リーガ・エスパニョーラ最終節

最終節　VSエスパニョール

試合会場　ホーム　メスタージャ
観客動員数　52035人
バレンシア　4－0　エスパニョール

先発フォーメーション　4－4－2

　　※☆トーレス　ビジャ
　　　ファン・デル・ファールト
※セスク　　　　　　　　ヴィルヘルムション
　　　　　　アロンソ
※モレッティ　　　　　　　セルヒオ
　　　アッゲル　マルチェナ
　　　　　バルデス

得点者
フェルナンド・トーレス　後半4分
オウン・ゴール　後半16分、27分
ダビド・ビジャ　後半40分

※交代選手
ビジャ→アグエロ　後半21分
シルバ→セスク　後半21分
モレッティ→リチャーズ　後半21分

☆MOM　フェルナンド・トーレス　評価点7・0

試合総括
ホーム最終戦、完璧な内容で終えた！

優勝を決めリラックスした気持ちで試合に望めるバレンシア。
しかしエスパニョールに主導権を握られる展開となる。
2トップがいつも通りに攻めるものの、ゴールを抉じ開けられない。
エスパニョールの守備陣に悩まされ、カウンターから危うい場面も目立つ。
終了間際にトーレスがヘッドで惜しいシュートを放つのが精一杯。
前半は0－0で折り返す。

しかし後半に入るとバレンシアが復活。
4分にトーレスが独力で突破しゴールネットを揺らしてみせる。
復活したエースの活躍で1点返すと、後半16分にはCKから
キャプテンファン・デル・ファールトがオウン・ゴールを誘い追加点。
後半27分にはファン・デル・ファールトのクロスをシルバが胸で落としてから
強烈なボレーシュート！GK必死に防ぎボールはポスト直撃！
しかしクリアしようとしたDFに当たりゴールはゴールへ。運のいいゴールで
さらに差を引き離すと今季最後のゴールはエースのビジャ。
ファン・デル・ファールトのシュートのこぼれ玉をしっかり押し込みゴール！
今季30得点目を決めて試合を決定付ける。
そして試合終了！バレンシアが、今季最終戦を勝利で締めくくった！

リーガ・エスパニョーラ第三十七節

第三十七節　VSオサスナ

試合会場　アウェイ　ジャイアンツ・スタジアム
観客動員数　63322人
オサスナ　0－2　バレンシア

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　ミリート　アグエロ
　※☆ファン・デル・ファールト
ビセンテ　　　　　　　　※セスク
　　　　　　アロンソ
デルオルノ　　　　　　　※ラーム
　　　アッゲル　アルビオル
　　　　　バルデス

得点者
ファン・デル・ファールト　前半7分
ディエゴ・ミリート　後半1分

※交代選手
ファン・デル・ファールト→ジェステ　後半21分
セスク→ケルロン　後半21分
ラーム→アルベルダ　後半21分

☆MOM　ファン・デル・ファールト　評価点7・0

試合総括
ファン・デル・ファールト選手
「今日は素晴らしい日になった。
序盤絶好調から、中盤戦で躓いた。カップ戦との両立に失敗し
一時は4位まで順位を下げた。しかし、僕たちは諦めなかった。
選手全員が最後まで諦めず戦いぬいた。これはみんなで勝ち取った優勝だ。
キャプテンとして、ファンとして非常に嬉しいね。」

ディエゴ・ミリート選手
「優勝できて本当に嬉しい。
後半戦はスタメンを奪い、ゴールを量産できた。
チームの優勝に貢献できて嬉しい。まだリーグ戦は残ってるから
次節の最終戦もしっかりと勝利して最後を締めくくりたいね。」

フェルナンド監督
「我々は偉大な記録を打ち立てた。
チャンピオンズ・リーグ、リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯
そしてクラブ・ワールドカップと4冠を達成する事が出来た。
道のりは厳しいものがあった。トーレスの不調、守備陣の乱調、
多くの出来事があったが、そんな事態も選手達全員が頑張り乗り切った。
非常に喜ばしいことだ。とくにエースビジャ、守護神バルデス、キャプテン
ファン・デル・ファールトはよく頑張ってくれた。
ホームでの最終戦も勝利し、いい形で来シーズンにつなげたいね。」

