2017/7/19
・「笑の内閣」札幌公演の事前告知イベント。
・諸事情あるんだろうけど、2ヶ月も先の公演の告知を、どうして今やるんだろうと思いながら見に行く。
・時間になると、なんとなく舞台上が明るくなり、作演出の高間響さん達がふわっと登場。暗転や音楽のような演出効果はない。
・それでも、高間さんともう一人の方(お名前見つからず)の掛け合いで会場を和やかな雰囲気にすると、丸山交通公園さんの一人芝居で「笑の内閣」を紹介。
・「24世紀に行われる、21世紀の演劇の歴史の授業」という設定はあるものの、基本的にはプレゼン芸で、リズムのよい語りと笑い、きっちり最後は宣伝で締めくくる。
・団体名のイメージで、始めから風刺をやっているのかと思っていたら、まさかのプロレス期で驚く。
・掃除機とプロレスとか、やっていることは学生プロレスとあんまり変わらない。
・そのあとが、『水曜どうでしょう』のプロデューサーでお馴染みの嬉野さんを交えてのトーク。
・嬉野さんが話しているところは聞いたことが無かったけど、やっぱりどうでしょう喋りになっていた。
・続いて短編劇『君の名は。』上映。「君」のアクセントは「神」と同じ。
・田舎の女子校生と天皇陛下の心と体が入れ替わる心温まる話。
・「君」↑を「君」↓で読ませて、ヒット作のパロディと風刺を同時に行うという思いつきがすごい。
・登場人物たちが途中でマイクを使って元気に唄いだしたときには「ああ、これは風呂敷広げるのが楽しくて広げっぱなしで終わるパターンだ」と思った。
・しかし、作者自身が「本家より入れ替わりの必然性がある」と豪語するように、最後にきっちり畳んでいる。すごい。
・ただ、「それならあの歌はなんだったんだ?」という疑問は残る。
・加えて札幌公演日替わりゲストのオーディション、高間さんの高校の恩師&弦巻弦太さんとのトークもあって、2時間弱たっぷり。
・1000円でここまでやって、ZOOの客席スペースの後ろ半分が大きく空いているのがもったいない。
・明日の日高にも行けるもんだったら行きたい。
※パンフ「笑いの内閣 十年史」は文字が多い(画像は過去公演情報だけど、他のページもほぼ文字)。
※ものすごく中途半端な情報量で高間さんに話しかけてしまったが、おそらく何も伝わっていない。
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