「いまだに大学入試に散見されるような複雑で長い日本文を英訳するトレーニングはほとんど役に立たない」
という主張は、そういった問題が出題される大学の受験生にとって意味がないかというとそうでもありません。英語力向上につながらない過去問演習は入試本番の半年前位から始めれば十分でしょう。しかも難関大学の二次試験合格ラインはせいぜい五~六割程度です。模試の模範解答のような英文和訳や和文英訳ができなくても、ある程度できていれば合格圏内に入れます。高一や高二の段階から入試本番並の和文英訳を求める英語商人や受験商人の口車には乗らないことです。
「力を測る問題」ではあっても「力をつける問題」とは言い難い入試問題に早くから取り組むのは避けて、やさしい英語に大量に触れて英語を英語のまま理解していく地道な英語学習で着実に力をつけるのが一番です。
TOEIC同様、試験テクニックで上げたスコアと自然に上がったスコアでは、実際の英語力に大きな開きがあります。まず必要なのはパワーアップです。
力試しにおすすめできるのが実用英検で、大学入試よりはるかに素直な問題が出題されています。大学入試前に実用英検準1級が取得できれば入試で大いに有利になるでしょうし、1級が取得できれば英語を入試の切り札にできるはずです。
古色蒼然たる悪問が少なくない大学入試英語といえども、パワーがあれば突破できるのはほかの試験と同じです。
という主張は、そういった問題が出題される大学の受験生にとって意味がないかというとそうでもありません。英語力向上につながらない過去問演習は入試本番の半年前位から始めれば十分でしょう。しかも難関大学の二次試験合格ラインはせいぜい五~六割程度です。模試の模範解答のような英文和訳や和文英訳ができなくても、ある程度できていれば合格圏内に入れます。高一や高二の段階から入試本番並の和文英訳を求める英語商人や受験商人の口車には乗らないことです。
「力を測る問題」ではあっても「力をつける問題」とは言い難い入試問題に早くから取り組むのは避けて、やさしい英語に大量に触れて英語を英語のまま理解していく地道な英語学習で着実に力をつけるのが一番です。
TOEIC同様、試験テクニックで上げたスコアと自然に上がったスコアでは、実際の英語力に大きな開きがあります。まず必要なのはパワーアップです。
力試しにおすすめできるのが実用英検で、大学入試よりはるかに素直な問題が出題されています。大学入試前に実用英検準1級が取得できれば入試で大いに有利になるでしょうし、1級が取得できれば英語を入試の切り札にできるはずです。
古色蒼然たる悪問が少なくない大学入試英語といえども、パワーがあれば突破できるのはほかの試験と同じです。