リーガ・エスパニョーラ第三十六節

第三十六節　VSレアル・マドリード

試合会場　ホーム　メスタージャ
観客動員数　62497人
バレンシア　1－1　レアル・マドリード

先発フォーメーション　4－4－2

　　　※ミリート※アグエロ
　　　ファン・デル・ファールト
シルバ　　　　　　　　　※ホアキン
　　　　　　アロンソ
デルオルノ　　　　　　　セルヒオ
　　　マルチェナ　アルビオル
　　　　　カニサレス
　　　　　　　↓
　　　　　　トーレス
ビジャ　　　　　　　　　ヴィルヘルムション
　　　ファン・デル・ファールト
　　　シルバ　　　ホアキン
　　　　　　アロンソ
　デルオルノ　　　　アルビオル
　　　　　　マルチェナ
　　　　　　カニサレス

得点者
フェルナンド・トーレス　後半49分

※交代選手
アグエロ→ビジャ　後半15分
セルヒオ・ラモス→ヴィルヘルムション　後半32分
ミリート→トーレス　後半32分

☆MOM　フェルナンド・トーレス　評価点7・0

試合総括
優勝へ向けてラストスパートをかけたいバレンシア。
今日勝利すれば優勝へ向け非常に有利な状況となる。
逆に勝ち点9差で、まだ優勝の可能性が残されているとはいえ、勝ち点差が
あまりにも離れすぎているため優勝の可能性はほぼ無くなったレアル。
CL、国王杯と涙を飲んでいるため最後に一泡吹かせたいところ。
今年何度も激闘を見せてきた因縁の両者が、今季最後の戦いを繰り広げた！

ビジャ、トーレスを温存しアルゼンチンコンビで挑んだバレンシア。
ミリートの爆発に期待だったが、なかなかゴールを割れない。
フェルナンド監督が頭を悩ます潰し屋ディアッラが今日も本領発揮。
司令塔ファン・デル・ファールトが完全に潰されパスが滞る。
しかし守備陣は好調、アルビオル、マルチェナの2人がロナウドを完璧に
止めてゴールまで持ち込ませない。さらにベテランカニサレスが覚醒、
レアルのシュートを防ぎきり反撃を待つ。
しかしゴールは割れず前半は0－0で折り返す。

後半に入ってもなかなかゴールが割れない。
ファン・デル・ファールトのシュートがポストに弾かれたり、アグエロの
シュートが好セーブにあったりと運にも見放されてしまう。
するとレアルが徐々に牙を剥き始めついにその時が訪れる。
後半23分、グティのスルーパスをロビーニョがダイレクトでシュート！
これはカニサレスが防ぐもこぼれ玉をロナウドが押し込みゴール！
レアルがついに均衡を破る。
まさかの先制を許してしまったバレンシア。
反撃に出るためフォーメーションを変更。
3－3－4と超攻撃型で攻める。しかしシュートはやはりポストに嫌われたりと
完全にレアルの流れ。ディアッラもカード覚悟のプレーで潰しにかかり
アロンソが負傷してしまう。しかし交代枠を使い切っていたためそのまま
気合でプレー。すると奇跡が起こる。
後半ロスタイム、神頼みといわんばかりのビジャ頼みでビジャへ展開。
ビジャがボールを受けるとフェイントでシシーニョをかわしエリア内へ。
ファン・デル・ファールトへパス、これをファン・デル・ファールトが
ダイレクトでトーレスへ。トーレスはボールを受けるゴール前へ振り向き
そのままシュート！ボールはGKとDFの僅かな隙間を通ってゴールネットへ
突き刺さる！トーレスのロスタイム弾でバレンシアが同点に追いつく！
試合はそのまま終了、バレンシアが苦しみながらも勝ち点1を手に入れた！

