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Eko's スクール日記

米国ロースクールJD課程に在籍中です。こちらは旧ブログなので更新はありません。

Registration & 追い込み

2008-04-17 05:36:37 |  Study Law
今日は夏&秋学期の科目登録。
留学生はhealth insuranceを買わないと登録できないので、急いで買って(年間で1300ドル)、course scheduleをジロジロ眺めて、今日に備えました。

2L,3Lは昨日、一昨日がregistration開始で、1Lは今日の正午から。みんなカウントダウンしながら待って、時間になるといっせいにアクセスしました。
しかしショック。秋のcontractsで大好きだった教授のbankruptcyは、上級生ですでに一杯。Trademark lawも一杯。Business organizationもダメ。
でも何とか、希望ラインに沿う科目が登録できました。。ほ。
今のところは、

corporation, administrative law, immigration law, patent law, art law

です。ビジネス&IP系のintroductoryっぽいもので、その中でもなるだけ分野が微妙にばらける、時間割的に一度に3時間以上連続しない、教授の評判が良い、試験がmultiple choiceとかtrue-faulseヘビーでなくてエッセイ中心、など考慮しました。
この中で、art law(IPに分類されている)は完全に趣味だけど、IPだけでなくcontractsとかinternational系とか、意外と法律的にも面白そうです。他学部の学生(artとかarchtecture)の人も登録できる科目なので、メンバー的にローばっかりでなくて一息つけそう。

夏の間も秋学期始まってしばらくも、結構add&dropが多いらしいので、虎視眈々とbankruptcy狙っていきたいと思います。

うちのセクションは、明日で授業が終わって、来週火曜日(= Pennのprimary日)が試験初日なので、今は追い込み中。試験科目はciv pro, con law, propertyの3科目、全科目でアウトライン作ってるんですが、私の場合回り道そうでもこれが一番確実な方法なのです。(アメリカ人の学生は作らない人も割りといます。)全体像理解できたら、そろそろ過去問です。
つい最近「げっ まだ準備できてないのにもう試験っ!!」なんて悪夢を見てしまった。。
がんばります。


今日の空、午後6時ごろ。雲ひとつありません。


いよいよ

2008-04-09 08:09:11 |  Study Law
Oral argument終わりました。
練習の時より大分うまくできた。完璧ではなかったけど、でも十分満足です。
本物の法曹が3人並んだbenchから、8~10個くらい質問があったのにも、uhhとかあまりつまらず、ちゃんと答えることができたし。

職探しももう打ち切り。
十分いい仕事、すでにゲットしてるしね。
後はいよいよ、試験に向けて頑張ります。

試験が終わったら、

車を買って、
美容院に行って、
州内を1週間くらい旅行して、
仕事が始まってちゃんとお給料がもらえて、
仕事の合間に出来たらニューイングランドにちょっと帰って、
仕事が終わったらちょっと日本にも帰る。
かわいい甥っ子、イケメンヘアサロン、おいしい日本食、おしゃれな表参道が待っている。
その後は、早速来年夏に向けての就職活動始まるけど、それはまた別の話。

あと3週間ちょっと頑張れば、夏休み。
楽しい夏休みを思い描きつつ、頑張ります。

Wow

2008-04-02 09:21:17 |  Study Law
今学期ずっとwritingのペーパーを添削してくれていたTAが、Law Reviewの Editor-in-Chief(編集長。一番えらい&優秀)だと、昨日初めて気づいた。
ウェブに載ってる写真と実物が全然違って見えるから、分からなかった。

どーりで、ギラギラガツガツしてなくて落ち着いてるのにどうしてもさりげなく、頭の良さがにじみ出ちゃってると思った。

(TA(teaching assistant、上級生)は、一つのwritingのクラスにたくさんいて、大体1人で3,4人の1Lを担当してくれています。もちろん、全員がlaw review memberというわけではありません。ちなみに、writingのクラスは全部で8つあります。)

Now you can say I am fortunate.

