてあるポターブルトイレをトイレ認知するか、忘れてぢまうのではないか、つい過去の習慣がでてしまうのではないか、とは心配事するが、まあ、それも、ままよ、である。

 靴下、下着、上着、パンツ、靴が自力でできるか確認し、車に乗れるか、家での行動チェックをし、また病院に戻って、車を降り、衣類を脱ぐまでチェックした。

「まだまだ生きますよ。たいしたもんですよ。いやあやるなあ、タツコさん」

 火曜日を退院日と決めて、水曜日から早速デイサービスにいくことにした。

 当面、また母の見守りが続く。介護用品はますます便利、機能的になっている。