フェルナンド監督
「選手達はよく頑張った。
中盤で奪われながらも諦めず走り続けた。
バルセロナとの差は縮まってしまったが、残り2試合負けなければ
優勝出来る。最後まで諦めず頑張って欲しい。
不満だがディアッラの件だ。彼は行き過ぎている。
あれはやりすぎだ。アロンソを壊す気なのか？早急に何らかの対応を
してもらいたいものだね。今年は酷かった。
フェアプレー精神が欠如しているとしか思えない。」

リーガ・エスパニョーラ第三十五節

第三十五節　VSレバンテ

試合会場　ホーム　メスタージャ
観客動員数　50388人
バレンシア　6－2　レバンテ

先発フォーメーション　4－4－2

　　　モリエンテス　※ビジャ
　　　　　　ジェステ
※セスク　　　　　　　ヴィルヘルムション
　　　　　　アルベルダ
※デルオルノ　　　　　　　アジャラ
　　　モレッティ　リチャーズ
　　　　　バルデス
　　　　　　　↓
　　　モリエンテス　アグエロ
　　　　　　ケルロン
　　　　　　ジェステ
ビセンテ　　　　　　　ヴィルヘルムション
　　　　　　アルベルダ
　　モレッティ　　　リチャーズ
　　　　　　アジャラ
　　　　　　バルデス

得点者
ダビド・ビジャ　前半5分、後半1分
セスク・ファブレガス　後半19分
モリエンテス　後半21分、33分
ヴィルヘルムション　後半29分

※交代選手
デルオルノ→ビセンテ　後半12分
ビジャ→アグエロ　後半21分
セスク→ケルロン　後半22分

☆MOM　モリエンテス　評価点8・0

試合総括
CL直前とあって大幅に主力を温存してきたバレンシア。
モリエンテス、アジャラ、アルベルダとベテラン3人を起用。
どのような試合展開となったのか！？

まずは前半5分、モリエンテスのパスをビジャが合わせ先制！
世界最強と呼ばれたコンビがいきなり爆発する。
しかしその後がかなかな続かない。
トップ下のジェステ、パス供給源のセスクが効果的に潰され前線にボールが
まったく渡らない。ヴィルヘルムションがサイド突破を試みるも
こちらも止められてしまう。
しかし徐々に崩し始めると前半38分にモリエンテスが惜しいシュートを放つなど
リズムを取り戻す。いい流れで前半を終え後半につなげる。

後半に入るとセスクが見せる。
開始早々ボールを奪うとDF2人を一気に抜き去りゴール前へ。
フリーのビジャへ絶妙なスルーパスを出すとこれをビジャがしっかり決めて2－0！
差を広げる。しかしここからレバンテが反撃に出る。
後半4分、右サイドイプソンが突破するとクロス！これをムスタファがヘッドで
ゴールに押し込みゴール！追撃弾をねじ込むとさらに9分、ムスタファがゴール前
で倒されFKを獲得。ロベールが早いリスタートからクロスをあげると
ファンマがヘッドで合わせゴール！僅か5分で同点に追いつく。
苦手意識は変わらないのか？前回のカップ戦の悪夢が蘇る中、セスクがこの流れを
断ち切った。後半19分、エリア内でクリアされたボールをモリエンテスがサイドに
展開。これをセスクが受けるとフェイントで切り返しシュート！
GK一歩も動けずボールはゴールへ一直線。
さらに21分、セスクの鋭いCKからモリエンテスが決めて4－2！試合の流れを変える
ここで勝利と確信したのか、CL決勝ヘ向けてセスク、ビジャを起用するため
2人とも下げる。サポーターからは盛大な拍手でたたえられる。
しかしまだまだ止まらないバレンシア、ヴィルヘルムションが強烈なシュートを
決めると33分にはジェステのスルーパスに走りこんだモリエンテスが
ミドルシュート！これも決まり6－2と完全に決定付ける。
その後レバンテの反撃をしっかりと防ぎきり勝利！
ベテラン勢、若手の活躍でバレンシアが5位レバンテ相手に貴重な勝利を挙げた！
逆に悔しいレバンテ、4位セビージャとの差は9に広がってしまいCL出場権確保は
非常に厳しい状況となってしまった・・・

