観劇三昧:イー アイ オー『大地~巡る生』
2018/4/23
各種楽器の演奏とコンテンポラリーダンスに少しの詩を組み合わせたような表現。
作品説明の「セリフのない白紙の脚本」に引っ張られすぎて、ちょっと拍子抜けする。
一言に「白紙の脚本」と言っても色々なレイヤーがあるわけだから、むしろ潔いのかも。
最初は(たぶん)ムックリにホーミーのような大地感の強い演奏のようなものと、石ころのように転がる人間。
それからは、演奏とダンスが続くのを、じっと見つめる。
大地っぽいと言われれば大地だし、違うと言われれば違う。もし、タイトルが大地ではなくて、愛とか遊園地とかセブンイレブンとかだったら違う表現になるんだろうか。
疑問が尽きないけど、楽しむためのフックが見つからず、集中力が続かなくて申し訳ない気持ちになる。
たぶん、基礎研究のような表現なんだと思うので、どのへんが既存の表現と違うのかわかれば楽しめるのかもしれない。
※芸術賞(期間が過ぎたので気持ちだけ)
■作品情報(観劇三昧HPより引用)
公演時期 2016/12/20
上演時間 00:45:02
出演者
板倉佳奈美
高木明子
Yumi
音楽:ミウラ1号
スタッフ
作・演出:Yumi
あらすじ
作家が書き上げた脚本はセリフのない白紙の脚本。代わりにあったのは作り方の指示。そんな難題に取り組んだ意欲作。
日々追われる現代社会、私達は効率と引き換えについ何かを忘れることがあります。人と疎遠になってしまうこともあります。何か忘れがちな大切なものが何かを考えるきっかけになることを願った作品です。
孤独な世界で強く生きてきたみゅうみゅう。そんなみゅうみゅうが見たものは夢?幻?それとも・・・。
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