goo blog サービス終了のお知らせ 

プラムの部屋♪

長い長い休暇中デス。(*_ _) ゴメンナサイ。

ホフマン物語~ロイヤル・オペラ

2007-03-12 16:26:26 | お気に入りDVD

「天国と地獄」でお馴染みのオッフェンバックが唯一手がけたオペラです。



ドイツ・ロマン派の詩人でもある怪奇小説家E.T.A.ホフマンを主人公に

彼が書いた短編小説をオムニバス形式でつないだ幻想的なこのオペラ。

オッフェンバックが一部未完の状態で他界してしまったこともあり、

実に様々な改訂版が登場してますね。

演出家によって様変わりする変幻自在な舞台は

音楽の素晴らしさも手伝って本当に楽しい・・・とても好きなオペラです。



このロイヤル・オペラ版ではプロローグとエピローグを含む全三幕。

主演ホフマンを演じるは若きドミンゴです。

オランピア、ジュリエッタ、アントニアの異なるヒロインを演じるは

ルチアーナ・セラ、アグネス・バルツァ、イレアナ・コトルバスと、

素晴らしいディーヴァ達が舞台に華を添えてくれます。



バルツァの妖艶で力強いジュリエッタは豪華な赤いドレスが映えて

本当に美しいです。

退廃的なムードの中にあって、妙に毅然とした姿は・・・

ホフマンじゃなくてもあっさり降参してしまうのでは?



個人的にはアントニアのコトルバスが一番好きです。

物悲しい舞台設定の中、清純で愛らしい・・・

でも薄幸の女性象を見事に演出、ドミンゴとの愛の二重唱も美しく、

不気味なミラクル博士と母の亡霊との三重奏の迫力は凄まじく・・・

最も地味な章と思われますが、私の中では最も印象的でした。



ただ、本音を言っちゃえばオランピアの章だけは

ナタリー・デッセイのオランジュ音楽祭版が最も好きでして・・・

ピンクのロリータ・ファッションで風に吹かれながらヒラヒラカクカク

巨大なロリータ・オランピア人形達と仲良く手をつないで踊るナタリー。。

透明な美しい声で伸びやかに、極自然にコロコロ唄う

見事なコロラトゥーラの素晴らしさ!その仕草の愛らしさ

オランピアの章はどの演出も楽しいですが、これはちょっと凄かったな。。




   指揮:ジョルジュ・プレートル
   演出:ジョン・シュレシンジャー
   
   ホフマン:プラシド・ドミンゴ
   リンドルフ:ロバート・ロイド
   オランピア:ルチアーナ・セラ
   ジュリエッタ:アグネス・バルツァ
   アントニア:イレアナ・コトルバス
   ニクラウス、ミューズ:クレア・パウエル


   
  プロローグ・・・19世紀初頭のニュルンベルク



舞台は歌劇場と隣接するルーテルの酒場です。

劇場ではモーツアルトのドン・ジョバンニを上演中で、

ホフマンと恋仲の歌姫ステラがドンナ・アンナ役でデビューするところです。



このステラに横恋慕する顧問官リンドルフが酒場に登場!

ステラのホフマン宛の恋文を預ってるアンドレスを買収して

この手紙を首尾よく手に入れます。

ホフマンへの想いを綴った手紙と楽屋の鍵を手に、

リンドルフは、ホフマンとステラを合わせまいと策略を企て

舞台が終わるまでホフマンを見張ることにします。



そこへ酒場の主人ルーテルがボーイ達と共に登場!

更に学生達が陽気に登場!