リーガ・エスパニョーラ第三十四節

第三十四節　VSレアル・ソシエダ

試合会場　ホーム　メスタージャ
観客動員数　51977人
バレンシア　4－0　レアル・ソシエダ

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　ミリート　ビジャ
　　　ファン・デル・ファールト
シルバ　　　　　　　　　　ホアキン
　　　　　　アロンソ
※アルビオル　　　　　　　セルヒオ
　　　アッゲル　マルチェナ
　　　　　バルデス

得点者
ディエゴ・ミリート　前半6分
ファン・デル・ファールト　前半16分、後半31分
ホアキン・サンチェス　後半10分

※交代選手
アルビオル→ラーム　後半40分

☆MOM　ファン・デル・ファールト　評価点9・0

試合総括
前節引き分けたためバルセロナとの差が縮んでしまったバレンシア。
これ以上迫られないためベストメンバーで望んだこの試合。
ファン・デル・ファールトが覚醒した！

まずは前半6分、ファン・デル・ファールトのクロスボールを
ディエゴ・ミリートがヘディングであわせる。一度はポストに弾かれたものの
こぼれ玉を冷静に押し込んでゴール！まずは先制に成功する。
さらに前半16分、ホアキンのパスをファン・デル・ファールトがダイレクトで
合わせてゴール！差を広げることに成功する。
まったく歯が立たないソシエダ。チャンスというチャンスは前半28分の
コバチェビッチのシュートくらい。そのシュートも枠左に外れるなど点を奪えない
前半はバレンシアリードで折り返す。

後半に入っても勢いは変わらない。
10分、ファン・デル・ファールトが右サイド抜け出したホアキンにスルーパス！
これをホアキンが絶妙なタイミングで受けゴール前に切り返す。
そしてそのまま強烈なシュート！GK止められずゴール！さらに差を広げる。
締めは後半31分、右サイド抜け出したホアキンがエリア内へ進入。
ビジャにパスを出すとこれをビジャがダイレクトでファン・デル・ファールトへ。
これをファン・デル・ファールトがしっかり押し込み今日2点目！
試合を決定付ける。反撃を試みたいソシエダだったが為す術なし。
バレンシアが快勝で勝ち点3を得た！

リーガ・エスパニョーラ第三十三節

第三十三節　VSセルタ

試合会場　アウェイ　ブロームフォンティン・ラグビースタジアム
観客動員数　人
セルタ　1－1　バレンシア

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　トーレス　アグエロ
　　　　　※ケルロン
セスク　　　　　　　　　☆ラーム
　　　　　　アロンソ
デルオルノ　　　　　　　※セルヒオ
　　　モレッティ　アルビオル
　　　　　バルデス

得点者
フィリップ・ラーム　前半12分

※交代選手
セルヒオ→リチャーズ　後半21分
ケルロン→ジェステ　後半21分

☆MOM　フィリップ・ラーム　評価点8・5

試合総括
若手中心で望んだこの試合。
最後の最後に信じられない展開が待っていた。

下位に沈むセルタ相手に若手中心で望んだバレンシア。
ラームがいつものサイドバックからサイドに上がり、ケルロンをトップ下に配置。
この2人が面白いように突破しチャンスを演出。
すると前半12分、ケルロンのパスに反応したラームが左足で押し込み先制！
バレンシアがいい流れで先制に成功する。
さらに攻めるバレンシア、守備から開放されたラームが素晴らしいプレーを連発！
そのスピードを生かしたプレーと、シュートセンスを見せつけゴールに
幾度となく襲い掛かる。しかし相手の守備が固くなかなか追加点をあげられない。
前半はラームの得点のみで折り返す。

