日経の夕刊に「こころの玉手箱」というコーナーがある。
週替わりで、自分の人生の転換期や辛いときに心の支えになった物、
出来事、それにまつわる逸話を取り上げていて、執筆者の人と成りに
触れられるので、楽しみに読んでいる。
11月第2週は、科学者の黒田玲子さんだった。ロンドンに留学した際の
苦労話など、とても素敵な「玉手箱」をお持ちの方だったが、特に
共感したのが、5日の「キュリー夫人の机」
キュリー夫人は、小学校のときの憧れの人だ。
ロシアの支配下にあったポーランドで生まれたマリー・キュリーは、
読書の大好きな女の子で、読書を始めると時間も忘れるほど夢中に
なった。
医師を目指す姉を助けるため、まず自分が働き、やがて姉の支援で、
自分もパリに出て、学者になる。
ラジウムの研究でノーベル物理学賞をともに受賞した夫を交通事故で
失い、その悲しみを乗り越えて、研究を続け、二度目のノーベル賞
(科学賞)を受賞する。
パリにあるキュリー夫人の実験ノートからは、数年前に黒田さんが
訪れた際にもまだ放射線を出していたそうだ。
自伝を読んだのは小学校4年生くらいだったと思うが、ラジウム、
ソルボンヌ大学という言葉は、その時に覚えた。
ソルボンヌ大学に留学したいと、本気で思っていた。
小学生のときに、どうしてそれほどまで思ったのか、覚えていないが、
大変だけど、学ぶことや努力することの大切さを学んだのだと思う。
黒田さんが、「『キュリー夫人伝』を読んだのがきっかけで、科学者の
道を歩んだのかといえば、話はそれほど単純ではない。本当にマリーの
生き方が迫ってきたのは、自分も科学者の道を歩み始めてからだ」と
あった。
そんな憧れを持っていたことを思い出し、私自身も「玉手箱」を久しぶりに
あけた感じがした。
週替わりで、自分の人生の転換期や辛いときに心の支えになった物、
出来事、それにまつわる逸話を取り上げていて、執筆者の人と成りに
触れられるので、楽しみに読んでいる。
11月第2週は、科学者の黒田玲子さんだった。ロンドンに留学した際の
苦労話など、とても素敵な「玉手箱」をお持ちの方だったが、特に
共感したのが、5日の「キュリー夫人の机」
キュリー夫人は、小学校のときの憧れの人だ。
ロシアの支配下にあったポーランドで生まれたマリー・キュリーは、
読書の大好きな女の子で、読書を始めると時間も忘れるほど夢中に
なった。
医師を目指す姉を助けるため、まず自分が働き、やがて姉の支援で、
自分もパリに出て、学者になる。
ラジウムの研究でノーベル物理学賞をともに受賞した夫を交通事故で
失い、その悲しみを乗り越えて、研究を続け、二度目のノーベル賞
(科学賞)を受賞する。
パリにあるキュリー夫人の実験ノートからは、数年前に黒田さんが
訪れた際にもまだ放射線を出していたそうだ。
自伝を読んだのは小学校4年生くらいだったと思うが、ラジウム、
ソルボンヌ大学という言葉は、その時に覚えた。
ソルボンヌ大学に留学したいと、本気で思っていた。
小学生のときに、どうしてそれほどまで思ったのか、覚えていないが、
大変だけど、学ぶことや努力することの大切さを学んだのだと思う。
黒田さんが、「『キュリー夫人伝』を読んだのがきっかけで、科学者の
道を歩んだのかといえば、話はそれほど単純ではない。本当にマリーの
生き方が迫ってきたのは、自分も科学者の道を歩み始めてからだ」と
あった。
そんな憧れを持っていたことを思い出し、私自身も「玉手箱」を久しぶりに
あけた感じがした。