薫山とユッキーのブログ

本・映画と徒然なる日記です。
キティちゃんのコレクションも始めました。

Diablo3

2012-05-19 21:08:10 | 薫山雑記ノート

若かりし頃に熱中した、あのDiabloに3が出ました。

買うつもりはなかったのですが

トレーラー観たら、景色の美しさに惹かれてBUYボタンをクリック。。。

便利な世の中になったものです。

ソフト開発会社のBlizzard社のホームページから直接ダウンロード購入が可能です。

巷の輸入業者の価格より、円高なのでドル立て購入がお得。59$でした。

全部英語ですが、オプションで英語字幕表示可能!

おまけにログがチャットウィンドウの履歴に残るので、聞き取りにくい不安はなくなりました。

とにかく村や遺跡などの光と影が美しくて、ただ歩いているだけでも楽しい。

昔遊んだことがある方にはお勧めです。

<良い点>
・アイテムの優劣がすぐにわかるように着用アイテムと保持アイテムの比較が終わってないものは白い枠で表示
・ストーリーが重厚、会話の途中にイベントが発生したり、かなりドキドキします
・落ちているアイテムがクリックしなくても歩いて通るだけで拾得可能
・レベルアップ時のエフェクトが派手
・やりこみ要素のためのアチーブメントが豊富
・本好きにはたまらない、本の断片集めの要素あり
・リアルボイスで話すNPCが豊富

<悪い点>
・ネクロマンサーがいない。。。なんだあの変なウィッチドクターは!!

薫山

 

 


のぼうの城 著者 和田竜

2012-05-05 16:06:52 | 

戦国物の小説は読んだことがありませんでしたが、
以前本屋でフェアまで行われていた本だっので
ブームが去った今頃になって読んでみました。

これは、もお予想をかなり上回る面白い内容です。

北条氏滅亡間際より話が始まり
舞台は成田氏!?

知名度低い武将の国が舞台です。

当時最大の小田原城攻めと小国の忍城の城攻めの対比。

登場する人物の魅力的な人物

石田光成の大軍を前に籠城戦。。。
なんだか、結末が予想されてしまうような悲壮感漂う展開もありますが
エンディングは読者の予想を裏切る内容かと思います。
(歴史に詳しい方だと意外性はないかも。。)

こんな戦いが歴史上あったなんてびっくりです。
上下巻でしたがあっという間に読み終わりました。

映画化されたと聞いていましたが、話の中の水攻めが
津波を連想するので、上映が先延ばしになったようです。

映画のキャストは、あれれな人物だったので
小説で十分な気もします。

薫山


偶然のラビリンス 著者デヴィッド アンブローズ

2012-05-04 14:51:21 | 

偶然をテーマにしたミステリーのようなお話。

前半は実際に起きた偶然にまつわる数々の実際に起きた事件の
紹介もあり、面白いのですが
この作者のお約束のような驚天動地の転換点が
中盤過ぎに発生します。。

この転換点ですが、真に受けるかしないかは
読者の視点でいろいろなことが想像されるので
ストーリーの背景が非常にもろく不安定なので
好きだという人が少ないのだと思います。

人にはすすめませんが、、、この作者の作風は好きです。

薫山

この転換点の話が好きだという人はいないと思いますが
参考までに、、、

結末のネタバレにもなりますので
ファンの方で未読の方はここから先は読まないようにお願いします。

 

 


突然、この世界は観測者によって構築された世界というぶっ飛びの内容に飛躍するのですが
実はこの話、宇宙論の中で少数意見ですが
おなじ趣旨の説を論ずる意見もなくはないのです。
(マイナーすぎる説ではありますが、、、宇宙論の中では11次元説なるものもあったりします、、、)
だからといって、この説を支持する気持ちはありません。。

無から発生したビッグバンより、地球だけで見ても
生物の多様性が一種のプログラムのような形で具現化しているという考えのものです。

そして、この作者特有の伏線の張り方が巧妙すぎて複雑すぎるので
普通に読むと荒唐無稽な話でくくられて終わってしまうのが
残念です。