後半も前半の勢いそのままに攻める。
ラームはさらに輝きを増し11分にはポスト直撃のシュートを放つなど
手の付けようが無い。トーレス、アグエロも触発されいいプレーを見せる。
後半21分、バレンシアはリチャーズ、ジェステと2人を投入し追加点を
奪いに攻撃的に出る。後半32分にはトーレスの突破から最後はアグエロへパス。
しかしあと数センチのところで合わずゴールにはならない。
試合も終わりかけていた後半ロスタイム、まさかの事態が起こる。
カッペッラが左サイドで仕掛けるとリチャーズを抜いてクロス。
デルオルノがクリアにかかるが高さが足りず。すると隙間に走りこんでいた
パブロ・フェルナンデスに押し込まれゴール！
試合終了間際にまさかの同点弾を献上する。
逆転を狙おうにも時間は足りず。結局そのまま試合終了。
終了間際の大失態で貴重な勝ち点2を取りこぼす結果となってしまった。

UEFA チャンピオンズ・リーグ 準決勝2ndleg

UEFA チャンピオンズ・リーグ　準決勝2ndleg　VSインテル

試合会場　ホーム　メスタージャ
観客動員数　62528人
バレンシア　3－0　インテル

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　トーレス　アグエロ
　　　　　　※セスク
ビセンテ　　　　　　　　　　ホアキン
　　　　　　マルチェナ
アジャラ　　　　　　　※セルヒオ
　　　アッゲル　アルビオル
　　　　　バルデス

得点者
セルヒオ・アグエロ　前半47分、後半30分
フェルナンド・トーレス　後半48分

※交代選手
セスク→アルベルダ　後半11分
セルヒオ・ラモス→ヴィルヘルムション　後半33分

☆MOM　セルヒオ・アグエロ　評価点7・5

試合総括
前回4－4と凄まじい戦いを演じた両者。
ベストメンバー同士での戦いとなった今日。
バレンシアが一瞬の隙を衝いて勝利を手にした！

0－0ではアウェイゴールの差で敗退が決まってしまうインテル。
何が何でも点が必要な中、エースイブラヒモビッチにボールを集め点を狙う。
しかしボランチに入ったマルチェナが好プレーを連発！
ボール供給源のフィーゴ、レコバを完璧に封じインテルにチャンスを与えない。
逆に引き分けでも決勝進出が決まるバレンシア。
カウンターを主体とした守備的サッカーでインテルを封じ込める。
しかし前半21分、フィーゴが隙を衝き抜け出すとフリーのクレスポへパス。
これをクレスポが受けると同時に強烈なミドルシュート！
しかし僅かな差でポストに当たり点を奪うに至らない。
バレンシアはカウンターからマルチェナ、セスクが惜しいシュートを放つなど
こちらも点を奪えない。前半も終わろうかというロスタイム、セスクの
スルーパスをアグエロが受けるとシュートフェイントでDFをかわしシュート！
これがこれまでファインセーブを見せていたトルドの足元をすり抜けゴール。
バレンシアが先制に成功する。

後半に入るとバレンシアはさらに守備的布陣を敷く。
セスクに代えアルベルダを投入、アルベルダ、マルチェナと強固な壁を築く。
この壁に苦戦するインテル、疲れが見えるフィーゴを下げグロッソを投入。
しかしなかなかバレンシアの守備陣を崩せず時間だけが過ぎていく。
すると後半30分、カウンターから再びアグエロが決めて2点差！
一気に試合を決める。さらに終了間際にはトーレスが体で押し込み追加点。
FW2人の大活躍でバレンシアが激戦を制し勝利！決勝の舞台へ駒を進めた！

UEFA チャンピオンズ・リーグ 準決勝1stleg

UEFA チャンピオンズ・リーグ　準決勝1stleg　VSインテル

試合会場　アウェイ　サン・シーロ
観客動員数　90322人
インテル　4－4　バレンシア

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　ミリート※アグエロ
　　　　　　ジェステ
シルバ　　　　　　　　　※ホアキン
　　　　　　アルベルダ
※デルオルノ　　　　　　ラーム
　　　アッゲル　アルビオル
　　　　ストイコビッチ
　　　　　　　↓
　　　　　　ミリート
ジェステ　　　　　　　　シルバ
　　　アルベルダ　アロンソ
モレッティ　　　　　　　ラーム
　　　アッゲル　アルビオル
　　　　　リチャーズ
　　　　ストイコビッチ