彼らの新スター・ステラを称えて乾杯と大騒ぎです。

ニクラウスと共に登場したホフマンは実に暗い顔。。

学生達にせがまれて「クラインザックの物語」を歌ううち

いつしかステラを想い、夢想の中に沈み込んでしまいます。

そして恋人がいると自慢する学生達に向かい、

ステラには三つの魂を一つにした魂を持っていると言い、

彼らに請われるままに、三つの恋物語を語り始めるのでした。



  第一幕 オランピア



舞台はパリ、発明家スパランツァーニ教授の家。

彼は機械仕掛けの自動人形を作り、今夜招待客達に

自分の娘オランピアとしてお披露目し、見世物にすることで

銀行の負債を取り戻す魂胆なのです。

ところが人形の目を作ったコペリウスに目の代金を支払ってない為

スパランツァーニはコペリウスに邪魔されることを危惧しており、

苦肉の策として、請求に来た彼に無価値な手形で代金を支払い、

その場を凌いで・・・誤魔化すのでした



さて。ホフマンですが、窓からオランピアを一目見て恋に落ち

彼女に会いたい一心からスパランツァーニの弟子になってます。

コペリウスは持参したおかしな発明品の中から

魔法のメガネをホフマンに売りつけました。

知覚を狂わせ、オランピアを生きた人間のように見せるメガネのおかげで

ホフマンの恋心は募る一方に・・・。



豪華な夜会、スパランツァーニはオランピアを披露

招待客たちは感嘆の声をあげ、褒め称えます。

教授がオランピアの肩に手を触れると、ハープの伴奏で

アリア「森の小鳥は憧れを歌う」を歌います。

このアリア、かわいいですね^^



やがて一同は夜食を食べに食堂へ移動、

ホフマンはオランピアと二人きりに。。

ホフマンが想いを打ち明け、オランピアの肩に手を触れると

「はい!」とオランピア

思わずオランピアの手を取ると、ピョンと立ち上がり、駆け回ります。

ニクラウスが諌めるのも聞かず、慌てて後を追いかけるホフマン。

一方、不渡り手形を渡されたと知って怒り狂ったコペリウスが

ドサクサに紛れてオランピアの部屋へ忍び込みます。



客達が再び戻ってきて宴の再会。

ホフマンとオランピアがワルツを踊り始めますが、段々速度が増し、

凄い勢いで回転し始め、止めようとする者を弾き飛ばし、

遂にホフマンは倒れてメガネを壊し、そのまま意識を失ってしまいます。

直後に鳴り響く機械の壊れる大音響・・・!

我に返ったホフマンは、オランピアの残骸を手に、呆然とするのでした。。



  第二幕 ジュリエッタ



舞台はヴェネツィアの大運河に面して建つ娼婦ジュリエッタの豪奢な館。

運河にはゴンドラがユラユラ揺れてます。

部屋の中は薄暗いうっすら茜色の照明に照らされ、部屋のあちこちに

絡み合った男女の姿が蠢く退廃的で官能的な雰囲気が漂ってます。

その部屋にニクラウスが「舟歌」を歌いながら登場。

大きなベッドに横たわる娼婦ジュリエッタが

途中から美しいハーモニーを奏で、耽美な世界が繰り広げられます。



実はこのジュリエッタこそ悪魔ダッペルトゥットの手先。

ダッペルトゥットがジュリエッタに大きなダイヤを見せ

「ホフマンの影と引き換えにお前に与えよう」と言います。

館を去ろうとするホフマンを、ジュリエッタが巧に誘惑、

遂にジュリエッタに心を奪われるホフマンが大きな鏡を覗いてみると・・・

なんと彼の姿が鏡に映らない・・・



そこへジュリエッタの旦那シュレミルが登場!

客達と共にホフマンを嘲笑します。

ジュリエッタは宴の終わりを告げ、さっさと寝室へ行ってしまい

残されたホフマンはシュレミル相手に決闘!

倒れたシュレミルから寝室の鍵を奪い、部屋をこじ開けますが

そこはもぬけの殻。。

ジュリエッタはダッペルトゥットと共にゴンドラに乗り、

高らかに笑いながら去っていくのでした。。



  第三幕 アントニア



舞台はミュンヘン、クレスペルの家。

アントニアの母はドイツ最高の歌手でしたが、胸を患い病死。

美しい声を受け継いだアントニアですが、

同じ病も受け継いでしまっており、歌うと胸の病に触るため、

歌うことを禁じられているのです。

ただ、アントニアはそこまで重い病いということは知りません。



その部屋には母の肖像画が飾られていて、

どことなく死の匂いが立ち込めてます。

アントニアは一人、クラヴサンを前にホフマンを想い、

失われた愛を歌ってしまいます。

そこへ父クレスペルが登場。

もう二度と歌わない約束をしたはずと、娘に言います。



実は、かつて音楽教師として、また、アントニアの婚約者として

彼女の才能を見出し、歌手として成功する夢を抱かせたホフマンを

クレスペルは激しく嫌悪しており、娘の命を救おうと歌うことを禁じ、

ホフマンから逃れてミュンヘンへ移ってきていたのです。



耳の遠い従僕フランツに誰が来ても戸を開けないよう命じて

クレスペルは外出します。

ところがかんぬきをかけ忘れ・・・開いてる戸から入ってきたホフマン。

誰もいない部屋でクラヴサンを弾きながら、

アントニアの好きだった歌を歌いだします。

 


愛の喜びに溢れて部屋へ飛び込んでくるアントニア。

父との約束を破って、ホフマンと共に愛の歌を歌ううち

胸が苦しくなって倒れそうになったアントニアは自室へ引き返し

ホフマンは、歌声を聞いて駆けつけたクレスペルから逃れ、

物陰に隠れて事態を掌握しようと決意します。



そこへ奇怪な医師ミラクル博士が登場!

彼こそ、妻を死なせた男であり、娘までも殺そうとしてると

確信するクレスペルはなんとかして部屋から追い出します。

ところがミラクル博士は魔法のように部屋へ入り、

姿の見えないアントニアを診察するのです。

ここ・・・物凄く不気味です・・・。



ミラクル博士が出ていった後、事態を把握したホフマンは

恋人の命を救おうとしてアントニアに歌手としての夢を

捨ててほしいと懇願します。

「絶対に歌わない」とアントニアの約束を取り付けて帰っていくホフマン。

と、ところが!

