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日本橋浜町ブログ弐番館

日本橋浜町在住、徳島で働いている会社員の仕事、研究とラン、時々ゴルフの日記

プロフェッショナル・マネージャー

2020-05-06 17:25:40 | ON
本書は世界最大のコングロマリットを築いたハロルド・ジェニーンという人物の経営持論である。
10年間に買収した企業は、シェラトンホテル、エイビスレンタカー、コンチネンタルベイキングなど、300社を超え、その地域も60か国以上に上る。買収の判断基準は利益という観点だけで、論理的な根拠も一貫性もないが、それだけ多くの、支離滅裂の企業群を経営するのは途方もない仕事で、ジェニーン本人が仕事中毒であった。

ファーストリテイリングの柳井代表取締役会長兼社長が「私の最高の教科書」として、本の帯には、ユニクロ「幻のバイブル」と書かれているので、教会の日曜学校風に、印象深いフレーズを引用しておく。

第四章 二つの組織から
“事実”の中には“表面的な事実(一見事実と見える事柄)”“仮定的事実(事実と見なされていること)”“報告された事実(事実として報告されたこと)”“希望的事実(願わくば事実であってほしい事柄)”、事実のレッテルを貼られ、事実として受け入れられた”受容事実“は、たいていの場合、事実ではない。
プロフェッショナル・マネジメントという最高の芸術は、“本当の事実”をそれ以外のものから“嗅ぎ分ける”能力と、さらには現在自分の手もとにあるものが、“揺るがすことができない事実”であると確認するひたむきさと、知的好奇心と、根性と、必要な場合には無作法さをもそなえていることを要求する。
今すぐに、それは事実か?と、そして揺るがすことのできない事実か?と尋ねる習慣を身に着けようではないか。
付言その1:一見してどんな印象を受けようとも、念のため、かならずそれを“”揺すってみること
付言その2:このメッセージをラインの下部まで徹底させられたし。

第六章 リーダーシップ
リーダーシップの質こそ、企業の成功をもたらす処方に含まれるもっとも重要な成分
私に固有のリーダーシップの感覚の傾向として、最前のやり方として選んだのは、他の人々と一緒にボートに飛び乗り、オールをつかんで漕ぎ始めることだった。仮に名づけるなら、参加的リーダーシップと呼んでもよかろう。
私はボートの後尾に座って、自分は何もせず、部下達にすべての仕事をするように説諭する船長になりたくなかった。また両手に大きな鞭を握って、奴隷達を死ぬほどの恐怖に縮みあがらせる奴隷船の船長にもなりたくなかった。
ルックスや家柄の良さをせいぜい利用している、チャーミングで屈託のない人々は敬遠、あまりにも賢すぎて、われわれ凡人とはうまくやっていけない天才も欲しくなかった。
マネージャー自身と、その計画の顕現たる毎日の何百という小さなおこないにかかっている。リーダーシップは人生と同様、歩みながら学ぶほかはない。

第七章 エグゼクティブの机
机の上に何も出ていない、綺麗な机の主はビジネスの現実から隔離されて、それを他の誰かに代わって運営してもらっている。
エグゼクティブとしてすることになっている仕事を本当にやっているなら、彼の机の上は散らかっているのが当然だ。なぜなら、エグゼクティブの職業生活そのものが“散らかった(雑然とした)”ものだからである。

第十章 買収と成長
広範な経済活動をカバーする多業種、多種製品会社は、経済的不況に対する保険をかけているようなものだ。カバーする範囲が十分に広ければ、会社のある製品には、他の製品が不況に見舞われている時も、なお需要があり、よく捌けているだろう。どんな業種にもサイクルはある。それを潮のように上げ下げするが、ただ潮よりもずっと予測しがたい。

第十一章 企業家精神
起業家精神ではなく、企業家であることがポイント

第十二章 取締役会
最高経営者の報酬を取締役会が決めるにあたり、個人としてどのようなことをし、どんな直接的貢献をしたのか?それだけの報酬を得るのに十分なだけ傑出した、どのような真の個人的貢献を、きみはしたのか?
会社のマネジメントの業績達成の基準をどこに置くか、去年または今年、会社がどれだけの収益を挙げたかではなく、挙げるべきであったかということ。会社の発揮されずに終わった能力、取り逃した機会、到達されなかった水準、失われた時間、行われなかった方向転換に、ほとんどの取締役会が注意を向けていない。
取締役あっちはマネジメントの業績を客観的に眺める態度を取り戻さなくてはならない。年来、生産性と並んで、次第に失われてきたのは客観性。

