大空港 Airport 1970
2016/8/11
空港に集う人々が、それぞれの持ち場で大きなトラブルを乗り越えようとする群像劇。
前に見た『ハッピーフライト』と同じような構成だけど、こちらは1970年。元祖。
元祖のほうがトラブルが派手で、たぶん航空会社はスポンサーになっていない。
序盤は短いシーンのつなぎ合わせで、誰が何をやっているのかよくわからない。
『グランドホテル』でもそんな感じだったので、群像劇の定石らしい。
雪かきの地味シーンの曲にやたらと煽られる。
客室乗務員の制服が色っぽい。
クォンセット婦人がかわいらしい。
彼女の演技内演技が楽しい。
構造としてはわかるけど、細部で考えるとどうやって情報集めて組み立てているんだろう。
単純に2-2とか2-9とかいう言葉がポンポン出てくるとリアリティが深まる。
スケールを目いっぱい小さくして群像劇の習作を書いてみたい。
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