25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

保守とは何?

2017年09月27日 | 文学 思想

 そもそも政治的に言う「保守」 という言葉がわからない。政治的な保守とは、日本の国土、伝統文化、あるいは慣習、アメリカとの同盟、天皇制を守るという意味が「保守」なのだろうと思う。どうなんだろう。

 すると「リベラル」というのは何なんだろう。こう考えると、「憲法」をどう考えるかが、保守とリベラルの違いのように思える。

 他の国から羨ましいと言われる日本の憲法。特に9条。この点にあるのならば、よりよい憲法を作ればいいと思うが、内容の問題である。

 安倍総理は極右の政策研究センターをシンクタンクとしてもっている。ネトウヨも、こまめにSMSを使い、せっせと地方議員い働きかける日本成年協議会、その思想的背景にある生元長の家原理主義者も極右が支配している。

 どれでは極右とは何か。明治憲法への回帰であり、天皇を元首として、前の戦争も肯定する思想である。強いナショナリズム意識を持っている。これが籠池たちがいう「瑞穂の国」 ということなのだろう。

  今回の選挙は極右対右よりの闘いとなってくる。左翼はふぉこへ行った? 非正規社員や貧困家庭の思いを受ける政党はどこにある?  現政権はお金持ち、輸出企業大優遇の政治であり、アメリカとも距離感がべったりの体質である。

 なのに、現在の日本は第二次人種混合時代に入っている。

 外国人労働者の問題は日本によっては大きな問題となることが予想される。現在のヨーロッパ、アメリカを見ればわかる。極右も右もこの点は政治課題となっていないが、表面に出てきてから政治が動くというのがほぼどの政党も同じである。目に見えにくいものには鈍感なのが政治家でもある。 

 とりあえず、日本は「保守」一色になってきたことは確かである。