ロバート・ブラウニング作 上田敏訳の詩です。
あの『赤毛のアン』のラストに、アンが暗誦したことでも有名な詩ですね。
アンは薔薇の花が大好きでした。
春の歓びが溢れているような美しい詩に合わせて
優しいイエローのグラハム・トーマスをお借りしました
なんだかとっても幸せそうじゃありません?^^
『赤毛のアン』の中で登場する詩人・・・。
強く印象に残るのはテニスンとブラウニングかな。
多感な少女であったアン達が、テニスンの詩に登場する
麗しの白ゆり乙女と騎士ランセロット、王妃ギネビアとアーサー王に想いを寄せて
舟遊びをするシーンはとても印象的でした。
ここでアンは憎っくきギルバート^^に助けられちゃうのですね
アンとギルバート。。この二人の関係は素敵です。
特に『ホテルの音楽会』の章は最高に好きなシーンです。
美しいオーガンディの白いドレスに身を包み、舞台に立つほっそりと優美なアン。
慣れない雰囲気・・・富と教養の雰囲気に圧され、身をすくませるアンでしたが
ふとそこに飛び込んできたギルバートの笑顔。。
アンの美しさに感心して微笑むギルバートですが、
アンにはあざけりの微笑に映るのです・・・
ギルバートなどにだれが笑われるようなことをするものか
そして美事な暗誦で拍手喝さい・・・アンコールまでされる・・・。
まさにアンの、この夜の成功はギルバートの存在の大きさを物語ってますね^^
美しい詩にはドラマが満ちていて、少女達の心を捉えて離さない魅力があります。
『赤毛のアン』との出会いは、私にとって美しい詩との出会いでもありました。
季節はもう冬ですが 心は春でいたい・・・という想いを込めて。。
時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
追記~いつもご訪問下さる皆様へ
この記事は以前書いたものですが、時間の関係上、少々手抜きデス
ご訪問下さった皆様すべてのブログを周ることはちょっと無理そうなので
過去記事を使用しての年末のご挨拶、どうぞ笑って許してやって下さいマセ。
今年一年間、本当に有難うございました。
な、なんとブログを始めて早二年目を迎えようとしています。
段々更新頻度も減少している状態ではありますが・・・
細々とでも続けてこれたのは、暖かい皆様の存在あればこそ。。
来年も、これからも、末永くお付き合い頂ければと、心から願ってます。
今年一年間、各所で様々な災難が相次ぎ、心を痛めたことも度々でした。
まだまだ解決には程遠い状況の方も多くいらっしゃると思われます。
来年こそ、本当に良い年になるよう、心からお祈り申し上げます。
それではちょっと早いですが・・・皆様、良いお年をお迎え下さい
素材提供:AICHAN WEB