薫山とユッキーのブログ

本・映画と徒然なる日記です。
キティちゃんのコレクションも始めました。

出家とその弟子 著者:倉田百三(ヒャクゾウ)

2006-04-24 22:18:25 | 
高校時代に国語の先生に読むことを強制させられて読んだ本です。
内容は、親鸞(浄土真宗の教祖?)とその子供、弟子の唯円の3人が主な登場人物となって愛情と信仰における心の葛藤などが描かれた作品です。
[現在は入手難かも?本屋で置いてるのを見たことありません]

題名から、とても地味でつまらなさそうで、下手すると怪しげな宗教本の類かと、当時は恐る恐る読みすすめたものでした。
まだ若かったので、本といえばスパイ小説のようなものしか読んでいなかったので、こんな本はとても読めないと思っていたのでしたが、この本は、薫山にとって新しい発見を得た本なので、ちょこっとブログしてみました。

まず、小説だと思っていたら、これは戯曲と呼ばれる分野の本なので、脚本のように台詞だけで話が語られるので、ちょっと新鮮でした。

重いテーマとかまえていたのですが、一気に読み進めることができる内容でした。有名な本らしいので、学生時代に読まれた方も多いのではないでしょうか?(読後になかなか考えさせられる余韻がありましたね)

この本のおかげで、戯曲に興味がわき、いろいろと戯曲を読みすすめる端緒となったものです。
次回からは、戯曲本関係をブログしたいと思います。
(また、ブログの閲覧数が減りそうな予感w。最近はユッキーのキティちゃんブログに負けっぱなしです

薫山