あー 知ってたらもっといろいろ聞いておきたかったな~。
でも、さすがというかやっぱり、コメントや指導は良かったです。Oral argumentについてのも含めて。
ペーパーは褒めてもらったし、まいっか!



The Jury Duty

2008-03-30 07:50:20 |  Study Law
今日は初jury経験してきました。
もちろん、本物じゃないですけど。
ロースクールのクリニックのトライアルのためです。
実際の事件を基にした架空のケースを使っていました。

ケースは、生命保険をかけて3週間後に死亡した被保険者(日本語合ってる?)の死因が自殺か事故かということを巡って、自殺として保険金の一部の支払いを拒んだ保険会社を、支払いを求めて遺族が訴えているというものです。

上級生が、opening argumentから証人尋問、そしてclosing argumentまでやるんですが、私を含めてjuryは5人。1Lが3人とundergradが2人でした。
法廷でのやり取りを聞いた後、評議に入るんですけど、全員一致の意見を形成するのは難しかったですね。
45分deliberateした後結局hang juryになっちゃいました。
でも、同じケースで今日の午後は全部で8つのトライアルをやってたんですけど、他のところは5分とか10分とかで結論に至ったとか言ってました。

Juryって、言うは易しいですけど、実際にやるのは難しかったですね。
特に全員一致というのが、やっぱりみんな第1感で思ったことをなかなか変えないし、そのうち帰りたいから合意に至ろう、みたいな空気が出てきたりして。
当事者の人生がかかっている実際の事件では自分のバイアスとか帰りたい空気とか、そういうのと戦って、結論に至るのはすごく重責で大変だとつくづく思いました。
(裁判員とか、大丈夫?)

弁護士のパフォーマンスやケースをどう組み立ててプレゼンするかなども含めて、非常に勉強になりました。(Litigatorになるつもりはないけど、一般的に)

あと、印象的だったのが、2人のundergradたちもしっかり議論に参加して、しかもいい議論をすること。
ロースクール生相手に、変な遠慮とかするんでなくて、自分はこう思う、というのをはっきり主張していて、日本人のメンタリティとの違いをまた感じました。
(もちろん、juryは一般人のcapacityでやるんだから、ロースクール生相手に遠慮する必要は全くないんですけどね。)

今日の舞台のcounty courthouse。新しくて立派な建物で、正直ちょっと驚いた。



ほっとした

2008-03-29 06:48:03 |  Study Law
今週も疲れた~
でもいいことあった~

すごく苦戦したけど、ようやく何とか、1L summer(1Lと2Lの間の夏)にする仕事が一つ決まりました。
うちの学校の教授のresearch assistantです。

ロースクール1年目、どころかfirst semesterが終わる前から就職活動が始まるわけなんですが、この時点での就活は、もっぱら1L summerに向けてのものです。
夏に法律関係のことをやるのは、ロースクール生にとってすごーーーーーく大事なんですが、ではなぜそんなに大事なのか。

1L summerで卒業後の仕事まで決められる場合もありますが、圧倒的大多数のロースクール生はそういうわけにはいかない。
Law firmは、1Lをほとんどsummer associateに雇いませんからね。
しかし、1L summerにどういうことをやったかは、レジュメに書くし、2L summerのためのlaw firmとのinterviewで、必ず聞かれます(らしいです)。
ここで、法律関係のことをやったと言えて、具体的に何をやってそこから何を学んだかを語ることができるのが、超重要なんです。

一番いいのは、もちろんlaw firmのサマアソですが、裁判官の下でのinternshipもいい。特にfederal judge。
それと各種機関でのinternship。Attorney General Officeとか、legal aidとか、defense attorney officeとかですね。White Houseっていうのもある。私はUS citizenじゃないから無理だけど。
一番悪いのは、(何もせずふらふら遊んでたというのは論外として)法律と無関係の仕事をすることなんです。