絶望に打ちひしがれ、クラヴサンの上で泣き伏すアントニアの後ろから

まるで煙のように再び登場のミラクル博士は

「その若さで夢を捨てるのか?」「さあ、歌いなさい」と強要!

更に死んだ母親の亡霊を呼び出し、

二人でアントニアに歌を強要します。

ミラクル博士のヴァイオリンの響きと母の歌声に促され、

狂ったように歌い続けるアントニアは遂に床に倒れ付し・・・

ミラクル博士も母の姿も煙のように消えうせるのでした。



駆けつけた父の腕の中で愛の歌のルフランを歌いながら

息絶えるアントニア。

戻ってきたホフマンをクレスペルは激しく責めますが、

またも登場した不気味なミラクル博士が臨終を断言・・・

ホフマンは、アントニアの亡骸を抱き締めて呆然とするのでした。。



  エピローグ



舞台は再びルーテルの酒場。

ホフマンは3つの恋物語が終わり、ぐったりしています。

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」も終わったらしく、大喝采が聞こえてきます。

ニクラウスは、今聞いたばかりの3つの恋物語は、実は歌姫ステラへの

想いが生んだ幻想・・・三つのドラマは一つと結論付けますが、

ホフマンは怒ってグラスを粉々にし、泥酔してしまいます。



一方、大成功の舞台を追え、輝くばかりのステラがホフマンに

近づきますが、邪険な態度をとるホフマンを見て後ずさります。

そして紳士然として声をかけてきたリンドルフの腕にすがり、

ホフマンの人生から去っていくのでした。



ホフマンの友人としてずっと付き添ってきたニクラウスは

ミューズの姿に戻り、

「情熱のすべてを芸術に捧げなさい。詩人として甦りなさい。」

と語りかけ、これまた静かに去っていくのでした・・・。

 

素材提供:AICHAN WEB


リゴレット~ポネル シャイー&VPO

2007-01-27 22:09:06 | お気に入りDVD

 ヴェルディ中期の三大傑作の一つと言われる出世作です。

原作はヴィクトル・ユゴー『王はお楽しみ』。

この物語も上演まですったもんだがあったことで有名ですね。

フランス王フランソワ1世をモデルにした実話・・・

腐敗した宮廷貴族達への痛烈な批判を描いた作品だっただけに

第一幕のマントヴァ公爵邸での騒ぎは凄まじいです

 

でもおそらく誰もが知ってる有名な曲『女心の歌』を初め、

リゴレットと娘ジルダの二重唱『娘よお前は私の命』や

ジルダの歌うコロラトゥーラ『慕わしい人の名は』や

第三幕の四重唱『いつかお前に会ったことがある』等名曲の数々は、

ヴェルディ・ワールド全開で、悲劇ではありますがとても好きなオペラです。

 
   ルチアーノ・バヴァロッティ(T:マントヴァ公爵)
   イングヴァール・ヴィクセル(Br:リゴレット)
   エディタ・グルベローヴァ(S:ジルダ)
   ヴィクトリア・ヴェルガーラ(Ms:マッダレーナ)
   フェルッチョ・フルラネット(Bs:スパラフチーレ)
   イングヴァール・ヴィクセル(Br:モンテローネ伯爵)
   ウィーン国立歌劇場合唱団

監督:ジャン=ピエール・ポネル・・・全三幕ですが、ストーリー紹介は簡単に。。 

 


 舞台は16世紀のマントヴァ。

華やかなマントヴァ公爵邸のサロンでは今日も宴が繰り広げられてます。

女と見れば手を出さずにいられない公爵。。

今もチェプラーノ伯爵夫人を誘惑してます

一方、マントヴァ公爵のおかかえ道化師リゴレットは今日も毒舌を吐いては

宮廷の人々から顰蹙を買い、益々忌み嫌われる存在に・・・

そして、好色なマントヴァ公爵に娘を陵辱されたモンテローネ伯爵をからかい、

彼の呪いを浴びせられ、恐れ慄きます。

ちょっと・・・やり過ぎちゃったみたいですね・・・

 

その帰り道、リゴレットは殺し屋スパフチーレと出会います。

リゴレットは「彼は刃で人を殺し、自分は舌で人を殺す」と言って、

気が合ってしまうのですね~。

 

さて。。

リゴレットの生き甲斐は、人目に触れさせずに育てている、

美しく純情な一人娘のジルダだけでした。

そのジルダですが、教会で知り合った若者に恋してました。

なんとその若者。マントヴァ公爵の変装した仮の姿だったりしてます

 

