幻想的な表紙、そしてフィリップKディック賞作品とのことなので
買って読んでみました。
世界観はブレードランナー、マトリックス、ニューロマンサーのような
ハードSFです。
人間の魂がデータ化!!された未来で恒星間移動も
データ伝送のような形式で移動し、人体に相当する
躯体をオルタードカーボンというもので身にまとう世界設定です。
このため、魂?精神?そのものは、その人なのに
外観は別人ということも可能となっています。
主人公がエンヴォイという特殊な訓練を受けている人物のようでは
ありますが、存在感が薄く、むしろ敵方の方が強烈なインパクトが
ある人物が多いです。
暴力表現も、ものすごいシーンが随所にあり、、、
とても人には、おすすめできない内容でした。。
映画化されるとも書かれていますが、実写だと難しい表現も
多い様な気もしました。
もう少し暴力表現の少ない他の作品も読んでみたい気もしました。
薫山