サマアソや一部internship, fellowshipを除くと、internshipなどは基本的に無給。それでも、みんな「経歴」が欲しいから、必死でアプライするんです。

私の場合、相当苦戦しましたね。
最初law firmsにレジュメを送ったんですが全滅。
冬休みまではlaw firm関係で手一杯で、春学期が始まったら勉強で就活する余裕がなくなってしまいました。
春休み前から改めて各種internshipに応募を始めたんですが、rejection after rejectionで凹みまくり。
何しろ、うちの学校だけで1Lは400人くらいいるし(まあ全員が就活してるわけじゃないけど。study abroad programに参加する子とかもいるし)、州では一番の学校とはいっても、もちろん他の学校もあるわけで。これにさらに、まだ仕事が決まってない2Lも加わる。
先日別の教授がRA募集をしたんですが、私も即応募しましたけど、教授は多分、軽く100通はレジュメを受け取ったんじゃないだろうか。
周囲にも、まだ何も決まっていない子がたくさんいます、というか、決まってない子の方が多数派かも。

そんな時、授業の合間に友だち3人くらいと教室に残ってランチを食べながらおしゃべりしてたんです(私はあんまり教室には残らないんですが、このときはたまたま)。
そしたら、誰か教室に入ってきて後ろのほうの席で勉強を始めたんですが、私たちが夏の仕事が決まってないとか話をしてるのを聞いて、話しかけてきました。
結局この人は、law review memberの2Lで、私たちのcon lawのturoring sessionを担当してるtutorでした。
その彼が、自分は何をやったか、どういうことをやるべきか、色々役に立つ話をしてくれて、最後に、con lawの教授がRAを探しているという情報をくれたんです。
自分も、去年とある教授のRAに応募して選ばれたんだけど結局裁判官のところでinternshipをやった、でもRAは、レジュメにも書けるし、教授との関係も築けるし、給料ももらえるし、いいよ、と言って。

で、今週、ダメモトでcon lawの教授のオフィスにレジュメを持っていったら、即採用でした。
You are hired.の言葉がすごく嬉しかった。

Internshipで、実際の仕事を経験してみるのはもちろん有益なので、まだ返事の来ていないところもあるしそっちも探し続けますが、とりあえず一つ確保したというのはものすごく心理的に楽です。
先日試験1ヶ月前になったとき、「やばー あと1ヶ月で試験」と思って、はたと「でもその試験が終わったら・・夏?」と、慄然としました。
このまま何も決まらずに夏を迎えたら、とかなり血の気が引きましたね。
でもきっと何か決まる、しかも意外な形で、という確信があったので粘り続けましたけど。

このRAの仕事がいいのは、
まあ実際面として、お給料がもらえて、しかもon campus jobなのでビザ関係の面倒がないこと、時間の融通がきくこと、がありますが、
しかしそれよりも、教授との近しい関係が築けるというのが私にとっては一番のメリットです。
この教授(女性)は、もともとはpropertyやrailroad lawの専門で、今回の仕事もcon lawじゃなくてそっち関係です。
ものすごく頭がよくて、さらに人柄もさばさばしていて素晴らしい教授なんですよ。この学校でこれまで習った教授の中では一番有能な感じがしてます。
そんな教授の近くで何かやれるチャンスをもらえたんだから、最大限色々学ぼうと思います。

明日は、地元の裁判所でのjury dutyがあります。
これは、うちの1L生は必ず1回やらないといけないもの。
試験前でペーパーのdue前でoral argumentの準備もやらなきゃいけないときに、土曜の午後がまるまるつぶれるのは厳しいですが、まあこれもロースクールならではなので、せいぜいenjoyしてきます。


1ヶ月切る

2008-03-24 09:25:10 |  Study Law
試験まであと1ヶ月切りました。
本気モードです。
前回は、「Cは嫌だ~!」の一念で頑張りましたが、今回も「● studentになるのは嫌だ~!!」(●にはアルファベットが入ります)と、目の色が変わってます。