第十三章 気になること―結びとして
良い経営の基本的要素は、情緒的な態度である。
“ガッツ”、マネジメントは生きている力、納得できる水準、その気があるなら高い水準に達するように、物事をやり遂げる力。
リーダーシップは、物事を遂行するように人々を駆り立て、答えを出さなくてはならないと感じるがゆえにそれをやり続け、満足できる結果を得るまでやめないように駆り立てる情念の力。
物事を行うには会社の機構を通し、近道をせず、ルールにしたがってやらねばならぬ、しかしルールに従って考える必要はない。物事がいつでもなされるやり方に自分の想像力を閉じ込めるのは大きな誤りである。
真のリーダーで、どれほど高価につこうとも自分に課された宿題をやらない人間には、私は会ったことがない。

第十四章 やろう!
実績のみが、きみの自信、能力、そして勇気の裁量の尺度だ。実績のみがきみ自身として成長する自由をきみに与えてくれる。
マネジャーとは“実績をもたらす人間”だと定義する。

再度、読み返して気がついた箇所がある。
営業経験の最大の意義は一対一の折衝を無数に伴う業務であることだ。しばしば指摘されるように、結局、ビジネスは一対一。
良いリーダーはあまねく「やってみて、フィードバックを得る」という、実に明瞭でシンプルな原則を大切にしている。どう消化するか?
卓越したリーダーは、居心地の悪い場所から飛び出すことをいとわない。同時に、極めて地に足のついているようにも見える。
自分の原点を意識する。取り巻く状況の変遷にただ流されない。おかれた状況に適応していく。自分らしさを見失わずに行っていくのだ。

瀬戸内国際芸術祭

2016-04-12 06:17:22 | ON
仕事で高松へ行った。宿泊出張は久し振りで、翌朝は、以前住んでいたところをランニング。高松港に向かう。
平日にも関わらず、直島行きの高速船は満席で乗れず、フェリーに乗船。
地中美術館直通のバスに乗り、整理券を受け取ります。私が受け取ったのは。13:15からの販売開始の整理券、14:20のフェリーに乗らなければならず、微妙。
時間があるので、散策。桜と作品が良い感じだ。ドンドン坂を下り歩いていくと、民家のあるエリアに。Googleマップで見ると、全然違うところにいるらしい。迂回することも考えたが、戻ることに。上って上って、間違えた場所まで戻り、また間違えたらしい。諦めて美術館に戻ると、ちょうど、バスが。
乗せてもらい、カボチャの見える場所まで。慌てて写真を撮り、バスに乗車、地球美術館に戻り、仕事をして、少し待って、チケット購入。モネのジベルニーの庭に似せた通りを上がり、美術館の入口に。
スリッパに履き替え、クロードモネの部屋で睡蓮を鑑賞
ウォーターデマリアの彫刻を見る。
後からジェームズタレルがオススメだよと言われたが、次回のお楽しみということで。
までは走りました。
あっという間の直島を後にし、フェリー内でもお仕事して、高松へ。
お昼も食べていないので、高松駅近くのうどん屋でぶっかけを食べる。駅近くでアポを一つ終わらせ、高松空港に向かい、帰路へ。



本日の開花状況

2009-04-04 19:34:01 | ON
本日の浜町は、朝はでしたが、その後回復し、3時頃まで
浜町のグリーンベルトの桜はすっかり満開。
キレイです。
写真のところはまだ誰もいませんが、隣の木の下では既にお花見が開始。
着物の方もいて、日本橋の風情を感じます

昨夜は会社の人と我が家で
本当はお花見のつもりでしたが、夜になるとそれほど明るくはないので、お花は見ないで単なる飲み会でした。
お酒屋さんで「お花見にオススメ」と書いてあった発泡性の日本酒が食前酒、次にビールで、正人さんコレクションの赤ワインを2本いただきました。
日本酒は一ノ蔵の「すず音」
グラスに注ぐと「淡雪にも似た」と書いてありましたが、ほんわり繊細な泡がシュワシュワと立ち、スパークリングワインの感覚でいただけます。
昨日のメンバーには若干甘すぎでしたので、3人で一杯づつで丁度良い量でした

