遠藤雷太のうろうろブログ

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「教文短編演劇祭2019 前夜祭」

2019-09-03 00:18:43 | 演劇を見てきた

2019/9/1

・毎年開催している短編演劇フェスの初めての前夜祭。

・江田由紀浩さんと明逸人(みょうはやと)さんの二人芝居『どうとでもなる』のエキシビジョン上演。

・『どうとでもなる』は、男芝居フェスという、別の短編フェスで観客賞をとった作品。

・そんな面白さが確約されている作品をエキシビジョンとして上演することで、本戦参加作品への期待感を煽る。

・同時に出場団体のハードルを上げる。

・容赦ないといえば容赦ないけど、面白い作品の上演機会が増えるのはいいことだし、観客目線だとうれしい。

・そのあと、オクラホマの河野真也さんのMCで、出演者二人と鴻上尚史さん、石塚慶生(いしづかよしたか)さんのトークセッション。

・明日の出場団体のメンバーも登場して映像やパフォーマンスでアピール。

・そろそろ終わりかなと思ったところで、アンパンマンのテーマが流れて、戸田恵子さんが登場。明日の期待感をさらに煽る。なんだ、このプロレス風の構成は。

・大ホールのスケール感に負けない前夜祭だった。

・個人的には『どうとでもなる』の教文大ホールバージョンがどんな感じになるのか気になっていた。

・男芝居フェスはシアターZOOなので、会場のキャパで言えば10倍の広さ。

・舞台の見え方も声の通り方も全然違う。

・ストリートミュージシャンを気取る男と謎の白塗り男の二人芝居。

・教文用に大きく演出を変えるわけでもなく、最初の沈黙の時間を控えめにしたり、移動距離を大きくしたり。セリフは普通に聞き取りやすかったので話すスピードも変えてるんだと思う。

・ほぼ微調整で対応していた。できるんだという驚き。さすがだった。

・公式サイトによると、演出は江田さん。どうやったら出演しながらそんなことできるんだろう。

・ビニール袋をしつこくガサガサさせているの好き。

・そのあとのトークセッションでは鴻上さんの作品評。「ツッコミがうますぎる」「コントにするのか、演劇にするのか」「笑いはリズム、演劇はノイズ」のような意味のことをおっしゃる。

・笑いだけでも、ドラマだけでも大変なのに、お二人はそのバランスで悩んでいたという話。

・このあたりはテキスト化してみんなで読めるようにしたほうがいいと思う。


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