薫山とユッキーのブログ

本・映画と徒然なる日記です。
キティちゃんのコレクションも始めました。

ガーデニング

2008-02-26 18:06:59 | 日記
春です、お花のシーズンがやってきました。
我が家はマンションなのでガーデニングといっても鉢植えです。
寄植えの鉢が二つあります。しかし、素人のユッキーは寄植えの鉢二つを
枯らしてしまいました…。ベランダがとても寂しくなってしまったので、
近所にあるホームセンターに出掛けて行き、パンジーとなでしこを買ってきました。慣れない手つきで枯れた植物を取り除き、新たに植え替えをしました。
最近は強風が続いたりベランダにも強い風が当たっています、
パンジー、なでしこのお花は風にあおられながらもしっかり咲いています…
ユッキーは少しホッとしています。

ユッキー

天使と悪魔 著者 ダン・ブラウン

2008-02-24 09:51:44 | 
ロバートラングドンシリーズの1作目で、日本ではダヴィンチコードのほうが有名ですね。
この作品もキリスト教徒、秘密結社、そして反物質が登場します。
反物質ってSFの世界のものだけだと思ってましたが
すでに人類は生成に成功していたようですw
すごいことですよね。

読後の感想は、ダヴィンチコードよりもこちらの作品のほうが面白かったように思えます。
登場人物のうち、カルロ・ヴェントレスカという神父が登場して、その人の言葉は
実に感動を覚えるものだったので、このまま終われば
キリスト教を崇拝する立場と、それを否定する立場とが
公平な視点で書かかれていたいい作品だと思うのですが

ダヴィンチコードもそうですが、作者はキリスト教に恨みでも
もっているのか、この作品も結局エンディングは、、、、、
となってしまうので
ダン・ブラウンの作品はあまり好きではありません。

しかし、とても面白い作品なので、悔しいけど
次作も読んでみようと思います

私は、キリスト教信者ではありませんが
キリスト教の教義や聖書を根底から否定するような内容を
暴くのはいけないことのように思えます。
あくまでも小説ですが、小説の冒頭に「事実に基づいて書かれている」と
書くトリックが読者を誤認させる点であって
小説の内容も事実と相違する点や断定できない点は多々あります。
このため、盗作疑惑やキリスト教会からのクレームなど
いろいろと問題を起こしているのもベストセラー作家となってしまったには
節度ある文章を書くべきではないかと思いました。

薫山

スーパーメガウェンディーズ

2008-02-11 08:41:25 | 食べもの レストラン
町を歩いてたら、この看板が目に飛び込んでしまい
おびき寄せられるようにお店に入ってしまいました

とにかくでかいです!

バーガーキングよりも

メガマックよりも

このハンバーガーは巨大です。

お店で食べたら、下品にも大きな口をあけないと食べられません。
汁もぽたぽた落ちて、テーブルも結構汚してしまいましたw
(ちゃんと拭きましたけどね)

大きなハンバーガー好きな方、一度お試ししてみたらいかがでしょうか?

薫山

殺しのテクニック 監督 フランク・シャノン

2008-02-10 10:08:05 | 映画
1966年7月製作のイタリア映画です。
ストーリーは、プロの暗殺者の生き様を描いた作品ではないでしょうか?

主人公のロバートウェッバーが、はまり役で
とても渋い演技で、古い映画ではありますが
なかなか楽しめました。

しかし、冒頭での狙撃シーンはいただけませんでした。。。
おもむろに黒のアイパッチを取り出して、
目に装着するのですが、片目をつむればすむじゃないですかw
これは、あきらかにかっこつけてるだけですね^^;;

バンバン撃ち合うシーンは無くて、
狙撃銃を使うにせよ、拳銃を使うにせよ
ワンショットワンキルが徹底されてます。

頭は切れるし、狙撃よし、早い抜き撃ちよし、格闘よし、尾行もまきますし
酒はやらないというポリシーもあって
プロの演出はよくされてあります。
[冒頭のアイパッチが無ければ、、、悔やまれますw]