ブロッコリー

2008-09-17 00:08:17 | ON
今日の浜町は朝降っていたが9時過ぎには止んで
今日のお昼は久振りにお弁当です。

4年前、大阪へ行った年の7月のある日、急に首にかゆみを感じ、赤くなっていたのですが、少し経ったらひいたので、そのままにしていたところ、その後、時々出たり、消えたりの繰り返しで、2年ほど経過しました。
さすがに・・・と思い、大阪の会社の近くの皮膚科で薬をもらい、いったんは綺麗に消えたので、その時は「もっと早く病院に行っていればよかった」と思っていましたが、今年2月頃から、再び、ずっと痒いままだったので、東京駅近くの皮膚科へ行ってみました。

問診力の弱い先生でした・・・。
「汗が原因の場合もありますが、夏だけですか?」
「季節は問わず、出ます」
「・・・」
もう少し、いろいろ聞いてくれないと答えようがないです。
結局、原因は特定できないまま、首と唇用にステロイドが入った塗り薬を2種類もらい帰りました。大阪の先生は「できるだけ薄く」「2日間だけ」など塗り方の具体的な注意や「3日で改善しない場合は再度来て下さい」などと言われましたが、説明は全くなし。
とりあえず2日間だけ塗ってみたものの、ほとんど良くならず、先週、そのまま徳島へ帰ったために、家族から「どうしたのー?!」と聞かれてしまいました。

そこで母から言われたのは「だまされたと思って、ブロッコリーを食べなさい」
ブロッコリーの栄養価を見れば、だまされたとは思いませんが、、、
朝晩は時間がなかったり、外食だったりするので、毎日食べるために、今日から当分、お弁当に入れて、持っていきます。
ビタミンBとC、Eはサプリでも摂取し、さらに昨日、今日はしっかり食べたせいか、比較的唇の状態はマシな気が
あとは久振りのお弁当作り、いつまで続くか

今年の5月から頭皮を含め、皮膚関係のトラブル続き。最近はまぶたに湿疹が出て、またまた痒くなっています。
結局は仕事のストレスが原因なんでしょうか

コオロギの秘密

2008-07-14 22:23:17 | ON
本日の浜町は、暑い一日でした。
徳島の姪っ子達は川へ泳ぎに行ったそうです。
そういえば、世の中はもうすぐ夏休みですね

先週から、会社のフロアに置いてある観葉植物から鳴き声が聞こえるようになりました。ドアを開けると声が止まります。
鈴虫かなと話していたら、「あれはコオロギよ」という人がいて、誰もどんな声が分からないので、コオロギということになりました。
週明けが開けて、今日も鳴いています。
他の階の植物でも聞こえてくるのがありました。
入替えの時に付いてきたのでしょうか・・・。

当分の間、ドアを開けたり、閉めたりするのが、楽しみです。

上司

2008-07-01 23:30:39 | ON
本日の浜町は
朝ゴミも出してすっきりした気分で出社。

今日から7月、異動で上司が変わった。
なんとなく、一日落ち着かない、いつもと違う緊張感
明日からどうなるかなぁ。

とりあえず明日は歓迎会です

6月も終り

2008-06-29 23:01:47 | ON
今日は一日
6月もあと2日で終わり。

今月はよく働きました。
深夜残業だけで13時間。
INTEROPへの出展、プレスリリースと取材対応、社内会議の資料作成など
その分、全然ブログが更新出来なかった。
さらに明日は午前中に役員説明があり、今週末にフロアが移転しているので、明日は早目に行ってPCのセッティングをしないと。

明日に備えて

帰り道

2008-06-06 01:08:38 | ON
朝、降っていたが上がって、帰り道は

ここ数日にも増して、今日は一日、バタバタお仕事。
11時半頃会社を出たところで、前から男の人が携帯で話しながら、歩いてきました。私の会社は駅へ向かう方向ではないので、普段、こちらの方向に歩いてくる人はほとんどおらず、珍しいなあと思いつつ、そのまま通りすぎようと思っていたところ、通り過ぎるところで、「けいこ、勘弁してくれよ~」という声がはっきり聞こえ、通り過ぎた後、背後でガラン、ぐわっしゃん、どーんという音が聞こえました

ちょっと怖いけど、信号を渡りきったところで、振り返ったら、鞄が地面に。
「けいこ、勘弁してくれよ~」
「あんたなんか知らないわよ、ガチャン」
ちきしょー!とまず携帯を建物にぶつける、続いて鞄を柱に、、、
ってことでしょうか

でも、けいこさんと別れたことより(勝手に別れさせるな)、明日は携帯が壊れていたりすることを、後悔することになるんだろうなあ

歩いて帰るにはあまりに疲れていたので、地下鉄へ。
エスカレータでぼんやりしていると、背後から、どどどどどっと、降りてきました。その一団が通りすぎて、私もゆっくり降りていくと、ちょうど来た地下鉄に乗れました