得点者
セルヒオ・アグエロ　前半9分
ディエゴ・ミリート　前半40分、後半29分、33分

※交代選手
ホアキン→アロンソ　後半12分
アグエロ→リチャーズ　後半14分
デルオルノ→モレッティ　後半33分

☆MOM　インテル　イブラヒモビッチ

試合総括
連日の戦いで疲労がピークに来ているバレンシア。
メンバーも控え中心と、辛い状況。逆に絶好調インテル。
ベストメンバーで望んだこの試合、壮絶な展開となった！

試合はいきなり動く。前半7分、CKのチャンス。
レコバの上げた精度の高いクロスをイブラヒモビッチがヘッドで合わせ先制！
インテルがホームで幸先の良いスタートを切る。
が、しかし2分後、カウンターからホアキンがアグエロにパスを出すとこれを
アグエロが冷静に押し込み同点！一瞬で試合を振り出しに戻す。
しかしその後が続かない両者。
一気に畳み掛けるインテルに強固な守備陣で凌ごうとするバレンシアが中盤で
激しい小競り合いを見せなかなかゴールが生まれない。
前半も終わろうかという前半40分、ついに均衡が破れた。
これまたカウンターからアグエロが一気にに突破。しかし囲まれいったんボールを
サイドに展開。ホアキンが受けるとDFをかわしクロス！
これをディエゴ・ミリートがヘッドで合わせ逆転！劣勢バレンシアが
まさかの逆転をし前半を折り返すことに成功する。

しかし後半9分、デルオルノのパスミスをイブラヒモビッチが押し込み同点！
試合は再び振り出しに戻る。
ここからバレンシアは引き分け狙いの布陣を展開。
ホアキン、アグエロと攻撃的な2人を下げ、リチャーズ、アロンソを投入し
中盤の守備を強化、さらにシルバも少し下げ強固なラインを築く。
インテルはこの壁に大苦戦、なかなか突破できず時間だけが過ぎていく。
対するバレンシア、エースミリートにボールを集めると後半29分に
ミリートが独力で突破しDF2人をかわすと強烈なシュート！
これがネット右に突き刺さり勝ち越し！まさかのゴールで一気に優勢に立つ。
さらに33分にはジェステのクロスからまたもやミリートが決めて4－2！
完全に試合を決定付ける。だが、インテルはまだ諦めていなかった。
後半36分、ベンボリが右サイドからクロスを上げるとこのクロスボールに
途中出場のクルスが合わせゴール！1点差まで詰め寄る。
そして後半ロスタイム、ラストチャンスとなったCK。キッカーはレコバ。
その黄金の左足から放たれたクロスはキャプテンサネッティにドンピシャ！
最後の最後にインテルが同点に追いつく！
試合はそのゴールで終了、インテルが気合で同点に追いつき2ndlegに望みを繋いだ
逆に強固なディフェンスラインを築きながら最後の最後で同点に追いつかれた
バレンシア。アウェイゴールがあるとはいえ厳しい状況に。
2ndleg、ホームの利を生かし勝利できるのか！？

リーガ・エスパニョーラ第三十二節

第三十二節　VSバルセロナ

試合会場　アウェイ　カンプ・ノウ
観客動員数　129879人
バルセロナ　0－2　バレンシア

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　トーレス　ビジャ
　　　　　※セスク
ビセンテ　　　　　　　ヴィルヘルムション
　　　　　　アロンソ
ラーム　　　　　　　　　セルヒオ
　　　※マルチェナ　アルビオル
　　　　　バルデス