リゴレットとジルダはとても深い親子の愛情で結ばれているのですが、

宮廷の人々は、ジルダをリゴレットの囲い者だと勘違い・・・

日頃の腹いせに、ジルダを誘拐し、マントヴァ公爵に差し出してしまうのです。

初め、マントヴァ公爵はジルダが誘拐されたと聞き、嘆いていましたが

廷臣達がジルダを連れてきたことを知り・・・

大喜びでジルダに襲い掛かります

ここでジルダは、教会の若者が実は公爵だったと、初めて知るのです。。

 

最愛の娘を陵辱されたリゴレットは、殺し屋スパフチーレを雇い、

マントヴァ公爵を殺して復讐しようとします。

辱めを受けてもなお、公爵が好きだと言うジルダ。

あ~悲しい女心よ・・・

 

リゴレットは、マントヴァ公爵が、殺し屋スパラフチーレの妹マッダレーナを

口説いている現場を見せ、あきらめさせようとするのですね。

この時に歌う曲があの『女心の歌』・・・ランランラン、ラッララ~

絶望するジルダ

 

マントヴァ公爵に口説かれたマッダレーナは、兄に頼んで、

マントヴァ公爵の暗殺を思いとどまってもらおうとします。

とうとうスパラフチーレも折れ・・・身代わりに他の男を殺そうと計画

その話を盗み聞いたジルダは身代わりになろうと決意するのでした・・・。

 

真夜中・・・。報酬と引き換えに、死体の入った袋を受け取ったリゴレットは、

遠くから聞こえる公爵の歌声『女心の歌』を耳にして驚愕

慌てて袋の中を確かめます・・・とそこには憎い公爵ではなく、

瀕死の愛娘ジルダの姿が・・・ 

ジルダの最後の祈りのことばに、リゴレットの悲痛な叫びが重なり・・・

ジルダは先に逝くことをわびて息絶えるのでした。。

 

この作品は主役が醜い道化師ということでも画期的でした。

でもこの映像。ヴィクセルのリゴレットよりバヴァロッティの

マントヴァ公爵の方がどうしても目立ってます

バヴァロッティはこの手の・・・女好き(?)の役柄は妙にはまりますねぇ

好色で脂ぎってて、なんで誘惑されちゃうのかしら・・・って

私のような理性的なオンナ(爆)から見たら考えられないくらいなのですが

やはり・・・そんなもんなんでしょうね。。

そしてジルダのエディタ・グルベローヴァ

コロラトゥーラなんても~絶品ですね。本当に素晴らしい美声です。

 

第一幕のド派手などんちゃん騒ぎの中、モンテローネ伯爵の怒りが

物凄い迫力で、ラストにも実に効果的に登場する見事な演出・・・ゾクッとします。

リゴレットが殺し屋スパラフチーレと出会う靄がかかった海辺(?)のシーンも

ジルダが登場する郊外の家での薄暗いシーンもとても幻想的で妙に美しい。。

第三幕の四重唱も凄い迫力で、何度観ても飽きさせない素晴らしい映像で

極上のオペラはやっぱり良いですね

 

それにしてもこれが実話とは、なんて悲しいお話なのでしょう。

人をバカにしたり・・・オンナを弄んだり・・・殺しを人に依頼したり・・・

身代わりで人を殺したり・・・う~む。。

 

素材提供:AICHAN WEB


チェネレントラ~アバド&スカラ座

2007-01-02 10:03:03 | お気に入りDVD

新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

元旦はとても良いお天気に恵まれて気持ち良い一年の初めでしたね。

本年が皆様にとって良い年になりますように。。
 
そんな願いを込めて大好きなオペラ映画を本年初投稿にさせて頂きました。

 

  アンジェリーナ:フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
  ドン・ラミロ:フランシスコ・アライサ(T)
  ダンディーニ:クラウディオ・デズデーリ(Bs)
  ドン・マニフィコ:パオロ・モンタルソロ(Bs)
  アリドーロ:ポール・プリシュカ(Bs)
  クロリンダ:マルガリータ・グリエルミ(S)
  ティスベ:ラウラ・ザンニーニ(Ms)
  ミラノ・スカラ座合唱団
  ロマーノ・ガンドルフィ(合唱指揮)
  ミラノ・スカラ座管弦楽団
  指揮:クラウディオ・アバド
    監督:デヴィッド・ワトキン
   演出、美術:ジャン=ピエール・ポネル

 

チェネレントラのストーリーは去年アップした記事をご参照頂くとして・・・

この映画、ジャン=ピエール・ポネルの演出は本当に見事ですヨ~。

鮮やかな映像とノスタルジックな映像が渾然一体となって
 
メルヘンチックな雰囲気を醸し出す世にも素敵な空間。。
 
そしてその中で繰り広げられるコミカルな・・・
 
そしてとってもロマンティックな作品なのです
 
 