先週は、law reviewの write on competitionの説明会もありました。
以前ちょっと書いたように、各ロースクールのlaw review又はlaw journalのメンバーになるというのは相当なステイタスで、就職でも俄然優位に立てます。
(バラクがHarvard Law Reviewのpresident(編集長)だったのはここにも書いたし、今では有名な話ですね)
メンバーシップは、学校によって方針が違いますけど、大抵は、一部成績上位者(うちの学校ではトップ6%)は自動的にメンバーになれ、それ以外の大多数はwrite on competitionでいい結果を出す必要があります。
Write onは、大体どこの学校でもそうだと思いますが、うちの学校も2部式で、bluebookingとessayと、両方やる必要があります。
試験終了後の5月、まずbluebookingが8時間、essayは10日間です。
私も恥ずかしながら、参加するつもりです。
参加するからには、いい結果を出すよう頑張ります。

あと、先週は、先月提出したwritingの課題が添削されて戻ってきました。
教授から、
"I appreciate the hard work you put into Writing Assignment #3."
と、コメントがついていて、とても嬉しかったです。口頭でも、「すごく良くできてたわよ。」と褒めてくれました。
GradeやGPAには影響しないけど、writingは好きでもあり自信のあるところであり、かつnon-nativeの辛さを実感するところでもあるので、頑張ってそれが評価してもらえるというのは嬉しいです。

今週はoral argumentの2回目の練習もあります。
試験準備にargumentに就職活動に、今週も頑張ります。

図書館

2008-03-15 05:37:50 |  Study Law
今日は、朝イチでレンタカーを返して、そのまま学校の図書館へ。
春休み中は人がいないので絶好のチャンス、と、写真を撮ってみました。



窓の外の風景はこんな感じ。
場所によって見える風景は違いますが、基本的に緑豊かで和みます。



この後、雨が降り出してしまいました。
今日はしとしとと、長い時間降り続く雨です。


試験のreview

2008-03-08 07:00:35 |  Study Law
今日はここは朝からものすごい雷雨です。

にもかかわらず学校に行ったら、さすがに図書館もガラガラ。ほぼ貸切状態。
ネットのニュースでtornade watchが出たとかいうのを見て、へーと思っていたら、
図書館の係りの人が回ってきて、
「Tornade warning出てるから、あまり窓のそばにいない方がいいよ。(私は一番窓際の席に座ってた) 気をつけて、外の様子でヤバそうだと思ったら、奥の方に非難するように。」
だって。
実際、州のもちょっと北の方ではトルネード起こって家が壊れたりしてるみたいだしなぁ。
やや雨脚が弱まったのを見計らって帰ってきたんですが、今も外は滝のような雨と雷ビカビカです。洪水注意報が出てます。

こんな悪天候にも関わらずしかも授業もないのに学校に行ったのは、教授とのアポがあったから。
先学期のcontractsの試験の答案について、どこをどうしたらさらによくなるか教えてもらうことになってたんです。
え、今ごろ?って感じですよね。遅いですけど、教授に時間を割いてもらうからには、contractsもざっとおさらいして行く必要があると思って、その余裕が今までなかったんですよ。
でも、先学期の試験の中では、contractsが最もtraditionalなlaw school examの形式だったので、ぜひともちゃんとreviewしておきたかったんです。

教授も丁寧に私の答案を見直してくれていて、詳しく説明してくれました。
そして、やっぱりちゃんと聞いてよかったと思ったのが、どこが悪かったのかはっきり分かったこと。
長文問題のうち一つでかなりissueをmissしちゃったんですけど、教授によると、
「issue spottingをどうやるかは教えられることではない。しかし、issue spottingが出来ないときは、そのissueについての理解が不足しているのが通常である。もし十分に理解しているのにspotできなかったとなると、また全く別の問題だが。」
とのことでした。