得点者
ダビド・ビジャ　後半16分、29分

※交代選手
マルチェナ→リチャーズ　後半18分
セスク→シルバ　後半34分

☆MOM　ビセンテ・ロドリゲス　評価点7・5

試合総括
勝ち点3。現在のバレンシアとバルセロナの差である。
今日バルセロナは勝たなければ厳しい状況である。
首位攻防戦第二ラウンドが、ついに始まった！

ファン・デル・ファールトを怪我で欠き、セスクを司令塔に据えたバレンシア。
前半より点を奪いに行く。
まずチャンスを得たのはバルセロナ、前半10分グジョンセンのパスを
ロナウジーニョが受けそのままシュート！しかしバルデスの好守に阻まれ
点を奪うには至らない。逆に今度はバレンシア。
前半16分、25分ビセンテが強烈なミドルシュートを放つものの、枠に飛ばない。
さらに30分にはビジャが惜しいシュートを放つが、ゴールは奪えない。
その御両チーム何度か決定機を迎えるが、点は動かない。
前半は0－0で折り返す。

後半に入るとバルセロナはドス・サントスを投入し攻撃陣の活性化を図るが
バレンシア鉄壁の守備陣を崩せない。
すると後半16分、ビセンテのスルーパスに反応したトーレスがシュートを放つ。
これはカーソンが防ぐがこぼれ玉にビジャが反応しゴール！
バレンシアが均衡を破りついに先制点をあげる。
さらに29分にはビセンテのクロスをこれまたビジャがヘッドで合わせ2点目！
一気に差を広げる。後が無いバルセロナはオレンベを投入し攻撃をさらに
強化するが、最後までバレンシアの守備陣を崩すには至らない。
結局、ビジャの2得点で勝利したバレンシア。
バルセロナとの勝ち点差を6に広げ、首位をキープした！

スペイン国王杯決勝

スペイン国王杯決勝　VSビジャレアル

試合会場　ホーム　リアソール
観客動員数　36004人
バレンシア　5－0　ビジャレアル

先発フォーメーション　4－4－2

　　　　ミリート　ビジャ
　　　ファン・デル・ファールト
※ジェステ　　　　　　　　セスク
　　　　　　アロンソ
※デルオルノ　　　　　　　セルヒオ
　　　アッゲル　アルビオル
　　　　　バルデス

得点者
ファン・デル・ファールト　前半25分、後半30分
ディエゴ・ミリート　後半8分、32分
ダビド・ビジャ　後半14分

※交代選手
デルオルノ→モレッティ　後半29分
ジェステ→ホアキン　後半29分

☆MOM　ファン・デル・ファールト　評価点8・5

試合総括
レアルマドリードとの死闘を制し決勝の舞台まで進んだ昨季王者バレンシア。
逆に中堅クラブとの戦いを制し決勝の舞台まで進んだヴィジャレアル。
バレンシアダービーともなったスペイン国王杯決勝は、一方的な結果となった。

試合はバレンシアペース。ベストメンバーで望んだチームは前半からエンジン全開
巧みなパス回しから何度も決定機を作り出しゴールを狙う。
しかし相手は強豪ビジャレアル。得点王トップに君臨するフォルランを中心に
攻撃的なサッカーを展開。こちらも決定機を作り出す。
しかし守護神ビクトール・バルデスがシュートを尽くストップ！点を与えない。
すると前半25分、ミリートのパスをファン・デル・ファールトが左足で押し込み
バレンシアが先制！リードを得る。
しかし負けられないビジャレアルはフランコ、フォルラン、ピレスが
素晴らしいシュートを連発するものの、守護神バルデスに阻まれ点を奪えない。
前半はバレンシアリードで折り返す。

後半に入るとゴールラッシュが始まる。
後半8分にビジャのスルーパスをダイレクトでミリートが押し込むと、14分には
ビジャが決めて3点差！30分にはファン・デル・ファールトがキーパーを
弾き飛ばすほどの強烈なシュートを叩き込み差を広げる。
さらに2分後にはビジャのパスからミリートが決めて5点目！試合を決定付ける。
ビジャレアルはニハトを投入し流れを変えようとするも時間が足りず。
そしてついに試合終了のホイッスル！
バレンシアがスペイン国王杯を制し、今季2つ目のタイトルを獲得した！