一人一人が本当に生き生きとしていて、一人として無駄な動きがありません^^

従者達が表情豊かに飛び回り、とてもコミカルで楽しそう。。

全員が真っ赤な薔薇を一厘づつ持って登場・・・
 
王子様に化けたダンディーニが従者達が真っ赤な絨毯を敷き進める後ろから
 
颯爽と登場するシーンはワクワクします。

 

強欲でイジワルな男爵ドン・マニフィコ扮するパオロ・モンタルソロが
 
見事なはまり役コミカルに歌い演ずる様はあまりにも面白おかしくて・・・

特にダンディーニ扮するクラウディオ・デズデーリとの掛け合いがとても楽しい^^

二人の虚栄心の強い姉妹とも息がピッタリで何度も笑いを提供してくれます。

この姉妹もイジワルなんだけどコミカルで妙にかわいかったりして。。(笑)

 

一幕の終わりのシーン・・・
 
アリドーロが、アンジェリーナに舞踏会に行くよう、手配し説得するシーンは
 
とても幻想的で素晴らしい演出で、まさに映画ならでは、ですネ^^

このアリドーロも暖かい雰囲気で、大切な教え子ドン・ラミーロとアンジェリーナの
 
恋の成就の為にさり気なく画策する様子はまるで親切な魔法使いみたい。。
 
 

でもやはりなんてったってアンジェリーナ扮するフレデリカ・フォン・シュターデと

アライサ王子様がとってもとっても素敵なのデス

フォン・シュターデのシンデレラはまさにペローの童話から
 
そのまま抜け出てきたかのように清純で可憐で儚げな雰囲気・・・
 
あまりの愛らしさに思わず守ってあげたくなっちゃいます^^。

ラストの真っ白いドレス姿は眩いばかりの美しさ

そしてアライサ王子様の颯爽とした凛々しさや薫り高い気品、
 
甘いマスクもまた、まさに正統派王子様そのものです。

男爵と二人の姉妹の理不尽極まりない様子に猛烈に腹を立てて怒り狂い、

フォン・シュターデを優しく抱きしめてかばう姿にはも~
 
女心をくすぐられっぱなし・・・(笑)
 
「私と一緒にこの国を治めて下さい。あなたこそ私の妃だ。」
 
と大騒ぎの男爵邸から手に手を取ってアンジェリーナを
 
連れ出すシーンは最高に好き

 

この作品には「真心の勝利」という副題が付いているのですが、
 
まさに言い得て妙・・・ですネ。

最後、この上も無い幸せと栄光を掴んだアンジェリーナが、

散々イジワルをしてきた男爵や姉妹に対して見せる寛容の心は、

コミカルな演出の中にも、とても心を打たれ、涙せずにいられません。。

 

「私の報復は果たされました。この人達を許すということで・・・」

「お父様!私の夫!お友達!この瞬間に・・・!」

 

思わず男爵が駆け寄ってアンジェリーナの手を取り、
 
ダンディーニを中心に従者達が高らかに
 
「あなたこそ玉座に相応しい方だ」と歌い上げ、みんなに囲まれている様子は

あ~幸せってこういうことなんだな~なんてしみじみ思ったりなんかして・・・。

 

それにしてもラストにアンジェリーナが歌うアリアは本当に素晴らしい曲です。

2オクターブ半にわたる音域を自由自在にコロコロ華麗に展開・・・
 
真心の勝利を歌い上げる名曲はこの作品のラストを飾るに相応しい華やかさで、
 
全員の合唱と重なって本当に感動的

バルトリのアリアは鳥肌が立つほど素晴らしいけど・・・

本来のシンデレラのイメージにはやっぱりフォン・シュターデの方が嵌りますね^^。

 

今の時代、世界を見渡せばなんだか段々人間の持つ本来の優しさが
 
失われていくようで、相次ぐテロ、戦争と争いが絶えません。

個人の生活においてもあらゆる面から見て、弱者が強者にへつらい、
 
虐げられるパターンが妙に目につく嫌な時代になってしまった感が否めない中、

こんな素敵なオペラを観るとホッと心が癒されます。

 

一人一人がアンジェリーナのような、人を暖かく包み込んで許す寛容の心を
 
持つことが出来たならどんなに素晴らしい世の中になることでしょう・・・。

そう思わずにいられない、とても素晴らしいオペラ映画なのです。
 
 
 
素材提供:AICHAN WEB 

ラ・トラヴィアータ~ロイヤル・オペラ

2006-10-16 22:39:52 | お気に入りDVD

 久しぶりに堪能しましたゲオルギューのヴィオレッタ

美人というより愛らしい印象がありますが、いずれにしても絵になる方ですネ。

この公演に寄せられた賛辞の嵐は凄まじいものがあったそうで

「あたかも時間が止まってしまったかのような感激に浸らせた」

「ゲオルギューは心で歌うヴィオレッタを見せてくれた」等々。。

 