バレリーナから転向したジャンヌ・ヴァレリーは
きれいな女優さんでした。
おばあちゃんになるまで、いろいろと映画に出演している方のようです。

この映画は、シリーズ化されているようになっていますが

「続殺しのテクニック」「新殺しのテクニック」も
観てみようかとネットで調べたら
まったくの別の話で、本作品のような
殺しのプロが出てくるようなストーリではないみたいです。
本作で・・・となったフランコネロが
三作目の主人公ですが、役柄は別物ですし
この二作品はまったくの別作品なのに
なぜかシリーズ化しているようになってます。

あやうくだまされるとこでした

薫山

オデッサファイル 著者 フレデリックフォーサイス

2008-02-03 09:07:25 | 
<あらすじ抜粋>
オデッサ(ODESSA)とは元ナチス親衛隊隊員の救済を目的とする地下組織[ドイツ語でOrganisation Der Ehemaligen SSAngeho:rigenの頭文字の略称]で、その存在は公然の秘密とされている。リガの殺人鬼と呼ばれた元SS高級将校ロシュマンを追って、この悪魔の組織に単身挑む一記者の戦慄の追跡行。

簡単なあらすじだけでは、あまり面白くなさそうなテーマですが
フォーサイスの本は学生時代に「ジャッカルの日」を読んで
はまった経験があったので、いつか読もう読もうと思いつつ
今日に至ってしまいました。

読んで驚いたのが、ナチスが行ったユダヤ人の虐殺のことで
史実では勉強していましたか
これほど凄惨なものとは思ってませんでした。

また、主人公の記者がなぜ命がけでロシュマンを追うのか
動機付けがおかしいのではないかと、さめた感じで読み進めていましたが
真の動機が明らかとなり、驚きでした。

ストーリーの複線として、大規模なテロも計画されるわけですが
それも史実に基づいた事件をモチーフにしているので
ほんとにどこまでがほんとの話でフィクションがどこなのか
わからなくなり、物語に引き込まれてしまうのはさすがですね。

冒頭のオデッサという組織も架空なものかと思ってたら
実在して新聞記事にもなっていたとのこと。。。。

時代設定が、携帯電話のない1960年代なので
いろいろと同年代でないとできないことが
書かれていて、フフフなところもありました。

薫山



ワーズワース詩集

2008-02-02 20:57:24 | 
がらにもなく、詩集を読んでみました。
自然礼賛の詩人といううわさだったので
かなり期待して読んでみたのですが
出版社が悪かったとです。。。。

初版が1938年9月で改訂がないので
日本語訳が、、、同じ日本語とは思えない表現で
岩波文庫の出版方針にこれは異議を唱えたくなりました。

気を取り直して
感想は、思ったより自然をテーマにした詩にしては
心を打つ作品は少なく、ゲーテやシェークスピア、ワグナーの戯曲の方が
感動するかも

けど自然をこれほど崇高なものにとらえた詩はなかなかないんでしょうね

いずれにしても現代日本語訳を切に要望します。

傑作と評価されている作品よりも「虹」という詩がよかったです。

「虹 ワーズワース
わが心は躍る
虹の空にかかるを見るとき
わが命のはじめにさなりき
われ、今大人にしてさなり
われ老いたる時もさあれ
さもなくば死ぬがまし
子供は大人の父なり
願わくばわが命の一日一日は
自然の愛により結ばれんことを」

訳が古めかしいので、いまひとつですが
雰囲気は伝わりますよね。
偶然に見かけた虹に対する熱い想いを
ここまで熱く語る詩はそうそうないですよね

自然の美しさに対する気持ちを再認識する気持ちも持つことができました。

子供は大人の父なり

という表現は、彼の他の詩にも出てきますが
幼年期の想いが大人になったときの考え方などの基礎となるという
ことらしいです。

詩集の中に「ヤロー」について語られる詩が二編あって
「ヤロー」を野郎と勘違いして
なんてひどい詩なのだ、、理解できない^^;;;
と思ってたら、あとがき読んだら
「ヤロー」は地名であることがわかりました。
自然を擬人化して、表現するとこがあるので
勘違いしてました

薫山