どうして日本人は英会話音痴なのか?
私たちと同じ非英語圏の人たちが当たり前のように使っているのは、動詞フレーズを「ひとまとまりの意味を持つもの」としてとらえる発想です。
私が最も影響を受けた本は,NEW HORIZON IN ENGLISHという本で、これはアメリカで売られているのですべて英語で書かれています。
この本に以下のようなまとめが載っています。
このブログでは再現がむずかしいですが。
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I study
Do you play tennis
we go dancing every day?
they get up early
make lunch
---------------- eat fish
he drink milk
Does she read the newspaper
it get dressed
---------------- watch TV ---------------
I go to school today?
you work last night?
we go shopping yesterday?
Did they fly to France last week?
he last year?
she this morning?
it
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NEW HORIZON IN ENGLISH 2 P.60/Unit 6/ SIXTYより
どうですか。これが英語発想であり、世界水準なのです。
つまり私の言うファンクションフレーズと動詞フレーズとの組み合わせで英文は成り立っているということです。
その動詞フレーズをファンクションフレーズと組み合わせで場面に応じた様々な表現をする,これが世界水準です。
あなたは、英会話学習をいったい何年やっているのですか。
ドイツや中国,あるいはフィリピンの人たちに聞くとだいたい半年間くらいでそこそこ話せたと言います。
後は「自分の努力」だというのです。
これこそが,基本さえできていたらファンクションフレーズと動詞フレーズをどんどん増やしていくというファンクションメソッドと符合します。
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study 勉強する
play tennis テニスをする
go dancing ダンスに行く
get up early 早く起きる
make lunch 昼食を作る
eat fish 魚(料理)を食べる
drink milk 牛乳を飲む
read the newspaper 新聞を読む
get dressed 服を着る
get undressed 服を脱ぐ
watch TV テレビを見る
go to school 学校に行く
work 歩く
go shopping 買い物に行く
fly to France 飛行機でフランスに行く
thank Bill ビルに感謝する
以下のファンクションフレーズに上の赤文字で示した動詞フレーズを~にそのまま結びつけてください。
まず最も簡単なのは命令表現です。
Please ~ 「どうか~してください」
Don't ~ 「~してはダメよ」
Let's ~ 「~しましょう」
I want to ~ 「私は~をしたい」
I wanted to ~ 「私は~をしたかった」
Do you want to ~ 「あなたは~したいですか?」
Don't you want to ~ 「あなたは~したくないですか?」
Did you want to ~ 「あなたは~したかったですか?」
I am going to ~ 「私は,~するつもりです」
I was going to ~ 「私は,~するつもりでした」
Are you going to ~ 「あなたは,~するつもりですか?」
Were you going to ~ 「あなたは,~するつもりでしたか?」
I have to ~ 「私は~をしなければならない」
I had to ~ 「私は~をしなければならかった」
Do you have to ~ 「あなたは~しなけれはぱならないですか?」
Don't you have to ~ 「あなたは~する必要はないですか?」
Be sure to ~ 「必ず~してください」
Don't forget to ~ 「~するのを忘れないでください」
さて、ファンクションメソッドはファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組み合わせで文を生産するので,自由な会話ができます。