この公演でタクトを振った、かのサー・ゲオルグ・ショルティ曰く

「正直なところ、こんなにも素晴らしい”トラヴィアータ”が生まれようとは

予想すらしていなかった。―――実はたいへん難しいオペラなんだ。

まず第一にキャストだ。誰がヴィオレッタにふさわしく、

誰がアルフレードにふさわしいというのだろうか。しかも演出は―――」

こういったあらゆる迷いを吹っ切るきっかけとなったのが

ゲオルギューとの出会いだったそうで・・・大変な才能ですね。

 

でも素晴らしいのはアンジェラ・ゲオルギューだけではありません。

アルフレード・ジェルモンのフランク・ロパートや、

ジョルジュ・ジェルモンのレオ・ヌッチもまさに原作のイメージそのもの。

やはり美男・美女が主役の舞台って良いですネ^^

 

そしてサー・ゲオルグ・ショルティですヨ~。。

あの下から睨みつけるような独特の視線表情仕草

・・・ちょっと怖いです・・・

でも・・・流石ですヨ~やっぱり

 

第一幕・・・ヴィオレッタの客間にて華やかな宴が行われてます。

ここでアルフレードはかねてから憧れていたヴィオレッタに紹介してもらうのです

が!冷たくあしらうヴィオレッタ

乾杯の音頭を一同に促されたアルフレードは、

ヴィオレッタに「是非」と言われ「乾杯の歌」を歌います。

ここで冷たかったヴィオレッタが素晴らしい歌に惹き込まれて唱和

美しい二重唱へと発展 

 

ここから先は二人の独断場ですねぇ。。

急に気分が悪くなったヴィオレッタを心配し、客達が別の部屋へ移った後

一人残って健全な生活をするようヴィオレッタに訴え、

初めこそ相手にしなかったヴィオレッタでしたが、次第に心を動かされ

胸に挿していた椿の花をアルフレードに差し出して

「この花が萎れた時、再びお眼にかかりましょう」と約束するのです。

 

この後、一人になったヴィオレッタが「私の心は今までになくときめく」

「不思議だわ、不思議だわ」「ああ、そはかの人か」と

立て続けに複雑な心情を歌うシーンは同じ乙女として(爆)

胸がキュンとなります

 

この後、「私がそんな純情な恋など望むのは無駄なこと。

快楽を求めて楽しむのよ、花から花へ」と自暴自棄に歌うヴィオレッタですが

窓の外で、恋の想いにまだ去りやらぬアルフレードの歌声が聴こえてハッとし、

また振り切るように「馬鹿馬鹿しい!楽しむのよ」―――

でもまたアルフレードの愛の主題が―――

でも最後に振り切って「楽しむのよ~」と歌い、幕。

 

この、純情なアルフレード青年の真摯な情熱に心打たれ、

真実の愛に目覚めるヴィオレッタの複雑な心情を余すところなく描いた

第一幕はとても好きです。

出来ればこのまま結ばれてハッピーエンドになってほしいと

何度思ったことでしょう。

でもそれじゃ人々の涙を誘うことなど出来ませんものね。。

 

第二幕では、アルフレードの真情に打たれたヴィオレッタが今までの生活を捨て

パリの郊外にある田舎家で安らかな日々を送る様子からスタート。

でもお金がないこと、そしてアルフレードの父上が登場

アルフレードのかわいい妹の為にあきらめてくれと懇願されたこと等から

自分が去ることで総てが解決するのならと別れを決意する第一場。

ここで登場する父上役のレオ・ヌッチ とても素敵なおじ様です^^

それにしても「せめてあなたの娘として抱いて下さい」と訴える

ヴィオレッタの真情を思うとも~切ないのなんの。。

 

そしてかつて放埓な生活を送っていた頃の仲間フローラの豪邸に

再び舞い戻ったヴィオレッタと、後を追って現れたアルフレード。

ヴィオレッタをあきらめられず、一緒に去ろうと抱きしめるシーンは

同じ乙女(爆・・・またかよ^^;)として胸キュン

あ~なんて切ないのかしら。。

けど父上と約束したヴィオレッタは振り切って「男爵を愛してる」

激情したアルフレードは、カルタで男爵から巻き上げたお金を

ヴィオレッタに投げつけ、ショックのあまり倒れるヴィオレッタ。

ここでの激しいやり取りはこの歌劇の最も盛り上がる場面の一つですね。

 

そして第三幕・・・衰弱しきって余命いくばくも無いヴィオレッタです。

父上ジェルモンからの手紙―――「あなたは約束を守って別れて下さった。

―――あなたの真実の心を彼に打ち明けたので、彼は許しを乞いに

あなたを訪ねることと思います」―――「もう遅いわ―――」

ここは本当に哀切極まりないシーンですね。

「さようなら、過ぎ去った日々よ」と歌う悲痛なアリアが涙を誘います。

 

最後に間に合って駆け付けたアルフレード・・・そしてジェルモン。

ヴィオレッタとアルフレードの切なくも美しい二重唱「パリを離れて」は

本当に・・・とても美しい名曲です

「私の死んだ後、心の美しい女の方があったら、どうぞその方と結婚して」

悲嘆にくれるアルフレードに切々と語りかけるヴィオレッタです・・・が!

