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保活レポート:ドルフィンキッズランド②

2012-03-09 | 保活レポート

今回は三育法に関する、ドルフィンキッズランドでの取り組みを紹介していきたいと思う。

三育法とは、知育(あたま)、体育(からだ)、徳育(こころ)をバランスよく育む保育のことだ。

まず、知育では、2歳半以上の子どもたちには、週230分間の時間を設定して、遊びを通して読み書きなどを教えているそうで、机に向かい、イスに座り、エンピツを持つ姿に保護者の方々もとても喜んでいらっしゃるそうだ。

そして、その時間以外にも、オリジナル教材を活用した教育が行われている。

長谷川先生は、どんなことも積み重ねが重要だと考えていて、日本地図が描かれたパズルも、毎日同じ時間帯に繰り返し行うことで、1歳半の子でもできるようになるという。

また、数字を学ぶための教材としては、数字が記載された積み木が使われる。

この積み木は、積み木自体の大きさと数字の大きさとが比例していて、数の概念を視覚的に理解することができる。

これらを使って、足し算や引き算だけでなく、掛け算や割り算、分数まで学ぶことができるそうだ。

さらに、英語教育も取り入れられていて、英語の先生には毎日の保育にも入ってもらっているため、週2回の英語の学習の時間だけでなく、日常的に英語に触れられる環境になっている。

ここでも積み重ねが重視され、毎朝、何月何日何曜日というのを日本語と英語の両方で声に出すことで、3歳くらいでJanuaryFebruaryMondayTuesdayといった単語が出てくるようになるそうだ。

また、日常の生活の中で英語に親しめるようにすることで、stand up pleasewater pleaseといった言葉を子どもが自発的に使うようになるというのだから、英単語を特別な勉強として覚えることよりも、ずっと生きた英語が身に付いているといえるのではないだろうか。

次に、体育だが、ドルフィンキッズランドでは、天気の良い日はみんなでお散歩に行って思い切り体を動かすようにしている。

歩いて行ける範囲に5つもの公園があるそうで、子どもたちが存分に遊べる恵まれた環境にあるといえる。

最後に、徳育だが、この柱となるのは異年齢児保育である。

小さい子も大きい子も一緒に保育して、兄弟のように育てていくことで、尊敬の心と思いやりの心を育んでいく。

小さい子は大きい子を見て真似をしようとするので、1歳の子でもおまるに座りたがるし、おむつが取れるのも早いそうだ。

また、大きい子は小さい子たちに優しくできるようになり、ミルクを飲ませてあげたり、靴をはかせてあげたり、帽子をかぶらせてあげたりするようになる。

まだ自分のジャンパーのチャックを上げられない子が、小さい子を手伝ってあげようとする様子を見ると、とてもほのぼのとした気持ちになると話してくださった。

さて、最後に今後の園の目標を伺ったところ、待機児童であるかどうかに関わらず、選ばれる保育園を目指したいとのことであった。

というのも、現在はやはり保育料の違いなどもあって、認可園の入園が決まると自園を離れていってしまう子どもたちがいるそうだ。

園にいる子どもたちに深い愛情を注いでいる長谷川先生だからこそ、そんな時はとても寂しく感じるという。

子どもを持つ親から積極的に自園を選んでもらえるようにしたい、そのために、ドルフィンキッズランドだからこそできる、温かく家庭的な保育を続けていきたいそうだ。

子どもたちが安心して過ごすことができるこの優しい場所を、今後も大事にしてもらいたいと思う。

 

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