これはすごく納得いきました。Missしたissueは、理解がいまいちしっかりしていないな、と自覚していたエリアの一つだったからです。
Issue spottingでその人のunderstanding of lawが判断できる、というのを身をもって実感しました。
答案の構成などはいいといわれたので、やはり小手先のテクニックとかじゃなくて、法の理解そのものですね。正面から取り組むしかないです。

Reviewのあと、教授とちょっとだけおしゃべりしたんですが、「JDの日本人はほとんどいない。君は私が教える最初のJDの日本人だ」と言われました。
(この教授はうちの大学の自慢の教授の一人で、かなり年配でもあります。)
やっぱり少ないんだなと、改めて知りました。
日本での知名度は低いですけど、学校自体はいいところですよ!(場所の田舎度には不満たらたらだけど)

さてさて、春休みはoutline作りに頑張ります。

疲・・・

2008-03-07 09:20:50 |  Study Law
やれやれ。今週も疲れた~。。

しかし!今日の午後から待望の春休み!!
授業のあと、友だちと学校からちょっと(かなり)離れたピザとサラダが評判のお店に行ってきました。
友だちの一人は、"This is the BEST salad I've had in my life!"とまで言ってたけど、well, I wouldn't go that far. It was just OK. Or, it was "Gainesville" good, I should say.
内心、「日本に来ればこんなのよりずっといいのがそれこそコンビニでだって買えるぜ」と思ったけど、言うのは控えた。
ピザもせいぜいがまあまあでした。釜で焼いてるとか大々的に書いてあったけど、そんなの(本場イタリアは言うに及ばず)日本だったら珍しくもないし。Again, it was "American" good.

今週は、放課後に、ApAdのoral argumentの練習第1回目がありました。
3人ずつのappellant, appelleeのグループ2つ、計6人と、judge役のTA2人。
今回は、5分の弁論時間で、3つある論点の2つをargueするんですけど、argumentの途中でもさえぎって、judgeから容赦なく質問が来るんです。

すごい緊張したけど、でも、思ったより楽しめた!
やっぱ、私なんかは言葉のハンデを自覚してるから、それなりに準備していくじゃないですか。
それに何より、これまで仕事で色々舞台を踏んできたというささやかな自信もあるし、いざとなったら肝が据わるんですけど、
アメリカ人は準備もせずにぶっつけ、しかも若いから打たれ弱い。
1人なんかは「やりたくない」って泣いちゃって、結局やらずじまいでした。なんじゃそりゃ~!!
でもまあ、みんな今回で学んだだろうから、次回以降はしっかり準備してくると思うので、私も一層頑張ります。

あと今週はですね、propertyで不動産登記とか学んだんですけど、いや~、すごいカルチャーショックでした。
アメリカの登記制度、州によって違うんですけど、日本のように不動産ごとに登記する制度は少数派で、大多数は当事者の名前がindexになってるんですよ。
だから、不動産売買の際は、title searchといって、売買を当事者の名前を頼りに一つ一つずーーーーーっとたどっていって、変な権利がくっついたりしていないか確かめないといけないんです。
ずーーーーーーーっとたどっておおもとまでいったら、またずーーーーーーーっと下ってこなきゃいけない。
これを、売買のたびに、イチイチやる。Searchは、基本的にはロイヤーの仕事。膨大な時間とエネルギーとそしてお金(ロイヤーはもちろんクライアントにチャージするから)が費やされている。

もうほんと、はァ?はァ?はァ?はァ~~~~~????、ですよ。
Unsophisticatedすぎる。あまりにも。
日本懐かしすぎ。

・・春休みといっても、「ひゃっほぅ!!」って遊びに行けないのが悲しいところ。
ほとんど勉強ですな。途中海を見にくらい行くかもしれないけど。

こちらは新緑も芽吹いてあちこちで花も目立ってきて、すっかり春。
日によって(又は1日のうちでも)気温は夏だったり冬だったり変化激しすぎるけど、一応、季節の移り変わりを感じるこの頃です。