「不思議だわ、あの痛みが消えてしまった。すっかり良くなったわ」

と、突然立ち上がり、舞台を駆け回った後、容態は急変!

アルフレードの腕の中で事切れる。

ここは・・・とても新鮮な演出で・・・びっくりしました~。。

 

でも本当に素晴らしい舞台で、観客も総立ち万雷の拍手

いつまでもいつまでも鳴り止まないアンコールの声

次々舞台に向って投げられる花や花束

う~ん。。オペラってやっぱり良いですネ

 

素材提供:AICHAN WEB


メリー・ウィドウ~チューリヒ・オペラ座

2006-09-04 10:39:11 | お気に入りDVD

 まだまだ残暑が厳しいですが、皆様いかがお過ごしですか?

私は・・・やはりバテテます~

ひょっとしてどこか悪いのかな~とちらっと思ったりもしてます

 

で。。気分転換にDVDでも観ようと思い立ち、少し前にアップした大好きな作品、

メリー・ウィドウのチューリヒ・オペラ座版を久しぶりに堪能しまして

この楽しい作品をもっと多くの方に知って頂きたいな~と思った次第であります^^

「メリー・ウィドウ」とは陽気な未亡人のこと。

どうしてもオペラに比べると軽く扱われがちなオペレッタですが

そのオペレッタの中で「メリー・ウィドウ」は破格な扱いです。

日本ではあまり知られてないかもですが、本場でのその人気は相当なもの。

 

そしてヨーロッパでもトップクラスのチューリヒ・オペラ座は

一生に一度は行ってみたい場所のひとつです。

スイスの美しいチューリヒ湖畔にあるこのオペラ座は

ギリシャ風の重厚で美しい、伝統ある建物

そのオペラ座の管弦楽団&合唱団、フランツ・ヴェルザー=メスト指揮で

行われたメリー・ウィドウは期待に違わず、とても楽しい舞台でした

 

ゴージャスなステージ・デザイン、リアルな貴族の館や衣装等、

とても凝った演出に魅了され、更にラストの盛り上がりの楽しさ、華麗さ、

何気にロマンティックで美しい雰囲気を醸し出す主役二人の力量等

本当に素敵な作品なのですヨ~。。

 

オペラ及びオペレッタの魅力の一つは舞台の前の緊張感ですね。

万雷の拍手の中、指揮者が颯爽と登場オケのメンバーが総立ちで出迎える。

指揮者が第一ヴァイオリンと握手、舞台に向って一礼、サッと指揮棒を上げる。

う~ん。。ワクワクしますねぇ

 

二人のヒロイン、ハンナ・グラヴァリとヴァランシェンヌ男爵夫人・・・

中でもヴァランシェンヌ男爵夫人扮するウーテ・グフレラーがとても良い

チューリヒ歌劇団の中でもトップクラスのスターというだけあって

役者なのですヨ~。随所で笑いを取るところは流石

あのカンカン・シーンでも大活躍します

このカンカン・シーンは舞台によって様々な楽しい趣向を凝らす名物シーンで

この舞台では(も?^^)ちょっとエッチ・・・^^。一瞬ドキッとしました・・・

 

男性陣だけで「女は謎だ・・・」と唄い踊るシーン。

女性陣だけで「男は謎だ・・・」と唄い踊るシーン。

それぞれの気持ちを愉快に軽快に絶妙に表現する楽しいシーンも大好き

 

ダニロ・ダニロヴィッチに扮するロドニー・ギルフリーが野性的な印象で

伯爵という感じでないのがちょっと残念かな~ということ

ハンナに扮するダグマル・シェレンベルガーが、ラブ・シーンにもかかわらず

妙に笑顔が多いのが・・・それもかわいい笑顔じゃない

のが玉に瑕かな~とは思いますが・・・

でもやっぱり二人のラブ・シーンは素敵です

第三幕の「メリー・ウィドウ・ワルツ」をデュエットで歌うシーンは

観ている人達も目のやり場に困るくらい・・・なわけないですね^^

 

でもなんてったってアンコールの飛びっきりの演出が最高でした

やはり絶妙なタイミングで男爵やダニロとのやり取りを披露して

笑いを提供してくれた退役陸軍大佐が、

指揮者メストがアンコールの舞台に上がった隙に指揮台に立ち・・・

慌てて抗議するメストを二人のヒロインがお色気で迫って一緒に歌う^^

ま~最後の最後まで大拍手と爆笑とアンコールの嵐で

この日の舞台を観劇出来た方達にとっては忘れられない夜になっただろうな~

と思わずにいられない楽しい楽しい舞台でした。

 