水天宮からの帰り、救急車の音が遠くで聞こえていましたが、マンションまで帰ってくると、斜め前の東横インに救急車が止まりました。
こんなところで病気になるなんて、、、もしかして自殺とか、、、とかいろいろ考えながら部屋へ戻り、ふーと一息ついて、外を見たら、担架に乗って、宿泊者らしき人が運び出されていました。

今朝のTVの占い、水がめ座は「緊張の連続の1日、早めに家に帰って休みましょう」
全然無理でした。明日は(というか今日)、穏やかに過ごしたいです


ダーツ部

2008-05-29 23:54:15 | ON
今日は日中ずっと
10時を過ぎて帰る頃には上がっていたので、歩いて帰ってきました。

さて、今の会社に異動して、数か月経った頃、Yさんから「ダーツ行かない?」と誘われました。
ダーツって、1回しかやったことないけど、そんなにダメダメではなかったし、まだ会社になじんでいなかった時期だったので、知り合いが増えてよいかも、と行ってから、すでに6回くらい行ってます
顔は覚えたけど、今でも、名前は相変わらずちっとも覚えませんが
昨日は銀座で、Tダーツ部長の下、9人が集まりました。

翌日、ちゃんと筋肉痛になるスポーツだし、なんだか楽しいです

金田丸のN子さんが何かの懸賞で2つ当たったので、1ついただき、初めてのマイ・ダーツ
やたらマイ・ダーツ度が上がっていて、持っていなかったのは3人だけ。
皆買ったばかりなので、重さとか太さとか結構違いがあるのね~と言いながら、自慢大会でした。

先っぽは消耗品ですね。根本から折れて、お店の人にはずしてもらいました。
ゴルフボールよりなくなったり、だめになる確率高いです。ハンズとかで買えるのかな?

マイ・ダーツで、これから月1回の部活が楽しみです。
N子さん、ありがとう


部下力

2008-05-26 21:08:41 | ON
今日の浜町は
雨上がりでムシムシしていましたが、めげずに会社の往復、歩きました

先日、プレゼン用資料にフリー素材を使うために会員登録をしたNECのサイトからメルマガが来るようになりました。
無料で使うためには会員登録をしなければいけなくて、会員登録には2種類のメルマガからどちらかを送ってもらうことが必須です。私の登録したのは「wisdom:ビジネスに役立つ『次の一手』をあなたに」というほう。

ビジネス・アスリートを目指すビジネスマンのための「部下力」の鍛え方
という記事を読みました。
「ビジネス・アスリート」になるのは昨日の発見もあり、ちょっとお休みですが、気になったのは「部下力」という言葉。

今日読んだのは第8回で「部下力の高い人は『出来るためにどうするか?』を考える」というタイトル
「出来ない理由」を沢山並べる人、悲しいですが、周りに沢山います。

「今号のまとめ」をご紹介すると
1.部下力の低い人は「出来ない理由」から入ってしまう
2.それによって
 1)周囲からの信頼
 2)成長の機会を失う
3.「無理だ・難しい」と思える場所に、付加価値の高いサービス・商品の種がある
4.無理・難題を機会に変える姿勢が部下力である
5.人間は感情の動物である
6.「出来ない理由」を100回言うより、「ひとつでも相手の不愉快さを納める工夫」をすべきである。
7.当たり前のことが出来ないのは「ネガティブな無意識のなせる業」である
8.「自分の無意識のパターンに気づく」、これが成長の第一歩である
9.自分の無意識に気づくには、他人の愚かさを発見した時がチャンスである。

筆者の上村さんはテーラーメイドでスーツを作った際の経験を書いていましたが、私は10年ほど前に、デパートでスーツを2着買い、高かったので、分割払いを勧められ、2回払いで購入しました。引落しの際に初めて手数料が必要なことを知ったのですが、明細書の見方が分からず、デパートのコールセンタに電話をしたところ、手数料についての説明がなかったことへの謝罪は全くなく、「分割払いは手数料がかかるのは常識」と言われてしまいました。
電話じゃなくて、直接聞こうと思って、お店に行き、明細の見方をデパートの店員に聞いたところ、即答できず、随分待たされる羽目に

このメルマガにもありましたが、そういうモロモロの経験は反面教師にして、自分の「部下力」を磨いていきたいと思います。

ちなみにフリー素材も、プレゼンが賢く見えそうな素材が充実していて、なかなか便利だと思います。