Oral Argumentにドキドキ

2008-02-23 08:57:40 |  Study Law
今日もsugaは完璧だった。
周囲の誰も理解できないのをいいことに、「かっ・・・・こいい・・」(日本語)て言っちゃってる。
だってかっこいいんだもーん。美、美。
こんなセレブ級にかっこいい人(←独断)を学校で普通に見られるなんて、なんて幸せなんでしょ。

さて、今日のApAdでは、teaching assistantsによる、oral argumentのデモンストレーションがありました。
Appellant, appelleeそれぞれ弁論をやるんですが、判事役のTA3人が交互にビシバシ質問を放つ。
それに即座に応答する弁護人。
すっげーーー。

えっ、これ私もやるの??しかも、英語?
で、何?判事役は、赤の他人?
「ここの教授や、弁護士、裁判官で、遠いところではウエスト・パームビーチからも来ます。」
つまり、みんな本物。生徒同士で「エヘ、エヘ」みたいな馴れ合いは許されない。
聞くところによると、かなりシビアなことを言う判事役もいるとか。判事からの質問も、当然ながら事前に知らせてもらって準備する、とかそういうことできない。
とりあえず、来週金曜日のbrief提出が一つの山で、その後はoral argumentの準備になります。で、練習を経て、4月に本番。
もぅやるしかないんで、頑張ります。。

しかし、今日の弁護士役のTAもそうだし、今on-campus interviewを受けてる子達もそうだけど、
普段Tシャツ短パンビーサン姿の人たちも、そういう場になるとバッチリスーツで決めてきます(当たり前か)。
そして、それが普段のダレダレの姿からは想像もつかないくらい、みんなかっこいい。自然に似合ってて、日本人の若者にありがちなとってつけた感がない。
さすがそのあたりは西洋人ですね。
ちなみに、女性の靴は、日本のビジネスシーンで見かけるより、踵が高い気がします。
むしろピンヒールのハイヒールですね。デザイン的にはシンプルですが。
私もかなりなハイヒールを買いました。

これまで予習とApAd課題に追われていたけど、brief提出の山を過ぎたら試験の準備にもとりかからないといけない。
もう今学期も半分過ぎちゃうし。
あっという間です。

今学期の科目の中では、civ proが一番好き。(おおむね)論理的だし、頭の体操っぽいのが私好み。教授が素敵というのもちょっとあるね(ロマンスグレーな感じの上品な男性教授。穏やかな語り口なんだけど、時々ボソッと言うジョークが面白くてツボ)。

Propertyは、面白いけど試験を考えたらかなり大変そう。ようやくfuture interestsを脱してほっとしてる(いや、ほっとできないんだけど)。教授は女性で、とってもよくorganizeされた授業をしてくれるので、分かりやすいです。

一番好きじゃないのがcon law。あまりにもpoliticalすぎる、つまり、結局その時の最高裁の多数派が保守かリベラルかで決まっちゃう、みたいなところがまずturn off。
わが国の政治色ほぼゼロの裁判所に慣れてるからというのもあるけど。
そして、legalなdoctrineについてはやっぱり面白いから興味持って聞くんですけど、アメリカの歴史・政治的背景、みたいなのにあんまり深く入っていっちゃうと、さーーー て熱意が失せちゃう。
特に憲法ってそういうものと切り離せないのは分かってるんだけど、正直、ある程度以上の熱意は抱けない。なぜなら、結局は自分の国じゃないから。
アメリカのことが大好きだったら、あるいはもっと楽しめるのかもしれませんけどね。

今週末は、何とかbriefの第一稿完成と1回目のreviseまでやりたい。できればciv proとpropertyの復習もある程度進めたい。
がんばります!