スイス湖畔のチューリヒオペラ座に飛びっきりのお洒落をし

素敵な男性にエスコートされて過ごすオペラ座の夜

う~ん。。素敵だわぁ。。

 

素材提供:AICHAN WEB


BBC版『高慢と偏見』

2006-01-28 21:03:52 | お気に入りDVD

 エヘ

あ。。スミマセン。。。いきなり壊れてます・・・

でもこれ、観てると本当ににやけちゃうのですヨ~。。

 

英国文学の名作ジェーン・オースティン作『高慢と偏見』の映画版が

遂に日本公開となり、沢山のサイトで取り上げられていて

どんなだったのかな~と興味深く読ませて頂きましたが結構好評ですね。

でもBBC版の方が原作に忠実、という言葉を多く目にし・・・

実際、映画を観に行く時間を取れないことも手伝って・・・

遂に買っちゃいました

で。。も~かじりつきで観てしまった結果・・・冒頭のエヘなのです

あ~、この作品について、沢山のオースティン好きと一晩中・・・

心ゆくまで語り合えたら、どんなにか楽しいでしょうね~

 

ストーリーは原作をアップしてますので省略デス。

とにかくキャスティングが最高

流石、本国英国で記録的な視聴率をマークしただけありますね~。。

冒頭の、ミスター・ピングリーとミスター・ダーシーの乗馬シーンから

この作品の持つ勢い、優雅さ、雄大な景色等、美事に表現されていて

も~ワクワクドキドキ

 

皆さんが口々に仰るコリン・ファースのミスター・ダーシーは・・・

本当に素晴らしいです~。。

何が良いって・・・やっぱあの「眼」でしょうね~。

どこまでもリジーだけを見つめるあの鋭い視線

強烈ですヨ~ホント。。

世界中の女性を虜にしてしまうだけのカリスマ、オーラ

まさに完璧なミスター・ダーシーだと思います。

でも対するリジー役ジェニファー・エイルも負けてませんね

明るくて溌剌としてて・・・何より笑顔が最高

ダンス・シーンの優雅さ、一人で野原を嬉しそうに駆け回る無邪気さ、

仲良しのジェーンやパパ・ベネットと語り合う様子とかetcetc・・・

これまた完璧なリジーですね~。。

 

そしてジェーン演じるスザンナ・ハーカーも素敵です。

最初は原作にある飛びっきりの美人・・・というにはちょっとな~と思いましたが

リジーのあの強烈な個性の前に、どうしても影が薄くなってしまうジェーン役を

ここまで美事に演じるのって・・・凄いな~と思います。

静かな抑えた演技・・・。ジッと耐える様子・・・。

どんなに好きでも望みが無い、と確信した時の悲しみ・・・。

「心配しないで。元の私に戻るわ・・・」

辛くて切なくて苦しい想いを抱えつつ、決して相手を責めたりしない優しいジェーン。

それゆえに、最後に幸せを掴んだ時の、抑えようとしても抑えきれない、

あの込み上げる溢れんばかりの喜びが怒涛の如く迫ってきて

思わず感情移入して泣いてしまったのは私だけで無いハズ・・・。

「あ~リジー幸せ過ぎてこわいくらい・・・。」

正直・・・主役二人の心を通わせるシーンより感動してしまったかも。。

 

脇役も良いですね~。

やはりミスター・コリンズの気持ち悪さは筆頭に語るべきでしょうね

うっわ~き、きもい。。

でもリジーの親友シャーロットの言葉や行動は、

当時の女性たちの置かれた立場を如実に物語っていて、

原作で感じた以上に分かりやすかったです。

この辺は・・・同じ女性としてなんとも切ないですね。

 

語れば限がありませんが、個人的にどうしても外せない人物は

なんてったってキャサリン・ダ・バーグ夫人

この人ばかりは映画版ジュディ・デンチの方が圧倒的迫力なのではないかと

思われますが、実際映画をご覧の皆様はどうなのでしょうね?^^

原作でも強烈に思った事ですが、リジーが幸せを掴んだ決定的瞬間が

このキャサリン夫人との一騎打ちシーンと確信しているのです。

「身分をわきまえなさい」

高飛車に横柄にリジーに詰め寄るキャサリン夫人に対して

毅然と振舞うリジーの様子・・・あのセリフ

たとえ身分が違っていても、周囲の反対がどれ程であろうとも

本来、到底手の届かないミスター・ダーシーがリジーに惚れこんでしまったのは

このリジーの潔良いまでに正直なところ、独立した精神ゆえ・・・なのでしょうね。

まさに世界中から愛されるヒロイン も~大好きです~

 

あ~。。まだまだ語りたい想い溢れそうなくらいなのですが・・・

いい加減、この辺で終わりにします・・・

 

写真提供:KUSU様